ノートパソコンのバッテリー交換料金は?おすすめの業者・メーカー別交換方法・寿命

ノートパソコンのバッテリー交換料金は?おすすめの業者・メーカー別交換方法・寿命

ノートパソコンを使っていると、「バッテリーを交換してください」と警告が出ることがあります。このような時どうすべきか、交換作業時の注意点やタイミングについて解説します。

また、バッテリーの寿命を延ばすコツについても紹介するので、参考にしてください。

ノートパソコンのバッテリー交換も
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Dr.Home Net 監修者 森田 雄飛

監修者:森田 雄飛
パソコン修理に携わり13年

パソコンサポートスタッフとして現場で活躍し、本社異動後は2014年上場を経験しつつ、次世代の人材育成に従事。 これまで主に、技術スタッフ向けに施策や技術ツールの勉強会を実施しているほか、新卒入社社員向けに基礎的な技術研修はもちろん、 パソコンを使用するうえでの情報セキュリティ研修を実施。 それらの経験を活かしパソコン整備士テキストや問題作成など内容のメイン監修を行っている。 現在は、専門学校向けにパソコン整備士受験対策講座を実施中。

INDEX

ノートパソコンのバッテリーの寿命は2~3年

一般的に、ノートパソコンのバッテリー交換の目安は、2~3年に一度といわれています。 バッテリーは消耗品のため、長く使っていると劣化し、電気をたくわえる能力が落ちてしまうのです。

毎日こまめにACアダプターに繋ぐなど、使い方や環境しだいでは1年程度で取り替えることもあります。 一方で、それほど使用頻度が高くない場合は、5年たっても性能の低下を感じずに済むことも、考えられるでしょう。

平均すると2~3年とはいわれているものの、あくまで目安です。 人それぞれで、取り替えるタイミングは異なります。

ノートパソコンのバッテリー寿命を確認する方法

バッテリー交換を検討する前に、まずはバッテリーの寿命を確認しましょう。

バッテリーの寿命は、以下の方法で確認できます。

バッテリーレポートの確認手順
  1. 画面左下タスクバー内の検索ボックスで「コマンドプロンプト」と入力する
  2. コマンドプロンプトを長押しして、[管理者として実行]を選択し、[はい]をクリック
  3. コマンドプロンプトで、「powercfg /batteryreport」と入力し、Enterキーを押す
  4. 「バッテリ寿命レポートが保存されました。」とメッセージが出たら「C:Users~battery-report.html」の部分をコピーする
  5. Webブラウザを起動し、アドレスバーに先ほどコピーしたファイルパスを貼り付けしEnterキーを押す
  6. battery report(バッテリーレポート)が表示される

出典:Microsoft サポート

バッテリーレポートの確認方法

「DESIGN CAPACITY」が出荷時のパソコンのバッテリー容量で、「FULL CHARGE CAPACITY」が現在のバッテリー容量になります。

「CYCLE COUNT」はこれまでに行われた充電回数となり、バッテリーの性能や使い方などにもよるものの、リチウムイオンバッテリーの寿命は満充電500回程度です。

記載されている充電回数が500回付近であれば、交換を検討しましょう。

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ノートパソコンのバッテリー交換費用は?

ノートパソコンのバッテリー交換は意外とお金がかかるもの。 公式に相談してみたら意外と高額で、バッテリー交換を諦めてノートパソコンを買い替える人もいます。

それでは、ノートパソコンのバッテリー交換にかかる費用はどれくらいなのでしょうか。 自分で純正品・互換商品と交換する場合や、ショップに依頼した場合の費用相場を紹介します。

純正品のバッテリーと交換する場合

メーカーや機種にもよりますが、純正品のバッテリーは8,000円〜2万円程度で買えます。自分でバッテリーを外せるタイプのノートパソコンなら、純正品を購入して自分で交換してみると良いでしょう。

ただ、PCショップで純正品を取り扱っていることもありますが、本物かどうかはわからないので、純正品は公式で買うことをおすすめします。

また、純正品との交換の場合はあくまでまだ生産されている商品であることが前提です。生産・販売終了している商品をはじめとする古い商品は純正品の取り扱いが無いこともあるので、他の選択肢も視野に入れて下さい。

互換商品と交換する場合

該当機種のバッテリーの製造が終了してしまっている場合や、正規品が思いの外高額だった場合は互換商品という選択肢もあります。 互換商品の場合、5,000円あれば十分買えるでしょう。

ただし、互換商品への交換は自己責任です。 万が一バッテリーとノートパソコンの相性が悪かったなどの理由でノートパソコンが壊れた場合、保証が受けられなくなることがあります。

したがって、普段からパソコンを改造するなど機械に強い人は良いですが、そうでない人にはあまりおすすめできない方法です。

プロに相談する場合

自分でバッテリー交換をするのが不安だったり、バッテリーの取り外しができないタイプのノートパソコンだったりする場合は、無理をせずにプロに任せた方が良いでしょう。それでは、プロに相談する場合の相場を紹介します。

メーカーに相談する

メーカーの修理センターに交換してもらう場合の相場は、15,000円〜25,000円です。 電源が入らない原因がバッテリーなのかわからない場合には、検査費用として5,000円〜1万円ほど上乗せされることもあります。

また、保証期間の場合無料で修理に対応してもらえることもあります。 購入時に長めの保証サービスに加入した場合は、保証期間を確認してみて下さい。

メーカーに相談するメリットは、保証がしっかりしている点です。 修理に失敗した際に新品と交換など保証が受けられるので、安心して自分のノートパソコンを預けられるでしょう。

プロのパソコン修理業者に相談する

プロの修理業者に相談した場合の相場は、10,000円〜15,000円です。 また、こちらも同じように電源が入らないなどの原因がわからない場合は検査費用として5,000円ほど上乗せされることがあります。

プロの修理業者に依頼するメリットは、最短即日で対応してもらえる点です。 メーカーだと修理待ちもあり、長い時は修理に1ヶ月かかることもあります。

対して修理業者なら依頼してすぐに対応してもらえるので、予備を用意しなくてもすぐに依頼できるでしょう。

PCホスピタルなら最短即日対応してくれます。バッテリー交換業者を探しているならぜひご検討下さい。

ほかにも、おすすめのパソコン修理業者や依頼先の選び方についてまとめた記事があるので、参考にしてください。

バッテリー交換はパソコン修理業者への依頼がおすすめ

ノートパソコンのバッテリー交換は、費用や手間を考慮した上で最適な方法を選ぶことが重要です。メーカーに依頼する場合、純正品での交換が保証される一方、費用が高額になりがちです。

また、自分でバッテリーを外せるタイプのパソコンであれば、市販の純正品や互換バッテリーを使って比較的簡単に交換できます。

ただし、最近のノートパソコンはバッテリーが内蔵され、自分で取り外せない設計のものも増えています。この場合は、パソコン修理業者に依頼するのが最適です。

修理業者はメーカーよりも費用が抑えられ、短期間で確実に交換作業を行ってくれます。特に「PCホスピタル」では、プロが丁寧かつ迅速に対応するため、安全で安心なサービスが期待できますよ。

バッテリー交換依頼は「PCホスピタル」に相談しよう

出典:PCホスピタル

「自分でバッテリー交換するのが不安」という方は、PCホスピタルに一度相談してみましょう。

年中無休&全国対応してくれるパソコン修理のプロで、訪問サポート実績が年間約14万件あります。バッテリー交換なら、最短即日で対応してくれる場合も。

持込修理出張修理宅配修理に対応しており、WEBでも24時間受付できるので、都合のよいタイミングで相談してみましょう。

バッテリー交換の費用

PCホスピタルのバッテリー交換にかかる費用は、機種やパソコンの状態によって異なります。無料で事前見積が可能なので一度相談してみましょう。

65歳以上の方や大学生の方などは10%割引になるのでお得です!

バッテリー交換を依頼する流れ

  1. まずはフリーダイヤルWEBにて相談
    ※電話受付時間 9:00~21:00(年中無休)
  2. パソコンで困っている内容を伝える
  3. 料金体系についての案内を受ける
  4. 希望の日時を伝えて訪問日時を決める
  5. 予約当日に現地で診断・見積り
  6. 見積り了承後に修理

PCホスピタルの口コミ

PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。

  • その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
  • ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
  • 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。

出典:みん評

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PCホスピタルの口コミ・評判やサービス内容については、こちらの記事でもまとめています。併せてご一読ください。

バッテリーが劣化する原因

バッテリーは使い方次第で、寿命が1年のこともあれば5年のこともあり、その違いを気になる人もいるでしょう。 バッテリーの性能が落ちる原因としては、主に次の要素が関係しています。

温度

ノートパソコンのバッテリーに使われているリチウムイオン電池は、高温に弱い性質があります。

そのため、真夏に暑い部屋で使用していたり、持ち運ぶ際車内に放置したりしていると、パソコン本体が熱くなりバッテリーの劣化を早めてしまうのです。

特にノート型では、デスクトップ型に比べてパーツが詰まって配置されているので、熱をため込みやすいのも一因です。

パソコンの頭脳ともいえるCPU(Central Processing Unit)の適正温度は40~70℃ほどとされており、使用時の室温は16~25℃が適温といわれています。

主に問題となるのは高温ですが、低温もまたバッテリーの性能低下を加速させる原因になります。 暑すぎず寒すぎない環境で、使用することを心がけましょう。

パソコンの熱対策については、下記の記事も参考にしてみてください。

充電回数

バッテリーは、充電できる回数が決まっています。 どの製品でも目安は約500回ですが、中にはより高性能な、1000回の充電が可能な製品もあります。

いずれにせよバッテリーは、この決められた回数を超えると、性能が落ちやすくなり、最終的には充電できなくなります。 500回が限界とすると、1日1回充電すれば、1年半もしないうちに消耗しきってしまう計算です。

残量が減っていない時でも、とりあえずACアダプターに繋いでおくなど、無意味に回数を増やすことはやめた方がよいでしょう。

フル充電

意外にも、バッテリーはフル充電すると劣化が早まります。100%にすると内部が高電圧状態となり、長く続くほど負担になるのです。

理想は80%の充電率で使用すると良いと、いわれています。ノートパソコンの中にはアプリで電源の状況をモニタリングし、80%以上は充電できないように制御するものも。活用するとよいでしょう。

バッテリー交換のタイミング

バッテリーを交換した方がよいケースとしては、3つのタイミングが挙げられます。

「バッテリーを交換してください」と出る

パソコンの使用中に「バッテリーを交換してください」と警告が表示された場合は、取り替えるタイミングと思ってよいでしょう。 メーカー製のパソコンでは、電源状況を確認できるアプリがあらかじめ入っていることがあります。

バッテリーのパワーが落ちてくると知らせしてくれるので、自分で管理せずに済み便利です。

充電してもすぐに残量が減ってしまう

バッテリーの性能が低下してくると、100%まで充電してもすぐに残量が尽きてしまいます。 購入時より明らかに駆動時間が短くなった場合は、取り替え時期と思ってよいでしょう。

例えば「パソコンを購入した当初は6時間使えていたのに、今は1時間しか持たなくなってしまった」などのケースです。 体感できるほど短くなった場合は、交換時期がきています。

ACアダプターなしで起動できない

ACアダプターを外していると電源が入らない場合、バッテリーが機能していない可能性が高いです。 普段持ち運んで使うことが少なく、いつもACアダプターをつけたままで使用している場合、性能が落ちていることに気がつきにくいです。

劣化が進み、完全にバッテリーが使えなくなっている可能性もあるでしょう。 いざという時に慌てないためにも、月に1回程度はACアダプターなしで使用してチェックすることをおすすめします。

バッテリー交換の方法

バッテリーを交換する方法は、パソコンの機種ごとに異なります。 自分で作業できることもあれば、修理業者に依頼しなければならないこともあるため、手元のパソコンに応じて選択しましょう。

自分で交換できるケース

公式のオンラインストアなどで、純正のバッテリーパックを販売している場合は、自分で手軽に付け替えられます。 この場合バッテリーは外付けで、あらかじめワンタッチで取り替えできるよう設計されていますよ。

交換方法は、まずパソコンの電源を切り、全てのケーブルや接続機器を外します。 その後バッテリーパックを引き抜き、新しいものを取り付けるだけです。

ほかにも、MacBookやSurfaceのバッテリー交換についてまとめた記事もあるので、こちらも参考にしてください。

業者に依頼して交換するケース

一方、バッテリーが内蔵されているタイプのノートパソコンでは自分で作業はできないので、修理業者に依頼して交換してもらいます。 内蔵タイプの場合、パソコンの蓋を開けて、いったん分解しなければなりません。

自分でやろうとすると、内部の部品を傷め、本体ごと壊してしまうリスクもあります。自己修理は、決して行わないようにしましょう。PCホスピタルなら最短即日対応してくれます。

【メーカー別】ノートパソコンのバッテリー交換方法

各メーカーによってバッテリーの交換方法は異なります。バッテリーの交換方法を全く知らずに交換しようとすると、ネジを壊してしまうなど状況を悪化させてしまうこともあるでしょう。

また、メーカーによってはバッテリー一体型で普通の手段では交換できないケースもあります。

そこで、ここではメーカー別のバッテリーの交換方法を紹介します。今回ご紹介するメーカーは次の通りです。

NEC(LAVIE)のバッテリーを交換するには

NECのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:22,440~46,860円
  • 期間:要問合せ

NECのバッテリー交換サービスは、電話・メール・FAXなどで申し込みが可能です。その後、NECあんしんサービス便または指定の回収便でパソコンが回収されます。

交換作業完了後、自宅へ返却されますが、交換にかかる具体的な日数については案内がないため、事前に確認することをおすすめします。

出典:NEC

HPのバッテリーを交換するには

HPのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:29,700円~
  • 期間:7日~
HP製パソコンのバッテリー交換は、電話またはWebから依頼可能です。集荷サービスを利用する場合は、2,750円の配送料が加算されます。修理完了後から90日間の保証が付いており、正規サービスならではの手厚いサポートを受けられるのが特徴です。

出典:HP

Dellのバッテリーを交換するには

Dellのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:要問合せ
  • 期間:要問合せ

Dellのノートパソコンのバッテリーを交換する際は、まず使用しているパソコンのマニュアルを確認しましょう。

内蔵バッテリータイプのパソコンの場合は、有料のバッテリー交換サービスを利用します。Dellサポートより問合せと申込を行いましょう。

自分でバッテリー交換できるタイプの場合は、Dellサポートで使用しているパソコンを特定すれば、バッテリーを購入するページに飛ぶことが可能です。

出典:Dell

東芝(Dynabook)のバッテリーを交換するには

東芝のバッテリー交換費用・期間
  • 費用:39,400円~
  • 期間:要問合せ

東芝のノートパソコンには、自分でバッテリーパックを交換できる「バッテリーパック搭載モデル」と、自分で交換できない「バッテリーパック内蔵モデル」があります。

私用しているパソコンの機種名がわからない場合は、dynabookサポートサイトにて確認をしましょう。

機種名がわかったら、公式サイトから機種別の案内を受けることができます。

バッテリーパックの交換は、保証期間内でも有料になるので、注意しましょう。

出典:東芝

富士通(FMV)のバッテリーを交換するには

富士通のバッテリー交換費用・期間
  • 費用:28,160~33,660円
  • 期間:7~10日前後

富士通では標準バッテリーを28,160円大容量バッテリーを33,660円で交換するサービスを提供しています。

FMVの保証サービス『FMV プレミアムサービス「あんしんスタンダード」「あんしんワイド」』のいずれかに加入していると、料金が20%OFFになるので、是非利用しましょう。

富士通のバッテリー交換サービスは、公式サイトからWeb申込を行うことで利用できます。指定の宅配業者が自宅に訪問し、梱包まで対応してくれるため手間がかかりません。

約7~10日後には交換作業が完了したパソコンが自宅に届き、代金は宅配業者に支払うだけで手続きが完了します。

出典:富士通

ASUSのバッテリーを交換するには

ASUSのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:要問合せ
  • 期間:要問合せ

純正バッテリーは販売されているので、自力でバッテリーを交換することは不可能ではありません。

ただ、ASUSのノートパソコンのバッテリーは本体と一体となっています。底面を外して交換する必要があるので、取り外しの際は注意してください。

出典:ASUS

SONY(VAIO)のバッテリーを交換するには

SONYのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:27,500円前後
  • 期間:15日前後

SONYのノートパソコンVAIOは2014年に独立し、現在はVAIO単体で事業を行っています。 VAIOのノートパソコンのバッテリーは一通りVAIOの公式ショップで購入可能。 パックタイプのものも売られているので、自力で交換できる人はこちらで調達しましょう。

VAIOの有償バッテリー交換サービスは他のメーカーと比べても安価です。修理に時間がかかりますが、場合によっては公式に依頼した方が安いこともあるのでぜひ公式サポートも活用して下さい。

出典:SONY

Apple(MacBook)のバッテリーを交換するには

MacBookのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:24,000~37,500円前後
  • 期間:要問合せ

MacBookのバッテリーは、基本的に公式に修理を依頼することになります。 MacBookでは純正品バッテリーを販売していません。 また、バッテリーに関しても旧型なら自分で交換できますが、ここ数年の機種は一体型なので、多少高価になりますが修理を依頼しましょう。

出典:Apple

Panasonic(レッツノート)のバッテリーを交換するには

レッツノートのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:8,800~27,500円前後
  • 期間:要問合せ

レッツノートは取り外し可能なタイプのバッテリーが多いです。公式ショップでバッテリーを購入し、バッテリー部分を取り外して新しいものに取り替えるだけなのでとても簡単でしょう。

ただ、古い機種のバッテリーは在庫なし状態になっているものも多いです。 万が一対象機種のバッテリーの取り扱いがない場合は公式に修理を依頼してください。

出典:Panasonic

Acerのバッテリーを交換するには

Acerのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:10,000~25,000円前後
  • 期間:要問合せ

Acerの公式ショップではノートパソコンのバッテリーは販売されていません。 したがって、公式に修理を依頼するか、自分で非正規品のバッテリーを用意して修理をすることになります。

出典:http://www2.acer.co.jp/support/customer/index.html

レノボのバッテリーを交換するには

レノボのバッテリー交換費用・期間
  • 費用:27,610円~
  • 期間:要問合せ

レノボの公式ではノートパソコンのバッテリーを取り扱っていません。そのため、修理を希望する場合は公式に依頼することになります。

出典:レノボ

バッテリー交換時の注意点

バッテリー交換を検討している時、事前に知っておいた方がいい注意点についてご紹介します。

交換のサインが出たら早めに交換する

「バッテリーを交換してください」と警告が出たら、できるだけ早く取り替えることをおすすめします。 警告が出てからは、いつバッテリーが使えなくなるかわかりません。

駆動時間は短くなっても、まだ使えるからと交換を後回しにしていると、使用中に突然シャットダウンしてしまう可能性があります。

また、ACアダプターをつけていても、不注意でコンセントから抜けてしまったり、停電したりするリスクも考えなくてはいけません。

ACアダプターからの供給がなくなり、データの保存ができないまま電源が切れてしまうのは、避けたい事態です。 電圧が安定しない状態で使っていると、他のパーツに影響が出る場合もあります。

ACアダプターに繋いだまま使っている場合でもリスクがあるため、警告が出たら早めに取り替えましょう。

自分で交換すると保証対象外になる場合も

バッテリーの交換は、自分で行うとメーカーの保証対象外となることがあります。ねじを外してパソコンの蓋を開けた時に、別の部分が壊れてしまった時などは、保証期間内でも有償修理となる可能性も。

取り扱い説明書や保証約款を確認し、対象外になるようなら、自己修理は控えるのがおすすめです。

修理に失敗し高額の修理費用を払うよりも、PCホスピタルのように、最短即日かつ安価に修理してくれる業者に依頼する方が、結果的に安くなるかもしれませんよ。

純正品以外は不具合が出る可能性がある

純正品ではないバッテリーは、できるだけ修理業者に依頼した上で、交換するのがおすすめです。 純正品は価格が高いため、安価なサードパーティ製の製品を使いたい人もいるでしょう。

しかし、サードパーティ製はメーカーの保証外とされ、相性によっては装着後動作に不具合が出る可能性もあります。 万が一不具合が出て直らない時でも、自分での作業では正確な判断ができず、最悪はパソコン自体を買い替える事態になりかねません。

修理業者の中には純正品ではなく、サードパーティ製のパーツを利用できるところもあります。 このような業者では、その後の動作に一定期間保証がついているケースも少なくありません。

また、取り付けも安全に行ってもらえます。 専門の修理業者に依頼することで、サードパーティ製のバッテリーを使うリスクを減らせるでしょう。

バッテリーを長持ちさせるコツ

普段からノートパソコンを持ち運んで使っている場合、バッテリーは長持ちするに越したことはありません。

長持ちさせるためには、いくつかのコツがあります。

フル充電を避ける

バッテリーの残量は、少なすぎても多すぎても負担になるので、50%に減った時点で80%まで充電するのが理想的です。 リチウムイオン電池式のバッテリーは、完全に放電した状態では寿命が短くなります。

また、前述した通りフル充電してしまうのも、負荷がかかり寿命を縮める原因です。 そこで、50%を切ったくらいから電源に繋ぎ、80%で充電を終了すると一番負担をかけません。

ニッケル水素電池式の場合は使い切る

ニッケル水素電池を使ったバッテリーは、リチウムイオン電池のものと扱いが異なるため、注意が必要です。 ノートパソコンは、主にリチウムイオン電池式が採用されています。

10年以上前の製品など、古い機種のパソコンでは、ニッケル水素電池を使っていることがあります。 ニッケル水素電池式の場合は、残量が0%になってから充電した方がより長く使えます。

また、フル充電を続けても性能が低下しにくいのも、リチウムイオン電池式と異なる点です。 古い機種を使っている場合は、どちらのタイプが採用されているのか確認した方がよいでしょう。

ACアダプターに繋いだまま使用しない

電源に繋ぎっぱなしで使用していると、フル充電の状態が続きバッテリーに負担がかかります。 また、充電中は温度が上がるため、余計に性能の低下を招きやすくなります。

面倒でも普段はバッテリー駆動で使用し、ACアダプターを使うのは必要な時だけにするのがおすすめです。

モニターの輝度を下げる

モニターの輝度を調整することで、結果的にバッテリーが長持ちします。 パソコンの電力を、大きく消費するのがモニターです。

「輝度」といって画面の明るさを調整する機能があり、この輝度を下げることで画面が暗くなる代わりに、消費電力を節約可能。 バッテリーは充電回数に上限があるため、消費電力を節約できれば、充電回数を減らせます。

その分取り替え時期も遅くできるでしょう。

省電力モードを利用する

パソコンの機能として、省電力モードを利用できることがあります。 メーカー製のパソコンでは、あらかじめ電源の管理アプリが入っていることがあるほか、自分でフリーソフトをダウンロードして確認することも可能です。

省電力モードを利用してバッテリーの消費を少なくすれば、より長持ちさせることに繋がりますよ。 ただし、パソコンの動作が遅くなる場合もあるので、状況に応じて使い分けるとよいでしょう。

ノートパソコンのバッテリー交換料金は?まとめ

この記事で分かったこと

  • ノートパソコンのバッテリー交換費用
  • バッテリー交換のタイミング
  • ノートパソコンのバッテリー交換方法(メーカー別)
  • バッテリーを長持ちさせるコツ

ノートパソコンのバッテリー交換は、画面上に交換サインが出た時や、バッテリーの持ちが悪くなった時を目安に行います。 ワンタッチで取り付けられる外付けタイプ以外は、専門の修理業者に依頼して、交換してもらうのが確実です。

また、ワンタッチで取り替えられる場合でも、サードパーティ製の製品を使う場合は保証対象外になったり、不具合が出たりする可能性があります。 自分での作業は避け、こちらも修理業者に依頼するとよいでしょう。

バッテリーを取り替えた後は、残量が半分になった時点でACアダプターに繋ぎ、80%になったらACアダプターを抜くようにするとより長持ちします。扱い方次第で劣化を遅らせられるので、適切に扱って快適にノートパソコンを使いましょう。

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