レザージャケットの手入れ方法は?革の特徴や修理業者の選び方を解説

レザージャケットの手入れ方法は?革の特徴や修理業者の選び方を解説

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スタイリッシュな「レザージャケット」は、秋冬に活躍するファッションアイテムのひとつです。
ただ、革製品の手入れにはコツがいります。
ポイントを押さえてジャケットを美しく着こなしましょう。

レザージャケットは傷みやすい?

他の衣服と比べてレザージャケットは繊細だといわれています。
どのような面で傷みやすいのかを知り、丁寧に扱いましょう。

水気に弱い

天敵ともいえるのが「水気」。
雨の日に着ていくのはもちろん噴水や遊園地のアトラクションなども要注意です。
革は濡れると乾きにくくカビを生やしてしまうことがあるからです。

革製品にカビが生える要因はいくつかあります。
まずは、先ほどご紹介した水気・水分。
空気中の湿度も影響します。
直接水にぬれた場合はもちろん革製品を無造作に通気性の悪いクローゼットなどに収納した場合に、湿度70%以上の状態がしばらく続くと高い確率でカビが発生します。

気温にも注意

同様に気温が高い場合も注意しましょう。
カビが生えやすい気温は20℃~30℃です。

革の表面に栄養分である皮脂汚れや食べ物の汁などが付着していると、さらにカビが繁殖しやすくなります。
これらを取り除く際に濡れた雑巾などで無造作に拭くと、栄養分と水分が結び付きカビにとっては最高の環境になってしまいます。

また、カビだけではなく濡れて乾いた後も注意が必要です。
適切な手入れをしない場合、乾燥した表面がパサパサになってしまい革本来の光沢が失われます。
型崩れが起こってフォルムが悪くなることも珍しくありません。
このためレザージャケットは、晴れた日だけに着るのが望ましいといわれるのです。

洗濯はNG!強くこすらずに

レザージャケットは洗濯することで傷んでしまいます。
水に弱いので長時間濡れたままだと繊維が破壊されるからです。
そのため、手入れをするなら汚れを布などで拭き取るのが賢明です。

ただし、強くこすりすぎると表面が傷ついてしまいます。
なるべく柔らかい生地でできたタオルなどを使いましょう。
オイルやクリームを塗ってもよいもののつけすぎるのは厳禁です。

しまっておくだけでシワがつくことも

レザージャケットは、一度シワがついてしまうと完全には消えません。
そのため慎重に保管することが大切。
ハンガーにかけず放置しているだけで大きなシワになるケースも珍しくないのです。

シワ防止には、ハンガーにかけている間も袖にものをつめておくのがおすすめです。
新聞紙などのやわらかいものをつめて形が崩れないように工夫しましょう。

レザージャケットの手入れでは何をする?

定期的にメンテナンスをしないとレザージャケットはどんどん劣化していきます。
自分でできる作業もあるのでこまめにケアしましょう。

ほつれをすみずみまでチェック

メンテナンスではレザージャケットのコンディションを念入りに調べます。
わずかなほつれや破れがあるだけでどんどん拡大していくからです。
発見が早ければまだ修繕する余地は残されています。

ジャケットで傷みやすいのは、関節に当たる脇や肘です。
また裏地は、普段注意していないだけにメンテナンスの際にはしっかりチェックしたい箇所です。

ブラッシングとスプレー

レザージャケットをきれいにするには「ブラシ」がぴったりです。
細かいホコリや毛を取り除けるうえ、革に対しても刺激が強くありません。
一度着たら収納する前にブラッシングする習慣をつけましょう。

ブラッシングが終わったら「栄養剤のスプレー」をふきかけておきます。
革を美しい状態に保つ成分が含まれているのでケアには欠かせません。
軽くスプレーしてからしまうだけでジャケットの耐久性はかなり向上します。

修理業者に頼むメリット

レザージャケットを修繕するなら「専門業者」に依頼するのが得策です。
一般人では難しい作業まで丁寧に行ってくれるからです。

激しい損傷も元通りに

生地が破れてしまったり、完全に濡れてしまったりすると一般人では手に負えません。
元のデザインを維持するのは困難です。
しかし専門業者であればスキルを駆使して、できる限り本来の状態へと修繕してくれます。

たとえば「袖丈詰め」といった方法。
ジャケットの袖をいったん取り外した後で修繕した後に付け直します。
このやり方ならピンポイントで損傷した部分を直せるだけでなく、デザインもほとんど変えずに済みます。

生地の交換ができる

お気に入りのジャケットであれば、わずかなほつれで台無しになるのは悔しいところです。
修理店では生地を交換することで、デザインを変えず長持ちするように工夫してくれます。

一部分だけ生地を交換するなどの細かい作業も、状況に応じて引き受けている専門店は少なくありません。
たとえば「気分転換で裏地を変えてみたい」といった注文にも柔軟に対応してくれます。

個人でいろいろな生地を用意するにはかなりの費用がかかります。
たとえ手芸用品店で購入するとしても、基本的にはメートル単位であり少量を購入できるところは少ないです。
プロであれば豊富な在庫から必要な部分だけを切り出して使えるので、その使用分だけがコストに反映されます。

このため、一部の記事交換や補修をする場合は専門業者に依頼をすると効率的です。

作業が早い

作業が早いことは修理店に任せる最大のメリットでしょう。
素人がレザージャケットをメンテナンスしようとすると、汚れやほつれを探すだけで時間がかかってしまいます。
そのうえで修繕まで行おうとすれば、道具や生地を買いそろえるなど面倒な作業が増えていきます。

修理店はレザー製品に関するプロフェッショナルの集まりなので、作業をスムーズに進めてくれるでしょう。
外出ついでに預けて帰りに引き取るなどすれば、持ち主は一切無駄な時間を使いません。
メンテナンスに手間を取られない分、休日や空き時間を有効活用できるようにもなります。

専門店に依頼するデメリットは?

わずかながら修理店に依頼する問題もあります。
どういったポイントがあるのか確認していきましょう。

お金がかかる

修繕を外部に頼む以上は手数料を必ず支払わなければなりません。
もしもあなたが革製品の高度なメンテナンスが可能な知識と必要な道具を手元にそろえていたなら、不必要な出費となるかもしれません。

たとえそうでもプロに依頼すれば最低限「時間」を節約できます。
また修理専門店は、個人が小売店で修理材料を購入する価格より安く入手できるルートを確保しているケースが多いため、かなりコストパフォーマンスの高いサービスを受けられる場合もあります。

単純に目の前の「価格」だけを見るのではなく、トータルで見て検討してみるとよいでしょう。

必ずしも美しく仕上がるとは限らない

レザージャケットをきれいに仕上げてくれるかは担当者の腕次第です。
思っていたよりも出来が悪いことはありえるでしょう。
ただ自分でやるのと比べてどちらのほうが悪くないのか検討したいところです。

修理店には得意不得意があり「革の小物は得意だがジャケット類は苦手」という店舗に依頼すると仕上がりに期待できません。
ジャケットを美しく修繕してくれるかどうかは、持ち主のリサーチ力にもかかっています。

優良店を見つけるためのポイント

レザージャケットの修繕を請け負っている専門店はたくさんあるので、どれが優良なのか分からなくなる人も多いでしょう。
いくつかの点に注意すれば技術的に優れた店が見えてきます。

ジャケットの実績がある

「革製品」の専門業者だとアパレル以外の修繕も引き受けています。
つまりジャケットに特化しているわけではありません。
小物類などのほうが得意な可能性もあります。

そこで公式サイトなどをリサーチし、ジャケットの実績が確かかチェックしましょう。
修繕方法について具体的な記載のある店舗は比較的信用できます。

ある程度絞り込めてきたら、最終的には電話やメールで問い合わせを行うことをおすすめします。
依頼したいレザージャケットの状態やブランドなどの情報とともに、どういった修繕を行ってほしいかを伝えましょう。
その際のやりとりで業者の実績などもうかがえます。

ブランド物に強い

一流ブランドになるほどデザインは複雑で生地も繊細です。
当然修繕する側にも相応のスキルが求められます。
ブランド製品について実績のある修繕店なら、技術面で信用を置けます。

気になるときは実際に連絡して聞いてみるのが一番です。
ブランド名を添えて「○○のレザージャケットがほつれてきたのですが元通りにできるでしょうか」など、具体的にメーカーの名前やトラブルの内容を伝えましょう。
明確な提案を返してくれるお店にジャケットを持ち込むのが安全策です。

料金体系が明朗

悪徳業者の場合、作業が終わってから「雑費」「オプション」などの理由をこじつけて多額の請求をしてくることがあります。
そのため、料金を事前に明示していることも優良店の大前提です。
ホームページやパンフレットなどで料金システムを掲載している店舗を選ぶようにしましょう。

ただ、難易度の高い作業になれば修繕費が高くなるのも仕方ありません。
不安があるときは見積をとって予算と照らし合わせるのがおすすめです。
複数の店舗から見積をとり比較検討すれば、自分に合ったところがわかりやすくなるでしょう。

このとき見積もり時のスタッフ対応についても観察しましょう。
一般的に優良な業者の場合、見積もりを行う担当者は服装がしっかりしていて言葉遣いが丁寧です。
こちらからの質問にも丹念に応対してくれます。
もしも見積もり時に横柄な態度やこちらの質問をはぐらかすようであれば、その店舗に依頼することは中止しましょう。

まとめ

レザージャケットはコーディネートの主役になれるクールなアイテムです。
ただし美しい状態を維持するのは簡単ではありません。
定期的なメンテナンスを怠れば色あせてしまいます。

せっかくメンテナンスをするなら、プロのスキルで徹底的に行ってもらいましょう。
わずかなほつれや汚れもすぐ直してもらい、長く着られるようにすることが大切です。

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