屋根のリフォーム費用相場は?塗装や葺き替えの料金、おすすめの業者を徹底解説!

屋根のリフォーム費用相場は?塗装や葺き替えの料金、おすすめの業者を徹底解説!

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「屋根のリフォームを考えているが、費用感がわからず工事に踏み出せない」のように考えている方もいるのではないでしょうか。

屋根のリフォームは大がかりな作業になるため、費用の相場や工事内容が気になる人も多いでしょう。 そこで、屋根の主なリフォーム方法・費用・注意点などをまとめました。

屋根のリフォームは3通りある

屋根のリフォームは、目的に応じて大きく以下の3種類に分けられます。

どれを選ぶかによって、費用はもちろん効果も異なります。 そのため、おおよその金額を見積もりたい場合、まずは自分がどのリフォームをしたいのか確認しておきましょう。

屋根のリフォーム費用相場と注意点

ここからは、屋根のリフォームの費用相場と注意点について解説していきます。

リフォーム方法 費用相場
塗装 約10~50万円前後
葺き替え スレートなどの安い素材:約60万円前後
日本瓦:約200万円前後
カバー工法 約50~120万円前後

屋根のリフォームにかかる費用は、施工方法によって大きく異なります。そのため、自宅のリフォームを行う際には、どの施工方法を行うべきなのか確認してから行うようにしましょう。

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リフォーム費用を計算する上での注意点

リフォームの金額を見積もる上で、いくつかの注意点があります。 事前に知っておけば、リフォーム費用の節約にもつながりますよ。

アスベストを含んだ屋根材の撤去費用は高額

屋根のリフォームにおいて意外な落とし穴になりやすいのが、アスベストの高額な撤去費用です。 アスベストは軽くて丈夫、かつローコストで利用できる点が評価されています。主にスレート屋根やセメント瓦の素材として使われていますよ。

一方、多くの人が知っている通り、アスベストは中皮腫や肺がんなどの原因にもなる、人体にとっての有害物質でもあるのです。アスベストは2004年にようやく国によって規制され、現在は屋根材として使われることはありません。

しかし、2004年以前に作られた屋根には、アスベストが使われている可能性があります。アスベストは解体の際に飛散しやすいため、安全に撤去するために余分に処理費用がかかるかもしれません。

また、アスベスト対策だけでも解体費用の2倍かかることもあります。そのため、アスベストを含む屋根の場合は葺き替えより、解体の必要がないカバー工法にするとよいでしょう。

足場代が費用の多くを占める

屋根の葺き替え金額を見積もる際、高額になりやすいのが足場代です。 屋根にのぼっての作業なので、家を囲むようにパイプや板を組み合わせて、足場を作る必要があります。

一般的な一戸建て住宅では、足場代だけでも費用が10~30万円です。場合によっては葺き替え作業より高くつくこともあるかもしれません。

そのため、葺き替え費用だけを計算していると、足場代のせいで倍の金額になることもあります。

足場なしで作業できる店や、足場代無料でできる店を探す人も見受けられますが、そのような店はまずありません。仮にあったとしても、別の作業を高めに見積もり、実質足場代を含めていることが多いです。

また、足場なしでの作業は命に関わります。トラブルの確率が高いため、やめておいた方がよいでしょう。

補助金や助成金を申請できる自治体がある

国や一部の自治体から、屋根のリフォームに対して補助金や助成金をもらえることがあります。支給されるのは、太陽光パネルの設置といった環境に配慮したリフォームを行う場合です。

耐震性を高める工事をする場合にも、適用されます。その他、アスベスト除去工事をする場合に、申請できる自治体もありますよ。

例えば、耐震性を高める工事の場合は、建物が建てられた時期や建物の構造など、細かい条件を満たさなくてはなりません。自治体によって、どのようなリフォームを対象にしているかは異なるので注意しましょう。

補償額は数万円程度が平均的ですが、中には100万以上の補助が出るケースもあります。念のため店に依頼する前に、国や自治体で現在実施している補助金や助成金の内容を確認した方がよいでしょう。

なお、工事が終わった後では申し込めないため注意が必要です。

火災保険が適用できる場合がある

一部の修繕については、火災保険についてくる「風災補償」が適用されます。例えば、「台風によって屋根の棟番金(むねばんきん)が飛ばされる」「強風で物が飛んできて屋根に穴が空いた」など、自然災害が原因で住宅が破損した場合に「風災補償」が適用されます。

修理にかかる全額が保険適用となることも少なくないため、風災補償の対象になるか問い合わせてみましょう。 担当者が屋根に登ってチェックし、対象になりそうなら写真を撮って証拠を揃えてくれます。

リフォームの中でも修理に近い内容ですが、屋根の破損をきっかけにリフォームを検討しているなら、ぜひチェックしたい部分です。場合によっては、数十万円が浮くこともありますよ。

屋根の3通りのリフォームとその費用

屋根のリフォームで活用されるのは、「塗装」「葺き替え」「カバー工法」の3通りの施工方法です。

施工方法により、特徴や費用が大きく異なりますよ。ここでは、施工方法の特徴と費用について解説していきます。

塗装

塗装工事は、定期的なメンテナンスとして行われることが多いです。

屋根は数年~数十年をかけて劣化していくため、塗装工事を10年に1度くらいのペースで施し劣化を遅らせます。塗装し直すことで耐久性が高まり、雨風を受けてもダメージを受けにくくなりますよ。

また、単純に美観目的で施すこともあります。 屋根材として日本瓦を使っている場合は、素材の性質上塗装は必要ありません。

塗料によって費用が数倍以上変動する

塗装に使われる塗料は、アクリルやウレタンなど安くポピュラーなものから、光触媒のような高価なものまで様々です。 どのメーカーの塗料を使うかにもよりますが、高い塗料は安い塗料の10倍も高額になるケースもあります。

値段の高いものほど耐久性も高いため、足場代を考えると高いものを塗った方が長期的に見ればお得です。

塗装する場合の総額は、10~50万円を目安にするとよいでしょう。

葺き替え

今ある屋根を撤去して、丸ごと取り替えるのが葺き替え(ふきかえ)です。 屋根が新しくなるため、新築同様に耐久性の強い屋根にできます。 また、色や素材を自由に選べるのも魅力ですよ。

ただ、撤去費用がかかることもあり、総額としては3つのリフォーム方法のうち最も高額になります。 家を建ててから数十年が経ち、塗装するだけでは維持できなくなった時に行うのが一般的です。

屋根材によって費用は数十万円変わる

葺き替え費用は、屋根の面積はもちろん、屋根材に何を選ぶかによって変わります。 屋根材として使われるのは、主に4種類あります。

粘板岩やセメントを使って作る「スレート」、金属を使った「ガルバリウム」、そして「日本瓦」や「セメント瓦」です。

この中で最も安い材料はスレートですが、耐用年数が約20年と4種類の中で一番短いのが難点といえます。

セメント瓦やガルバリウム鋼板はスレートの倍である、約40年の耐用年数がありますよ。

最も長持ちする日本瓦は、60年ほど持ちます。

費用は素材の他に、建坪や会社によっても異なります。

例えば、30坪の建物でスレートなど安い素材を利用した場合、費用は80万円前後です。日本瓦を使った場合も、費用は60~200万円ほどと幅広く見積もっておくとよいでしょう。

カバー工法

カバー工法は、今ある屋根を撤去せず、屋根全体をカバーするように新しい屋根を重ねる方法です。 屋根の上に屋根がのっている状態をイメージすると、わかりやすいのではないでしょうか。

あえて下の屋根を撤去しないことで、2つのメリットが生まれます。

1つは、作業にかかる金額が安くなること。 本来、屋根を剥がして撤去するだけでも費用がかかります。 しかし、カバー工法なら撤去しないのでその分の出費がかかりません。 撤去する作業時間も不要のため、工期短縮にもつながるでしょう。

2つ目のメリットは、屋根が丈夫になることです。 新しいものと古いものとで2重構造になるため、単純に雨漏りなどへの耐久性や断熱性、遮音性が上がるでしょう。

カバー工法はポピュラーな施工方法のひとつです。 ただし、日本瓦やセメント瓦を用いた屋根には、施工できません。

カバー工法の費用は葺き替えより数十万円安くなる

先ほども述べたようにカバー工法は、撤去する必要がない分、葺き替えより安く施工できます。 葺き替えで140万円かかる内容なら、カバー工法では100万円程度で工事できることもあるでしょう。 総費用の目安は50万~120万円と、やや幅があります。

カバー工法は工事完了後もデメリットがある

塗装や葺き替えと異なり、カバー工法は工事後にデメリットとなることが2点残ります。

デメリットの1つは、屋根の重さです。 屋根を重ねる分、重さも2倍になるため、地震の揺れに弱くなってしまうでしょう。 最悪の場合、屋根が落ちてくる可能性も考えられます。

もう1つのデメリットとして、カバー工法でリフォームすると、その後さらにカバー工法を行うことはできなくなってしまうことが挙げられます。 次に修繕する場合は屋根を剥がす必要があるため、撤去費用がかさむ可能性もあるでしょう。

数十年先も住む可能性があるなら、じっくり考え、店とも相談しながら選ぶのがおすすめです。

【格安】外壁工事と屋根を一緒にやるときの価格相場

外壁工事と屋根のリフォームを一緒にやるときの価格相場は、約100~150万円前後です。

外壁工事と屋根のリフォームは、自宅の大きさやリフォームに利用する素材により、費用が大きく異なります。安く済ませたい場合は、外壁工事と屋根の塗装の際に利用する素材をウレタンにすることがおすすめです。

また、外壁工事と屋根のリフォームで塗装以外の施工を行う場合には、費用が高くなってしまうため注意しましょう。特に外壁工事の塗装の際に無機素材を利用し、屋根を日本瓦に葺き替える場合には、200万円を超えるリフォームになってしまいます。

【材質別】屋根のリフォーム費用相場

3通りの施工方法の中で葺き替えを選択した場合、瓦の材質によって大きく費用が異なります。

ここからは、材質別の屋根のリフォーム費用相場を解説していきますね。

スレート瓦(コロニアル)の特徴と費用相場

スレート瓦の費用相場は、1㎡で約5千円前後から1万円前後です。

スレート瓦の特徴は、安価で耐震性能が高いことです。他の素材でできた瓦と比べると、施工にかかる費用が少なく済むことが挙げられます。また、スレート瓦は重量が軽いため地震に強いです。

施工が比較的簡単であるため、費用が安い傾向にあります。

しかし、スレート瓦は衝撃には弱く、耐熱性や防音性なども比較的低いです。そのため、屋根のリフォームをただ安く抑えたいという方におすすめの材質になっています。

ガルバリウム鋼板の特徴と費用相場 

ガルバリウム鋼板の費用相場は、1㎡で約6千円前後から1万円前後となっています。

ガルバリウム鋼板の特徴は、耐久性能と防火性能が高いことです。また、瓦の色も豊富な金属の屋根であるため、自宅の外壁の色などと合わせやすくなっています。

このようなことから、ガルバリウム鋼板は、総合的な性能が高い材質を持っているといえるでしょう。

しかし、ガルバリウム鋼板は衝撃に弱く、防音性が低いです。そのため、デメリットを理解した上でリフォームを行うことが重要になります。

日本瓦の特徴と費用相場 

日本瓦の費用相場は、1㎡で約9千円前後から1万2千円前後です。

日本瓦の特徴は、他の材質と比べると耐久性能や防音性能、断熱性能などが高いことです。また、塗装を行う必要がないため、メンテナンスを行わなくて済みます。

自宅の屋根を和の雰囲気にしたい方や、メンテナンスが面倒な方におすすめです。

しかし、日本瓦は他の瓦と比較すると費用が高く、施工に専門的なスキルが必要になります。そのため、施工にかかる費用が高くなってしまうので、注意してください。

【項目別】屋根の修理の費用相場 

屋根はさまざまな要因で修理が必要になることがあります。ここでは、以下の項目で修理・リフォームした場合の費用相場を解説していきますね。

費用相場

  • 屋上のリフォーム費用相場
  • ソーラーパネルのリフォーム費用相場
  • 天窓のリフォーム相場費用
  • テラス・ベランダのリフォーム相場費用

それでは詳しく見ていきましょう。

屋上のリフォーム費用相場 

屋根を屋上にリフォームして有効活用したいという方も多いのではないでしょうか。

屋根を屋上にリフォームするためにかかる費用相場は、1㎡あたり2万円前後から4万円前後です。

足場の設置や屋根の撤去、屋上の構築などさまざまな場面で費用が発生します。また、屋上の広さによって施工費用が大きく異なるため、一度専門店に相談することがおすすめです。

ソーラーパネルのリフォーム費用相場 

自家発電を行い電気代を自ら賄えるようにしたいという考えで、屋根にソーラーパネルを取り付ける方も最近増えています。

屋根にソーラーパネルを取り付けるためにかかる費用相場は、ソーラーパネル自体の料金込みで、1kWあたり約20万円前後から30万円前後です。10坪の屋根にソーラーパネルを設置する場合の費用は、発電量が約6.5kWになるため、約130万円前後から約195万円前後かかります。

また、ソーラーパネルは設置する屋根の方角により、発電効率が異なるため、できる限り南向きに設置することがおすすめですよ。

天窓のリフォーム費用相場 

屋根を天窓にリフォームすることで、「日中屋内に日を入れたい」「夜には星空を見たい」という方もいるのではないでしょうか。

屋根を天窓にリフォームするためにかかる費用相場は、約20万円前後から50万円前後となっています。天窓の形や大きさによって費用が大きく異なるため、リフォームする前に一度見積もりを出してもらうことがおすすめです。

また、天窓のリフォームを行う事業所によっても費用が異なる場合があるため、複数の見積もりを取ることで安くリフォームできる可能性が高くなるでしょう。

テラス・ベランダのリフォーム費用相場 

テラスやベランダをリフォームしたいと考える方もいるのではないでしょうか。

テラスの屋根をリフォームする場合の費用相場は、素材や大きさによって異なりますが、約12万円前後から30万円前後で可能です。また、ベランダのリフォームもテラスと同様で素材や大きさによって費用が異なりますが、約10万円前後から50万円前後で行えます。

リフォームでカスタマイズ性などを高くしたい場合は、費用が100万円を超えることもあるため、一度見積もりを出すことがおすすめです。

優良なリフォーム会社の選び方

リフォームを受け付けている会社は多くありますが、お店選びも大切です。満足度の高い作業をしてもらうために、以下の点に注意してぴったりの会社を探しましょう。

実績を持っているかどうか

実際の施工例を多数、紹介している店を選びましょう。単純に手がけた数が多い方が、経験豊富で信頼できます。

もし悪評の高い店だった場合、提示できるほどの実績がなかったり、営業年数が短かかったりするケースが多いです。できるだけ長い期間その土地で作業している会社を選ぶことで、手抜き工事などのリスクを抑えられます。

地域に密着した店かどうか

地域密着型の店の方が、その地域にあったリフォームを提案してくれやすくなるのでおすすめです。

住環境はそれぞれの地域で異なります。住んでいる地域で、活発に活動している店であればあるほど、その地特有の事情に詳しいはずです。

また、地元密着型の方がすぐ来てもらえる可能性が高く、緊急性が高い時も便利でしょう。

見積もりがしっかり出されるか

見積もり内容が細かい会社を選びましょう。

リフォームには、足場代や作業費、材料費など細かくお金がかかります。一式としてまとめて価格を提示する会社は、工事内容が不透明で信頼できません。

このような店はどこかで意図的に多く価格を見積もっていても把握できないため、利用しないようにしましょう。

あらかじめ複数の会社から見積もりをとり、比べてみるのがおすすめです。

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まとめ

リフォームには塗装・葺き替え・カバー工法の3つがあり、それぞれ目的が異なります。定期メンテナンスには塗装、屋根を取り替える大がかりな修繕では、葺き替えやカバー工法を利用しましょう。

工事の見積もりでは、足場代やアスベスト撤去代など、思わぬ出費がかさむこともあります。その一方で、保険や助成金などでお得に利用できるケースもあるため、契約前に店とよく打ち合わせしておくことが大切です。

優良店を見分けるには、地元に根ざした、実績のある店かどうか確認しましょう。見積もりを各社で比べて、一番信頼できる会社を探してみて下さい。

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