革財布の修理は自分でどこまでできる?簡単な補修ならDIYも可!

革財布の修理は自分でどこまでできる?簡単な補修ならDIYも可!

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革財布に付いた傷は、革の種類ごとに補修方法が異なります。
自分の財布の特徴をよく知った上で適した方法で補修しましょう。
思ったよりも簡単に効果的に傷を隠すことができますよ。

革財布に傷が付いてしまったら?

「プレゼントしてもらった」「高価なブランドの革財布を買った」「大切に長く使っている革財布で愛着がある」というような場合には、傷が付いたからといって簡単に買い換えたくないですよね。
しかし財布は、バッグや靴のように持ち替えたり履き替えたりする性質のものではありません。

同じものを毎日のように使い続けることがほとんどでしょう。
そのためどうしても傷みやすい環境にあります。

革は扱いが難しいイメージがありますが、浅い傷なら注意深く観察しなければわからない程度には自分で修復できます。
まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ある程度の傷なら自分で目立たなくできる

革財布は、長く使えば使うだけ傷が付く可能性は高くなります。
たとえ傷が付いても自分が気にしなければ済むことですが、そうはいってもできればきれいな状態で使いたいですよね。

そのために、革製品専用の傷補修アイテムがいろいろと市販されています。
傷だけでなく財布の角が色落ちしてはげてしまったときにも使える「着色クリーム」や「革用のマニキュア」などです。

自分の財布に近い色のものを選んで塗布することで傷のカバーができます。
かなりのカラーバリエーションがありますので、近い色を見つけられるでしょう。

しかし表面に浅く付いた程度の傷なら、そのような補修材を使わずに目立たなくすることも可能です。
その前に、自分の財布の革がどのようなものかを理解しておくことが大切です。
以下に革の特徴について概要を説明します。

財布の革にどんな加工がされているか確認

革は、牛・豚・馬・ワニなどさまざまな動物から加工されることはご存知でしょう。
それぞれの革の特性を活かして広範な製品に使用されています。

革は財布として使うために、動物の「皮」を用途に合わせた方法でなめしたり染色したりして「革」にします。
その際の加工によって革の見た目や質感、お手入れ方法などが異なるのです。

そのため傷を補修する際にも、加工の仕方に応じた方法で行う必要があります。
以下に、加工法を大きく3つに分けた場合の傷の補修方法について説明します。

革の種類に応じた傷の隠し方

革の補修やお手入れ方法は、動物の種類の違いよりもむしろ最終的な加工方法によることが多いです。
3種類の加工の違いを把握して適切な方法で補修しましょう。
以下に、3種類の加工の違いと補修方法について説明します。

オイルレザーに付いた傷

皮をなめすときにオイルをたっぷりと含ませているため、しなやかでしっとりとしたさわり心地が特徴です。
オイル特有のツヤツヤとした光沢と耐久性があります。

革のエイジング(経年変化)により色の深みや風合いの変化が現れます。
「オイルドレザー」と呼ばれることもあり、表面がつるつるしているのが特徴です。

オイルレザーに付いた傷は比較的補修が簡単です。
まずは、革製品のメンテナンス用の「馬毛ブラシ」で財布の表面や縫い目、パーツが重なった部分のくぼみに溜まったホコリをブラッシングして取り除きます。

すき間部分にブラシの毛を当てて、ホコリを掻き出すようにブラッシングしましょう。
馬毛ブラシは毛のコシが硬すぎず柔らかすぎずお手入れに丁度よいので、1本持っておくと何かと重宝しますよ。

傷の上から丁寧にブラッシングすることで小さな浅い傷ならほとんど目立たなくなります。
傷が隠しきれていなければ、柔らかい布を当てて優しく指先でこするようになじませてください。

革の裏側から指を添えて表側から挟み込んで、まんべんなくすり込むように馴染ませましょう。
あまり力を入れてこすりすぎると色が薄くなってしまうため、適度な力加減で様子を見ながら行ってください。

ブラッシングで革目を整えてみましょう。
かなり目立たなくなったのではないでしょうか。

補修クリームや補修クレヨンも効果的

それでもまだ傷が気になるようなら、補修クリームを使ってみてもよいでしょう。
布にほんの少しクリームを付け少しずつすり込んでいきます。

この方法で傷が隠れないほどの深い傷なら、革専用のマニキュアなどで色味の似たものを選び上から塗って様子を見ましょう。
財布の色がベージュやブラウンなら「フローリング用の傷補修クレヨン」や「普通のクレヨン」を使い、上から塗って隠す方法もあります。
塗った後は柔らかい布でぼかすようになじませましょう。

ヌメ革に付いた傷

「ヌメ革」は表面に他の加工をしていない革を指します。
なめすときにオイルを使わず「植物タンニン」のみを使用。
しかし工程は、植物タンニンでなめして乾いたらまた塗り重ねるという作業を繰り返すため、そのぶん手間ひまがかかっています。

皮の素材そのものが感じられる自然の風合いを活かした革といえるでしょう。
オイルレザーに見られるツヤなどはなく、マットでプレーンな仕上がりです。

使こむほどにエイジングにより深みのある色合いに変化していきます。
ヌメ革はマットなつや消しの仕上げですが、エイジングにより手の皮脂を吸収して徐々に柔らかく変化。

表面に防傷などの仕上げ加工をしていなく革がむき出しの状態のため、傷も付きやすいといえます。
しかし浅い傷は指で揉み込んだり、上記で説明したオイルレザーの傷の補修方法を試したりすることで、自然とそのうち目立たなくなっていきます。

起毛の革に付いた傷は

革なのに光沢がなく滑らかでもなく、ふわふわとした温かみのある革があります。
「スエード」や「ベロア」などと呼ばれる起毛の革です。

他にも「ヌバック」「バックスキン」などの種類があります。
これは、本来の革の表面や裏面の革を人工的に「サンドペーパー」などでこすって起毛させるため、柔らかさと温かみが感じられる独特な風合いがあります。

起毛の革にはクリームやオイルなどは使いません。
起毛の革にクリームやオイルを塗ってしまうと、せっかくの起毛の風合いを損ね毛が固まって寝てしまいます。

もし傷がついてしまったら、起毛の毛を起こすようにホコリを落とします。
さまざまな角度から丁寧にブラッシングしましょう。

しっかりとしたブラッシングに適しているのは「豚毛ブラシ」です。
馬毛ブラシよりも硬くコシがあるため、起毛の流れにさからってホコリを落とし毛流れを整えるために扱いやすいです。

傷部分に裏側から手を当てて、表面から指でなじませていきます。
最後に毛流れを整えたら終わりです。
起毛の革を保護したいときは、専用の「プロテクトスプレー」を使うとよいでしょう。

財布が破れたり縫い目がほつれたりしたときは?

革財布のポケットの破れや縫い目のほつれは、洋裁や手芸に自信がある人でも元通りに直すことは難しいでしょう。
小銭が落ちないように応急処置程度の補修で十分という方は、「レザークラフト用の接着剤」や似た色の糸で縫う方法もあります。

見栄えが良くないためきちんと直したいときは、革製品の修理をしている業者に依頼することをおすすめします。
「レザーリペア」や「レザーリフォーム」「レザーレストア」「革修復」「革修理」などの名前でさまざまなお店が見つかるでしょう。

革修復の技術者がいるところであってもメーカー修理の場合、高級ブランドの革財布の破れなどは受付を断られることがあります。
そっくり元通りに修復できないため、模造品と思われることを避けるための措置でしょう。

そのようなときも革専門の修理業者では修理を受け付けてくれます。
購入時のようにそっくり元通りというわけにはいきませんが、大切に使いたい財布なら修理して使い続けるのもいいですね。

パーツだけを交換することは可能?

「ファスナーのタブが取れたので不便だから何か付けたい」「ファスナーが壊れたので交換したい」「スナップが弱くなったので新しいものに替えたい」というときは、パーツの交換が可能です。
ファスナーのタブなら、手芸材料店で気に入ったものに付け替えてもいいでしょう。

ただし、ファスナー交換やスナップの付替えは難易度が高くなります。
洋服や布のポーチを作るようなわけにはいきません。
下手をすると革を傷つけてしまいかねないため、革の修理業者に依頼することをおすすめします。

革の色が落ちたりはげたりしたときは?

「革の色落ち」や「変色」「はげ」などがある場合、ごく小さいものなら着色してごまかすこともできるかもしれませんが、広い範囲では無理があります。
これらの補修は革の修理業者の得意とするところですので、任せたほうが安心です。

見違えるようにきれいに修理してくれます。
ただし高度な専門技術を持った人が行うため、修理費用が高額になる可能性があります。

場合によっては、革財布そのものの値段よりも高額になってしまうことがあるかもしれません。
そこまでして使いたいものかどうか、見積もりを出してもらってよく検討することをおすすめします。

革財布を長持ちさせるために

革財布をよい状態で長持ちさせたいなら日常のお手入れが欠かせません。
それぞれの革の特性に適した正しいお手入れを心がけましょう。

ただし、クリームやオイルを付けすぎるのはカビを発生させる原因になることもあるため、くれぐれも付け過ぎは禁物です。
万一シミができたりカビが生えたりしたときも、革の修理業者で修復してもらえます。

革の修理業者の技術者や職人は革のスペシャリストですので、もう捨てるしかないと諦められたような革製品でもきれいに蘇らせることもできるかもしれません。
まずは相談してみることをおすすめします。
また業者により修理費用も異なりますので、何社かにあたってみるとよいでしょう。

自力の修理が難しいなら、宅配クリーニング「リナビス」がおすすめ

リナビス

出典:リナビス

「リナビス」は、創業60年を超える宅配クリーニング専門店です。

ブランドバッグや財布、靴など皮革製品のクリーニングを行う専門店ですが、バッグの糸のほつれ、持ち手の擦れ・剥げの修正や、色補正も対応してくれます。

「バッグ・鞄コース」「靴コース」「財布・小物コース」など、料金設定がわかりやすいのが特徴です。

送料は無料で、オールインパックでクリーニングと補正なども一緒にできるので、忙しい方にもおすすめ。自力での修理が難しいときは、ぜひ依頼してみてください。

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リナビスをおすすめする5つの理由

リナビスをおすすめしたい理由は、下記5つです。

  • 創業60年以上の確かな技術力
  • クリーニング不可の皮革製品・ブランド品の95%が取り扱い可能
  • 送料無料の宅配クリーニングだから思い立ったらすぐ依頼できる
  • クリーニングコースの料金がわかりやすい
  • 有料オプションでカラーチェンジも可能

1.創業60年以上で安心のクオリティ

「クリーニングに出したら色落ちした」「補正された箇所に問題があった」など、お気に入りの皮革製品クリーニングに出してみて失敗した経験をした方も多いのではないでしょうか。

ブランドのバッグや靴、財布など思い入れのあるものほどクリーニングに出して大切に使い続けたいですよね。

リナビスは、熟練の職人が修復やメンテナンスを一つ一つ手作業で丁寧に対応しています。

創業60年以上を誇る確かなクオリティなので、安心してクリーニングをお願いできますね。

2.クリーニング不可の95%が取り扱い可能

リナビスで取り扱い可能な種類は、バッグ(鞄)、革靴・ブーツ・スニーカー、革ジャンや毛皮などの衣類、財布・小物などです。

素材は、皮革やムートン、スウェードやクロコを含む爬虫類製品、キャンバス生地、ナイロン生地など、ほとんどのブランド品のクリーニング&メンテナンスが可能です。

そのため、クリーニング不可の表示があっても95%のものはお手入れできます。

シミや汚れ、色移りのクリーニング、ひっかきキズや劣化による剥げ、1cm程度のほつれに金具やファスナーの破損の修復にも対応しています。

“おせっかい”がモットーの同サービスは、1~2cm程度のものであれば追加料金無しで修復してくれます。

3.宅配だから思ったときに注文できる

リナビスは、宅配クリーニングなので日本全国対応できます。

自宅から出ることなく、思い立ったときにネットからクリーニングの注文ができ、大変便利です。

クリーニングにありがちな、「後で出そうと思っていたのに、出すのを忘れた」が防げますね。

4.料金がわかりやすい

料金コースは「バッグ・鞄コース」「靴コース」「衣類コース」「財布・小物コース」の4種類。

すべて送料無料でわかりやすい料金体系です。

衣類コース以外のコースは、基本的なクリーニング・キズや擦れの修正・色補正・仕上げまでが全てセットになっています。
※衣類コースの色補正は別途料金が発生します。

コース内容料金
バッグ・鞄コース26,400円/1個
靴コース17,600円/1足
衣類コース15,400円/1着
財布・小物コース17,600円/1個

※品物の状態や希望などにより料金が変更になることもあります

5.有料オプションでカラーチェンジも叶う

バッグ・鞄コースでは、1品につき+8,250円で品物のカラーを変更できます。

「色に飽きてしまった」「気に入っているけれど年齢に合わない色になってしまった」など、バッグの色を変えて使い続けたい方は、有料のオプションで買い換えるよりもカラーチェンジがおすすめです。

濃色から薄い色のカラーチェンジはできない可能性があるため、事前に無料相談しましょう。

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バッグクリーニングコースを注文

注文からクリーニング完了まで簡単4ステップ

リナビスは注文からクリーニング完了&お届けまでたった4つの工程です。

まずはネットで注文し、集荷キットが届いたら品物を詰めて送付してください。リナビスから見積もりが届いたら、承認してクリーニング開始されます

クリーニング検品後は、指定日に商品が自宅に届きます。

自宅に居ながら簡単4ステップで、面倒な皮革製品のお手入れが叶いますよ。

  1. ネットで注文(24時間・日本全国対応)
  2. 集荷キットへ品物を入れて送付
  3. 見積り確認
  4. クリーニング完了後、指定日に自宅へ届く
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まとめ

使いやすく愛着のある革財布は、適切なケアをすれば長く愛用できるものです。
小さな傷なら、使い込むうちにエイジングによってあまり気にならなくなるでしょう。

しかし大きな傷や革の破 ダメージがひどい場合は、革修理の専門業者で修復してくれます。
染め直しなども行っているため他の色に替えることも可能です。

修理費用も修理にかかる期間も業者によりまちまちなので、事前に何社かに問い合わせて見積もりを取ることをおすすめします。
仕上がりのイメージもよく確認しておきましょう。

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