パソコンを長年使用していると、使い始めの頃よりも動作が重く、時間がかかると感じたことはありませんか。
もしかしたら、それはハードディスクの容量不足が原因かもしれません。
今回は、パソコンの空き容量をすぐに増やす方法や、トラブルを解消してくれるおすすめの業者を紹介します。
ぜひこの記事を参考に、ハードディスクの容量不足を解消してくださいね。
INDEX
空き容量を増やす前に現在の容量を確認
まずはじめに、現在の空き容量を確認しましょう。確認手順は以下の通りです。
- エクスプローラーまたは適当なファイルを開く
- 左側のリストから「PC」をクリック
- 右側に「Windows」または「ローカルディスク」と表示される
「Windows」または「ローカルディスク」のゲージや空き容量の項目で確認ができます。
この場合は空き容量が160GBで、3分の2ほど空きがある状態です。
空き容量を確認してみて、「10~20%も空きがない!」という方は下記のパソコンの空き容量を増やす9つの方法を試してみましょう。
【すぐにできる】パソコンの空き容量を増やす9つの方法
パソコンの空き容量を増やす9つの方法を解説します。
安全・簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
1.ディスククリーンアップを実行する
ディスククリーンアップは、ハードディスク内の一時ファイル、古い復元ポイントなどの不要ファイルを消去し、空き容量を増やす機能です。
- 左下の検索窓に「ディスククリーンアップ」と入力
- 「ディスククリーンアップ」をクリックすると空き領域の計算が自動で始まる
- 削除したいファイルにチェックを入れ、「OK」→「ファイルの削除」を押す
- 「ディスククリーンアップ」が終わると自動的に画面は閉じる
削除するファイルは10項目ほどありますが、選択をすると下部にファイルの説明がでてきます。
説明を参考に不要なファイルを選択し、自身の責任と判断で慎重に削除を実行してください。
2.不要なアプリをアンインストールする
不要になったアプリを放置したままだと、ハードディスクが圧迫されてしまいます。
下記の手順で不要なアプリをアンインストールしましょう。
- 左下の検索窓に「アプリと機能」と入力
- 「アプリと機能」をクリックするとアプリの一覧が表示される
- 削除したいアプリをクリックすると「アンインストール」のボタンが表示されるのでクリック
並び替えのタブをクリックすると、「サイズ」「インストール日付」順に変更可能なので、活用しましょう。
3.不要なプログラムをアンインストールする
アプリ同様、不要になったプログラムはハードディスクを圧迫するため、定期的に削除することをおすすめします。
下記の手順で不要なプログラムをアンインストールしましょう。
- 左下の検索窓に「コントロールパネル」と入力しクリック
- 「プログラム」内の「プログラムをアンインストール」をクリック
- 削除したいアプリをクリックすると「アンインストール」のボタンが表示されるのでクリック
こちらも上部の項目タブをクリックすると、「発行元」「インストール日」「サイズ」などで順番を変更可能なので、活用しましょう。
4.不要なファイルを削除する
保存してあるファイルを確認して、不要なものを削除しましょう。
保存の必要がない写真や画像・動画・書類などのファイルは、ごみ箱に入れます。
しかし、不要なファイルをごみ箱に入れただけでは、パソコン本体から削除したことにはなりません。
あくまでもごみ箱という名前のフォルダに移動しただけなので、ごみ箱を右クリック→ごみ箱を空にするをクリックし、パソコンから完全に削除をしましょう。
5.デフラグを行う
デフラグとは、ファイルの断片化を解消する作業のことです。
パソコンを長期間使用していると、ハードディスクのさまざまな場所に情報が書き込まれて、ひとつのデータの保存場所が複数に断片化してしまうこともあります。
この分散したデータを組み直す作業が「デフラグ」です。
「ドライブの最適化」という作業を行うことでデフラグができるので、定期的に行う習慣をつけましょう。
- PCフォルダを開く
- [ローカルディスク(C)]を右クリックして[プロパティ]を選択
- [ツール]を選択して、[ドライブの最適化]をクリック
6.外付けHDD・SSDを利用して保存容量を増やす
外付けHDD・SSDを使用すれば、データを外部機器に保存できるので、その分空き容量が増えます。
特にSSDは、HDDに比べて読み書きの速度・容量ともに優れているのでおすすめです。
ただし、SSDにも寿命があります。故障に備え、できれば大切なデータは複数の保存先にバックアップをしましょう。
次に紹介する「オンラインストレージ」と併用すると安全性を高められます。
以下の記事では、修理前のバックアップについて詳しくまとめているので参考にしてください。
7.オンラインストレージにデータを保存する
オンラインストレージとは、ネット上にデータを保管するサービスで、クラウドストレージともいわれます。
オンラインストレージのメリットは、パソコンが故障してもデータは残る・スマホやタブレットからもデータにアクセスできる点です。
下記の4つのオンラインストレージが有名ですので、気になる方は利用してみましょう。
名称 | 提供社名 | 無料GB数 | こんな方におすすめ | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
iCloud+ | Apple社 | 5GB | iPhoneやMacを使用している方 | こちら |
Google Drive | Google社 | 15GB | GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートなどのGoogleサービスを利用している方 | こちら |
Dropbox | Dropbox社 | 2GB | 様々な端末で気軽にデータ共有したい方 | こちら |
OneDrive | Microsoft社 | 5GB | WindowsやExcelなど、Microsoft社の製品を使用している方 | こちら |
8.使用頻度の低いファイルを圧縮する
Windows10・11にはファイルやフォルダを圧縮して、空き容量を増やす機能があります。
圧縮率はそこまで高くありませんが、データの解凍作業が必要なく、圧縮前と同様の操作でファイルやフォルダを使用できます。
簡単にデータの圧縮ができる反面、圧縮したファイルやフォルダはアクセスに時間がかかる場合があるため、使用頻度の少ないものへの設定をおすすめします。
- 圧縮したいファイル・フォルダを右クリックし、プロパティをクリック
- 「全般」タブの「詳細設定」をクリック
- 「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックを入れ「OK」をクリック
- 「適応」をクリックし、適切なラジオボタンを選択し「OK」をクリック
- 再度「OK」をクリックする
操作完了後、圧縮したフォルダーのアイコンが変更されたことを確認してください。
9.修理業者に相談する
もっとも確実な方法として、パソコンのプロである修理業者に相談するという方法があります。
修理業者に依頼する方法には、以下の3つのメリットが考えられます。
- 使用方法に適した空き容量を提案してもらえる
- 大切なデータを守りながら空き容量を増やせる
- 故障を防ぎながら空き容量を増やせる
自分でいじって故障させてしまわないか心配・大切なデータを確実に残したい場合は、一度修理業者に相談することをおすすめします。
最短即日!パソコンの容量を安全に増やすならプロにお任せ
出典:PCホスピタル
「PCホスピタル」とは、デジタル機器の有料訪問サポートで高い利用率を誇る業界最大手のパソコン修理業者です。
年中無休&全国対応しており、最短即日のパソコントラブル対応が可能!データもしっかりと保護してくれます。
また、訪問対応の時間が取れない方には宅配修理も行っており、主要店舗では持ち込み修理も可能です。
しかも、トラブル診断後の見積りで提示した料金以外の費用を請求がないので、安心して依頼ができますよ。
修理費用の目安
PCホスピタルに修理依頼する場合、作業料金の他に下記の料金がかかります。
- 基本料金:8,800円
- 出張料金:2,200円
(出張サポート時のみ)
上記以外に下記の作業料金がかかります。
作業内容ごとに細かく料金が設定されているので、まずは相談・見積り連絡をしてみましょう。
故障現象 | 修理料金 |
---|---|
アプリケーションインストール/アンインストール | 3,300円 |
システムのクリーンアップ | 6,600円 |
データバックアップ・移行【50GB】 | 11,000円 |
データ復旧【論理障害軽度】 | 22,000円 |
正常に動作しないパソコンからのバックアップ/データ移行【50GB】 | 33,000円 |
修理を依頼する流れ
修理依頼する際は以下の流れとなります。
まずは電話で簡単な見積りを聞くことも可能ですよ。
利用者の口コミ
PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。
- その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
- ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
- 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。
出典:みん評
こちらの記事でも、PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系についてより細かく紹介しています。参考にしてくださいね。
修理費用によってはパソコンの買い替えという選択肢も
「思ったよりもパソコンの空き容量が増えない」「修理の見積りを取ったが費用が高い」という方は、パソコンの買い替えも視野に入れましょう。
最新のパソコンでなくても、現在使用しているモデルよりも新しいものであれば、容量などのスペックが格段に良くなっています。
パソコンのスペックや費用面で比較し、どちらの選択がよいか考えてみましょう。
パソコンの修理・買い替えに悩んでいる方は、そのタイミングなどについて解説している記事もあるので、こちらも参考にしてください。
なぜパソコンに空き容量が必要なのか
ハードディスクはデータを保存する記憶装置の役割だけではありません。
一般的に、ハードディスクの10~20%程度は容量を空けておいた方がよいと言われています。
その理由として、パソコンの動作が遅くなる・アップデートができなくなるの2つがあり、最悪の場合にはパソコンがフリーズを起こしてしまう原因になってしまうからです。
動作が遅くなる
システムやアプリを使用している際、速く処理をするためにハードディスクの一部を仮想メモリとして使います。
しかしハードディスクの空き容量が少ないと、システムやアプリの処理が停滞し動作が遅くなったり、フリーズしたりしてしまうのです。
最悪の場合、パソコンが立ち上がらなくなるケースもあるため、パソコンが重いと感じたら空き容量を増やすように心がけましょう。
パソコンが重い・動かない原因や対処法については下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
アップデートができなくなる
OSや更新プログラムがアップデートされる度にかなりの容量が必要になるので、空き容量が足りない場合はアップデートができません。
もしもアップデートができたとしても、その後は空き容量が著しく減ってしまう恐れがあります。
ハードディスクの空き容量は、常に余裕がある状態にしておきましょう。
パソコン内蔵HDD・SSDの容量を今すぐ増やす方法9選 まとめ
今回は、パソコンの空き容量をすぐに増やす方法や、トラブルを解消してくれるおすすめの業者を紹介しました。
今回紹介した方法を試しても空き容量が足りないという場合は、PCホスピタルのような修理業者に相談をしてみましょう。
専門用語を使わない分かりやすい説明で、大切なデータを守りながら空き容量を増やしてくれますよ。
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