鍵は入るけど回らない!原因や対処法、やってはいけないことを紹介!

鍵は入るけど回らない!原因や対処法、やってはいけないことを紹介!

鍵を使っていると「鍵穴に入るのにきちんと回らない」といったトラブルが起こり得ます。いきなり玄関や車のドアが開かなくなったら、困ってしまいますよね。

そこで今回は、鍵穴に入るのに回らない原因や対処法を詳しくまとめました。ぜひ参考にしてください。

鍵が回らない時にやってはいけないこと3つ

鍵が回らないと焦ってしまいがちですが、やってはいけないことがあります。事前に確認しておきましょう。

鍵を無理やり開けようとする

玄関ドアなどの鍵が回らない原因は、何らかの理由で鍵と鍵穴のパーツがかみ合っていない状態になっているからです。これはmiwaやリクシルなど、メーカーに関わらず起こり得ます。

無理に開けようとして、鍵穴の中で鍵が折れたり破損したりすると取り出すのは困難なため、鍵穴ごと交換するしかありません。

鍵が抜けないからといって力任せに解決するのはやめましょう。

ピッキングしようとする

鍵が開かないからといって、ピッキングしようとするのは絶対にやめてください。ピッキングは専門の道具と知識が必要で、素人が針金などでできるものではありません。

素人によるピッキングは失敗するだけではなく、鍵穴の内部を傷つけてしまう可能性もあります。

また自分の家であっても、ピッキングしている姿は、周囲からすると非常に怪しいです。場合によっては通報されてしまうので、ピッキングをしようとするのは控えましょう。

また、ピッキング専用道具の所持は法律によって制限されています。鍵開けを業務とする人でない限り、所持しているだけでも法律に触れるので注意してください。

鍵穴専用ではない潤滑油を使う

「シリコーン系の潤滑油」「クレ5-56」「グリス」「サラダ油」などのオイル系の潤滑剤は、鍵穴に絶対に塗布してはいけません。

特にクレ556は、自転車やドアの蝶番部分など日常的に金属に使用されるので、鍵穴にも使用可能だと勘違いされやすいです。

潤滑油には粘度があるので、ゴミなどが中で固まって鍵穴故障の原因になります。

最終的には、費用をかけて鍵穴を交換しなくてはいけなくなるので、注意してください。

鍵穴専用の潤滑剤がないからといって、サラダ油や潤滑油を塗布するのは避けましょう。

カギ110番

鍵が回らない時に自分でできる4つの対処法

鍵を使っていると「突然回らなくなってしまった」など、トラブルが起きます。基本的には鍵の修理業者に依頼することになりますが、その前に自分でも試せる方法がいくつかあります。

スペアキーを使う

鍵は使っているうちに、傷がついたり曲がったりしてうまく回らなくなることがあります。

また、複製した鍵を使っている場合も、精度が悪いと鍵穴との間にズレが生じて回らなくなることもあります。

普段使っている鍵が回らなくなったら、まずはスペアキーで開けられるか試してみてください。

もしスペアキーが正常に使えるなら、普段使っている鍵に原因があります。鍵の複製や新たな鍵の購入を検討しましょう。

鍵穴を掃除する

鍵が回らなくなるのは、多くの場合鍵穴の汚れが原因と言われています。

「別の鍵が手元になかった」「試してみても回らなかった」という場合は、鍵と鍵穴をきれいに掃除してみてください。

鍵は使い古しの歯ブラシなどでほこりをとり、やわらかい布で汚れを拭き取ります。水洗いする場合は十分乾いてから使うようにしてください。

最近主流となっているディンプルキーは、細かいくぼみが多いのでとくに丁寧に行いましょう。

鍵穴内部の汚れは、掃除機で吸い取ってください。掃除機がない場合は、ガスを噴射してほこりを飛ばす「エアダスター」を使いましょう。

潤滑剤を使う

通常鍵穴には、鍵との摩擦を減らすために潤滑剤が使われています。しかし潤滑剤は時間の経過とともに減っていくので、時折潤滑剤を足さなければいけません。

「掃除したのに鍵が回らない」という場合は、潤滑剤を適量鍵穴に吹き付けてみてください。

使用する潤滑剤は、必ず鍵穴専用のものにしましょう。鍵穴専用の潤滑剤でないと、汚れが溜まり故障の原因になります。

また、専用の潤滑剤はたいていパウダー状になっているので、水分を含むと中で固まってしまう恐れがあります。屋外で使う時は、雨の日などは避けてください。

鉛筆を使う

潤滑剤の用意が難しい場合、代わりに鉛筆を使うのがおすすめです。

鉛筆の芯に使われている黒鉛には、金属と触れると潤滑剤のような効果を発揮する性質があります。鍵のくぼみや切り込みなどを鉛筆でなぞって黒鉛をつけ、回るかどうか試してみてください。

鉛筆は「2B」や「4B」など、芯がやわらかいもののほうが黒鉛がつきやすくなります。

うまくつかない場合は、カッターなどで芯を削って粉末状にして塗ってみましょう。

自分で対処できないなら、業者に依頼しよう

上記で紹介した方法をすべて試しても鍵がうまく回らない場合は、鍵の交換も検討しましょう。

腕に自信がある方でしたら、自分で鍵交換することも可能です。鍵はホームセンターなどでも売られているので、自分で修理する場合は業者に依頼するより安く済ませられるケースもあります。

ただし、実際作業するには、手先の器用さや鍵についての知識が必要です。失敗するリスクもあるので、基本的にはカギのプロに依頼しましょう。

基本的に見積りは無料で、作業費+出張料金のみを請求されることが多いです。鍵開けだけなら20,000円程度と見積もっておきましょう。

作業内容金額
鍵開け8,000~15,000円
シリンダー交換15,000~25,000円
元鍵なしでの合鍵作成15,000~20,000円
出張料金3,000~5,000円
深夜や早朝料金3割り増し程度

鍵業者によっては、24時間年中無休で対応しているところもあるので、急なトラブルでも安心です。自分で修理や交換をするより確実に素早く行ってくれますよ。

また、別記事で玄関の鍵交換費用についてもまとめています。参考にしてみてください。

鍵業者を選ぶポイント4選

多くの業者は適正な費用で鍵交換を行ってくれますが、中には悪質な業者もいます。そこでここでは失敗しないための鍵業者の選び方を紹介します。

そこでここでは鍵業者の選び方は、以下の記事でも紹介しています。あわせて

料金体系がわかりやすいか

鍵交換費用は、業者によってかなり料金体系が異なります。

一般的に鍵交換には、作業料金や出張料金、部品代や深夜割増料金などがかかります。

しかし、あえて費用の内訳を明示せず、作業後に高額請求をする悪質な業者もいるので注意が必要です。

不当な請求を避けるためにも、明朗会計を心掛けている業者を選びましょう。

保証やアフターサービスがあるか

保証やアフターサービスがない業者に依頼し、いい加減な仕事をされてもどうすることもできません。

泣き寝入りを防ぐためにも、問い合わせや見積りの段階で、保証やアフターサービスについてきちんと確認しておきましょう。

具体的にどのような内容なのかも、併せて確認するようにしてください。

口コミの内容はいいか

口コミの内容も非常に重要です。

いいレビューはもちろんですが、悪いレビューのほうが参考になることも多いので、あらかじめ確認しておきましょう。

あまりに悪い評判が多いようであれば、依頼をやめたほうが賢明です。

きちんとした公式サイトがあるか

もし依頼しようと思っていた業者に公式サイトがないようであれば、疑ったほうがいいかもしれません。質のよい業者が、公式サイトを持っていないとは考えにくいです。

公式サイトの内容も重要です。「どのようなサービスを提供しているのか」「価格に関する記載」があるのかなどをチェックしてください。

特に料金体系が明確かどうか、しっかりと確認しましょう。

鍵は入るのに回らない!困ったときは「カギ110番」

出典:カギ110番

カギ110番は、日本全国に加盟店があるので、エリア内のスタッフが最速5分で駆け付けます。1日の相談実績が450件以上もある業者です。

玄関の鍵が回らない時の鍵開け、鍵作成、鍵修理など、他の鍵屋ではできないような作業も、丁寧に対応してくれます。

事前見積り無料で、24時間365日作業可能なので、いざという時の強い味方です。

もし鍵が開かなければ施工料は原則0円なので、まずは相談してみましょう。

point!
  • 低料金で安心!キャンセル料0円
  • 1日の相談実績 約450件以上
  • お客様満足度98%

料金一例

カギ110番の作業料金目安は下記の通りです。

玄関金額(税込)
鍵開け8,800円~
鍵交換12,100円~
鍵修理8,800円~
鍵作成11,000円~

上記は、出張費+作業費+部材費すべて込みの価格なので、「見積りと請求価格が違う」ということもなく安心です。

「カギ110番」で鍵開けを依頼する流れ

  1. まずはフリーダイヤルWEBで相談
  2. 最短5分で到着
  3. 作業時間最短5分

\24時間365日対応可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。

車やバイクの鍵が回らないときは

車やバイクの鍵が回らなくなった場合、車やバイク特有の操作法や機能に原因がある可能性も考えられます。外出先でトラブルに見舞われると焦ってしまいがちですが、落ち着いて確認しましょう。

最も考えられるのはバッテリーが上がってしまっていることです。この状態だとエンジンが掛からないため、必然的にキーを回せなくなります。

次に考えられるのは、ハンドルロックがかかっていたり、ギアが正しい位置に来てなかったりするなどの、単純な操作ミスです。

上記2つの原因でない場合は、故障が考えられます。すぐに業者に連絡して車の鍵開けを依頼しましょう。

賃貸やマンションの鍵修理をする際はどうしたらいい?

賃貸やマンションにお住まいの方の場合、鍵が壊れたからといってすぐに修理をするのはやめましょう。管理会社や大家さんの許可なしに対応すると、思わぬトラブルに繋がります。

建物だけでなく、鍵やドアも管理会社や大家さんの所有物です。そのため管理会社や大家さんが費用を負担してくれる場合があります。

修理だけでなく、マンションの鍵交換したい場合も、まずは管理会社や大家さんに相談するようにしましょう。

鍵が回らない時の対処法まとめ

鍵のトラブルは誰の身にも起こりうるものですが、要因はさまざまです。

いざという時に慌てることのないよう、鍵や鍵穴は日頃からなるべくきれいにしておきましょう。

また一般に鍵の寿命は10年程度と言われています。新しいものは防犯面でも性能がよくなっているので、長く使っている場合は一度交換も視野に入れてみてください。

このコラムに関連するキーワード

役立ったら是非シェアしてください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加