パソコンが故障した際の原因・対処法まとめ!起動しない・応答なしなどの原因を特定して修理しよう

パソコンが故障した際の原因・対処法まとめ!起動しない・応答なしなどの原因を特定して修理しよう

精密機械であるパソコンの故障は、さまざまな原因が考えられます。

不具合があると真っ先に故障を疑ってしまうものですが、中には修理業者を通さずに解決できるトラブルもあるでしょう。

うまくいけばパソコンを買い替えなくても済むかもしれません。

今回は、パソコンの故障でよくみられる症状と対処法や、おすすめの修理業者を紹介します。ぜひ参考にしてください。

パソコンの故障の種類は大きく分けて2つ

パソコンの故障は主に、ハードウェアとソフトウェアのトラブルの2つに分けられます。

パソコンの物理的な部品など外部に属するものがハードウェア、パソコンの内部のシステムがソフトウェア

まずは、今回の故障がどこで起きているのか確認しましょう。

ハードウェアの故障

そもそもハードウェアとは、パソコンを物理的に構成している機器・部品のことです。

ハードウェアが故障してしまうと、パソコンが起動しなくなったり、画面が真っ暗のままになってしまったりとさまざまなトラブルが起きてしまいます。

ハードウェアのよくある故障箇所ですと、下記が挙げられます。

ハードウェアのよくある故障箇所
  • 液晶画面
  • キーボード
  • ハードディスク
  • 電源ユニット
  • メモリ
  • マザーボード

ソフトウェアの故障

次にソフトウェアとは、パソコンを動かすプログラムのことです。

新しいソフトウェアをインストールした際や、WindowsやMacなどのOSが原因で故障するケースがあります。

ウイルスによる故障も、ソフトウェアの故障に分類されます。

ソフトウェアのよくある故障箇所
  • OS
  • アプリ
  • ダウンロードされたプログラムなど

パソコンの故障例

パソコンの故障例は、主に以下の様なものが挙げられます。

パソコンのよくある故障例
  • 電源がつかない
  • 電源をつけても起動しない
  • 画面が真っ暗のまま動かない
  • ブルースクリーンが表示される
  • 再起動を繰り返す
  • パソコンから異音がする
  • 動作が重くフリーズする

出典:生活110番パソコン廃棄.com

よくある5つの故障と対処法

故障原因の箇所を把握するためには、故障の症状に合わせて対処法を1つずつ試していく必要があります。

「パソコンが起動できない」「画面がつかない」「使用中に突然再起動する」などの症状に合わせて、対処できるステップを1つずつ試してみましょう。

よくある症状と対処法を一緒に紹介しますので、チェックしてみてください。

今すぐにパソコンの修理依頼をしたいという方は、パソコン修理のおすすめの依頼先についてまとめた記事があるので、ぜひ参考にしてくださいね。

パソコンの電源がつかず起動しない

電源ボタンを押しても電源がつかないときはどう対処したらいいでしょうか。

簡単な対処法から順に紹介します。

ケーブルやコンセントを確認する

ケーブルが電源につながっているか、コンセントはきちんとささっているかなど、基本的な個所を確認しましょう。

意外にもそうした最初の段階で、問題をみつけられることがあります。

コンセントに電気が流れていなかったり、接続部のゆるみやケーブルに損傷があったりして電源がつかないのかもしれません。

電源がつかないときは、まずケーブルやコンセントをチェックしてみてください。

マザーボードの故障

電源ボタンを押しても全く何も反応がない、動かないという場合は、マザーボードの故障の可能性も考えられます。

BIOSを起動し、ブルースクリーンが表示されるかどうかでマザーボード故障の有無を調べたり、診断ツールなどを使ったりして故障の診断が可能です。

マザーボードの故障と原因がわかっても自分で直すのは難しいでしょう。修理や交換はプロのサポートを受けるのがおすすめです。

下記の記事では、マザーボードとBIOSのトラブルについて解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

電源ユニットの故障

電気を供給する電源ユニットの故障の場合、「電気ランプだけはつく」「電源はついても画面に何も表示されない」などの症状があります。

劣化がもっとも早いパーツの1つですが、電源ユニットの故障の個所を特定するのは至難の業です。

パソコンに慣れていない方は、修理業者にみてもらうようにしましょう。

下記の記事では、電源ユニットの故障について詳しくまとめているので参考にしてください。

画面が真っ黒で何も表示されない

画面がブラックアウトしている、もしくはブルースクリーンが表示されるなどの症状もよくあるトラブルの1つです。

電源は入るのに何も映らない場合、ハードウェアとソフトウェアのどちらの故障も考えられます。

故障の可能性のある箇所と、対策をみてみましょう。

ブラックアウト・ブルースクリーン 関連記事まとめ

パソコンのモニターを確認する

画面が真っ暗でもLEDランプはついているならパソコン自体は起動しており、ディスクにアクセスできている状態と考えられます。

その場合はディスプレイモニターの故障や、モニターとの接続箇所の不具合などかもしれません。

まずはモニターとパソコン本体をつないでいるケーブルに問題がないか、しっかり接続されているかチェックしてください。

もう一台使えるモニターがあれば、別のモニターで映るかどうか確かめてみましょう。

ディスプレイケーブルがあれば、テレビのモニターに接続も可能です。

「HDMI」や「VGA」などの外部出力として画面が表示されるか、試してみてください。

出典:パソブル

セーフモードなどでWindowsが起動するか確認する

パソコンの電源ランプなどがついているかチェックしてみまししょう。

電源ランプがついて起動も開始しているのにWindowsが立ち上がらない場合は、システムファイルなどのソフトウェア関連の問題か、周辺機器の不具合なども考えられます。

プリンターやUSBメモリなどの周辺機器を取り外して、もう一度起動を試してみましょう。

必要最低限のシステムだけで起動する「セーフモード」で立ち上げると、Windowsが正常に動き始める可能性があります。

もしセーフモードで起動できるなら、アプリやドライバーに原因があるのかもしれません。

セーフモードで再起動する方法は以下の通りです。

セーフモード実行の手順
セーフモード実行の手順
  1. キーボードで[Windowsロゴキー + I]を押して、[設定]を表示
    [設定]が開かない場合は、[スタート]をクリックし、[設定]を選択
  2. [更新とセキュリティ]をクリックし、左側にある[回復]を選択
  3. [PC の起動をカスタマイズする]内の[今すぐ再起動]をクリック
  4. 再起動後、[トラブルシューティング]→[詳細オプション]→[スタートアップ設定]→[再起動]の順に選択
  5. 2度目の再起動後、リストが表示されたら[4]または[F4]を選択して、コンピューターをセーフ モードで起動
  6. インターネットを使用する場合は、[5]または[F5]キーを押して[セーフ モードとネットワーク]を選択

出典:Microsoft サポートDell 日本

電源がすぐに落ちてしまう

いつ電源が落ちるかわからない状態では、作業を進めるのがこわいですね。

パソコンの電源が入ってもすぐに電源が落ちてしまうという現象がある場合、どこに原因があるのでしょうか?

考えられる故障と対策を紹介します。

パソコンの電源が落ちる原因については、下記の記事にて詳しくまとめているので参考にしてください。

電源アダプターやバッテリーの状態を確認する

電源に接続されておらず、バッテリー容量が少なくなって電源が落ちてしまうことがよくあります。

その場合バッテリーが少なくなっていることを知らせる警告音などが出るので、多くの場合電源が落ちる前に気づけるでしょう。

意外な落とし穴ですが他の電化製品が同時に動いている場合、パソコンに供給される電力が少なくなり電源が落ちてしまうというパターンもあります。

パソコンに十分な電力が供給されているか確かめましょう。

電源が落ちるトラブルでもっとも可能性の高いパソコンの故障は、バッテリーの劣化です。

ノートパソコンは充電しながら使うよりも、充電が少なくなってから電源につなぐような使い方をするとよいでしょう。

ノートパソコンのバッテリー交換については、下記の記事にて詳しくまとめているので参考にしてください。

CPUファンが動いているか確認する

パソコンが熱を持った時に熱をさます働きをするCPUファンが故障している可能性もあります。

CPUファンが壊れているとパソコンが放熱できず、パソコンが熱暴走して電源が落ちてしまうかもしれません。

パソコンの電源が落ちたときに、パソコンが熱くなりすぎていないか確認してみましょう。

以下の記事では、パソコンの熱暴走について詳しくまとめているので参考にしてください。

使用中に再起動する

突然再起動が始まったり、再起動を繰り返したりする症状もあります。

再起動のトラブルがあるときに、疑われる故障個所をみてみましょう。

周辺機器のドライバーに不具合がないか確認する

マウス・キーボード・プリンターなどの周辺機器のドライバーや、USB接続する際のドライバーが適用していないと再起動の不具合が生じる可能性があります。

とくにドライバーをインストールしたあとに問題が生じているなら、そこに原因がある可能性大です。

ドライバーをアンインストールして、問題が解決するかどうか試してみましょう。

メモリの不具合

メモリとは、CPUとストレージ間でやりとりするデータやプログラムを、一時的に保存する記憶装置です。

パソコンの動きに不具合があるときは、メモリに問題が起きていないか確かめてみる必要があるでしょう。

BIOSを立ち上げ、メモリ診断ツールの実行が可能です。

このメモリ診断ツールを実行すると、今使用しているメモリが故障しているか調べることが可能になります。

以下の記事では、メモリの不具合についてまとめているので参考にしてください。

ハードディスクの故障

ハードディスクが故障していると、パソコンの起動時に異音がしたり、エラーメッセージが出たりすることもあります。

再起動以外にこうしたトラブルがあれば、ハードディスクの問題である可能性が高いでしょう。

外付けのハードディスクや分解してハードディスクを取り出せる場合、ハードディスクと正常に動くパソコンをUSB変換アダプターで接続してみれば、ハードディスクの故障かどうかはっきりしますよ。

別のパソコン上ではハードディスクがきちんと認識されるようであれば、ハードディスクではなく別の部分にトラブルが生じています。

ハードディスクを認識できれば、データを移動させて重要な情報を守れるでしょう。

ハードディスクを取り出すための分解にはリスクが伴うので、慣れていない人はプロのサポートを頼るのがおすすめです。

修理業者は、ハードディスクが故障しているときのデータの復旧にも対応してくれるでしょう。

ハードディスク故障の原因や対処法についてまとめた記事もあるのでご一読ください。

急にフリーズする

動画など大容量のファイルを処理するときに、パソコンがフリーズすることもあります。

タスクを行うためのメモリが足りない場合は、よくフリーズしたり動きが重くなったりするので、メモリの増設がおすすめです。

メモリの増設時はパソコンを分解するため、自分で行う場合は注意が必要です。

自力での修理が難しいなら、無理せず修理業者に依頼しましょう。

パソコンがフリーズする原因は、システムの不具合も考えられます。

Windows Updateの失敗や、セキュリティソフトの重複、デバイスドライバの不具合など、パソコン内のさまざまなシステムの不具合によるフリーズもあります。

システムの更新中に止めてしまうと不具合が起きやすいので、シャットダウンには気を使いましょう。

下記の記事では、パソコンがフリーズする原因や対処法について解説しています。こちらもご一読ください。

PCサポート_最短即日

パソコントラブルは業界最大手の修理業者に相談

PCホスピタル

出典:PCホスピタル

さまざまな対処方法を試してみても、故障箇所がわからない・修理できないときは、PCホスピタルに一度相談してみましょう。

年中無休で対応し、訪問サポート年間約14万件と実績の信頼がある業界最大手の業者です。

持込修理出張修理宅配修理に対応しており、修理内容によっては最短即日修理も可能です。無料で事前見積りができ、見積り後の追加請求はないので、まずは相談をしてみましょう。

依頼の流れ

  1. まずはフリーダイヤル、またはWEBで相談
    ※受付時間 9:00~21:00(年中無休)
  2. パソコンで困っている内容を伝える
  3. 料金体系についての案内を受ける
  4. 希望の日時を伝えて訪問日時を決める
  5. 予約当日に現地で診断・見積り
  6. 見積り了承後に修理

PCホスピタルの口コミ

PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。

  • その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
  • ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
  • 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。

出典:みん評


\いつでも事前申し込み可能/
Web
まずは相談
電話
すぐ対処したい

PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系について、詳しく解説している記事もあるので参考にしてください。

パソコンの故障を防ぐためのポイント

普段からパソコンの使い方に気をつけていれば、故障することなく長期間パソコンを使用できます。

ここからはパソコンの故障を防ぐための、使い方のポイントについて説明していきます。

強い衝撃を避ける

とくにノートパソコンの場合、外出時に持ち歩いて使う方が多いでしょう。

ただしパソコンは内部に繊細な部品がたくさん使われているため、衝撃に弱いという特徴があります。

バッグに入れてパソコンを持ち歩くときは、パソコンに衝撃が加わりにくい衝撃吸収素材のケースを使いましょう。

高温にならないよう対策する

パソコンは高熱に弱く、熱が内部にこもると部品が歪んだり破損したりする場合があります。

パソコンの内部が熱くならないよう、ファンを塞がず、高温の場所での使用を避けましょう。

また、パソコンのファンにほこりが溜まっていたらこまめに掃除をしましょう。

ファンの動きが悪くなるだけでなく、本体内部にほこりが溜まることも不具合の原因になります。

使用時間による劣化に注意する

パソコンの使用時間が長くなると、部品が消耗したり劣化したりします。

ノートパソコンのバッテリーも、使用時間が長く充電回数が多くなるほど劣化が早まります。

ノートパソコンを使わないときは、電源ケーブルをなるべく抜いておきましょう。

購入してから長い期間が経つと、徐々にハードウェアに劣化が生じます。

しかし、劣化した部品を修理・交換することで、まだ使い続けることが可能です。

データのバックアップを取っておく

パソコン修理する際は、データが消去される恐れがあります。

とくに重要なデータが入っている場合は、データが消失しないように気をつけましょう。

急な故障に備えて、普段からデータのバックアップを取っておくことが大切です。

以下の記事では、修理前のバックアップについて詳しくまとめているので参考にしてください。

故障したパソコンは修理せずに買い替える選択肢もあり

「対処法を試しても症状が改善しない」「修理の見積りを取ったが費用が高い」という場合は、パソコンの買い替えも視野に入れましょう。

パソコンの寿命は一般的に5年とされています。

5年も経つと、メモリ・ストレージ・CPUなどの基本スペックが格段に向上しています。

現在使用しているパソコンと、スペックや費用面を比較し、修理か買い替えか検討してみましょう。

パソコンの修理・買い替えに悩んでいる方は、そのタイミングなどについて解説している記事もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

パソコンが故障した際の原因・対処法まとめ!まとめ

パソコンの故障個所を特定する方法や、よくある症状とその対処法についてみてきました。

パソコンの故障は、生じているトラブルをみただけではすぐに特定できないものです。

複雑に絡み合っている問題もあるので、原因がすぐわからない場合もあるでしょう。

そういうときは無理に自力で解決するよりも、専門家に相談するほうが早く安全に対処できます。

PCホスピタル」は24時間年中無休で、最短即日の出張修理も可能です。

フリーダイヤルなので気軽に相談してみてくださいね。

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