
「ロレックス(ROLEX)」ほどの精巧な腕時計であれば、50年近くもの間使い続けることが可能です。ただし、定期的なメンテナンスは必須です。
腕時計全体の点検を行うことを「オーバーホール」と呼びますが、日本ロレックスでは10年以内のオーバーホールを推奨しています。
使用状況にもよるため、3~4年ほどでオーバーホールを検討するのがおすすめです。
この記事では、「ロレックスのオーバーホール・修理はどこに依頼すべきなのか」「オーバーホールでおすすめの業者」について解説していきますね。
この記事で分かること
INDEX
ロレックスのオーバーホール依頼先は主に2つ
ロレックスの腕時計のオーバーホール・修理を依頼する方法は、「ロレックス正規店に依頼する」か、「時計修理業者(民間業者)に依頼する」が主流です。
正規店の場合、購入した店舗に時計を持ち込んだり、日本に数店舗ある「ロレックスサービスセンター」に郵送したりすることで依頼できます。
一方、時計修理業者は全国的に存在します。ロレックス以外の腕時計にも対応しているなど、サービス内容や技術力は店舗によって異なりますよ。
どっちに依頼?ロレックス正規店vs時計修理業者
ロレックスの正規店と時計修理業者では、それぞれメリット・デメリットがあります。
こちらのテーブルでは、費用・期間・技術力・対応モデル・保証の5項目で比較しました。
項目 | ロレックス正規店 | 時計修理業者 |
---|---|---|
費用 | 75,000円前後 | 30,000~50,000円 |
修理期間 | 1ヵ月 | 2週間~1ヵ月 |
技術力 | ロレックス在籍の時計技師が 純正パーツで修理 | 業者によって バラつきあり |
対応モデル | 生産終了したモデルは対応不可 | 生産終了したモデルも対応可 |
保証 | 保証期間が2年延長 | 3ヵ月~1年間の修理保証 |
こちらの内容を踏まえると、ロレックス正規店がおすすめなのは以下に当てはまる方です。
- メーカーの技術・純正パーツで点検してほしい方
- 資産としての価値を大事にしたい方
- ロレックスの保証を延長したい方
一方で、以下に当てはまる方は時計修理業者への依頼がおすすめです。
- オーバーホールにかかる費用を節約したい方
- 冠婚葬祭などで受け取り時期を調整したい方
- 正規で対応していないモデルをオーバーホールしたい方
ここからは、それぞれの項目におけるロレックス正規店・時計修理業者の違いを解説していきます。
オーバーホール費用
ロレックス正規店でのオーバーホール費用を調べたところ、基本料金は75,000円前後が相場でした。
一方、時計修理業者は30,000~50,000円程度と、正規料金の半額~7割ほどの費用で依頼できます。
主なモデルごとの相場は以下の通り。
モデル | ロレックス正規店 | 時計修理業者 |
---|---|---|
サブマリーナ | 77,000円 | 30,000円 |
GMTマスターII | 77,000円 | 30,000円 |
コスモグラフデイトナ | 88,000円 | 36,000円 |
エクスプローラー | 77,000円 | 30,000円 |
デイトジャスト | 77,000円 | 30,000円 |
ただし、こちらはあくまで基本料金です。部品の交換が必要な場合などは、上記の料金に加算されます。
また、ロレックスのような高級時計は高騰が続いており、それに併せてオーバーホールの料金も値上げされるでしょう。
詳細な金額は、見積りを取ってもらうのが確実です。
受け取りまでの期間
ロレックス正規店でオーバーホールを依頼した場合、作業にかかる日数はおよそ1ヵ月です。
時計修理業者の場合だと2週間~1ヵ月ほどが多く、時計修理業者の方が納期は短いと言えます。
ちなみに、以下の要因により納期が前後する場合もあるので注意しておきましょう。
- 腕時計の状態
- 部品の在庫状況
- 修理形式(持ち込み・郵送)
出典:ロレックス
オーバーホールの技術
正規店では、ロレックスに在籍する時計技師が純正部品を使って手入れしてくれるため、安心して依頼できます。
一方、時計修理業者は店舗やスタッフにより技術に差があり、交換する部品も純正ではない可能性があります。
時計修理業者に依頼する場合は、1級時計修理技能士などの資格保有者が在籍しているかを、事前に確認しましょう。
オーバーホールできるモデルの種類
正規店でも全てのモデルに対応できるわけではありません。
生産終了したモデルについては、修理の受け付けも終了してしまいます。
時計修理業者では、生産終了しているモデルでも部品さえあればオーバーホール可能です。しかし、業者の技術や在庫にもよるので確認してみましょう。
保証内容・期間

ロレックスは、腕時計の購入から5年間は国際保証が付きます。しかし、オーバーホールの費用は自分で払う必要がありますよ。
ただし、オーバーホール直後から2年間は延長保証がつき、保証書も発行されますよ。
一方で時計修理業者は、オーバーホールから3ヵ月~1年間の修理保証が付くケースが多いようです。
出典:ロレックス
正規店にオーバーホールを依頼する手順
ロレックス正規店に時計修理を依頼する場合、以下3つの手段があります。
- 購入したお店(正規店)に持ち込む
- 日本ロレックスサービスセンターに持ち込む
- 日本ロレックスサービスセンターに郵送する
日本ロレックスサービスセンターは5ヵ所あります。そのうち2ヵ所は郵送専用です。
店舗 | 営業時間 | 持ち込み | 郵送 | 電話番号 |
---|---|---|---|---|
東京店 | 10:00~17:00 (土日休み) | × | 〇 | 0120-929-570 |
銀座店 | 11:00~17:00 | 〇 | 〇 | 03-3567-1880 |
表参道店 | 11:00~19:00 | 〇 | 〇 | 03-6386-4372 |
大阪店 | 10:00~17:00 (土日休み) | × | 〇 | 0120-929-570 |
大丸神戸店 | 11:00~19:00 | 〇 | 〇 | 078-335-6862 |
出典:ロレックス
購入した正規店や日本ロレックスサービスセンターに持ち込む場合、予約の必要はないですが、事前に連絡をしたほうがよいでしょう。
郵送する場合は事前にサービスセンターへ電話をすると、梱包キットが送られてきます。なお、送料は自己負担です。
ロレックスを正規店で修理する方法については、こちらの記事でより詳細に解説しています。参考にしてくださいね。
ロレックス時計のオーバーホールの必要性
ロレックスの資産価値を保つためにも、定期的なオーバーホールは必要不可欠です。費用を考えるとためらってしまうかもしれませんが、オーバーホールには以下の効果があります。
- 潤滑性の保持:内部の潤滑油が劣化すると、摩擦によって精度が低下するため、新しい潤滑油が必要です。
- 防水性能の維持:劣化した防水パッキンを交換することで、湿気や水分が侵入するリスクを防ぎます。
- 部品の摩耗防止:歯車や内部パーツは摩耗するため、清掃や交換が不可欠です。
定期的なオーバーホールによりこれらの問題が解決されることで、精度や寿命が保たれ、最適なコンディションを維持できます。
自分に合った時計修理専門店の選び方
時計修理業者は全国に数多く存在します。業者選びを間違えると、腕時計の状態が悪化してしまう可能性もありますよ。業者選びは慎重に行いましょう。
ここでは、信頼できる&自分に合った業者の選び方を紹介します。
- ロレックスのオーバーホール・修理実績があるか
- 資格を持つスタッフが在籍しているか
- 口コミ・評判が高いか
- 修理保証があるか
- 費用が予算感に合うか
1.ロレックスのオーバーホール・修理実績があるか
まずは、依頼する時計の修理実績があるか確認しましょう。修理店のサイトを見れば、ロレックスのモデルごとの修理実績が記載されていることが多いです。
場合によっては、対応内容や金額の内訳まで記載されています。
ロレックスのオーバーホール経験がない修理店に依頼すると、その時計の特徴を理解していない場合もあるので、必ず事前に確認しましょう。
2.資格を持つスタッフが在籍しているか
次に、時計の修理に関する資格を持っているかどうかを確認しましょう。資格としては以下のようなものがあります。
オーバーホールの技術力を計るための資格
- 時計修理技能士:日本の国家資格で1~3級がある。特に1級は高度な技術力が必要
- C.M.W.:アメリカの時計修理資格であり、時計修理の国際標準的な技術力を示す
- WOSTEP:スイスの時計修理資格で、世界最高峰の育成プログラムを受ける必要がある
中でも、国家資格である時計修理技能士1級を保持している技術者が在籍するかは確認しておきましょう。
時計修理技能士1級は7年以上の実務経験、または3級合格後4年の実務経験、2級合格後2年の実務経験がないと受験資格を得られません。
オーバーホールは特別な資格がなくても依頼を受けられるので、資格を確認すれば一定の技術力の指標にできますよ。
3.口コミ・評判が高いか
実績・資格を確認したら、実際に利用したユーザーの評判や口コミを確認しましょう。
いくら実績・資格が十分だとしても実態は分かりません。経験・スキルが高いスタッフが対応した内容のみ強調されている可能性もあります。
公式サイトの「お客様の声」だけでなく、Googleマップや口コミサイトの内容などを参考にしてみましょう。
4.修理保証があるか
技術力のある技能士がオーバーホールを行っても、なんらかの事故や不具合は起きる可能性があります。そこでチェックすべきは、修理後の保証があるかどうかです。
修理後3ヵ月~1年間の保証を設けている修理店がほとんどですが、まれに保証がないところもあります。そのような修理店は避けた方が無難です。
さらに、保証の有無だけでなく保証内容もきちんと確認してください。万が一のためにメンテナンス・修理の回数・期間など、細かいところまでチェックしておきましょう。
5.費用が予算感に合うか
ここまでで業者の信頼性を確認できたなら、あとは自身の予算感に合うかを確認しましょう。
オーバーホールにかかる費用は、業者によって大きく異なります。
また、そのほかに部品代・送料などもかかるので、見積りを出してもらうのがおすすめです。複数の業者に見積りを出す「相見積り」をすれば、相場感を知れるだけでなく費用の節約にもつながりますよ。
ロレックスのオーバーホールにおすすめの業者5選
ロレックスのオーバーホールを行うには、高いレベルの技術力と設備が必要となります。信頼できる民間業者を選ぶためには、修理実績や口コミも調べると安心でしょう。
ここでは、店舗持込・郵送含め全国対応しているロレックスのオーバーホールを依頼可能なおすすめの修理店を紹介していきます。
費用・保証期間・納期もまとめているので、参考にしてくださいね。
修理店舗 | おすすめポイント | 費用 | 保証期間 | 納期 | 見積り |
---|---|---|---|---|---|
ALLU WATCH REPAIR |
| 21,000円~ | 1年間 | 2週間~ | |
リペスタ |
| 25,300円~ | 1年間 | 30日~ | |
WATCH COMPANY |
| 27,500円~ | 1年間 (一部6ヵ月) | 2週間~ | |
CIEN |
| 27,500円~ | 1年間 | 3週間~ | |
OROLOGIAIO |
| 22,000円~ | 1年間 (一部6ヵ月) | 3週間~ |
1.ALLU WATCH REPAIR

ALLU WATCH REPAIRは、顧客満足度評価が高く、手厚いサービスを受けたい方におすすめの腕時計修理業者です。
東京を中心に全国に130店舗以上を展開・年間3万本以上の実績があるため、信頼が持てます。
また、3,000時間に及ぶトレーニングが必要な世界最高峰の時計技術者育成プログラム「WOSTEP認定」を受けた時計技師や、「1級時計技能士」の国家資格を持つスタッフが多数在籍しています。
年間30,000本以上の修理実績の中で、最も問い合わせ件数が多いロレックスは、最新の設備と最高の環境にて修理するため、安心ですね。
- 経験豊富な有資格者による年間3万本以上の修理実績
- 顧客満足度93%の高い評価を受けている
- 無期限の充実したアフターサービス付き
また、無料見積りのほか、送料・キャンセル料も無料なので気軽に相談してみてくださいね。
費用 | サブマリーナ エクスプローラー GMTマスター デイトジャストなど | 29,000円 |
---|---|---|
デイトナ | 39,000円 | |
スカイドゥエラー ヨットマスターⅡ | 49,000円~ | |
保証期間 | 1年間 | |
納期 | 2週間~ |
ALLU WATCH REPAIRの口コミ
ここでは、ALLU WATCH REPAIRの口コミを紹介します。
- 今回、2回目の依頼でオーバーホール、風防交換、外装研磨を依頼しましたが、新品のようになって戻ってきたので、とても満足しております。
- 品物もきれいに包装され、交換したパーツも同封されているので、何を交換したのかも明確で、素晴らしい対応だと思います。
- 大切な時計を宅配でやり取りすることに少し不安がありましたが、梱包もしっかりしていて安心して利用できました。
2.リペスタ


出典:リペスタ
元ロレックス認定技師を約30年間務めた一級時計技能士が立ち上げた、確かな技術力を持つ時計修理業者がリペスタ。
国内トップレベルの修理設備と環境が揃っており、中でもロレックスの修理は純正の工具を使用するため、高精度の修理が可能です。
そのため、他社では断わるようなロレックスのアンティークなどの修理も得意としています。
- 元ロレックス認定技師が在籍
- 純正の工具を使用して修理
- メーカー比最大60%OFF
店舗は大阪ですが、無料配送キットを申し込めば送料・見積料も無料で手軽に依頼が行えるため、おすすめです。
費用 | デイトジャスト サブマリーナ GMT エクスプローラー ヨットマスターなど | 27,500円 |
---|---|---|
デイデイト(貴金属モデル) | 39,800円 | |
デイトナ(ストップウォッチ付き) | 52,800円 | |
保証期間 | 1年間 | |
納期 | 30日~ |
リペスタの口コミ
ここでは、リペスタの口コミを紹介します。
- ネット修理は初めてで不安でしたが、写真で受取り連絡をくださり、そこから信頼にかわり安心して修理をお願いすることができました。きっちり動くようになって戻ってきて、本当にありがとうございました。
- 外観も綺麗になり、新品のような気持ちで本日から稼働しています。本当にありがとうございました。また、機会がありましたらよろしくお願いします。
- ネットでの修理依頼は初めてで不安でしたが、メール連絡もこまめにいただき不安が安心にかわり、届いた時計を見ると信頼にかわりました。本当にありがとうございました。
出典:リペスタ
3.WATCH COMPANY


腕時計修理の知識・キャリアを十分に持った信頼できる修理店に依頼したい方におすすめなのが、WATCH COMPANYです。
東京・大阪・名古屋の3大都市のほか横浜に店舗を展開し、年間受託本数は20,000本を超えています。
- 年間受託本数20,000本越え
- 東京・大阪・横浜で受付窓口あり
- メディア掲載実績も数多くあり
サイトのブログやYoutubeなどのSNSで修理情報を発信しており、メディア掲載も多数あるため知名度・信頼度は抜群。
100%純正パーツを使用した修理でリピーターも多く、無料梱包キットを使用した郵送修理もおすすめですよ。
ちなみに新品仕上げは別途費用がかかるので、しっかり確認してくださいね。
費用 | 自動巻き・3針 | 25,300円 |
---|---|---|
デイデイト 手巻き(プリンス) | 33,000円 | |
デイトナ | 41,800円 | |
保証期間 | 1年間(一部6ヵ月) | |
納期 | 3週間~ |
WATCH COMPANYの口コミ
口コミや批評を探してみましたが、WATCH COMPANYの口コミは見つかりませんでした。
4.CIEN
など大阪・東京新宿・郵送で対応-www.cien-watch.com_.png)

出典:CIEN
オーバーホールを行う時計技術者・仕上げ(磨き)とそれぞれ専任の修理技術者が担当するのがCIEN。
元ロレックス技術者が在籍しており、すべてメーカー純正部品を使用して修理を行います。
東京と大阪に店舗を構えており、郵送の場合は専用の梱包キットがあるので近くに修理店がない方にもおすすめです。
- 元ロレックス技術者が純正品で修理
- 仕上げ磨きのみを専任する時計技術者がいる
仕上げの磨きのみを専任する時計技術者が行う「新品仕上げ」は、数多くのリピーターを生んでいます。
費用 | サブマリーナ | 27,500円 |
---|---|---|
エクスプローラー | ||
GMTマスター | ||
デイデイト | 31,900円 | |
コスモグラフ デイトナ | 42,900円 | |
保証期間 | 1年間 | |
納期 | 3週間~ |
CIENの口コミ
ここでは、CIENの口コミを紹介します。
- 修理頂いたロレックスを無事受け取り致しました。新品かと思うくらい綺麗に直して頂き、感動しました。本当にありがとうございました。
- ロレックス サブマリーナのオーバーホールを依頼しました。時計を拝見しましたが、想像以上に美しく仕上がってまして、びっくりしました。文字通りの新品仕上げに、感動しました。次回のオーバーホールも是非お願いしたいと思います。
- ロレックスを昨日受け取りました。この度は、丁寧な修理をしていただきありがとうございます。毎日身に付けている大切な時計です。永く使えるように、次の機会も貴社に修理を依頼しようと思っております。
出典:CIEN
5.OROLOGIAIO

出典:OROLOGIAIO
OROLOGIAIOは、ロレックスの現行モデルからアンティークまで、多くの修理実績があるオーバーホール専門業者です。
公式サイトにはロレックスの修理事例が多数掲載されているので、詳しい費用内訳や修理内容を確認することができます。
- 1級、2級時計修理技能士
- ロレックスの修理実績を多数掲載
- キャンペーンも定期的に実施
大切な腕時計はこまめにオーバーホールをしてほしいという考えから、リーズナブルな価格設定を行っていますよ。
その上、毎月のオーバーホールの割引キャンペーンやリピーター割も実施しているので、お得に修理依頼が可能です。
費用 | フォーマルモデル | 22,000円 |
---|---|---|
スポーツモデル | 24,200円 | |
クロノグラフ | 38,500円 | |
保証期間 | 1年間(一部6ヵ月) | |
納期 | 3週間~ |
OROLOGIAIOの口コミ
口コミや批評を探してみましたが、OROLOGIAIOの口コミは見つかりませんでした。
ロレックスのオーバーホールを断られるケース
日本ロレックスの修理・オーバーホールは、正規販売店で購入した時計以外にも、並行輸入品や国外で購入した時計も受け付けています。
しかし、場合によってはオーバーホールを断られてしまうケースもあります。ここでは3つ紹介するので、依頼時の参考にしてください。
ロレックスのオーバーホールを断られるケース
修理部品の在庫不足
ロレックスのモデルや年式によっては、修理部品が生産終了している場合があり、オーバーホールを断られることがあります。有名なモデルでいえば、1988年まで製造されていたデイトナは手巻きタイプとなっており、日本ロレックスでは対応できません。
現在は製造されていないヴィンテージモデルのオーバーホールを検討している方は、一度日本ロレックスに問合せをしてみましょう。
正規品以外のパーツが使用されている改造品
ロレックスは正規品での修理を原則としており、非正規のパーツが使用されている場合は、修理・オーバーホールを断られるケースがあります。
一度非正規の修理業者に修理・オーバーホールを依頼した時計は、基本的に日本ロレックスでの依頼ができないと考えましょう。改造品のオーバーホールは、信頼できる民間業者への依頼をおすすめします。
偽物・コピー品
ロレックスが偽物と判断した場合、オーバーホールの依頼は断られます。
偽物だと気付かずに日本ロレックスヘ持ち込むこともあるようですが、修理・オーバーホールはを受け付けてもらえません。
偽物やコピー品は、正規店以外でも断られるケースが多いです。ロレックスを購入する際は、信用できる販売元を選ぶようにしましょう。
愛用するロレックスを長く使うために
この記事では、ロレックスの腕時計のオーバーホールをどこに依頼すべきかについて解説しました。
日本ロレックスでは、時計の精度・防水性能を維持するために、10年以内のオーバーホールを推奨しています。
モデルや使用状況により頻度は異なるため、腕時計のオーバーホールを行う頻度についてまとめている記事も参考にしてください。
ロレックス正規店のオーバーホール費用はおよそ7万円から、オーバーホール専門店は3~5万円程度の費用がかかります。
オーバーホールの質や資産価値などを気にする方は正規修理がおすすめです。一方、費用を節約したい・早く受け取りたいといった方は、時計修理業者がおすすめです。
業者に依頼する際は業者の選び方が重要です。実績や資格などを確認して、自分に合った業者を選びましょう。
故障したロレックスは買取も検討

民間業者に依頼しても、オーバーホール・修理費用が思ったよりも高額だった場合は、買取を検討してもよいかもしれません。
買取業者は修理をして再販するため、大切にしていたロレックスは次に受け継がれていきます。中でもおすすめはブラリバです。
ブラリバはロレックスといった腕時計はもちろん、ブランド品や宝石の買取を行っている業者です。年間50,000以上の取引実績があります。
店頭・宅配・出張の買取方法に対応しており、送料や出張料は無料。即現金での支払いが可能なので、一度相談してみてくださいね。

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- 修理サポート記事1,600本
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