
自転車の鍵を無くした場合、どのように対処したらよいのでしょうか。
「自分で鍵を壊す」「スペアキーで開ける」「警察や業者に任せる」など、様々な選択肢があり迷ってしまいますよね。
そこで今回は、自転車の鍵を無くしたときの対処法や、スペアキー作成の相場などをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
最速5分で解決!

お客様満足度98%のカギ110番では、自転車の鍵トラブルにも対応しています。
鍵開け・鍵交換・スペアキー作成なども最速5分で対応してくれます。全国対応で最短5分で駆けつけてくれるので、急いで自転車が必要な場合も安心ですよ。
自転車の鍵を無くしたときの対処法
自転車の鍵を無くしたとしても、焦ってすぐに鍵を壊そうとするのはおすすめできません。
まずは自分で対処できるかを確認し、難しいようなら警察や鍵業者に対応を依頼しましょう。
パターン1:自分で鍵を開けられない場合
自転車の鍵を無くしてしまい、自力で鍵を開けられないときは、下記のような対処法があります。
ただし先述の通り、防犯登録済みの自転車でないと基本的に対応してもらえないので注意が必要です。
交番 | 自転車店 | メーカー | 鍵業者 | |
---|---|---|---|---|
鍵破壊 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
鍵開け | × | × | × | 〇 |
鍵の取り付け | × | 〇 | × | 〇 |
スペアキー作成 | × | × | 〇 | 〇 |
出張サービス | × | △ | × | 〇 |
費用相場 | なし | 1,000~2,000円 | 1,000~2,000円 | 3,000~10,000円 |
【依頼前に】防犯登録しているかを確認
自転車の鍵開けを依頼する際は、身分証明書を提示しステッカー登録番号と照らし合わせ、自身の自転車であることを証明する必要があります。
対処を依頼する前に、防犯登録済みの「ステッカー」が自転車に貼られているかを確認してください。ステッカーが貼られていない場合、盗難車と疑われ対応してもらえないことがあるので、注意が必要です。
自転車の防犯登録は、法律により義務化されています。防犯登録をしていなくても罰則はありませんが、盗難や事故などの対応時に必要となるため、必ず登録しておきましょう。
交番で警察官に頼む
交番や警察署には、鍵を壊すための「ワイヤーカッター」や「ボルトカッター」などの道具が用意されています。鍵を壊してもらうか、工具を貸してもらい自分で壊すことが可能です。
費用もかからないため、近くに交番や警察署があるのなら行ってみましょう。出向く前に対応可能であるかを電話で尋ねると確実です。
ただし、警察官にできるのは鍵を壊すことだけです。その後、自身または自転車店などで新規の鍵を取り付ける必要があります。
また、無くした自転車の鍵が届いている可能性もあるため、警察にも問い合わせてみましょう。警察への届け出の方法などは下記の記事にまとめています。
自転車店に依頼する
自転車店では、鍵の破壊と鍵の取り付けに対応してくれます。
費用相場は1,000~2,000円程度で、出張サービスを利用すると1,000円~加算されます。店舗によっては、新しい鍵の取り付けを頼むと、破壊にかかった費用が無料になることもあるようです。
鍵の複製はできません。スペアキーを作りたい場合は、メーカーへ注文する必要があります。
新しい鍵が届くまでに、1~2週間程度がかかるので注意しましょう。
メーカーに依頼する
メーカーでは、スペアキーの作成ができます。
費用相場は1,000~2,000円程度と安価です。
ただし、直接メーカーに注文できるケースは少なく、自転車を購入した販売店経由で注文する必要があります。スペアキーが届くまでに1~2週間ほどがかかるため、すぐに自転車に乗りたい方には向きません。
また、スペアキーを作成する際には「鍵番号」が必要です。保証書に記載されているので、忘れずに販売店に持っていきましょう。
鍵業者に依頼する
鍵業者では、「鍵壊し」「鍵開け」「新規鍵の取り付け」「スペアキー作成」など、かなり幅広く対応してもらえます。
費用相場は3,000~10,000円程度とやや高額ですが、すぐに対処してもらえるのは大きなメリットです。
カギ110番など、多くの業者が出張サービスを行っているので、自転車を持ち運べずに困ったときは、出張サービスも検討してみてください。
おすすめの鍵業者は下記の記事にまとめています。
パターン2:自分で鍵を壊す・開ける場合
必要な道具が用意できる場合は、自分で対処する方が早く安く済むこともあります。鍵のタイプによって対処法が異なるため、最も適切な方法を試しましょう。
ただし、下記の方法は自転車の破損や通報のリスクがあり、基本的におすすめしません。「どうしてもお金をかけずに開けたい」「緊急で自転車が必要」といったときの最終手段として試してみてください。
リングロック(馬蹄錠)

多くの自転車で利用されている「リングロック」は、傘についている「傘鍵」と「ペンチ」を使えば鍵を壊すことなく開けられます。
鍵の開け方は次の通りです。
- ビニール傘の持ち手を折る
- 折った筒の部分をペンチで広げる
- 広げた筒の部分から傘鍵を取り出す
- リングロックの鍵穴に傘鍵を差し込む
- カチャカチャと動かして鍵を開ける
傘の持ち手を折るときに、破損した傘でケガをしないよう、十分に注意しながら作業してください。
シリンダーロック

リングロックよりも防犯性能が高い「シリンダーロック」は、鍵を回して開けるタイプです。安全ピンやヘアピンなどの細い金具を使えば、鍵を壊さずに開けられます。
ただし、シリンダーロックの解錠はリングロックよりも難易度が高めです。シリンダーロックに傷がつくと鍵が使えなくなるため、手先の器用さに自信がない方は避けましょう。
鍵の開け方は次の通りです。
- 安全ピンやヘアピンを2本用意する
- 1本目のピンの先端を1.5cmほど曲げて鍵穴に差し込む
- 2本目のピンは直線になるよう変形させ、先端を少し曲げる
- 2本目のピンを1本目の上に差し込んで動かす
- 1本目のピンを回して鍵を開ける
ワイヤーロック

ワイヤーを使って自転車を固定する「ワイヤーロック」は、鍵を開けるのではなく壊す方が簡単です。ホームセンターなどで手に入る「ワイヤーカッター」で切断できます。
直径1.0cm程度であれば自力での切断が可能ですが、あまりにもワイヤーロックが太い場合には業者に依頼してください。
鍵を壊すのはおすすめしない
鍵の種類に関係なく、ワイヤーカッターなどで鍵を壊すこともできますが、おすすめできません。
前述のとおり、自転車の破損や通報のリスクがあるだけでなく、ケガや盗難の可能性もあるからです。
できれば、自転車店や業者などに依頼して、確実かつ正確に作業してもらいましょう。
無くした自転車の鍵開けなら「業者への依頼」がおすすめ
自転車の鍵は工具などを使い、自力で開けることは可能です。しかしケガの恐れがある上に、失敗して自転車が使えなくなることも考えられます。
少しでも不安がある方は、現場まで出張してくれる鍵業者への依頼がおすすめです。
鍵業者を選ぶときのポイント
信頼できる鍵業者は、ホームページに料金を掲載しています。依頼前に必ず料金体系を確認するようにしましょう。
ホームページの料金表示を見ても疑問点が残る場合は、下記の点を電話などで確認してください。
- 出張・作業・見積りに別途料金がかかるか
- 作業後に追加請求がないか
- 事前見積りは可能か
- キャンセルは無料か
また、社員教育がしっかりと行き届いている鍵業者は、電話応対や言葉遣いが丁寧かつ正確です。
こちらの質問に対して分かりやすく説明してくれたり、状況を聞いた上でおおよその金額を教えてくれたりするのであれば、優良な鍵業者である可能性が高いです。
下記の記事では、鍵業者の選び方について、更に詳しく紹介しています。併せてチェックしてみてください。
自転車の鍵を無くしたら「カギ110番」へ依頼しよう

出典:カギ110番
自転車の鍵を無くしたなら、カギ110番に一度相談してみましょう。自転車やの解錠だけでなく、スペアキー作成や鍵の取り付けなど、幅広く対応してくれます。
日本全国に加盟店があるので、スタッフが最速5分で駆けつけてくれるのもうれしいポイントです。確かな技術で最短5分で解錠できるため、緊急時にもおすすめです。
作業料は自転車の種類によって異なりますが、出張費+作業費+部材費すべて込みの金額を提示してもらえます。「見積りと請求価格が違う」ということがないので、安心して依頼できますよ。
- 低料金で安心!キャンセル料0円
- 1日の相談実績 約450件以上
- お客様満足度98%
鍵開けサービスの流れ
カギ110番の口コミ・評判
カギ110番の口コミ・評判は以下の通りです。
- 作業時間は短いし、とても親切なスタッフでしたから、お願いして本当に良かったです。
- 電話の時点で概算の見積もりを教えて頂けるので、安心して依頼することができました。
- 夜中でしたが30分ほどで来ていただき、作業の方法や料金の説明など丁寧に教えてもらいましたので安心してまかせられました。
出典:みん評
自転車の鍵を無くしたときのよくある質問
ここでは、自転車の鍵をなくしたときの、よくある質問に回答します。
合鍵を作るときの注意点は?費用相場は?
自転車の合鍵は、ホームセンターや鍵業者に持っていけば複製が可能です。シンプルな作りの鍵がほとんどなので、元鍵さえあれば1,000円以内で作ることができるでしょう。
もし元鍵がなかった場合は、鍵そのものを壊して買い替えるか、鍵穴から鍵を複製することになります。鍵穴からの作成で10,000円ほどかかりますよ。
元鍵の有無で、合鍵作成の値段が大幅に変わることを覚えておきましょう。
合鍵を複製するにあたり、身分証明書の提示を求められることがあります。必ず持参するようにしてください。
自転車の合鍵の作成場所や値段は、下記の記事にまとめているので、チェックしておきましょう。
ホームセンターで自転車の合鍵は作れる?
自転車の合鍵作成はホームセンターでも可能です。
手軽に合鍵を作成できるのは大きなメリットですが、元鍵がない状態で、鍵穴から作成を依頼することはできません。
またホームセンターで作成した鍵は、業者で作った鍵より誤差が大きくなりがちです。問題なく使えることがほとんどですが、経年劣化等により使いづらくなる可能性もあるので、念頭に置いておきましょう。
詳しくはホームセンターでの合鍵作成の記事を確認してください。
自転車の鍵をよく無くす!対策はある?
スペアキーを用意するのが最も効率的です。ただしメーカー経由だと、スペアキーが手元に来るまでに1~2週間程度かかるので注意してください。
「紛失防止タグ(スマートタグ)」を利用するのも一つの手段です。 「スマートフォンから離れると通知」「紛失時の位置情報や時間を調べる」「タグ付属のブザーを鳴らす」ことができます。
価格は2,000~5,000円ほどで、電池の持ちはおよそ1年です。
一般的なスマートタグは電池で動き、電池切れが起きると位置情報の取得ができなくなってしまいます。しかし、AppleのAirTag(エアタグ)なら電池切れが起きる前に通知が来るので万が一の場合も安心ですよ。
専用のケースを使用して、自転車の鍵に付けておけば安心です。
別記事で鍵を無くさない方法もまとめているので、もっと詳しく対策を知りたい方はそちらも併せて読んでみてくださいね。
自転車の鍵を無くした時の対処法まとめ
自転車の鍵を無くしたときは、下記のような対処法があります。
費用を抑えたいなら自分で対処、確実性や即効性を重視したいならカギ110番のような業者への依頼がおすすめです。
もし自転車の鍵を無くしてしまったら、この記事を参考にしながら対処してくださいね。