DVDドライブが開かない原因は?ディスクが取り出せない時の修理方法

DVDドライブが開かない原因は?ディスクが取り出せない時の修理方法

書き込み中などにDVDドライブが開かなくなったら、作業に支障が出ることもあるでしょう。

このような場合、自分でできる対処方法はないのでしょうか?

DVDドライブが開かない場合まず試すべき方法

DVDドライブが開かなくなってしまうと、分解するしかないと諦めそうになるかもしれません。

放っておいてもディスクが出てくることはないので、取り出すためにまずは簡単にできる方法から試してみましょう。

アプリケーションの終了

アプリケーションで書き込みなどを行っている場合は、終了するまで待ち一度アプリケーションを閉じてみましょう。 このタイミングで、DVDドライブの開閉ができるようになる場合もあります。

アプリケーションを終了させてもDVDドライブが動作音を発しているときは、音が鳴らなくなるまでしばらく待ってみましょう。 落ち着いてから「イジェクトボタン」(DVDを取り出すためのボタン)を押し、ディスクが出るかどうか確認してみてください。

取り出しボタンの長押し

使用しているOSやパソコンによっては、DVDドライブに不具合があるとき、取り出しボタンを長押ししなければ開けられないものもあります。 軽くタッチするだけでなく、数秒間の長押しを試してみてください。

パソコンからの操作で開けてみる

DVDドライブの取り出しボタンでは反応しない場合は、パソコンからの操作で開けられないか試してみましょう

Windowsの場合は、以下の操作方法でDVDドライブを開けられます。

  1. スタートメニューまたはタスクバーから[エクスプローラー]を起動
  2. 左側の領域から[PC]を選択
  3. 右側の領域に表示されたドライブの中から[対象のドライブ]を右クリック
  4. 選択項目から[開く]をクリック

再起動してみる

アプリケーションをすべて閉じ、DVDドライブのアクセスランプが消えていることを確認してから再起動します。

アプリケーションによってロックされている場合は、再起動によりロックが外れ、開けられるようになることもありますよ。

強制イジェクト

パソコンから操作したり、再起動してもDVDドライブを開けることができない場合は「強制イジェクトボタン」を使って開けてみましょう。これは、どうしてもDVDドライブを開けられない場合に、物理的にロックを外して開けるためのものです。

大抵の場合、取り出しボタンの横に、針の先ほどの小さな穴が開いています。 この穴に針金などを押し込むことで、ドライブを開けられるようになっているのです。

この方法でも開かなければ、本格的にDVDドライブが壊れている可能性があります。 場合によっては、分解しなければ中に取り残されたディスクを取り出せない可能性もあるので、専門業者に相談・点検してもらうようにしましょう。

「PCホスピタル」のように、電話やWEBで無料相談できる修理店もありますよ。

ちなみにスロットインタイプのDVDドライブには、強制イジェクト用の穴はありません。 取り出しボタンやパソコンから操作しても、ディスクが出てこない場合は、分解しなければならない可能性もあります。 この場合もプロに依頼したほうが安心です。

DVDドライブが開かなくなる原因

そもそも、どうしてDVDドライブが開かなくなってしまうのでしょうか。

原因がよく分からないままDVDドライブが開かないときは、次のようなことが考えられます。

ソフトウェアの影響でロックされている

DVDに書き込みを行っている最中にソフトウェアのエラーが生じると、ロックされたまま強制終了してしまうことがあります。 実は、DVDドライブが開かないというトラブルで一番の原因となっているのが、この「ソフトウェアによるロック」です。

ソフトウェアによってロックされると、DVDドライブの取り出しボタンを押しても全く反応せず、ディスクを取り出すことができません。

ディスクの問題

DVDなどのディスクに、何が記録されているかラベリングすることがあるかもしれません。実は、こうしたラベリングには注意が必要です。

ドライブ内でディスクが回転している最中に、貼っていたラベルが剥がれてしまうとドライブ内部にくっついてしまい、物理的な故障を招く可能性があります。

また単純に、開閉の動作部分に剥がれたラベルがくっつくことによって開かなくなることも。こうしたトラブルは、DVDを入れる前に、気をつけていれば防げるものです。

DVDにラベルなどが貼ってあるなら、剥がれやすくないか・取れかかっていないかなど確認してから、ドライブに入れるようにしましょう

経年劣化などによるDVDドライブの故障

DVDドライブの開閉は、自転車のチェーンのような役割をもつ「プーリーベルト」と呼ばれる部品によって、行われています。 長く使っていると経年劣化し、このプーリーベルトが伸びてしまうことがあります。

これが伸びてしまうと、ほかの部品とうまく噛み合わず、上滑りするような形になり開閉ができなくなります。 「取り出しボタンを押したとき、動作音はするもののドライブが開かない」という場合は、プーリーベルトの劣化が原因かもしれません。

PCサポート_最短即日

最短即日修理できるおすすめパソコン修理業者

アプリケーションを閉じる・再起動するなどの方法は、パソコンにさほど詳しくなくても簡単にできる対処法です。 しかしBIOSの初期化や、簡単にバッテリーを外すことができないノートパソコンの放電などは、ある程度パソコンの知識がないと難しいといえます。

少しでも分からないと思ったら、無理せず専門業者に依頼し、点検してもらうようにしましょう。

中でもおすすめなのは、「PCホスピタル」年中無休で全国に対応しているパソコン修理専門業者で、最短即日でDVDドライブの修理してくれます。

持込修理出張修理宅配修理に対応しているだけでなく、WEBにて24時間受付可能。自分の都合のよいタイミング・方法で修理を依頼できるのはうれしいですよね。

修理費用も事前に無料見積してくれるので安心ですよ。

修理依頼の流れ

  1. まずはフリーダイヤルWEBで相談
    ※電話受付時間 9:00~21:00(年中無休)
  2. パソコンで困っている内容を伝える
  3. 料金体系についての案内を受ける
  4. 希望の日時を伝えて訪問日時を決める
  5. 予約当日に現地で診断・見積り
  6. 見積り了承後に修理

PCホスピタルの口コミ

PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。

  • その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
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  • 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。

出典:みん評


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PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系については、こちらの記事でも紹介していますよ。

不具合を繰り返さない対策

これらの方法で一時的にDVDドライブを開けることができても、その後再び開かなくなるなど、不具合が繰り返されるようなら、以下のことも確認しておくとよいでしょう。

ドライバの更新状況の確認

「ドライバ」とは、DVDドライブなどのハードウェアをパソコンから操作できるようにするために、必要なソフトウェアのひとつです。 定期的にバージョンアップされるので、常に新しいものに更新しておく必要があります。

基本的には自動的に更新されますが、何らかの原因で最新バージョンに更新されていないままの場合、不具合の原因になることも。

「DVDドライブが開かない」などのトラブルが繰り返されるようなときは、ドライバが最新のものになっているかチェックしておきましょう

各ハードウェアのドライバは「デバイスマネージャー」から確認することができます。 デバイスマネージャーの開き方は以下の通りです。

Windows 8・10の場合

  1. [スタートボタン]を左クリック
  2. 選択項目の中にある[デバイスマネージャー]をクリック

Windows 7の場合

  1. [スタートボタン]を左クリック
  2. 右側の選択項目の中から[コンピューター]を選び右クリック
  3. メニューの中から[プロパティ]を選び左クリック
  4. 左側の選択領域にある[デバイスマネージャー]を左クリック

デバイスマネージャーを開いたら、確認したいハードウェアをダブルクリックで開き、詳細タグから最新のものになっているかどうか調べられます。

BIOSの初期化

「BIOS」とは、OSの起動も制御している、パソコンの根幹ともいえる重要なプログラムのことです。 DVDドライブの起動にもBIOSが作用しているため、必要なプログラムに異常があれば、不具合の原因になります。

BIOSを初期化することで、こうした不具合を直せる場合もありますが、データなどもリセットされてしまいます(購入時の状態に戻る)。 必ずバックアップを取ってから、行うようにしましょう。

とはいえ、BIOSの異常はパソコンに詳しくなければ、見つけるのは難しいかもしれません。 自分で分からない場合は無理をせず、専門業者に依頼するようにしましょう。

下記の記事では、BIOSとは?起動しない原因&対処法について詳しくまとめているので参考にしてください。

放電

DVDドライブが開かないなど、パソコンが誤作動する原因の1つに、パソコン内部の帯電があります。 これは、パソコンの長時間使用や電源ケーブルや周辺機器のつなぎっぱなしなどにより起こりますよ。

帯電すると、パソコンの画面にノイズが入ったり、画面が真っ黒になったり、時には電源が入らないということもあるので、定期的に取り除く必要があります。電源ケーブルや周辺機器などをすべて外すことで、溜まった電気を放電させることができます。

ノートパソコンの場合は、バッテリーを外さないと完全には放電できません。 簡単にバッテリーを取り外せないタイプのノートパソコンの場合は、説明書やメーカーのホームページなどで、放電の方法が公開されている場合もあります。 自分のノートパソコンがどのタイプか確認し、適切な対処方法で放電しましょう。

パソコンの放電にかかる時間は、長くとも5分程度です。簡単にできることなので、不具合が起きている場合は試してみてもよいかもしれません。

パソコンの放電については、下記の記事にて詳しく解説しているので、参考にしてください。

DVDドライブが開かない原因は?まとめ

これまで使えていたDVDドライブが急に開かなくなったら、自分が何か不適切な操作をしてしまったのではないかと、不安になってしまうこともあるかもしれません。

DVDドライブが開かなくなる原因の多くは、「ソフトウェアによるロック」「ディスクの問題」「経年劣化」です。適切な対処をすれば、残されたディスクも取り出せるので、焦らずまずはご紹介した方法を試してみてください。

また、パソコンがCDやDVDを読み込まない場合の対処法も紹介していますよ。

ぜひ参考にしてくださいね。

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