Macがフリーズして動かない対処法を解説!カーソルが動かない・強制終了できないときは?

Macがフリーズして動かない対処法を解説!カーソルが動かない・強制終了できないときは?

「Macが頻繁にフリーズする」「特定の動作をするとフリーズしてしまう」といったトラブルが起こると強制終了したくなってしまいますが、パソコンに多大な不可をかけてしまうので、極力控えましょう。

強制終了を行う前に試してほしい対処方法があるので、紹介します。

ほかにも、本体やアプリの強制終了する方法や、おすすめのパソコン修理業者を紹介するので、参考にしてください。

Macがフリーズする原因

Macが固まって作業ができなくなる原因はいくつかありますが、最も多いのはフリーズです。
フリーズはパソコンに高い負荷がかかることにより、一時的に固まってしまう状態のことを指します。

そして、その状態から回復しない状態をハングアップと言います。
しばらく待ってもハングアップが続く場合は、強制終了や再起動をして改善を図るしかなくなります。
また、非公式のアプリをインストールしたり、ハードディスクに何らかの不具合が生じたりしているときにも、フリーズは起こります。

Macがフリーズしたときの対処方法

パソコンがフリーズしてしまったときは、どのようなことをすればよいのでしょうか。
次の項目では、パソコンがフリーズしたときに試してほしい、7つの対処法を紹介します。

1.焦らずに待ってみる

パソコンがフリーズしたときに意外とやってしまいがちなのが、ボタンの連打やクリックです。
パソコンの動作が遅かったり、アプリが反応しなかったりするときは、バックグラウンドで処理に時間がかかっていることが考えられます。

ここでクリックを重ねて、パソコンの動作に負荷をかけないようにしましょう。
一度ディスプレイを閉じてみる、単純に待ってみるのも大切です。
スリープ状態にして、しばらく放置してみましょう。

2.パソコンを再起動する

フリーズに限らず、パソコンの再起動は不具合に対し有効な対処法です。

手軽に不具合を改善できる可能性があるのでおすすめの方法ですが、作業中のデータなどは保存されないので、その点は気を付けましょう。

マウスが動く状態なら、[メニューバー]から[アップルマーク]を選択、[再起動]をクリックします。
キーボードから再起動を行うなら、[control]キーと[電源ボタン]を同時に押し、表示されるダイアログから選択します。

3.パソコンのクリーンナップをする

Macのアクティビティモニタを見てみると、自分が起動させているアプリケーション以外にも、多くのアプリケーションが起動していること分かります。
そのひとつひとつのプロセスが、メモリを大きく使用し、パソコンの動作を遅くする原因になります。

パソコンの動作をスムーズにするために、それらのアプリを削除することも大切です。
また、ゴミ箱内に溜まったファイルの削除や、デスクトップの整理などを行い、クリーンナップを心がけるといいでしょう。

4.OSを最新の状態にアップデートする

頻繁にフリーズが起きる場合は、MacのOSやアプリを最新のバージョンにアップデートすることで、不具合が解消することがあります。
特定のアプリを起動させているときにだけトラブルが起きる場合は、そのアプリを最新のバージョンにアップデートしてみましょう。アプリをアップデートする手順は、以下の通りです。

アプリのアップデート手順
  1. App Storeを開く
  2. サイドバーから「アップデート」をクリック
  3. アップデートをしたいアプリ横の「アップデート」をクリックする

出典:Apple

5.セーフモードで起動して検査する

セーフモードとは、システムが最低限起動するファイルだけを読み込んで、動作するモードです。
セーフモードにするには、起動時に[Shift]キーを長押しします。
[ディスクユーティリティー]から[First Aid]を選択すれば、問題を自動で検知し簡易的に修復してくれます。

6.SMC(システム管理コントローラ)をリセットする

Macのバッテリーや冷却ファンの管理、電源回りの処理を行っているSMC(システム管理コントローラ)。
このSMCに不具合があると、フリーズが起こりやすくなります。
なので、頻繁にフリーズが起こる場合は、SMCのリセットを試してみましょう。

ちなみにAppleシリコン搭載のMacは、再起動を行えばSMCリセットも同時に行われるため、特別な手順は不要です。

SMCリセットの手順
  1. Macをシステム終了する
  2. [control]+[option]+[shift]+[電源ボタン]を7~10秒ほど長押しする
  3. 数秒待ってから電源ボタンを押してMacの電源を入れる

出典:Apple

7.PRAM(パラメータ RAM)をクリアする

PRAM(パラメータ RAM)というメモリに保存されているデータが破損すると、SMCに不具合が起きたときと同様にフリーズが起こりやすくなります。
SMCをリセットしたように、PRAMを一度クリアしてハードウェアの情報をリフレッシュしてみましょう。

こちらもAppleシリコン搭載のMacでは不要なため、以下の手順は行う必要がありません。

PRAM/NVRAMリセットの手順
  1. Macをシステム終了する
  2. Macの電源を入れ、すぐに[option]+[command]+[P]+[R]の4つのキーを長押しする
  3. 20秒ほど長押しを続けたらキーを放す

出典:Apple

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それでもMacがフリーズするなら強制終了を試す

上記のどの方法を試してもフリーズ状態が改善できない場合は、最終手段として強制終了をする方法もあります。
ただし、強制終了はあくまで最終手段のひとつであり、応急処置的なものです。
頻繁に行うとパソコン本体がダメージを受けることもあるので注意しましょう。

アプリの画面はフリーズしているものの、マウスやキーボードが動く場合、アプリを強制終了する<ことで症状が解消される可能性も。
ただし、強制終了すると保存されていないデータは失われてしまうので注意しましょう。

では、強制終了の方法を紹介します。

Mac(本体)を強制終了する方法

まずは、Macの強制終了の方法から紹介します。
強制終了のやり方には一般的な方法から、キーボードが使えなくなった場合の方法、カーソルが動かない場合などに有効な方法など、いくつかの方法が存在します。
それでは、確認していきましょう。

Macの一般的な強制終了の方法

一般的な強制終了の方法は、フリーズの症状が画面のみで、カーソルは動いているという場合に有効です。
[メニューバー]から[アップルマーク]を選択して、プルダウンから[強制終了]という項目をクリックするだけです。
これで強制終了は完了します。

Touch Barを使った強制終了の方法

Touch Barが搭載されている機種の強制終了の方法は、とても簡単です。
Touch Barの右端にある[電源ボタン]を長押しするだけで完了します。
強制終了後に再起動をする場合は、10秒ほど時間を置いてから行うようにしてください。

ショートカットキーを使った強制終了の方法

キーボード操作を受け付けている場合は、ショートカットキーを利用して強制終了することもできます。
使えるショートカットキーは2つあります。

一つ目はログアウトする方法です。 [Command(⌘)]+[option]+[shift]+[Q]を同時に押します。
これでダイアログなしですぐにログアウトになります。

もう一つは強制的に再起動する方法です。
[Command(⌘)]+[control]+電源ボタンを押します。
こちらもダイアログなしですぐに再起動が始まります。

直接電源をオフにする方法

上記の方法を試しても強制終了ができない場合には、直接電源をオフにするやり方もあります。
方法は、Macを起動させるときに押す[電源ボタン]を長押しするだけです。

ほとんどの場合、これで強制終了ができます。
ただ、この方法を頻繁に行うと、本体またはハードディスクに何らかの悪影響を及ぼす可能性があります。
データの破損や、パソコンの寿命を縮める原因にもつながるので、注意が必要です。

アプリを強制終了する

次に、アプリを強制終了する方法を紹介します。
アプリの終了は、Mac本体の処理速度を回復させることにもつながります。
フリーズ以外にMacの動作スピードが重い、正常に作動しないなどの症状を改善するのにも役立ちます。

一般的なアプリの終了方法

一般的なアプリの終了方法は[メニューバー]から[アップルマーク]を選択して、プルダウンから[アプリケーションメニュー]を選択、終了させたいアプリを選んで[終了]を選択します。
これでアプリの終了は完了です。

また、ショートカットキーを使う方法もあります。
その場合は[Command(⌘)]+[Q]を同時に押すことで、アプリを終了させられます。

ショートカットキーを使った強制終了の方法

一般的な方法でアプリを終了させられない場合や、カーソルが使えないときには、ショートカットキーを使って強制終了をすることも可能です。
やり方は[Command(⌘)]+[option]+「esc」を同時に3秒間長押し、[アプリケーションの強制終了]の画面が表示されたら強制終了させたいアプリを選択して[強制終了]のボタンを押します。

また最前面のアプリのみを強制終了するショートカットキーもあります。 こちらも[Command(⌘)]+〔shift〕+[option]+[esc]を同時に3秒間押します。 強制終了の場合、保存されていないデータは消えてしまうことに注意してください。

Dockから強制終了する方法

Dockからも、簡単にアプリを強制終了させられます。
まず、強制終了させたいアプリのアイコンを[option]を押しながら右クリックで選択します。
すると[強制終了]という項目が出てくるので、それを選択しましょう。

アクティビティモニタを使う方法

Mac内にあるアクティビティモニタからも、アプリを強制終了させられます。
まず[メニューバー]から[アップルマーク]を選択、プルダウンから[アプリケーションメニュー]を選択し[ユーティリティ]から[アクティビティモニタ]を起動させます。

すると[アクティビティモニタ(すべてのプロセス)]という画面が表示されるので、強制終了させたいアプリを選択し、左上に表示される[×]印をクリックします。
その後、ダイアログが表示されるので[強制終了]のボタンを押しましょう。
これで強制終了が完了します。

ターミナルを使う方法

最後に、普段あまり使用しない「ターミナル」というツールを使った強制終了の方法を紹介します。
まず[メニューバー]から[アップルマーク]を選択、プルダウンから[アプリケーションメニュー]を選択し[ユーティリティ]から[ターミナル]を起動させます。

起動させた画面に表示されるApp IDの末尾に[top]と打ち込み[return(enter)]を押します。
すると[アプリケーション一覧]が表示されるので、強制終了させたいアプリのPID(Process ID)を確認し、ターミナルのプロセスを[Q]キーを押して終了させます。

そして改めて[kill(強制終了コマンド)]と打ち込み[return(enter)]を押します。
これで強制終了が完了します。

それでもMacがフリーズするならパソコン修理業者に相談

これまで紹介した方法を全て試してもフリーズ状態が解消しない、フリーズが頻繁に起こる場合は、早めに専門の修理業者に依頼しましょう。
専門の修理業者には即日対応してくれる店や、無料で集荷(バイク便・4輪便)に来てくれる業者もあるので便利です。

Macのフリーズは「PCホスピタル」への相談がおすすめ

MacBookのフリーズに悩まされている方は、パソコントラブルのプロに一度相談してみましょう。

PCホスピタル」とは、デジタル機器の有料訪問サポートで高い利用率を誇る業界最大手のパソコン修理業者です。

年中無休&全国対応しており、最短即日の液晶交換対応が可能!データをしっかりと保護したまま修理をしてくれます。

また、訪問対応の時間が取れない方には宅配修理も行っており、主要店舗では持ち込み修理も可能です。

しかも、トラブル診断後の見積りで提示した料金以外の費用を請求がないので、安心して依頼ができますよ。

修理依頼の流れ

  1. まずは専用フリーダイヤルで相談
    ※受付時間 9:00~21:00(年中無休)
  2. パソコンで困っている内容を伝える
  3. 料金体系についての案内を受ける
  4. 希望の日時を伝えて訪問日時を決める
  5. 予約当日に現地で診断・見積り
  6. 見積り了承後に修理

PCホスピタルの口コミ

PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。

  • その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
  • ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
  • 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。

出典:みん評


\いつでも事前申し込み可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系について、こちらの記事でも紹介しています。参考にしてくださいね。

他のサービスも検討したい方はパソコン修理業者はどこがいいかを解説している以下記事もご一読ください。

Macがフリーズしないための予防策

Macがフリーズしてしまう症状を予防するには、以下の3つの対策がおすすめです。

高負荷がかかる作業を控える

Macのフリーズを避けるために、なるべく高負荷がかかる作業を控えましょう。

特に動画や音楽編集などの作業は高い負荷がかかるのでフリーズが起きやすいです。

もしフリーズする頻度が高いときは、ほかのアプリを終了し1つのアプリだけを開くように意識しましょう。

こまめにソフトウェアアップデートを行う

ソフトウェアアップデートを行い最新版を利用することで、それまで起きていたバグや障害などが解消されることがあります。

ソフトウェアアップデートの手順は以下の通りです。

macOSをアップデートする手順
  1. 画面左上のApple メニューから「システム設定」を選択する
  2. サイドバーの「一般」をクリックし、「ソフトウェアアップデート」をクリックする
  3. 新しいソフトウェアが表示されたら、クリックしてアップデートを開始する

出典:Apple

サードパーティ製アプリの使用を避ける

Apple公式以外のサードパーティ製アプリは誤作動を起こすものも多く、OSをアップデートをするとうまく機能しなくなることがあります。

サードパーティ製アプリをインストールするときは、対応OSをチェックしてトラブルがないものだけを使用しましょう。

アプリをアンインストールする手順は以下の通りです。

アプリのアンインストール手順
  1. DockでLaunchpadをクリックするか、「アプリケーション」フォルダからLaunchpadを開く
  2. アンインストールしたいアプリを探し、表示する
  3. 「option」キーを長押しし、すべてのアプリを小刻みに揺れさせる
  4. アンインストールしたいアプリの「×」マークをクリックする

出典:Apple

Macがフリーズして動かない対処法を解説!まとめ

今回は、Macがフリーズして動かないときの原因と、対処方法について紹介しました。
これら全ての方法を試しても「症状が改善しない」「Macを強制終了をしても復旧しない」場合には、Mac専門の修理業者に依頼するなどプロに任せましょう。
焦って動作を重ねたり、下手に分解したりしてパソコン本体を故障させないように注意しましょう。

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