室内ドアのリフォームにおけるポイントとは?タイミングや費用も解説

室内ドアのリフォームにおけるポイントとは?タイミングや費用も解説

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ご自宅の「室内ドア」の老朽化が気になり始めたら、リフォームを検討してみましょう。
当記事では、室内ドアのリフォーム費用や業者選びのコツと、業者に依頼した際の大まかな流れなどについて解説します。

室内ドアのリフォームが必要なとき

「室内ドアをリフォームする必然性が分からない」という人もいることでしょう。
実はドアの調子が悪いと様々な問題が起こります。
以下のようなタイミングでは、リフォームを検討する必要があるかもしれません。

建て付けが悪くなった

家が古くなるにつれて、所々で微妙に傾いたり緩んだりなどしてあちこちの建て付けが悪くなっていきます。
これまでは普通だったドアの開閉がぎこちなくなることもあります。
状態が悪いとドアがしっかり閉まらなくなるケースも。

このような状態が続くと、隙間風などが吹き込んできて室内の温度調整も適切に行えなくなります。
リフォームによって住みやすい環境を整えましょう。

バリアフリー対応

家族が高齢化したときも、リフォームのタイミングです。
ドアの重さによっては、ある程度の力がないと開けられないことがあります。
またドアノブの位置や形状によっては、体力のなくなった人には不便に感じるものも…。

ドアに辿り着くまでの動線に手すりを設けるなど、高齢者には若者と違った感覚でフォローする必要があります。
場合によっては室内を大きくリフォームすることも求められるでしょう。

インテリアの変更

大幅に部屋のインテリアを変えた場合、一部の家具や設備が以前のままだと違和感を感じることがあります。
これは室内ドアも例外ではありません。
部屋の雰囲気に合わせたデザインにすることが大切です。

ドアそのものの老朽化

木造ドアは、老朽が原因でもろくなりひび割れたり擦り切れたりします。
最悪の場合、ある日突然倒れてしまうこともあります。
老朽化してきたら、ドアを丸ごと交換してしまうのもひとつの手です。

室内ドアをリフォームするときの費用は?

家をリフォームするとき、注意したいのは費用です。
室内ドアをリフォームする場合にはどの程度の費用がかかるのでしょうか?
ケースごとに見ていきましょう。

修理のみの場合

「ドアノブが上手く回らない」など、一部の機能だけを調整するのが修理です。
鍵などの小さな器具を交換するのも修理に含まれます。
これらの作業は時間がかからないうえ、使用される機材もわずかです。
予算は安くて2万円程度、高くても10万円には届かないでしょう。

ドアを交換する場合

ドアそのものが老朽化している場合やデザインを完全に変更したい場合などでは、丸ごと交換しなくてはなりません。
ドアそのものの費用はかかるものの作業自体は難しくないため、おおむね4万円~10万円程度が相場です。

枠を交換する場合

ドアを壁にはめこむための枠を交換する場合、工事はやや大掛かりになります。
ドアとは別に枠の素材費もかかってくるので、10万~30万円ほどを想定しておきましょう。

完全に種類の違うドアと交換する場合

「手前に開くか奥に開くか」だけでも工事方法は全く変わってきます。
インテリアを変えてドアの形やサイズも変更したいのであれば、根本的な部分から工事をやり直さなくてはなりません。

さらに、ドアによっては“セキュリティシステム”を搭載しているものもあり、取り付けに最新鋭の技術が必要な場合もあります。
こうしたケースでは安くても20万円程度、高くて40万円近い費用がかかります。

ドアのリフォームはDIYでできる?

手先の器用な人であれば、ドアのリフォームを自力で行えないかと考えるところでしょう。
ただ、DIYにはメリットだけでなくデメリットもあるので注意しましょう。

メリット

DIYの最大のメリットといえば、費用を安くできることが挙げられます。
専門業者に作業を依頼した場合、材料費や人件費はもちろん遠方から呼ぶことで交通費を請求されることもあります。
一方DIYであれば、工具と素材の費用だけで済ませられます。

また他人を家に上げるストレスがなかったり、自分の好みに合わせた作業ができるのもメリットです。
業者が来る日に合わせて予定を調整する必要もなく、自分がやりたいときに作業に取りかかれます。

デメリット

どれほどDIYに自信があろうと、スピードと技術ではプロにはとても敵いません。
一日で終えるつもりが数日かかってしまったり、仕上がりが悪くなったりすることもあるでしょう。
結果、業者を呼ぶことになるのであれば、最初から依頼したほうが効率的です。

また、リフォーム作業では多少の危険も伴います。
室内ドアなら高所に上るような作業はないものの、刃物や金槌を扱うことはあります。
もしこれらの道具の扱いに不安を感じるようなら、プロに依頼するほうが無難といえます。

業者にリフォームを頼むときの流れ

専門業者に依頼する際の流れはケースバイケースですが、おおよその手順を知っておくといざというときにスムーズにやりとりを進められます。

選定

まずは業者を選びましょう。
実績や口コミなどを下調べすることはもちろん、担当者とも顔を合わせて信頼できる相手を見極めるのがコツです。

調査

見積もり比較サイトなどでは、簡単に現状を伝えればすぐに工事の方法を提案してもらえます。
ただ、正確な見積もりを作ってもらうには現地調査が不可欠です。
依頼主の話とドアの現状を照らし合わせたうえで、業者が最適な方法を考えてくれます。

見積もり

どれほど優秀な業者でもいきなり契約を結ぶことは稀です。
最初に業者から見積もりをもらい、工事にかかる費用を確認します。

また、見積もりは「これだけの作業をするので、日程はこれくらいになる」という情報を共有できます。
見積もりを通して業者の能力を見極めることも可能です。

契約

ここまで来てようやく業者と契約を結びます。
ただし一度契約をしてしまったら、他社とはもう交渉ができません。
疑問点はすべて解消しておき、納得したうえで依頼しましょう。

なお契約内容は、必ず書面にして保管してください。
仮に業者が規約違反を犯した場合、書面の内容が根拠となるからです。

少しでもリフォーム費用を安くするコツ

普通にリフォームを依頼すれば、費用が高くなってしまうことも考えられます。
しかし工夫次第で相場より費用を安くできることもあるのです。
ここでは「リフォーム費用を安く抑える工夫」について紹介します。

表面の画材のみ交換

室内ドアのリフォームでは、工事の規模と費用が比例します。
そのため、工事の手間を抑えれば金額も安くできます。

例えばドアを交換してもらう場合、本当に交換が必要なのかどうかをしっかり検討しましょう。
ドアに傷や汚れが見られるとしても全体を交換する必要はありません。
表面の画材さえ取り換えれば、見た目は美しく保てます。

地元を中心に業者を探す

大手リフォーム店が必ずしもよい仕事をしてくれるとは限りません。
なぜなら大手は優秀な人材が各地の支店に分散されているため、地域によってはさほど実績が高くないこともあり得るからです。

一方地方の工務店などは、大手ほどの知名度はないものの経験豊富な職人さんが在籍している場合もあります。
さらに、宣伝や営業に費用をかけていないので見積もりが全体的に安くなりやすいのも特徴です。

最初に予算を決めておく

無計画のまま業者に依頼するといくらでも予算は膨らんでいきます。
プロの目線からすれば、必要な作業は全部提案したくなるものだからです。

優良業者ほど、依頼人の予算を気にしながら作業を考えてくれます。
最初の打ち合わせで「予算はこれくらいです」と伝えておけば、無理な提案はしてこないでしょう。

交渉をする

「業者と交渉する」というプロセスを省いている人は多いです。
提示された見積もりは決して確定した金額ではないため、可能性が低くても交渉してみる価値はあるのです。

業者からすれば、連絡をくれた依頼人を逃したくはありません。
金額を下げるのが難しい場合でも「この作業を省きましょう」と調整をしてくれるはずです。
それでも金額が高いようなら、別の業者を当たってみましょう。

リフォーム業者を比較するポイント

見積もりを取る際は、複数の業者に依頼するのがポイントです。
それぞれの金額や作業内容を比較すれば、どこが優良業者なのか見えてきます。

1.金額よりも内訳を見る

もちろん見積もりの額は大切です。
しかし全体の額だけに注目していると、細部を見逃しかねません。
見積もり書を見るときは「何に」「どれだけ」のお金がかかっているのかをチェックしましょう。

例えば、単純なドアノブの交換だけで多額の人件費が発生しているようなら、明らかに不自然です。
また「雑費」などの用途が不透明な項目がある場合も、あとから金額を上乗せされる恐れがあります。

2.希望が反映されているか

見積もり書はヒアリングや現地調査を経て作成されているはずです。
それなのに依頼者の希望が反映されていないとすれば、交渉する気がないということです。

この手の業者は、リフォーム内容についても業者側の都合を押しつけてくる可能性が考えられます。
その場合は、良好な関係を築くことが難しいので別の業者を探しましょう。

3.アフターケア

万が一工事が失敗したときのフォローについても知りたいところです。
例えば「工事から半年以内に再び壊れた場合には無償でやり直す」などの文言が明記してあるなら、安心して依頼できます。

4.担当者の人格

リフォームと人間性は関係ないと思われる人も多いですが、業者に依頼をすれば担当者と頻繁に連絡を取らなければなりません。
信用できない人間と会話を重ねるのは苦痛ですし、連絡すること自体が面倒になっていきます。

担当者との相性が悪いと感じる場合には、些細な質問もしにくくなり結果的に家主のためになりません。
こうしたケースでは、担当者を変えてもらうか無理なら他社に依頼するほうが得策です。

まとめ

室内ドアのリフォームはプロフェッショナルに頼むのが安全です。
スピードや技術、提案力にいたるまで一般人とは大きな差があるからです。

ただし、全てのリフォーム業者が優良であるとは限りません。
事前に見積もりを比較検討するなどして、自分に合った相手を見つけることが大事です。
業者とのやりとりで不安があるなら、細かいところまで質問するなど悔いのない選び方を心がけましょう。

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