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日常的に使用することで、家の中で特に劣化しやすい水回り。快適な暮らしのために、リフォームを検討している方も多いのではないでしょうか。
今回は、水回りのリフォームにかかる費用や相場について詳しく解説していきます。
この記事で分かること
INDEX
水回りのリフォームの費用相場(マンション/一戸建て)
まずは4か所全てリノベーションする際の費用を紹介します。マンションの水周りのリフォームの費用は、以下2つの要素次第で大きく変動します。
- どの水周りの設備をリフォームするか
- どのグレードの水回り設備を導入するか
リノベーションはグレードは、「ローグレード・ミドルグレード・ハイグレード」があります。まずは、「浴室・キッチン・トイレ・洗面台」の4つそれぞれをリフォームする際の費用を見ていきましょう。
▼キッチンのリフォーム費用
グレード | 相場 |
---|---|
ローグレード | 60~80万円 |
ミドルグレード | 70~110万円 |
ハイグレード | 80~200万円 |
▼トイレのリフォーム費用
グレード | 相場 |
---|---|
スタンダード | 15~20万円 |
ハイグレード | 25~30万円 |
▼洗面台のリフォーム相場
グレード | 相場 |
---|---|
ローグレード | 5~10万円 |
ミドルグレード | 15~20万円 |
ハイグレード | 20~25万円 |
▼ユニットバスのリフォーム相場
グレード | 費用 |
---|---|
ローグレード | 60~80万円 |
ミドルグレード | 70~100万円 |
ハイグレード | 90~120万円 |
3点セットのリフォームの費用相場
3点セットのプランのリフォーム費用の相場は、60~200万円前後です。3点セットの場合、キッチン・浴室プラストイレまたは洗面台というプランのリフォーム会社が多いです。
マンションと一戸建ては少し値段が違うので、ここからは別々に紹介します。
▼一戸建ての3点セットの料金相場
施工箇所 | 費用相場 |
---|---|
キッチン・トイレ・浴室 | 80~450万円 |
トイレ・浴室・洗面所 | 80~350万円 |
キッチン・浴室・洗面所 | 80~400万円 |
▼マンションの3点セットの料金相場
施工箇所 | 費用相場 |
---|---|
キッチン・トイレ・浴室 | 70~180万円 |
トイレ・浴室・洗面所 | 100~135万円 |
キッチン・浴室・洗面所 | 80~185万円 |
▼一戸建ての3点セットの料金相場
施工箇所 | 費用相場 |
---|---|
キッチン・トイレ・浴室 | 70~180万円 |
トイレ・浴室・洗面所 | 100~135万円 |
キッチン・浴室・洗面所 | 80~185万円 |
4点セットのリフォームの費用相場
4点セットのプランのリフォーム費用の相場は、90〜250万円前後です。マンションよりも一戸建ての料金相場の方が少し高いようです。
▼4点セットの料金
一戸建て | 100~200万円 |
---|---|
マンション | 90~190万円 |
キッチンのリフォームにかかる費用と相場
キッチンの耐用年数は、約10~20年といわれているので、使用してから10年を目安にリフォームを検討しましょう。
また、耐用年数に達していなくても、蛇口の水もれや排水溝の詰まりなどのトラブルが発生した場合、早めに対処することが大切です。
キッチンのリフォームにかかる費用と相場をみていきましょう。
キッチンのリフォーム費用の内訳
キッチンリフォームの費用には、以下の6つのものが含まれています(フルリフォームの場合)。
キッチンのリフォーム内訳
- キッチン本体の価格
- オプション費用(機能の追加など)
- 既存のキッチンの解体工事費用
- 取り付け工事費用
- 作業費用(人件費)
- 運搬費用
この中で最も費用の差が大きいのが、キッチン本体の価格です。キッチン本体の価格が高くなれば、リフォームにかかる費用も高くなります。
また、キッチンの種類(I型・L型・対面型)によっても、費用が変わります。
一般的なI型キッチンの場合にかかる費用は、50~70万円ですが、対面型キッチンの場合は、80~130万円と高額になります。
さらに、同じキッチンでも素材のグレードを上げたり、食洗機や収納ラックなどの機能を追加したりすると、費用が上がっていきます。
この他にも、壁をタイル張りにする場合にはタイル工事費用、床が傷んでいる場合には修復費用など、状況に応じて追加費用がかかります。
キッチンのフルリフォームにかかる費用相場
キッチンのフルリフォームにかかる費用は先述した通り、キッチンの本体価格や、グレード、オプションによって様々です。スタンダードタイプのオプションなしの場合で、60~80万円で行うことができます。
さらに100~150万円くらいの費用をかけると、収納場所の拡張や食洗機の設置、タオルハンガーや水切りかごなどを付けられます。
キッチンのフルリフォームを検討する際は、大体60~150万円程度の予算をみておきましょう。
部分的なリフォームにかかる費用相場
フルリフォームとまではいかなくても、キッチンのパーツを部分的に新しいものに交換することも可能です。
キッチンの主要パーツの交換にかかる費用の相場を、以下にまとめました。
- ガスコンロからIHクッキングヒーターに取り替え:6~30万円
- プロペラファンからレンジフードに取り替え:3~8万円
- ビルトイン食洗機の設置:7~10万円(食洗機本体価格)
- ビルトイン食洗機の設置:3~5万円(工事費用)
- 蛇口(混合水栓)の取り替え:1~5万円(混合水栓本体価格)
- 蛇口(混合水栓)の取り替え:1~1.5万円(交換費用)
ガスコンロからIHクッキングヒーターに取り替えは基本工事だけで済む場合もありますが、手間のかかる電気工事が必要になる場合もあるため、費用に幅があります
トイレのリフォームにかかる費用と相場
トイレの耐用年数は約15年、陶器製のものにいたっては、割れない限り使用可能といわれています。ただし、タンク本体の耐用年数は約7~10年、タンク内部にあるパーツは約10年といわれています。
使用してから5年を目安にパーツの交換やトイレのリフォームを検討しましょう。また、耐用年数に達していなくても、タンクからの水もれや便器内に水が流れ続けるなどのトラブルが発生した場合、早めに対処することが大切です。
では、トイレのリフォームにかかる費用と相場をみていきましょう。
トイレのリフォーム費用の内訳
トイレリフォームの費用には、以下の6つのものが含まれています(フルリフォームの場合)。
トイレのリフォーム内訳
- 便器本体の価格
- 既存のトイレの撤去費用
- 取り付け工事費用
- 給排水管工事費用
- 壁紙の張り替え費用
- 床クロス張り替え費用
この中で、最も費用の差が大きいのが便器本体の価格です。便器本体の価格が高くなれば、リフォームにかかる費用も高くなります。
また、自動洗浄・脱臭・間接照明・暖房温水洗浄などの機能付きトイレを選ぶと、さらに費用がかかります。
- タンク付きのシンプルな便器:約5~10万円
- 脱臭や暖房温水洗浄機能付きトイレ:約10~20万円
- タンクレスや自動洗浄、自動フタ開閉など高性能なもの:約20~30万円
トイレのフルリフォームにかかる費用相場
トイレのフルリフォームにかかる費用は、スタンダードなタイプで20~50万円といわれています。また50~80万円くらいの費用があれば、トイレの位置を変えたり、手洗いカウンターを設置したりできます。
トイレのフルリフォームを検討する際は、大体20~60万円程度の予算をみておきましょう。
部分的なリフォームにかかる費用相場
リフォームはしたいけど費用を抑えたいという方は、必要なパーツだけを新しいものに交換することも可能です。
パーツの交換や、新規取り付けにかかる費用の相場を、以下にまとめました。
- 便座交換費用(作業工賃):1万円前後
- 便座本体価格:1.5~5万円
- 便器交換費用(作業工賃):3~5万円
- 便器本体価格:5~15万円
- 手すりの設置:3~10万円
- コンセントの増設:1~3万円
- 壁紙の張り替え費用:1~4万円
- 床クロス張り替え費用:3~6万円
浴室のリフォームにかかる費用と相場
浴槽の耐用年数は約20~30年といわれていますが、定期的なメンテナンスを行っていない場合の耐用年数は、約10~15年とされています。
また、浴槽の耐用年数に達していない場合でも、シャワーヘッド・シャワーホース・水栓・カートリッジなどの消耗品は、定期的な交換が必要です。
シャワーヘッド、シャワーホース、カートリッジは使用から5年、水栓本体は使用から10年を目安に交換をしましょう。
その他にも、「排水口の流れが悪い」「浴槽にヒビが入った」「掃除してもカビが減らない」などのトラブルが発生した場合、早めに対処することが大切です。
では、浴室のリフォームにかかる費用と相場をみていきましょう。
浴室のリフォーム費用の内訳
浴室リフォームの費用には、以下の8つのものが含まれています(フルリフォームの場合)。
浴室のリフォーム内訳
- ユニットバス本体の価格
- 解体工事費用
- 仮設工事費用(養生や搬入搬出の費用)
- 基礎工事費用
- 木工事費用
- 電気工事費用
- 配管工事費用
- 設備工事費用
この中で最も費用の差が大きいのがユニットバス本体の価格です。ユニットバス本体の価格が高くなれば、リフォームにかかる費用も高くなります。
また浴室リフォームは、キッチンやトイレより解体工事が大がかりなので、解体工事費用だけでも10~15万円と工事費用が高いのが特徴です。
さらに浴室換気乾燥暖房機などのオプションを付けると、電気工事費用がプラスで2万円ほどかかります。
浴室のフルリフォームにかかる費用相場
浴室のフルリフォームにかかる費用は、ユニットバスのフルリフォームで50~150万円、在来浴室(タイル貼りの昔ながらの浴室)からユニットバスへのリフォームで、50~200万円といわれています。
また80~250万円くらいの費用があれば、浴室を移動させたり間取りを広げたりすることもできます。浴室のフルリフォームを検討する際は、大体50~200万円程度の予算をみておきましょう。
部分的なリフォームにかかる費用相場
浴室内には多くのパーツが使用されています。そのほとんどが消耗品なので、浴槽が寿命を迎える前でもパーツを新しいものに交換することをおすすめします。
パーツの交換や、新規取り付けにかかる費用の相場を、以下にまとめました。
- 浴槽交換費用:10~60万円
- 内装工事費用:10~30万円
- 手すりの設置:3~5万円
- ドアの交換:5~15万円
- 給湯器の交換:10~40万円
洗面所のリフォームにかかる費用と相場
洗面化粧台の耐用年数は約10~20年といわれているので、使用してから10年を目安にリフォームを検討しましょう。
また、耐用年数に達していなくても、水もれやゴムパッキンの腐食などのトラブルが発生した場合、早めに対処することが大切です。
では、洗面所のリフォームにかかる費用と相場をみていきましょう。
洗面所のリフォーム費用の内訳
洗面所リフォームの費用には、以下の6つのものが含まれています(フルリフォームの場合)。
- 洗面化粧台本体の価格
- 既存の洗面化粧台の解体工事費用
- 既存の洗面化粧台の撤去(処分)費用
- 取り付け工事費用
- 内装工事費用(壁紙クロス・床材の張り替え)
- その他工事費用(給排水管移設など)
この中で最も費用の差が大きいのが、洗面化粧台本体の価格です。洗面化粧台本体の価格が高くなれば、リフォームにかかる費用も高くなります。
洗面化粧台本体の価格は、スタンダードなタイプのものなら4万円台から購入が可能ですが、鏡面裏キャビネット、LED照明、多機能シャワーなどが付いたハイグレードなタイプになると、20~50万円ほどするものもあります。
洗面所のフルリフォームにかかる費用相場
洗面所のフルリフォームにかかる費用は、スタンダードなタイプで10~20万円程度です。さらに30~60万円くらいの費用をかけると、ハイグレードの洗面化粧台を、設置できます。
洗面所のフルリフォームを検討する際は、大体10~60万円程度の予算をみておきましょう。
部分的なリフォームにかかる費用相場
洗面所全体のリフォームでなくても、消耗したパーツをその都度取り替えることで洗面所をキレイに保つことが可能です。
壁紙や床クロスを高性能のものに張り替えるだけでも、洗面所のグレードが上がります。
パーツの交換や、新規取り付けにかかる費用の相場を以下にまとめました。
- 蛍光灯からLEDへの変更
→1.3~1.5万円 - 鏡のくもり止めコーティング
→0.2~0.3万円 - 壁紙や床の張り替え
→4~5万円 - 洗濯機パンの取り替え
→1.5~3.5万円 - ウォールキャビネットの設置
→2~3万円 - トールキャビネットの設置
→6~8万円
水回りのリフォームを安くするコツ
水周りのリフォームにかかる費用感について紹介してきました。
グレードによって料金が大きく変わるのはもちろんですが、料金を安くするコツもいくつかあります。ここからはリフォーム代を安くするためのコツを紹介していきます。
水回りのリフォームはまとめて実施すると良い
水周りの水周りの箇所をリフォームする際は、洗面所・トイレ・キッチン・浴室等なるべくまとめてリフォームすると費用を抑えられるでしょう。
水周りのリフォームは配管の関係があるため、床下の工事が行われるかもしれません。都度床材をはがして配管工事をするよりも、一度にまとめて行うことで効率的なリフォーム工事を実施することができます。
水周りだけでなく、家のリフォームを行う際は、工事の種類ごとにまとめて行うと最終的にかかる費用を抑えられるので、計画的に行うことがおすすめです。
セット・パックにすると安くなる
一部の設備だけでなく、水周り全体のフルリフォームを検討している方はまとめてリフォームすると、費用を安く抑えられます。
水周り4点セットリフォームを安い料金でできる理由は以下の通りです。
4点セットが安い理由
- 商品をまとめて仕入れるため安い
- 諸経費をカットできる
4点セットの内容はリフォーム会社によって決められているので、注意しましょう。「自分の思い通りに内装をデザインしたい」「使いたい設備のメーカーが決まっている」などの場合は、セットプランのみでの工事は難しい可能性があります。
4点セットが安い理由は以下の通りです。
理由1:仕入れ値が安い
設備の仕入れ値が安いというのが、水周りのセットリフォームがお得な理由のうちの1つです。
水周りのセットリフォームを行う場合、メーカーからセットで仕入れた製品であることがほとんどです。メーカーは製品の宣伝を兼ねて、施工会社に対して設備をセットで販売しています。
そのため、業者からすると通常よりも安い価格で仕入れられることが多いです。設備を安く仕入れて、セットで販売するというのが、リフォームのセットプランの仕組みです。
理由2:諸経費をカットできる
リフォームをする際には、家の中が汚れたり傷ついたりしないよう養生費用を抑えられます。
手間のかかる作業が削減できるということは、人件費の削減にも繋がります。このように水周りのセットリフォームは、諸経費の削減の意味合いでもお得です。
水回りリフォームをする際の注意点
最後に水回りリフォームをする時に気を付けておきたい注意点を施工箇所別に紹介していきます。
キッチンリフォームの注意点
キッチンの向きや位置を移動する場合、排水溝や排気口などの位置でキッチンのリフォームができない場合があります。
また、マンションなどの集合住宅の場合は、管理規約により工事できない場合もあるので、事前に確認が必要です。
トイレリフォームの注意点
トイレをリフォームする際に気を付けたいのはトイレの広さです。狭いトイレに大きめの便座をつけたり、収納や手すりをつけたりしましょう。
さらに、トイレの空間が狭くなってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
また、トイレはどうしても汚れやすいところなので、床や壁の素材選びも気を付けましょう。マンションなどの集合住宅の場合は「合流式」「分流式」といった排水方式が決まっており、選べるトイレの種類も限られます。
マンションの管理規約の確認も忘れないようにしてください。管理規約によっては工事できない場合もあります。
浴室リフォームの注意点
冬場など浴室・浴槽と脱衣所の温度差が原因で、心臓や血管などに負担がかかる「ヒートショック」で血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などで死亡するリスクがあります。そのため、浴室暖房や脱衣所の暖房に注意しましょう。
また、段差をなくしたり滑りにくい床材を使ったり、手すりを設置するなどのバリアフリー化で安全な環境を整えるのがおすすめです。
そして、浴室リフォームもマンションなどの場合、管理規約によっては工事できない場合もあります。工事を考えている方は事前に確認をしておくようにしましょう。
洗面所リフォームの注意点
収納キャビネットの容量や使いやすさなど、実際の生活をイメージして選びましょう。また、洗面室の収納との距離なども考慮しないと、濡れたままタオルを取ろうとして床に水が垂れてしまいます。
さらに、洗面台の高さを使う人に合わせて設置しないと腰に負担がかかってしまうので気を付けましょう。
おすすめの水回りリフォーム業者
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まとめ
水回りのリフォームにかかる費用と相場について解説しましたが、今回紹介したものはあくまで一般的なリフォームの費用相場です。リフォームする場所の広さや、商品本体価格のグレード、追加するオプションの種類によって、額に大きな差が出ます。
ご自分のやりたいリフォームがどのくらいの費用になるのかは、リフォーム業者へ見積もりを依頼して確認しましょう。
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