Wi-Fiルーターを初期化・再起動する方法!デメリットや再設定の仕方も

Wi-Fiルーターを初期化・再起動する方法!デメリットや再設定の仕方も

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Wi-Fiのルーターを長期間使っていると、インターネットにアクセスしないなど時々不具合が発生することがあります。
その際は再起動、または初期化を行い、症状が直らないかチェックしましょう。

今回は、その再起動と初期化のやり方を説明します。
再起動と初期化を試しても直らない場合の対処方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ルーターの再起動と初期化の違い

再起動とは、その名の通りルーターの電源を一度切って立ち上げ直す方法です。
大抵のトラブルは“再起動で解決する”と言われています。
何か不具合が発生している場合は、まずルーターの再起動を試してください。

初期化とは、ルーターを工場から出荷される状態に戻すことです。
つまり、各種設定がすべて消えます。

初期化した場合、さまざまな設定をまたいちから行わなければいけません。
しかし、設定関連の情報をすべてリセットできるので、不具合が設定によるものであれば、高い確率で解決します。

ルーターを初期化するメリット

ルーターを再起動しても不具合が直らない場合は、初期化を検討しましょう。
なぜ初期化なのか、そのメリットを説明します。

チャンネルの修正

ルーターを初期化するメリットは、“チャンネルを修正できる”こと。
Wi-Fiのルーターは複数の端末と同時接続できます。
非常に便利な機能ですが、接続する端末が増えることで複数のチャンネルができて電波が重複し、電波障害が起こりやすくなります。

このとき、ルーターを初期化すると電波の絡まり(チャンネル)を解消できる場合があります。

熱を放出できる

ルーターを初期化するメリットは、“熱を放出できる”ことです。
自宅にあるWi-Fiのルーターは、基本的に24時間電源が入ったままだと思います。
この状態が長く続くと、ルーターは熱をもちます。電子機器類は熱に強くありません。

そのため、熱をもっている状態が続くと、不具合が生まれやすくなります。
しかし、初期化で設定をリセットし、一度電源を落とせばルーターに溜まった熱を放出できます。
これによりトラブルが解消する場合があるので、試してみてください。

アクセスログを消去できる

ルーターを初期化するメリットは、“アクセスログを消去できる”ことです。
アクセスログとは、通信記録のことです。

このアクセスログが蓄積されすぎると、不具合が発生する場合があります。
そのため、こまめに消去しましょう。ちなみにアクセスログは初期化ではなく、再起動だけでも消去できます。

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ルーターを初期化する際の注意点

ルーターを初期化すると多くの不具合が解消します。
しかし、ただ初期化すればいいわけではありません。
いくつか注意点があるので、それを頭に入れてから初期化しましょう。

ケーブルの抜き差しの順番を確認する

ルーターを初期化して再起動する場合、ケーブルを抜き差ししなければいけません。
これも適当にやればいいわけではなく、しっかり順番があります。

抜き差しの順番を間違えると、電流が逆流したり上手く接続できなかったりするので、気をつけてください。
抜き差しの順番はメーカーや機種によって異なります。
取扱説明書、もしくは公式サイトをチェックしてください。

再起動までの時間は十分に取る

ルーターを初期化したら再起動しなければいけません。
このとき、初期化してから再起動するまで数十秒程度時間を空けてください。

時間を十分に取らないと、Wi-Fiルーターに負担がかかります。
最悪の場合、新たな不具合が発生するので気をつけてください。
ルーターが熱をもっている場合は、その熱が冷めてから電源を入れましょう。

アップデート中か確認する

Wi-Fiのルーターは電波を介して自動でアップデートしています。
アップデート中に初期化をすると不具合が発生する確率が高まります。

必ずアップデートが終了してから初期化・再起動しましょう。
使っている機種にもよりますが、アップデート中だとルーターのランプが点滅、または別の色で光ります。
これも製品の取り扱い説明書、または公式サイトに記載されているので必ず確認してください。

ルーターを再起動する方法

ルーターは、主に2つの方法で再起動できます。
どちらでも構わないで、やりやすい方で再起動してください。

ACアダプターを抜いて再起動する方法

最も簡単なのは、こちらの方法です。
以下のやり方で再起動しください。

  1. ルーターの本体にある電源ボタンを長押し、電源をオフにする(電源ボタンがないタイプのルーターは2番目から始める)
  2. ACアダプターを抜く
  3. 数秒間待ってからACアダプターをコンセントに挿しこむ
  4. ルーターが再起動したか確認する

設定ツールを用いて再起動する方法

ルーター独自のアプリやソフトがある場合、そちらからも再起動できます。
やり方は以下の通りです。

  1. パソコンやスマホからルーターの設定ツールにアクセスする
  2. 再起動ボタンをクリックする
  3. ルーターが再起動されたか確認する

単純に再起動だけを目的にしているなら、この方法でも構いません。
しかし、この方法だと上手く熱放出できない場合があります。
そのため、熱放出を目的にしているなら、ACアダプターを抜くというやり方で再起動してください。

ルーターを初期化する方法

ルーターの初期化は、以下の方法で行ってください。
しかし、細かいやり方は機種やメーカーによって異なる場合があります。
必ず取扱説明書、または公式サイトもチェックしてください。

  1. ルーターの背面や側面にある「リセットボタン」を数秒間押し続ける
  2. ルーターのWPSランプが点滅したら、ボタンの長押しを止める
  3. ランプの点滅が止まったらリセット完了
  4. 再起動し、各種設定を行う

点滅が止まらない、またはランプが光らない場合は、一度最初からやり直してください。
それでも上手くいかない場合は、ルーターの故障が疑われます。
メーカーやプロバイダに問い合わせましょう。

再起動・初期化後は接続の確認を!

再起動・初期化をしたら、ネットワークが表示されているか確認してください。
表示されていたら、実際に端末とWi-Fiを接続しましょう。
これで不具合が解決していればOKです。

しかし、不具合が解決しない場合はルーター本体の故障、または端末の故障が疑われます。
後者の場合は、メーカーやプロバイダに相談してください。

初期化しても繋がらない場合の対処方法

ルーターを初期化しても不具合が解消されない場合もあるかと思います。
その場合、他の原因を疑いましょう。
考えられる原因を取り挙げながら、その対処方法を紹介しますね。

寿命を迎えていないか確認する

ルーターには、本体の寿命と規格の寿命があります。
寿命を迎えたら基本的にルーターの交換を考えましょう。

本体の寿命

ルーター本体の寿命は、おおよそ“4~5年”です。
もちろん丁寧に使えば5年以上利用できる場合もあります。
しかし、4~5年経つと通信速度の低下や電波の不安定さなど、さまざまな不具合が生まれる傾向にあります。

規格の寿命

規格の寿命とは、ルーターの性能を基準とした寿命のことです。
おおよそ2~6年で寿命を迎えると言われており、無線LAN規格はルーターの性能をアップさせるために定期的に新しい規格が登場します。

新しい規格が登場したら、基本的に寿命を迎えたと考えましょう。
しかし、性能にこだわりがないのであれば、古い規格を使い続けても問題ありません。

出典:@nifty IT小ネタ帳

接続可能台数をチェックする

機種によって異なりますが、ルーターには端末の接続可能台数が決められています。
接続可能台数を超えた場合、または上限に近い場合はWi-Fiルーターに繋がらないといった不具合が発生しやすいので注意しましょう。

これが原因と考えられる場合は、一度接続する端末の数を減らしてください。
そして一台ずつ接続し、何台目から不具合が起こりやすいのか確認しましょう。

ルーターの置き場所を見直す

ルーターの置き場所が悪いと接続不良が起こりやすくなります。
適切な置き場所をいくつか紹介するので、参考にしてください。

床から少し離れた場所

ルーターを設置するとき、本体やケーブルを目立たせないために部屋の隅に置く人もいると思います。
しかし、それだとWi-Fiが部屋全体に行き届きにくくなるので注意してください。
なぜなら、Wi-Fiが床に反射して電波が弱くなるからです。

これを防ぐために“床から1~2m離した場所”にルーターを設置しましょう。
こうすれば、2階にもWi-Fiが届きやすくなります。
可能であれば、Wi-Fiを接続したい端末と同じ高さの場所にルーターを設置してください。

障害物がない場所

周りに家具や壁がある場所にルーターを設置すると接続不良が起こりやすくなります。
周囲にある障害物が電波の妨げになるからです。

そのため、ルーターを設置した周りにはなるべく障害物を置かないようにしましょう。
小物であれば問題ありませんが、大きなものは置かない方が無難です。

家電製品が近くにない場所

家電製品には、主に2.4GHzという周波数帯の電磁波が使われています。
2.4GHzとは、Wi-Fiでも使われる周波数帯です。同じ周波数帯が同じ空間に飛び交うと、電波干渉が起こりやすくなります。
電波干渉が起これば、接続不良が発生しやすくなるので注意しましょう。

そのため、ルーターはなるべく家電から離した場所に設置することをおすすめします。
とくに、電子レンジとIHヒーターからはできる限り離してください。

周波数帯を変える

ルーターでは2.4GHzと5GHz、2つの周波数帯が使えます。
そのため、現在2.4GHzを使っているなら5GHzに変える、というように周波数帯を一度変えてください。
Wi-Fiを使っている環境にもよりますが、周波数帯を変えるだけで接続不良が直る場合があります。

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まとめ

今回は、“ルーターの初期化”について説明しました。
初期化とは、ルーターを工場出荷前の状態に戻すことです。
チャンネルの修正や熱放出など、さまざまなメリットがあります。
接続不良やルーターの不具合が再起動しても直らない場合は、試してください。

初期化しても症状が直らない場合は、寿命を迎えていないか、設置場所に問題がないかなどを確認しましょう。
それでも症状がよくならない場合は、一度プロバイダやメーカーに問い合わせることをおすすめします。

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