
コンパクトで軽いため、紛失や持ち忘れをしてしまいがちな車の鍵。
今回は、車の鍵を中に閉じ込めてしまった場合の対処方法を紹介します。おすすめの相談先も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また、「車の鍵を紛失してしまった」という方向け対処法は下記の記事で紹介してるので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事で分かること
INDEX
車のインロック(インキー)とは
車のインロック(インキー)とは、車内に鍵を置いたまま外に出たとき、なんらかの原因でドアロックがかかってしまうトラブルです。
スマートキーやイモビライザーキーなど遠隔操作できる電子キーの登場により、鍵の閉じ込めは起こりづらくなりました。
しかし、現在でもインロックはJAF出動理由上位にランクインしており、珍しいトラブルではありません。(出典:JAF)
インロック(インキー)で鍵を閉じ込めてしまうと、施錠やエンジンをかけるといった操作ができなくなってしまいます。インロック(インキー)が起こる原因は、本記事でも解説していますので参考にしてください。
車を自力で鍵開けする方法
車の鍵をインロックしてしまったとき、基本的には自力での鍵開けはおすすめできません。
どうしても自力での鍵開けが必要なときは、以下の方法を試してみてください。
車をインロックしたときの対処法について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてお読みください。
ガラスを割る
車のガラスは、その気になれば割れます。フロントガラスは強度が高く割れにくいため、割るなら運転席や助手席横のサイドガラスを割りましょう。
素手ではケガをしてしまう恐れがあるため、手にタオルを巻いたり大きめの石などを使ったりしてください。
とりあえず閉じ込めは解決しますが、割れたガラスを修理しなくてはなりません。そのため、この方法はよほど差し迫って事情があるとき以外は控えましょう。
たとえば、「真夏の車内に小さな子どもを残して鍵を閉じ込めてしまった」といったケースです。「一刻も早くドアを開けないといけない」といったときに行いましょう。
ハンガーを使う
昔は鍵を閉じ込めたといえば「ハンガー」の出番でした。それくらいハンガーを使った解錠方法は、ポピュラーなテクニックです。
窓の隙間にハンガーを挿しこみ、ロック機構を操作することで解錠します。
現在では、この方法が使えない車のほうが多いため注意が必要です。
ひと昔前の古い車種なら有効ですが、最近の車には対策が施されているため解錠できません。開けるのにコツもいるので、ハンガーを使用した方法は避けたほうが無難です。
鍵穴に空気を送り込む
新しい車種には使えませんが、ある程度古い車なら解錠できる可能性があります。ドアの鍵穴へ一気に空気を送り込み、その勢いで内部のロックを押し上げる方法です。
よく用いられていたのは「テニスボール」です。テニスボールはほかの球技で用いられるボールと違って、柔らかく穴があけやすいのでよく使われていました。
テニスボールに小さな穴を開け、鍵穴にしっかりとくっつけた状態でボールを潰して空気を送り込みます。ボールを潰すときは勢いよく潰しましょう。うまくいけばロックが解除されます。
ドアロックを引っ張る
いわゆるクラシックカーなどのように、ドアロックのツマミが飛び出ているタイプのみ使える方法です。長さ1m程度の紐を用意しましょう。紐が手に入らない場合は、靴紐などでも構いません。
真ん中に引き解け結びで輪を作ります。ちょうどツマミが入るくらいの大きさがいいでしょう。
ドアと車体の隙間に平たい物をすべりこませ、紐が入るくらいの隙間を作ります。この際、車体に傷が付かないように注意してください。
ドアに隙間ができたら、紐の中央の輪っかを、ウインドウの上角の隙間から車内に滑り込ませます。両端を操りツマミが輪っかに入ったら紐を締めて、ツマミを上に引き上げましょう。
車のインロックを自力で鍵開けする注意点
自力で車のインロックを解除しようとするのは大変リスクが高く、基本的におすすめできません。鍵や車を損傷する可能性や、思わぬ高額な修理費用が発生することもあります。
緊急時には迅速な対応が必要ですが、適切な手法とリスクを理解してから行動することが重要です。ここでは、主な注意点を解説します。
車や鍵を傷つけたり壊す可能性がある
自力で鍵開けを試みると、車や鍵に損傷を与えるリスクがあります。
無理にドアの隙間に工具を差し込むことは、塗装や内部構造を傷つけてしまう原因となるでしょう。また、ワイヤーやハンガーを使用する古典的な方法では、内装や配線を破損するケースが少なくありません。
ひどい場合だと、車全体のシステムに影響を及ぼす可能性もあります。自分でインロック解除するときは、これらのリスクがあることを念頭において判断しましょう。
修理費用が高額になる
自力で鍵開けを試みて失敗すると、修理費用が大幅に増加する可能性があります。
特に、高級車や新型車で内部の電子機器やセンサー類が影響を受けてしまうと、修理費が数十万円に及ぶことも珍しくありません。また、鍵穴を傷つけた場合、鍵システム全体の交換が必要になる可能性もあります。
プロのサービスを利用した場合と比べると、結果的に修理費用が高くついてしまう可能性があることに注意しましょう。
中に人がいる場合など緊急時は危険
車内に人がいる場合にインロックしてしまうと、特に高温や低温下では命の危険が伴います。緊急時には自力での作業に時間をかけるよりも、専門業者や消防、警察に連絡しましょう。
例えば、真夏の車内に小さな子供が閉じ込められるケースでは、短時間で熱中症の危険が高まります。こうした緊急時は、素早く適切な支援を求めて安全の確保を最優先にしてください。
車をインロックしたとき鍵開けを依頼できる業者
車をインロックしてしまったとき、すぐ鍵開けが必要なケースも多いのではないでしょうか。
車の鍵開けは、主にJAFなどのロードサービスやディーラー、鍵業者などへ依頼できます。
それぞれ料金や対応時間が異なるため、業者ごとの特徴や鍵開け料金の相場、適したケースについて詳しく解説します。
依頼場所 | 費用相場 | おすすめなケース |
---|---|---|
ロードサービス | 会員:無料 非会員:12,000円~ |
ロードサービス会員 現場までかけつけてほしい場合 |
ディーラー | 店舗による | 車両の鍵や防犯システムが特殊 確実に修理したい場合 |
鍵業者 | 10,000円~ | 他業者が営業時間外の場合 急なトラブル |
消防 | 無料 ※別途修理費 |
命に関わる緊急時 |
ロードサービス(JAFなど)に依頼する
ロードサービスは、車のトラブル全般に対応したサービスのことで、インロックのときにも救援依頼できます。
中でも、全国規模で展開している「JAF」は有名なロードサービスのひとつです。加入していないくても有料で依頼できますが、会員になれば通常の料金が大幅に割引されます。
また、任意保険やクレジットカードの付帯サービスとしてロードサービスを利用できる場合もあるため、加入状況を事前に確認しておとく良いでしょう。
ロードサービスの鍵開け料金相場
ロードサービスでの鍵開け料金は、会員か非会員かで大きく異なります。
例えば、JAFの会員は無料で対応してもらえますが、非会員の場合は12,000円程度の料金がかかります。
他のロードサービスも同様で、会員向けには割引や無料サービスを提供していますが、非会員だとある程度のコストがかかることに注意しましょう。
ロードサービスに依頼するメリット・デメリット
ロードサービスに依頼する最大のメリットは、会員なら低価格で鍵開けできる点です。現場まで迅速に駆けつけてくれるため、いざというときに安心して任せられるでしょう。
一方、非会員の場合は、他の業者よりも鍵開け料金が高くなる可能性があります。他にも、混雑時は到着まで時間を要する場合があります。
ロードサービスはあくまで緊急対応が主であり、鍵が壊れている場合などは専門業者を別途依頼する必要があることも注意しましょう。
〇現場までかけつけてくれる
×非会員だと高額
×混雑時は時間がかかる
ディーラーに依頼する
ディーラーは、特に新型車や高級車を所有している場合におすすめです。メーカー専用の機材や知識があるため、鍵開けや鍵の修理・再発行が安心して任せられます。
スマートキーや特殊なシステムを備えた車は、多くの場合で一般の鍵業者は対応できません。そのため、特殊な鍵の開錠はディーラーに依頼する方が確実です。
ただし、対応に時間がかかるため、緊急時は他の選択肢を検討しましょう。
ディーラーの鍵開け料金相場
ディーラーの鍵開け料金は店舗や車種によって異なるため、一概にいくらとはいえません。おおまかな目安として20,000円以上が相場です。
イモビライザーシステムのような防犯性能を搭載した車両では、修理や再発行にかかる費用がさらに高額になります。
ディーラーは純正パーツを使用するため高額ですが、確実に修理したいときや、他の業者には依頼できなかった場合も安心して任せられます。
ディーラーに依頼するメリット・デメリット
ディーラーへの依頼では、メーカーの正規パーツを使った修理や、車種に特化した専門知識による確実な対応を受けられることがメリットです。
一方で、純正パーツを使った修理だと費用が高額になるデメリットがあります。また、対応までに時間がかかる場合が多く、緊急時には向いていません。
確実に対応したい場合はには、ディーラーへの依頼がおすすめです。
〇特殊な鍵にも対応可能
×費用が高額
×緊急時には適していない
鍵業者に依頼する
鍵業者は、鍵のプロフェッショナルとしてインロック解錠の実績が豊富です。24時間営業の業者もあり、短時間で現場に到着してくれるため、特に緊急時には最適といえるでしょう。
ディーラーやロードサービスなど、他の業者が営業していない時間の急なトラブルにも安心して依頼できます。
ただし、一部の鍵業者では特殊な鍵システムに対応できません。鍵業者へ依頼する際は、見積りと同時に対応可否も確認しておきましょう。
鍵業者の鍵開け料金相場
鍵業者の鍵開け料金は、一般的に10,000円~15,000円程度が相場です。業者や地域によっても料金は異なるため、見積りをとって確認すると安心です。
業者によっては、深夜早朝に依頼すると割増料金がかかります。時間帯による割増料金は、24時間営業の鍵業者でも発生する場合があるため必ず確認しておきましょう。
また、特殊な鍵システムを扱う場合は、別途料金が加算されることもあります。鍵業者に依頼するときは、詳細な見積もりを取ることをおすすめします。
鍵業者に依頼するメリット・デメリット
鍵業者に依頼するメリットは、24時間いつでも迅速に現場に到着してくれる緊急時対応の強さです。また、鍵業者は鍵開けの技術に特化しているため、トラブルへの柔軟な対応が期待できます。
一方で、同じく現場まで出張してくれるロードサービスに比べて費用が高額になりやすい点がデメリットといえるでしょう。
また、特殊な防犯システムの車両には対応できないことがあります。鍵業者に依頼するときは、事前に見積りをとり、業者の対応範囲を確認することが大切です。
〇迅速にかけつけてくれる
×費用が高額
×特殊な鍵には対応できない場合がある
緊急時は消防に通報する
車内に人が閉じ込められてしまったときなど、緊急事態が発生したときはすぐに消防へ通報しましょう。
命に関わる緊急事態では、鍵業者やロードサービスを待つ余裕がありません。ためらわずに119番通報し、速やかな救助を求めてください。
消防は緊急時に即座に対応できるため、命に関わるような事態では最優先で頼るべきです。
消防に通報するべき場合
消防に通報すべきケースは、車内に小さな子供やペットが閉じ込められたときです。閉じ込められた側が自力で鍵を開けられない状況のときは、速やかに救助を求めましょう。
特に、車内の温度が急激に上昇または下降しているときは、命に直結する緊急事態です。真夏の車内では、数分で熱中症が発生する恐れもあります。
ロードサービスや鍵開け業者を待つよりも、消防の緊急対応を要請して命を守るための行動を取ってください。
消防で鍵開けするときの注意点
消防での鍵開けは、基本的に窓を割るなどの強制的な方法で行われます。緊急時には迅速な対処が求められるため、こういった方法になるのもやむを得ません。
しかし、結果的に車両に損傷が発生する可能性があります。緊急時以外はロードサービスや鍵業者を優先して利用しましょう。
また、消防隊の数が限られることからも、命に関わらない状況では安易に通報すべきではありません。
車をすぐに安く鍵開けしたいなら鍵業者がおすすめ
ここでは、車の鍵開けでおすすめの鍵業者を2社紹介します。
「すぐに依頼したい」「信頼できる業者から選びたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
業者名 | おすすめポイント | 到着時間 | 対応エリア | 営業時間 | 事前見積り |
---|---|---|---|---|---|
鍵猿 |
| 即時OK 最短15分 | 40都道府県 | 8時~23時 (365日) | |
カギ110番 |
| 即時OK 最短5分 | 全国 (一部離島を除く) | 24時間 (365日) |
おすすめの鍵開け業者をまとめている記事も参考になります。多くの業者から比較したい方は、こちらもご覧ください。
1.カギ110番

出典:カギ110番
インロックをすぐに直したいという方は、カギ110番に一度相談してみましょう。
カギ110番は、24時間365日営業している全国規模の鍵業者です。最短5分で現場に駆け付けてくれるので、インロックなど急な車のトラブル時にもすぐに対応してもらえます。
顧客満足度が高いのも安心できる点です。長年の経験や技術を活かし、質のサービスを提供してくれますよ。
カギ110番の料金一例
カギ110番の料金目安は以下の通りです。
- 車の鍵開け 9,900円~
- 車の鍵修理 8,800円~
- 車の鍵交換 11,000円~
- 車の鍵作成 15,400円~
カギ110番は出張費+作業費+部材費のコミコミ価格です。見積り確定後は料金が変わらないため、不当な高額請求もなく、安心して依頼ができますよ。
カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。
2.鍵猿

出典:鍵猿
鍵猿は、創業16年&年間依頼実績10万件以上の信頼できる鍵業者です。全国的に対応しており、依頼すれば最短15分で駆けつけてくれますよ。
国との取引を許可された数少ない鍵業者でもあり、マーケティングリサーチで3冠の実績を誇る業者です。「すぐに車の鍵トラブルを解決したい!」というときの強い味方となってくれるでしょう。
日本全国広範囲で対応可能、出張、見積り、キャンセル料が無料です。初めて依頼される方でも気軽に依頼できますよ。
鍵猿の料金一例
鍵猿の料金目安は以下の通りです。
- 車の鍵開け 8,800円~
- 車の鍵作成 16,500円~
電話で「クーポン利用」と伝えれば、1,000円OFFが適応できます。ぜひ一度相談してみてください。
鍵猿の口コミや評判を紹介している記事もあります。併せてご覧ください。
車の鍵開け料金を安くする方法
車でインロックしてしまった場合、鍵開けにかかる費用は安くありません。少しでも鍵開け料金を節約したいという方も多いのではないでしょうか。
依頼する際、少し工夫するだけでも鍵開けの費用を抑えられます。ここでは、車の鍵開け料金を節約するコツを3つご紹介します。
複数の業者から見積りをとる
鍵開け料金を安くするためには、複数の業者から見積りをとって比較しましょう。
業者ごとに料金設定が異なり、施工内容や解決へのアプローチが変わる場合もあります。見積りを比較して、最もコストパフォーマンスの良い業者を探しましょう。
オンラインや電話でも見積り依頼できるため、最低でも2社以上の見積りを比較するのがおすすめです。このとき、見積り無料の業者へ依頼するように注意してください。余計な費用の発生を防げます。
保険やロードサービスを利用する
自動車保険やロードサービスの加入状況次第では、鍵開け料金が無料になったり割引を受けられる場合があります。
多くの自動車保険にはロードサービスが付帯されており、インロックの際にも対応してくれます。また、クレジットカード会社が提供するロードサービスでも、低価格で鍵開けできる場合があります。
緊急時はつい慌ててしまうため、こういったサービスの加入状況が頭から抜け落ちてしまうことも珍しくありません。
事前に自分の保険やカードにどのようなサービスが含まれているか確認しておくと良いでしょう。
クーポンを利用する
鍵業者の中には、お得な割引クーポンを配布している場合があります。利用できるクーポンがあれば積極的に活用しましょう。
例えば、鍵猿ではWEBサイト限定で1,000円OFFクーポンを配布しています。電話する際にクーポン利用したいことを伝えるだけで利用できます。
このように、鍵業者のWEBサイトなどをよく確認し、クーポンを配布している業者では賢く利用しましょう。
車に鍵を閉じ込めてしまう原因
車のインロックは、スマートキーの普及によって減少傾向にありますが、誰にでも起こり得るようなよくあるトラブルです。
インロックの発生件数事態は原因は人為的なミス、いわゆるヒューマンエラーによるものが多いため、原因を理解して予防に努めましょう。
ここでは、車のインロックを引き起こす主な原因について解説します。
スマートキーの不具合
最近の車で一般的なスマートキーですが、ときにこれが原因でインロックが発生します。最も多いのは、電池切れによる通信エラーでしょう。
スマートキーを車内に置いたまま外に出た際、正常に通信できなければドアが自動的にロックされてしまいます。
定期的にスマートキーの電池残量を確認し、異常がないか点検することで、こうしたトラブルを予防できます。
万が一に備えてスマートキーのスペア(合鍵)を作りたい方は、以下の記事もあわせてお読みください。
ドアノブを引いたままロックした
インロックの最も一般的な原因は、ドアノブを引いた状態で車のドアをロックしてしまうことです。
例えば、急いで車を降りる際に、ドアノブを引いたままロックボタンを押してしまった場合などにインロックが発生します。
特に手動でロックするタイプの車両では起こりやすいので、降車時は落ち着いてドアを操作しましょう。
ペットや子どもが中から施錠した
車内に残した子どもが車のドアロックをいじったり、ペットがボタンに触れてしまうことも、インロックの原因となります。
この場合、車内から鍵を操作できずそのまま閉じ込められてしまうと命に危険が及ぶ場合があります。特に、真夏や真冬のように温度変化が大きい季節では注意しましょう。
車内に小さな子どもやペットを一人きりにせず、車から離れる際は必ず鍵を持って降りる習慣をつけると安全です。
もし車内に子どもやペットを取り残した状態でインロックしてしまったら、消防や警察への通報も視野に迅速な対応を心がけましょう。
車のインロックを起こさないための予防策
車のインロックは不便なトラブルです。なるべくトラブルを避けるには、事前に対策を講じておきましょう。
鍵をもう一つ持ち歩くことやスマートキーの電池交換、日常的な鍵の管理を徹底するなど、簡単で取り入れやすく効果的な予防策を紹介します。
常にもう一つスペアキーを持つ
インロックを防ぐための最も簡単な方法は、スペアキーを持ち歩くことです。万が一鍵を車内に置き忘れてしまっても、スペアキーがあればすぐに開錠できます。
スペアキーは、財布やバックの決まった場所に入れておくか、信頼できる家族や友人に預けておくなどして、必要なときすぐ使えるよう保管しましょう。
予備のキーを常に身近に置くことで、インロック以外にも様々なトラブルを防げます。
車の合鍵作成にかかる費用や作成場所については、以下の記事で詳しく解説しています。
スマートキーはこまめに電池交換する
スマートキーの電池切れは、思わぬタイミングでインロックを引き起こします。急な電池切れによるトラブルを防ぐため、スマートキーの電池は定期的に交換しましょう。
また、スマートキーを頻繁に使っていると、電池の寿命が短くなることがあります。安心してスマートキーを使い続けるには、定期的にメンテナンスして良好な状態を保つことが効果的です。
鍵の管理を徹底する
鍵の管理を徹底することも、インロックを防ぐための重要な予防策です。車に乗り降りする際は、必ず鍵の位置を確認する習慣をつけましょう。
運転席を離れる前に鍵がポケットやバッグに入っているかを確認し、丁寧なドア操作を心がけることも効果的です。
鍵の置き場所を常に決めておくことで、無意識のうちにインロックを防ぐことができます。日頃からの小さな気遣いを習慣づけて、インロックを未然に予防しましょう。
車の鍵開け・インロック関するよくある質問
ここでは、車の鍵開けやインロックに関するよくある質問と、その回答をまとめました。
鍵開け料金が高すぎる!相場は?
車の鍵開け料金の相場は、依頼する業者や地域によって異なりますが、一般的には5,000円から15,000円程度です。
ロードサービスや鍵業者に依頼する場合、深夜料金や出張費など作業料以外の費用に注意しましょう。
緊急時でも、できるだけ丁寧に料金を確認し、可能であれば複数の業者から見積りをとって比較すると節約になります。
スマートキーを車内に置いたままドアロックできる?
通常、スマートキーを車内に置いたままではドアロックできません。しかし、一部の車種やスマートキーの不具合により、ロックされることもあります。
これらは、スマートキーの電池切れやセンサーの異常が原因となります。スマートキーは、定期的に電池交換や点検などのメンテナンスを行い、安全に使えるようにしましょう。
インロックを自分で解除する方法は?
インロックを自分で解除する方法は、状況に応じて異なります。予備の鍵があれば、スペアキーを使って簡単に解除できます。
ロックピックや特殊なツールを使う方法や、ハンガーなどで工夫することもできますが、これらは車にダメージを与えるリスクもあるため推奨されません。
最も安全な方法は、鍵業者に依頼することです。車をインロックしてしまったときは無理に解除しようとせず、鍵業者やロードサービスへ依頼しましょう。
鍵業者に依頼するとどれくらいの時間がかかる?
地域や業者によっても異なりますが、鍵業者に依頼した場合の到着時間は一般的に30分~1時間程度です。
作業自体は15分~30分で完了することが多く、依頼から開錠までは長くとも2時間以内に終わるでしょう。
どの鍵業者も可能な限り迅速に対応してくれますが、交通状況により遅れる場合もあります。急いでいるときは、電話するとき到着時間も確認しておきましょう。
車の鍵開けは鍵業者への依頼が安全!
インロックが起こらないように、まずは普段から予防を意識することが大切です。それだけでも鍵を閉じ込めてしまう頻度は少なくなるでしょう。
閉じ込めてしまいどうしようもなくなったときは、ロードサービスやディーラー、鍵業者などを頼りましょう。もっとも早く駆けつけてくれそうなところへ依頼してください。
特に鍵業者は深夜や早朝でも対応してくれるので、信頼できる業者をあらかじめ確認しておくと安心ですよ。
地域 | 鍵交換・修理 |
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北海道 | 北海道 |
東北 | 青森・秋田・岩手 山形・宮城・福島 |
関東 | 東京・埼玉・神奈川 千葉・茨城・栃木・群馬 |
中部 | 新潟・長野・富山 石川・福井・岐阜 山梨・静岡・愛知 |
近畿 | 滋賀・三重・奈良 大阪・京都・兵庫・和歌山 |
中国 | 岡山・広島 島根・鳥取・山口 |
四国 | 徳島・香川 愛媛・高知 |
九州 | 福岡・大分・佐賀 長崎・熊本・宮崎・鹿児島 |
沖縄 | 沖縄 |
エリア別におすすめの鍵業者をまとめまていますので、身近な鍵業者を探している方はぜひ参考にしてください。