サンルームの魅力とは?メリット・デメリット、注意点を解説

サンルームの魅力とは?メリット・デメリット、注意点を解説

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さまざまな用途に使えるサンルームは、リフォームでも人気の高いメニューです。
サンルームの魅力を知れば、設置したくなること間違いありません。
「サンルームの魅力」「設置における注意点」などを併せてご紹介します。

サンルームとは

「そもそもサンルームって何?」と思った方もいるかもしれません。
サンルームとは「採光重視の設計」を採用した部屋のことです。
具体的に説明すると、壁や天井にガラスを採用したっぷりと太陽の光を取り入れられるようにした部屋を指します。

サンルームはその性質上、ベランダに設置されることがほとんどです。
部屋の掃き出し窓からバルコニーの一部をサンルームにリフォームするようなケースも少なくありません。
新築時に設置されることも多いですが、あとから増築されることもよくあります。

混同されやすいガーデンルームとは

サンルームと混同されやすいもののひとつに、ガーデンルームが挙げられます。
サンルームは建物の2階に設置されることも多いのですが、ガーデンルームは主に1階に設けることがほとんどです。

ガーデンルームはガラス張りになった壁の一部を扉にできるため、そこから外部への出入りが可能です。
「庭、すなわちガーデンへの行き来が容易にできる」「邸宅内の庭としても利用できる」ことから「ガーデンルーム」と呼ばれます。

混同されやすいウッドデッキとは

「ウッドデッキ」は木材を使用したテラスのことです。
木の温もりを感じられるテラスを手に入れられることから、ウッドデッキもリフォームでは人気の高いメニューのひとつです。

ウッドデッキに使用される木材はさまざまですが、外気や雨などにさらされるため耐久性のあるものが好まれます。
代表的なものを挙げると「アイアンウッド」とも呼ばれる「ウリン」や「イペ」「マニルカラ」「ウェスタンレッドシダー」などがあります。

ウッドデッキはおしゃれなマイホームを実現できますが、主な素材が木材であるため定期的なメンテナンスは欠かせません。
そのため、近年では木材ではなく樹脂が含まれる「合成木材」が使用されるケースも増えてきました。

サンルームを設置するメリット

サンルームとガーデンルーム、ウッドデッキなどの違いが理解できたら、次はメリットについて把握しましょう。
人気の高いリフォームメニューであるサンルームの設置ですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

屋内ガーデンが実現できる

サンルームは太陽の光をたっぷり取り込める設計のため、温室としての利用も可能です。
そのため、好みの花や観葉植物などの専用部屋として利用する方も少なくありません。

植物によっては外気の影響を受けやすいものもあります。
湿度や気温によってダメージを受けてしまい枯れてしまうケースも。
温度管理のしやすいサンルームがあれば、大切な植物を外気の影響から守りながら愛でられます。

スペースが増える

リフォームで新たにサンルームを設置するケースでは、シンプルに利用できるスペースが増えます。
増築分のスペースが誕生するため、家の中が片付きやすくなるかもしれません。

使わなくなったテーブルやイスなどが邪魔になっているのなら、サンルームに移動させればおしゃれなティールームが完成します。
「友人たちを招いて、午後の紅茶を楽しむ」「優雅に読書をしながら過ごす」といった使い方もできるのです。

デメリットは?

サンルームが魅力的であることは間違いないのですが、いくつかデメリットもあります。
メリットばかりでなく、デメリットについても把握しておきましょう。
以下、サンルーム設置におけるデメリットをまとめました。

定期的な掃除は必須

採光を重視する設計のため、サンルームはほとんどの部分にガラスが用いられています。
ガラスは汚れが付着しやすい性質があるため、ちょっとしたことで汚れてしまうのです。
そのため、定期的な掃除は欠かせません。

せっかくおしゃれなサンルームを設置しても、常に汚れが目立つようでは魅力が半減してしまいます。
汚れが目視で確認できたときにはなるべく早めに掃除をしましょう。

内側からの汚れは比較的掃除しやすいのですが、外側は難しいかもしれません。
転落してしまう恐れもあるため、難しい場合にはハウスクリーニングのプロに依頼することも検討しましょう。

外気の影響を受けやすい

エアコンを設置していれば、温度管理はそれほど難しくありません。
ただ、全面ガラス張りの設計上、どうしても外気の影響は受けやすい傾向があります。
太陽の光がさんさんと降り注ぐ夏場には暑くなります。
反対に、冬場に日が沈んだり陰ったりする時間帯には寒くなるのが一般的です。

窓を開けないタイプのサンルームの場合、換気もできません。
そのため、夏場には熱気が立ち込めてしまうこともあります。
このようなタイプをリフォームで新設するときは、換気扇やエアコンの設置も検討することをおすすめします。

近年では、エクステリア建材のメーカーが断熱性能を高めたサンルームもリリースしています。
このようなものを選べば、外気の影響は受けにくくなるでしょう。

こんな人におすすめ

すべての方にサンルームの設置がおすすめかというと、そうとも言い切れません。
人によっては「設置してもあまり使わない」「魅力を感じない」といったことも考えられます。
では、どのような方にサンルームはおすすめなのでしょう。

室内で洗濯物を干したい

サンルームがあれば、外に出ることなく洗濯物を干せます。
洗濯したばかりの重い衣類をたくさん抱えて外に出る必要がなくなるのです。
日常的に大量の洗濯物を干すことのある方にとっては、嬉しいメリットではないでしょうか。

室内干しでは衣類が特有の嫌な臭いを発してしまいがちですが、サンルームに干せばその心配もありません。
太陽の光がさんさんと降り注ぐ中に洗濯物を干せるため、嫌な臭いを発するリスクを軽減できます。

また、突然雨が降ってきても問題ありません。
天気が不安定な日にたくさんの洗濯物を干していると、心配でなかなか出かけることもできないでしょう。
サンルームなら、突然雨に降られたとしても濡れる心配がないため安心です。

気分転換できる部屋が欲しい

家の中にいながら外にいるような気分に浸れるサンルームは、気分転換にもってこいです。
気分転換したいのに外出できない方や自宅から離れられない方にとって、手軽に気分転換ができるサンルームはメリットでしかありません。

趣味の部屋として過ごすことも可能です。
「おしゃれなテーブルとイスを配置し、紅茶や珈琲を飲みながら優雅に読書する」といったこともできます。
在宅ワーク中に少し一息つきたいときなどにも活用できます。

サンルームの増築費用

「どれくらいの広さにするのか」「どこに設置するのか」「どこの業者へ依頼するのか」など、さまざまな要素によって費用は変わります。
そのため、一概に「これくらいかかる」と費用を断言することはできません。

一般的な相場では、庭に設置するタイプなら30万~50万円ほどが目安です。
増築して設置するケースでは、100万円前後の費用になることも少なくありません。

断熱性を高めたタイプで8畳ほどの広さのものを選んだとなると、300万~600万円、それ以上の価格になることもあります。
実際にはさまざまな要素で最終的な金額が変わってくるため、あくまで目安として覚えておきましょう。

設置における注意ポイント

サンルームを設置するにあたり「建築基準法」に抵触する恐れがあります。
建築基準法では10平方メートル未満の増築に関しては「建築確認申請」が不要ですが、それ以上の大きさになると必要です。
確認申請を行わないと「建築基準法違反」となってしまう恐れもあるため、注意してください。

なお、自宅が「準防火地域」や「防火地域」などに属している場合、10平方メートル未満の増築であっても建築確認をしなくてはなりません。
このあたりは素人には難しいことが多いため、専門家のアドバイスに従いましょう。

サンルーム用の建材は市販されているため、DIYでトライしたいと考える方もいるかもしれません。
DIYなら最小限のコストで工事が可能です。
ただ、基本的にDIYでの工事はおすすめしません。

サンルーム工事はリフォームの中でも難易度が高いからです。
正しく設置できていないと「サンルームが倒壊する」「強風にあおられて動く」といったことがあるかもしれません。
リスクが高すぎるため業者へ依頼しましょう。

業者選定のポイント

サンルームの設置工事を依頼する業者選びのポイントは大きく2つです。
まず「エクステリア工事の実績が豊富なところを選ぶ」。
もうひとつは「相見積もりをとる」ことです。
詳しく見ていきましょう。

実績を重視する

カーポートやサンルーム、ウッドデッキなど、エクステリア工事が得意で、豊富な実績のある業者に依頼しましょう。
エクステリア工事は内装工事とは違った難しさがあります。
必要な専門性も異なるため、得意かつ実績のあるところを選ばなくてはなりません。

業者のホームページには、過去の施工実績が画像つきで紹介されていることもよくあります。
これまでにどのような工事をしてきたのか、ホームページ上できちんとチェックしましょう。
ホームページに載っていないのなら、業者に直接お願いして過去の施工写真などを見せてもらうとよいかもしれません。

相見積もりは必須

工事費用の相場はあるものの、実際には依頼する業者によって金額が大きく変わります。
まったく同じ工事内容だったとしても、数十万円の価格差が生じてしまうことも珍しくありません。

まったく同じ工事内容なら、なるべく安いほうを選びたいのが人情です。
複数の業者から見積もりをとれば、価格を比較しながら検討できます。
できることなら3社以上から見積もりをとり、工事内容と金額、保証期間などを比較しながら決めてください。

まとめ

さまざまな用途に利用できる、魅力的なサンルームをこの機会に手に入れてみませんか?
サンルームがあることで、より充実した日々が手に入るかもしれません。

メリットや魅力が多い一方で、覚えておくべき注意点があるのも事実です。
ここでお伝えした内容もぜひ忘れないでください。
業者を決めるときも、大切なポイントを踏まえつつ見極め選びましょう。

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