腕時計の臭い対策を解説!素材別のベルトのメンテナンス方法やおすすめの業者も紹介

腕時計の臭い対策を解説!素材別のベルトのメンテナンス方法やおすすめの業者も紹介

お気に入りの腕時計。気が付けば「嫌な臭いがしている」なんてことはないでしょうか。

毎日身につけるものだからこそ、しっかりとケアをしたいものです。

そこで今回は、腕時計の臭いの原因やその対処方法などを解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

腕時計の臭いの原因

多くの場合、腕時計の臭いは水分や皮脂などの汚れの付着が原因です。

つまり、腕にかいてしまった汗やその他の生活の中で腕時計を汚してしまうことの2点が考えられます。

また、腕時計のベルトは主に「レザーベルト」「金属ベルト」「ナイロンベルト」「ラバーベルト」の4つに分けることができます。
それぞれが臭いを発生させる原因について、説明します。

レザーベルトの臭いの原因

腕時計で多く見られるレザーベルトのほとんどは「牛革(カーフ)」ですが、5万円以上の腕時計になってくると「ワニ革(クロコダイル)」や「馬革(コードバン)」など、さまざまな種類のベルトがあります。

レザーベルトは大人っぽく高級感があり、カラーバリエーションも豊富です。

革なので長年使うことで味が出てくるのも魅力のひとつですが、その反面、水に弱くやや耐久性に難があります。

レザーベルトの臭いの原因は、汗などの汚れです。レザーは水分を吸収しやすく、湿ってしまうとカビや細菌が繁殖してしまいます。

汗などを吸ったまま放置すると、その成分を分解するために菌が発生し悪臭を放つようになるのです。

さらに、汗の成分がカビの栄養源となるため、カビも発生しやすい状態となり、革の劣化やひび割れなどにもつながります。

金属ベルトの臭いの原因

機能面でもファッション面でも使いやすい「金属ベルト」は、レザーベルトとは反対に水分に強く、汗や雨などでも傷みにくいのが特徴です。

耐久性が高く、汚れた場合も、すぐに拭き取るだけでキレイにすることができますが、他のベルトと比較するとやや高価になります。

そして、金属ベルトの臭いの原因は金属の酸化です。

汗や皮脂が付着した状態で長年使用すると、金属ベルトが酸化し、悪臭を発生させてしまいます。

また皮脂汚れは、サビが発生する原因にもなります。金属ベルトはレザーベルトと違い、水分が染み込むことはないと思えるかもしれません。

しかし、金属ベルトはパーツが細かく、隙間がたくさんあります。

その隙間に汗などが入り込むことで、レザーバンド同様にカビや細菌が発生してしまうことがあるので、注意が必要です。

ナイロンベルトの臭いの原因

「ナイロンベルト」とは、簡単に言えば布性のベルトのことをいいます。柄やカラーが豊富で、ファッションとしてベルトを交換し、服装に合わせることも可能なベルトです。

ただし、見た目の印象として金属ベルトやレザーベルトと比較すると、やや安っぽくなってしまう場合があり、カジュアルなシーン以外では使いづらいかもしれません。

また、布製のベルトと違い、色のついたものが付着するとシミができてしまう可能性があります。

ただ比較的安価なので、複数のナイロンベルトを所持しやすく、ベルトの交換も簡単に行うことができるのがメリットです。

汚れた場合も、すぐに取り外して洗ったり、交換したりすることができてしまいます。

そのため、適度な交換や洗浄などのメンテナンスを行えば、臭いの発生を避けて衛生的に使用することが可能です。

ラバーベルトの臭いの原因

軽くて利便性の高い「ラバーベルト」は水に強く、汚れても気軽に洗ったりすることができるのが、一番の特徴です。

カラーも黒やネイビーなどが多いため、いろいろな服装に合わせることができます。

ただし、ラバーベルトはどうしてもカジュアルな印象になるため、ビジネスシーンには不向きです。

また、ゴムの臭いがする場合もあり、そのような臭いが苦手な方は避けたほうが良いかもしれません。

水に強く気軽に洗えるため、異臭は簡単に防げます。

そのため、臭いに関してはナイロンベルト同様に問題の少ないベルトです。

腕時計を臭わせない日頃のメンテナンス方法

毎日使用する腕時計は、日頃のメンテナンスによって清潔さを保つことができます。

次に、各ベルトの自分でできる、メンテナンス方法について紹介します。

レザーベルトのメンテナンス

レザーベルトは、余計な水分を吸った状態で放置しないことが重要です。湿ったままにしておくと雑菌の繁殖し、嫌な臭いの元になります。

できるだけ濡らさないように注意し、濡れてしまった場合は、こまめに拭くように心がけましょう。

また、1日腕につけていた後は、風通しの良い場所に置くようにしましょう。このとき、直射日光が当たる場所に置くと、革の劣化や色あせの原因となるので注意が必要です。

レザーベルトを洗いたい場合は中性洗剤を使用し、ベルトを時計本体から取り外して、優しく洗います。その後は日陰でしっかり乾かし、革用クリームを塗りましょう。

レザーベルトを洗う場合は、手間がかかる上にクリームなどの道具も必要です。さらに、根深い臭いや汚れは、完璧に落ちない可能性もあります。

また、ベルトの取り外しができないものであれば、洗う際に本体を水没させてしまう危険性もあります。レザーベルトのメンテナンスは、やや難易度が高いと言えるでしょう。

金属ベルトのメンテナンス

金属ベルトは、サビなどに強いステンレスが使用されていますが、水分が付着した場合はこまめに拭くように心がけましょう。

金属ベルトを洗う場合は、時計本体が濡れないように注意しつつ、中性洗剤をつけた歯ブラシなどで洗うのが効果的。しかし、歯ブラシではやり方によっては、ベルトに傷がつく可能性がありますし、ベルトが外せない場合は水没の危険もあります。

また、ベルトには細かな隙間があるため、キレイに洗うのが難しいことに留意しましょう。

ナイロンベルトのメンテナンス

ナイロンベルトは前述した通り、汚れや臭いに対しての対応が、比較的簡単なものになります。

布製なため、汚れやすく臭いもつきやすくはありますが、取り外しが簡単なものが多く手洗いも気軽にできます。

洗う場合は、特別な洗剤ではなくハンドソープやボディーソープなどで十分です。値段も比較的安価なので、洗っても臭いが気になる場合などは交換、という選択肢もあります。

ラバーベルトのメンテナンス

ラバーベルトの手入れは、一番簡単です。ウェットティッシュでベルトの表と裏を拭き、細かな隙間は綿棒で拭き取って終了です。

汚れが溜まる前に腕時計のクリーニングをしよう

腕時計の掃除をまめにできないという場合は、時計修理業者に腕時計のクリーニングを依頼してみましょう。

定期的に業者への依頼ができれば、普段は軽く表面を拭いてあげるだけでも構いません。

例えば駅や百貨店などに店舗を構える「ミスターミニット」では、下記の様なサービスが用意されています。

メニュー所要時間費用
クイック磨き(クイック掃除)約10分550円
金属製ベルトの超音波洗浄店舗預かり1,650円
クリーニング(外装清掃)約3週間6,600円

出典:ミスターミニット

また機械式時計の場合は、各メーカーが3~5年に一度のオーバーホールを推奨しています。

すでに購入から3~5年以上経過している場合は、クリーニングついでにオーバーホールを行うことをおすすめします。

腕時計のクリーニングを自分で行う方法については、下記の記事で詳しくまとめているので参考にしてください。

年間3万本以上のオーバーホール実績「ALLU WATCH REPAIR」

出典:ALLU WATCH REPAIR

ALLU WATCH REPAIRは、全国に130店舗以上の受付窓口を持つ時計修理業者です。年間3万本以上の修理・オーバーホール実績があり、高い技術力を持った専門技士が多数在籍しています。

ALLU WATCH REPAIRには、3,000時間以上ものトレーニングが要される「WOSTEP認定」や、国家資格である「時計修理技能士1級」を取得した技士が40名以上も在籍しているので、他の業者では断る様なブランドの時計でもオーバーホールが可能です。

更にALLU WATCH REPAIRで修理した時計は、内部点検・外装洗浄・防水試験を無料で実施してくれるサービスまで用意されていますよ。

料金21,000円~
納期最短2週間~
保証期間1年間
店舗数130店舗以上
宅配受付
\豊富な実績・高い顧客満足度/

ALLU WATCH REPAIR
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腕時計が臭くなる前に対策をしよう

ここでは、腕時計が臭くなる前の対策を4つ紹介します。クリーニングを行った後の参考にしてください。

水分をしっかりと取る

1日腕時計を装着した後は、乾いた布などでベルトの部分を包みこむようにして軽く叩き、水分を取り除きましょう。

汗などの水分を放置すると臭いの原因となってしまうので、装着後の習慣にすることをおすすめします。

毎日の使用を避ける

毎日のお手入れを楽にするためにも、もう1本の時計を用意し一日置きに付け替える方法もおすすめです。 一日置くことでベルトが吸った水分をしっかり乾かすことができ、腕時計の寿命も延ばすことができます。

夏場の使用は避ける

夏場は汗をよくかき、湿度も高いために雑菌が増え臭くなりやすいです。特に革ベルトは顕著なので、夏場の間だけほかの素材のベルトに変更する事をおすすめします。

夏場にベルトを交換することで、ベルトの寿命も延ばすメリットもありますよ。

消臭スプレーを使う

HELIの革ベルト消臭スプレーは、拭き掃除をしたあとにスプレーすることで、消臭だけでなく臭い予防もできるという商品です。

天然成分を使用しているので、直接肌に触れても安心のためおすすめですよ。

修理専門店の見つけ方

「長年愛用の腕時計をクリーニングしたいけど、どこに持っていけばいいのかわからない」、そんな場合は、修理業者の検索サイト最安修理ドットコムを、活用してみましょう。

お住まいの都道府県別や、腕時計のメーカー別など細かく検索することが可能です。

また、修理専門店が一覧で表示されるので、各修理専門店の修理価格なども、わかりやすく比較検討ができます。

検索してみても、身近に修理専門店がない可能性もあります。

そんなときにも、郵送修理や出張修理に対応しているお店を検索可能なので、安心です。

腕時計の臭い対策を解説! とめ

腕時計は、毎日使用していると、臭いや汚れが目立つようになってきます。

汗や皮脂などが、腕時計の隙間に入り込むことが主な原因となるので、こまめにメンテナンスをすることが重要です。

メンテナンスをするにあたって、腕時計のベルトには大まかにレザー・金属・ナイロン・ラバーの4つのタイプがあり、それぞれに合った方法でメンテナンスをしないといけません。

しかし、レザーベルトと金属ベルトは、場合によっては自分でメンテナンスを行うことが難しい場合があります。

そんなときは、最安修理ドットコムを活用し、最寄りの修理専門店にお任せしましょう。

長年愛用するのであれば、腕時計のメンテナンスは定期的に必要なので、それぞれの条件に見合ったお店を見つけておくのがおすすめですよ。

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