
日本にも愛用者が多い世界的な高級ブランド「GUCCI(グッチ)」のバッグの保管方法や、お手入れ方法を紹介します。
正しく保管すればグッチのバッグを長持ちさせることも可能です。
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ブランドの元祖「GUCCI(グッチ)」
イタリアの世界的なファッションブランド「GUCCI(グッチ)」は、世界で初めて品質保証のためにデザイナーの名前をブランド名にしたことで有名です。
ブランドの元祖と言えるグッチは、現在「イヴ・サンローラン」や「プーマ」などのブランドも手がける大きな「グッチ・グループ」として展開しています。
最高の職人が手がける皮革製品
グッチは、1923年に旅行カバンなどを取り扱う高級皮革店として創業しました。
その後フィレンツェ最高の皮革職人たちが生み出す、高品質でセンスのよいデザインの皮革製品が評判となります。
1950年代にハリウッドの有名女優たちがグッチを愛用したことで話題となり、一躍人気ブランドへ。
現在はバッグや財布など皮革製品だけでなく、腕時計や小物、貴金属に至るまで揃う世界的なファッションブランドです。
実用的なトートバッグが人気
グッチのバッグの中では、お出かけや小旅行などで幅広く使えるトートバッグが人気。
天然の革製品ではなく加工した合成皮革(PVCロゴジャガード)を使用した製品が多く、水や汚れにも強いというメリットがあります。
高級ブランドながら比較的低価格で購入できるところも人気の要因です。
豊富な種類のバッグライン
トートバッグ以外にショルダーバッグの種類が豊富で、特徴的なデザインのハンドバッグも知られています。
ショルダーバッグは「ロングストラップ」「ワンショルダー」などさまざまなタイプがあり、丸みのあるフォルムが特徴。
アクティブな人向けにボディバッグも選べます。
軽くて丈夫なキャンバス生地も多く、毎日使いたくなるアイテムが揃っています。
ハンドバッグも丸みのあるデザインが特徴で、持ち手が竹製の「バンブー」が有名。
デザインだけでなく耐久性にもすぐれています。
バッグの定番はモノグラム
グッチのバッグと言えば、創始者グッチオ・グッチの頭文字「GG」を組み合わせたブランドロゴのモノグラム柄が定番です。
「ルイヴィトン」など他の有名ブランドも同様の柄が看板になっていますが、グッチが最初に始めたという説が有力です。
時代とともに変化する素材
グッチのバッグのメイン素材は、創業当時の革製から塩化ビニールの合成皮革に変わってきました。
第二次大戦中に革の仕入れが困難だった影響で、他の皮革ブランドでも同じ傾向があります。
グッチのバッグを保管する際の5つの基本
グッチのバッグは保管方法と普段のお手入れ方法を押さえておくことが大事です。
保管するときは以下の5つを守りましょう。
1.湿気は避ける
イタリアのブランドのグッチは、日本のように湿気が多い気候で使用することが想定されていません。
長く使用しないときは、湿気によるカビや変色を防ぐ必要があります。
押し入れのように通気性が悪いところに仕舞ったままにするとカビが生えるかもしれません。
通気の悪いところは避けるか、時々換気をして湿気を防ぐようにしましょう。
2.直射日光や高温を避ける
日光は素材の劣化を早め色褪せにつながるため、直射日光が当たらない場所を選びましょう。
また温度変化にも注意し、高温になるような環境も避けてください。
3.重いものは入れない
グッチのバッグは基本的に丈夫にできていますが、重たいものを入れたままにすると型崩れの原因になります。
また長時間曲がったりつぶれたりした状態で保管しても、変形につながるので注意しましょう。
4.他の物との摩擦を避ける
繊細な素材の場合は摩擦があると傷がつきやすくなります。
また他の素材と密着させて保管すると、色移りする場合があるので注意が必要です。
ビニールやナイロン袋で保管するのも避けましょう。
5.型崩れしない工夫をする
使用した後はバッグの中に丸めた紙などの詰め物をして形を整え、型崩れと同時に湿気を防ぐようにします。
仕舞うときは購入した際に付属していた「ネル袋」に入れることをおすすめします。
グッチのバッグを保管する場所
グッチのバッグは棚に並べてインテリアにしたり、クローゼットに仕舞い込んだりする人が多いようです。
保管場所としては適切なのでしょうか?
インテリアで長く飾るのは避ける
普段からグッチのバッグを使用しているなら、使いやすい場所に置いたりインテリアで飾ったりしてもよいでしょう。
ただし日当たりや照明による日焼けに注意が必要で、長期の保管には向きません。
クローゼットは?
クローゼットは日光による日焼けは防げますが、風通しが悪いため乾燥材を使用するなど湿気対策を行う必要があります。
グッチのバッグの保管場所は湿気がこもらず、温度変化が少なく日光が当たらない暗い場所が最適です。
グッチのバッグの素材別お手入れ方法
グッチのバッグは素材別に取り扱い上の注意点が異なります。
素材別のお手入れ方法をご紹介します。
1.PCV加工
水や汚れに弱いキャンバス生地を丈夫にするためにポリ塩化ビニール加工した生地は、グッチバッグの定番の素材です。
耐久性にすぐれ基本的に汚れにも強く丈夫です。
しつこい汚れが付着した場合は、水拭きするか洗剤を入れたぬるま湯に漬けて生地に染み込ませて汚れを取る方法があります。
また、強い直射日光に当てたり車中に置きっ放しにしたりしなければ、温度変化で素材がダメージを受けることはまれです。
暑い夏に屋外に放置したり、わずかの時間でも車中に置いたりするのは避けましょう。
2.GGインプリメ
「GGインプリメ」は、グッチを代表するモノグラムのキャンバス生地にPCV加工を施しています。
バッグに指紋がついたら素材の表面を傷つけないように、乾いたやわらかい布で拭き取るようにしてください。
色移りする可能性があるため他の素材と密着させないようにします。
3.GGスプリーム(GGプラス)
「GGスプリーム」は、同じくモノグラムのキャンパス生地にポリウレタン(PU)加工を施しています。
以前は「GGプラス」と呼ばれPCV加工でしたが、PCVが環境に悪影響を及ぼすとわかりポリウレタン加工の素材に生まれ変わりました。
お手入れ方法は基本的に「GGインプリメ」と同様です。
4.キャンバス生地
キャンバス生地は、泥ハネなど水分を含んだ汚れが落ちにくい素材です。
防水スプレーを使用すると雨や雪の汚れは防げますが、スプレーの液ダレがシミの原因になることがあるので注意しましょう。
また、湿気の多い場所に保管するとシミやカビを発生しやすくなります。
多様なものに使えてお手入れが楽になる防水スプレーは、まとめ買いがお得です。大容量のものを3本セットで購入しておきましょう。
5.レザー
レザーはいろいろな種類がありますが、基本的に湿気はNGです。
水に濡れたら乾いた布で表面を擦らないように水気を拭き取ります。
汚れは濡れタオルや専用クリーナーで落とせるケースが多いですが、事前に使用可能か必ず確認してください。
汚れを落としたら十分に乾燥させます。
雨に濡れた場合も、バッグの中に詰め物をして陰干し乾燥。
カビが生えた場合は通気性のよい場所に移動させ、簡単に落とせるなら乾いた布でカビを拭き取ります。
難しい場合はバッグ修理業者に相談しましょう。
革クリーナーキットはバッグだけでなく財布、ブーツやソファなどの皮革製品に使用可能。
こちらのクリーナーキットは革専用コーティングもついているので洗浄後のアフターケアもばっちりです。
6.ナイロン
軽くて丈夫なナイロンはお手入れも簡単です。
長く使っていると表面がベタついたり白っぽく見えたりしますが、軽い程度なら手でちょっとはたくかやわらかいブラシで払うと落とせます。
汚れがひどいときは洗剤を入れたぬるま湯を使用し、布で拭き取ります。
サテンやレザーの素材が使われている場合は、ナイロン部分にだけ使用してください。
金属パーツや内部のお手入れ
バッグの金属パーツは、長く使用しているとくすみが気になります。
眼鏡クリーナーなどを用いて磨くとよいでしょう。
バッグの内部は、ゴミやホコリが溜まらないように注意します。
使用後は中身を取り出し、湿気対策のためにバッグの口を開けて乾燥させることをおすすめします。
グッチなど革製ブランド品の正しい5つの保管方法
天然の皮革製品はもちろん、ポリ塩化ビニールやポリウレタン加工のブランド品も酸化しいずれは劣化します。
金属パーツも純金やステンレスは少なくメッキが多いため、酸化しやすいでしょう。
湿気があると金属部分がサビたりカビが生えたりし、仕舞いっぱなしにするとメッキが剥がれる場合もあります。
グッチのような皮革製ブランド品を長持ちさせるには、正しい方法で保管することが大事です。
大切なブランドバッグを長く使い続けるために、正しい保管方法を知っておきましょう。
1.日本ならではの湿気対策
皮革製のバッグや財布などは柔軟性を保つため、接着剤は乾いても固くならないタイプが使用されています。
日本のように湿気が多い環境では接着剤が水分を吸い取ってしまい、溶け出すとシミの原因になります。
湿気を予防するには、通気性をよくするために密着させずに適度な間隔を空け、クローゼットなら上段部分に保管するようにしてください。
2.乾燥剤の使用に注意
「乾燥剤」は湿気対策に有効です。
購入時に付属していた乾燥剤を取っておくと保管の際に役立ちます。
市販の収納用乾燥剤を使用する場合は、ニオイが移らないように無臭タイプにします。
ただし分量が多いと革を傷めてしまうので、入れ過ぎに注意してください。
3.防虫剤は使わない
「防虫剤」は揮発すると皮革製品の素材や接着剤、塗装と化学反応してダメージを与えます。
防虫剤のニオイもなかなか取れません。
グッチなどのブランド品の保管に防虫剤を使用するのは、避けるほうがよいでしょう。
4.密封せずに保管
購入したときの袋や箱に入れて密封すると湿気がこもってしまいます。
皮革製ブランド品は密封せずに、クローゼットなどに乾燥剤を入れて保管することをおすすめします。
5.季節の変わり目の虫干し
時々はブランド品を収納場所から出して、風通しのよい場所で虫干しすることをおすすめします。
春と秋の年2回、衣替えの時期に行うだけで効果的です。
グッチの保管・修理サービスの利用も可能
グッチのバッグの保管状態が悪くて取れないカビやシミができてしまった場合は、プロの修理業者に依頼しましょう。
保管状態をよくするために、空調管理が行き届いた清潔な環境で保管できるサービスを利用することも可能です。
グッチの商品の修理先などに迷ったら、詳しく書いてあるグッチの修理はどこに依頼するべき?直営店と修理業者の違いを解説の記事をご覧ください。
エルメスのファスナー破損や傷修復は宅配クリーニングの「リナビス」へ


「リナビス」は、創業60年を超える宅配クリーニング専門店です。
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リナビスをおすすめする5つの理由
リナビスをおすすめしたい理由は5つあります。
詳しく説明していきます。
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- クリーニング不可の皮革製品・ブランド品の95%が取り扱い可能
- 送料無料の宅配クリーニングだから思い立ったらすぐ依頼できる
- クリーニングコースの料金がわかりやすい
- 有料オプションでカラーチェンジも可能
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創業60年以上を誇る確かなクオリティは安心してクリーニングをお願いできますね。
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リナビスで取り扱い可能な種類は、バッグ(鞄)、革靴・ブーツ・スニーカー、革ジャンや毛皮などの衣類、財布・小物などです。
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すべて送料無料でわかりやすい料金体系です。
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- 衣類コース:料金15,400円/1着
- 財布・小物コース:料金17,600円/1個
※品物の状態や希望などにより料金が変更になることもあります
5.有料オプションでカラーチェンジも叶う
バッグ・鞄コースでは、1品につき+8,250円で品物のカラーを変更することができます。
「色に飽きてしまった」「気に入っているけれど年齢に合わない色になってしまった」など、バッグの色を変えて使い続けたい方は、有料のオプションで買い換えるよりもお手頃にカラーチェンジが叶います。
濃色から薄い色のカラーチェンジはできないようなので、事前に無料相談しても良いですね。
注文からクリーニング完了まで簡単4ステップ
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リビナスから見積もりが届いたら、承認してクリーニング開始。
クリーニング検品後は指定日に商品が自宅に届きます。
自宅に居ながら簡単4ステップで、少し面倒な皮革製品のお手入れが叶いますよ。
- ネットで注文(24時間・日本全国対応)
- 集荷キットへ品物を入れて送付
- 見積もり確認
- クリーニング完了後、指定日に自宅へ届く
出典:リナビス
まとめ
グッチのバッグはポリ塩化ビニールやポリウレタンで加工した丈夫な素材が多く、水や汚れに強いところがメリットです。
また耐久性にも優れています。
ただし保管するときは乾燥剤を使用するなど湿気対策をしっかり行い、直射日光を避けて温度変化が少ない場所を選んでください。
時々は収納場所から出して虫干しするなど、常に湿気がこもらないように注意しましょう。
ルイ・ヴィトンのバッグが好きな方の修理先は、「ルイヴィトンのバッグや財布は修理できる!修理内容や料金の目安」の記事に詳しく書いています。あわせてご覧ください。
その他のブランド品は、「ブランド別にご紹介!壊れたブランド品を修理する方法」の記事をご覧ください。
正しいケアをして、お気に入りのブランド品を長く使いましょう。

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