家のフェンスが壊れる原因は?種類や修理業者選びのコツも解説

家のフェンスが壊れる原因は?種類や修理業者選びのコツも解説

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家のフェンスが壊れたまま放置していると、さまざまなリスクが生じてしまいます。
ここでは壊れたフェンスを放置しておくことのリスクやフェンスが壊れる原因、修理費用の相場、修理業者選びのポイントなどをお伝えします。

フェンスの種類

一口にフェンスといっても、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。
ここでは素材別に複数のフェンスをピックアップしました。
自宅に設置されているのがどのタイプなのか確認してみましょう。

1.木製フェンス

日本において、木材は古くから住宅の板塀として利用されてきました。
使用される木材の多くは、ヒノキやスギなどのソフトウッドと呼ばれる比較的柔らかな国産の木材です。

近年ではウリンをはじめ、赤道付近に生育する広葉樹を原料としたハードウッドのフェンスも増えています。
ハードウッドは高価ではありますが、耐用年数が20年程度と長いのが特徴です。

木材は金属よりも加工しやすいため、さまざまなデザインを実現できるのがメリットです。
普通の格子のほかにも、横格子や縦格子など色々なパターンがあります。

木材ならではの柔らかな質感があり、洋風から和風まで多彩な雰囲気の住宅にマッチするのもポイントです。
ただ、ソフトウッドは金属製のフェンスに比べて腐ったり朽ちたりしやすく、どうしても耐久性が低くなります。
定期的に塗装などのメンテナンスをしていれば2~5年程度は使用できますが、金属よりも手入れの手間がかかるのが難点といえるでしょう。

2.アルミフェンス

アルミは住宅用フェンスとしては主流といえる素材です。
金属の中では軽量で柔らかく加工がしやすいため、さまざまな製品がリリースされています。
デザインも豊富で好みや自宅の雰囲気にマッチしたものを選びやすいのがメリットです。

金属は錆びやすいイメージがありますが、アルミは比較的に錆びにくいのが特徴です。
アルミフェンスの多くは表面に加工や塗装が施されており、ほとんど錆びを気することなく使用できます。

柔らかくて加工がしやすい反面、スチールやステンレスよりも強度の面で劣る点がデメリットです。
強い衝撃を受けると歪んでしまうこともあります。

3.スチールフェンス

スチールフェンスは重くて頑丈、アルミやステンレスなどほかの金属素材に比べて価格が安いという特徴があります。
メッシュタイプは敷地の境界を隔てるのに便利で、住宅以外にも公園や公共施設などさまざまな場所で採用されています。

一方で格子の隙間が大きいため、目隠し用には向いていません。
また、アルミやステンレスなどに比べると錆びやすいのもデメリットといえるでしょう。

4.樹脂フェンス

樹脂は、金属と木材のいいとこどりをした素材です。
金属のようにメンテナンスが手軽な上、温かな風合いやデザインの多彩さといった木材の特徴も兼ね備えています。

木粉を混ぜて作られるため、中には一見すると木材にしか見えない製品もあります。
しかし、実際には樹脂の性質を持っており、腐食によるダメージが少なく、木材よりも耐用年数が長いのも特徴です。

製品によって差はありますが、価格は木製より高めです。
また熱に弱く、太陽熱で曲がったり歪んだりすることもあります。

フェンスの壊れる原因

金属製であればそう簡単に壊れることはないものの、強い衝撃を受けると壊れてしまうこともあります。
フェンスが壊れる原因を以下にいくつかピックアップしました。

1.台風による被害

台風が接近したり直撃したりすると、フェンスが強風にあおられ、支柱が曲がったり、パネルが吹き飛ばされたりといった事態も起こります。
フェンスが全面的に倒れてしまうケースも少なくありません。
特に隙間がほとんどない目隠しタイプのフェンスは、風をもろに受け止めてしまうため、壊れやすい傾向があります。

このため、頻繁に台風が上陸するエリアでは格子やメッシュタイプのフェンスがおすすめです。
これらのタイプは風を通過させられるため、受けるダメージが少なくて済みます。

2.車やバイクの衝突

フェンスは家の敷地と道路の境目に用いられることが多く、バイクや車などが衝突することもあります。
このようなケースでは、フェンスに強い衝撃が加わり、損壊してしまいます。

老朽化が進んでいた場合、強く蹴ったり、もたれかかったりしただけでも壊れてしまう可能性があるため注意しましょう。

3.寿命

前述のとおり、金属製のフェンスは腐食しにくいのが特徴ですが、絶対に錆びや腐食が生じないというわけではありません。
表面の塗装や皮膜がはがれてしまうとそこから徐々に錆が広がります
そのままメンテナンスをしないでいると劣化が進んで突然壊れてしまうことも考えられます。
一般的に金属製のフェンスは、適切なメンテナンスを続けていれば10年~15年ほど使い続けることができます
しかし、使用環境や手入れ状況によっては早い段階で壊れてしまうこともあるでしょう。

一方、ソフトウッドなどの木製フェンスは雨風による腐食や紫外線のダメージを受けやすく、寿命は金属よりも短めです。
市販の木製フェンスであれば防腐加工が施されていることがほとんどですが、未加工の木材だと腐食の進行はさらに早くなるでしょう。

フェンスを修理しないでおく弊害

フェンスの修理を業者に依頼すると費用がかかるため、ためらっている方もいるかもしれません。
しかし、壊れたフェンスを修理せずに放置してしまうと、以下のようなリスクが発生する可能性があります。

プライバシーの侵害

フェンスを設置する大きな目的のひとつは目隠しです。
ほとんどの場合、フェンスは住居を囲むように設置し、近所の住民や通行人の視線を遮る役割を果たしています。

このため一部分でもフェンスが壊れてしまうと、外から中の様子が覗けてしまいますし、強風などで完全になぎ倒されてしまったようなケースでは、家の様子が丸見えになりプライバシーを確保できなくなってしまいます。

空き巣などの侵入リスク

フェンスを設置していれば敷地の外側からは住人がいるかどうか確認できないため、防犯にも役立ちます。
空き巣は防犯が手薄で侵入しやすそうな家を狙って犯行に及ぶ傾向があります。
フェンスが壊れて敷地の様子が見えるとなると、侵入の可能性が高くなってしまいます。

DIYでの修理は可能?

金属製フェンスの破損に関しては、部分的に修理するというよりも丸ごと新しいフェンスと交換するのが一般的です。
強い衝撃によってフェンスが大きく変形しているような場合では、そもそも修理自体が困難です。
状況によってはコンクリートの基礎やブロック塀などの工事も必要になるため、業者に依頼して修理してもらうことをおすすめします。

一方、木製のフェンスはある程度はDIYでも修理が可能です。
例えば、塗装の剥げや小規模の腐食の補修では、サンドペーパーなどで腐食部分を削ってパテ埋めし、塗装し直すといった作業を要します。
この程度であれば、多少DIYに慣れている方であれば対処できるレベルといえるでしょう。
ただ、自分で修理をするとなると費用の節約にはなりますが、仕上がりの完成度を考慮するのであれば、やはり業者への依頼を検討しましょう。

修理費用の相場

業者に修理を依頼する前に、しっかり費用の相場を確認しておきましょう。
費用はフェンスの種類によって異なります。
フェンス10m当たりの修理および設置にかかる費用相場は、木製であれば24~40万円、アルミ製は20~32万円、スチール製は10~24万円、樹脂製は28~48万円です。

修理業者の選び方

リフォーム会社やハウスメーカー、建設会社、エクステリア工事の専門業者など、修理に対応してくれる業者はたくさんあります。
ここでは、業者を選ぶときのポイントをまとめました。

フェンスの施工に強い

業者によって、工事の内容に得意不得意があります。
極端な話、内装の専門業者にフェンスの修理を依頼しても、技術力や工事のノウハウ面で満足いく仕上がりは期待できないでしょう。
また、このようなケースでは、依頼された内装業者が外構工事業者へ工事を丸投げしてしまう、というケースも多くみられます。

フェンスの修理は、エクステリア工事を得意としている業者がおすすめです。
今までの工事実績を写真で確認できるなお安心して任せられるでしょう。

保証の有無

せっかく修理してもらったものの、またすぐに壊れてしまうことも考えられます。
このようなとき、施工後の保証をしていない業者では再度費用が発生してしまいます。
契約する前にアフターフォローや保証があるかどうか、期間はどれくらいなのかを確認しておきましょう。

相見積もりをとる

複数の業者から見積もりをとり、価格を比較しましょう。
業者によって修理や交換にかかる費用は大きく変わります。
特に依頼だけ受けて工事を下請けに丸投げするような業者は、中間マージンが発生するため金額も高くなりがちです。
できるだけエンドユーザーと直接契約を結んでいる業者を選び、最低でも3社からは見積もりを取って価格や工事内容を比較してください。

悪質な業者には注意

リフォームやエクステリア工事を行う業者の中には、少なからず悪質な会社もあります。
契約をやたらと急いだり、工事代金を一括で前払いさせようとしたりする業者は、資金繰りが悪化しており、入金後に最後まで工事が行われないまま連絡がつかなくなるケースも考えられるため注意が必要です。
また、簡単に値引きに応じてくれる業者にも気を付けましょう。
このような業者は本来必要な資材を減らしたり、職人の質が劣っていたり、工事に手を抜いたりする恐れがあります。

まとめ

壊れた家のフェンスを放置すると、プライバシーの侵害や空き巣の侵入といったリスクが生じる恐れがあります。
壊れたまま放置せず、なるべく早く対処するようにしてください。

強い衝撃によって生じた金属製フェンスの損傷に関しては、修理というよりもフェンスそのものを交換しなければならないことがほとんどです。
大がかりな作業になるため、技術力のある業者に直してもらいましょう。

また、家を取り囲むフェンスは外側から最も見られる部分です。
ペンキを塗り直す程度であればDIYでも対処は可能ですが、きれいに仕上げるためには、やはり業者への依頼をおすすめします。

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