TUMIのバッグや財布、プロに頼める修理内容と費用の相場

TUMIのバッグや財布、プロに頼める修理内容と費用の相場

機能の高さで人気がある「TUMI(トゥミ)」のバッグや財布。
使い込んでいると部分的に傷んできますが、修理したりパーツを交換したりすれば長持ちします。
ここではプロに頼める修理内容や、費用の相場を紹介します。

「TUMI」はどんなブランド?

「TUMI(トゥミ)」は、1975年にアメリカで誕生したバッグブランドです。
黒一色の「バリスティックナイロン製バッグ」が代表的な商品で、シンプルなデザインと機能の高さで定評があります。

耐久性・撥水性にすぐれた「TUMI」のバッグは、ビジネスや通学などデイリーなシーンで便利です。
またバッグだけでなく財布やキャリーケース、キーホルダーやモバイルアクセサリーなど多岐にわたって商品を展開しています。

プロに頼めるバッグ修理の内容と、費用の相場

「TUMI」で修理の依頼が多いのはバッグと財布です。
まずはバッグの修理についてくわしく説明します。

「TUMI」製バッグの多くに使われているバリスティックナイロンは丈夫な素材です。
そのため持ち手やファスナーなどが傷んでも、パーツを修理したり交換したりすることで長く使えます。
以下にパーツごとの修理内容と費用の相場をまとめました。

持ち手修理・交換

バッグ修理で多いのが「持ち手部分」の修繕です。
持ち手は荷物の重みを支えるパーツで、常に力がかかるため消耗も早く傷みやすい箇所です。
よくある損傷には「革が剥がれた」「ひび割れた」「破れた」などが挙げられます。

傷んだ範囲が小さかったり表面だけなら部分的にパーツを交換したり、ほつれを補修することで元に近い状態に戻せます。
また全体的に劣化がひどい場合は、持ち手ごと交換です。

費用の相場は、部分交換であれば5,000円~10,000円程度。
持ち手をすべて交換する場合は、10,000円~20,000円程度です。

ファスナー修理・交換

持ち手と同様、毎日の開閉で消耗し、壊れやすいのがファスナーです。
以下のような不具合が出てきたら修理や交換を検討しましょう。

  • エレメント(務歯)が歪んでかみ合わなくなった
  • エレメントに糸などが絡んで開閉できなくなった
  • スライダー(金具)がうまくはまらなくなった
  • ファスナーの縫い目がほつれて外れてきた

スライダーのみの交換やファスナーの一部をほどいて縫い直す修理で済む場合は、費用の相場は5,000円前後です。
一方ファスナーごと交換する場合は、種類によって値段が変わります。
短いものなら5,000円程度、長いものであれば1万円以上することもあります。

外装修理

ナイロン生地は、長く使っていると破れやほつれが出てくることがあります。
とくにファスナー周辺やポケットなど、縫い目が外に出ている部分はほころびやすいです。

そうした破れやほころびを補修するには「外装修理」をします。
具体的な修理内容は「糸を織り込む」「布を当ててほころびを目立たなくする」「ほつれた部分を縫い直す」などです。

費用は修繕する部分の大きさによって異なります。
1~2センチ程度の小さなほころびなら4,000~5,000円ですが、もっと広い部分の修繕になると1万円以上かかることもあります。

色はげ補修・染め直し

バッグを使い込んでいるうちに気になってくるのが「色はげ」や「色あせ」です。
革の角部分や持ち手など摩擦が多い箇所には色はげが生じやすくなります。
またナイロンも長く使っているうちに、黒い色があせて白っぽくなることが。

そうした色はげ・色あせは、色を補修したり染め直したりすることで新品と変わらない状態に戻せます。
修理費用は補修が必要な大きさ次第です。
角など部分的な補修なら1万円台ですが、全体的に染め直さなければならない場合は2万円以上予算をみておいた方がよいでしょう。

内装交換・補修

バッグの経年劣化は、外側だけの話ではありません。
内張が破れたり、内ポケット・内袋も破れたりほつれたりします。
業者に依頼すればそうした内装の補修や交換も可能です。

外装だけでなく内張や内袋・内ポケットを修理・交換すると、バッグは見違えるほど綺麗になります。
長く使い続けたいならぜひ外装と合わせて内装も補修しましょう。
費用はバッグの種類や補修内容によって異なりますが、1万円から2万円台前半が相場です。

ただし内張を張り替える際、布は元とまったく同じものを用意するのが難しい場合があります。
どうしても元と同じ布がよいなら公式サイトからメーカーに修理を依頼するか、修理店に依頼する際に事前確認を取りましょう。

パイピング修理

「パイピング」とは、布の端などほつれやすい箇所をテープ状の布や革でくるむことです。
バッグでは装飾をかねてパイピングが外側に施されていることが多くあります。
四隅などの擦れやすい部分に施されるので、ここも経年劣化しやすい部分です。

修理業者に頼めばパイピングを補修したり付け直したりしてもらえます。
費用は作業量によって変わりますが、部分的な補修なら4,000円程度です。
もっと広範囲な付け直しが必要なら、1万円以上かかることもあります。

各パーツの交換

上記に紹介したパーツ以外にも肩パッドや金具、ショルダーバッグの根皮などあらゆる細かいパーツの修理や交換が可能です。
費用はパーツの種類や数によって変わりますが、部分的な部品交換なら基本的に1万円以内に収まります。

プロに頼める財布修理の内容と費用の相場

「TUMI」ではバッグと並んで財布も人気アイテムです。
革やナイロンなどさまざまな素材・デザインの商品がありますが、それらも傷んできたら修理できます。
ここからは財布の修理内容と費用相場を解説します。

クリーニング

クリーニングは、財布を長持ちさせるための基本的なメンテナンスです。
専用の洗剤で手洗いし、皮脂や手あかなどの汚れやカビを取り除きます。
シミがある場合は素材や状態に応じてシミ抜きも行います。

色補正・染め直し

使い込んで色あせたり色はげやすれ、黄ばみなど変色したりした部分の色補正をします。
シミや変色がひどい場合や色を替えたい場合は染め直しもできます。

破れ・ほつれ修理

財布の折り山部分やファスナー・ホック周辺などは、経年劣化で破れやほつれが生じやすいところです。
ほつれたところは再縫製、破れたところは革や布を当てて補修します。

パーツ交換

財布を開閉しているうちにファスナーが動きにくくなったり、ホックがきっちり閉まらなくなったりしたら交換が必要です。
また内張が破れたら張り替えることもできます。

保湿・磨き

革製品はケアをせず長く使っていると、乾燥してひび割れが出てくることがあります。
せっかくの上等な財布もひび割れがあると美しくありません。
専用の保湿剤を付けて磨き上げれば新品のようなツヤが取り戻せます。

仕上げ加工

お手入れの仕上げにオプションで加工やコーティングを施せます。
主なメニューは以下の通りです。

  • はっ水加工…食べこぼしや飲み物、雨などをはじく加工。
  • 消臭抗菌加工…雑菌やウィルスをブロックし、衛生的に保って嫌な臭いを防ぐ加工。
  • 防カビ加工…カビの生成を抑える加工です。革製品はカビが付きやすいのでおすすめ。
  • メッキ加工…曇ったり、色がはげたりしている金具や金属部分に、新たにメッキを施し、輝きを与える加工。

革製品は湿気に弱いのではっ水加工を施して損はありません。
そのほかのオプションも、予算的に問題がないなら付けることをおすすめします。

費用について

財布の修理・交換の価格設定は業者によってさまざまです。
「クリーニング・色補正・保湿・仕上げ加工」までをセットにして1万円前後で提供しているところもあれば、クリーニングの基本料金に希望のオプションをプラスしていくところもあります。

破れ・ほつれ修理、パーツ交換ついては、あらかじめセットされているのではなく別途追加料金になるところが多いです。
費用の相場は、ファスナー交換、破れ・ほつれ修理なら数千円程度。
内張りの交換は部分的だと数千円で済みますが、全交換なら2万円以上の予算をみておいた方がよいでしょう。

見積りから修理までの流れ

実際にバッグや財布を修理に出したくなったら、どういう流れで手続きをすればよいのでしょうか。
以下に見積もりから修理に出すまでの一般的な流れをまとめました。

まずは見積り・相談

修理したい商品をいきなり店舗に持ち込むこともできますが、料金を比較検討したいならまずはホームページやメールで見積り・相談することをおすすめします。
ほとんどの業者は現物を撮影した画像を送るだけで、おおまかな見積りを出してもらうことが可能です。

修理に出す

見積り額に納得できたら正式に業者に修理を依頼しましょう。
品物は依頼者が店舗に直接持ち込むだけでなく、出張で取りにきてもらうなど遠方の場合は郵送で送れる業者もあります。

できあがるまでの期間は修理内容により異なります。
目安としては早いもので1~2週間、複雑な修理であれば1~1ヶ月半ほどです。

比較検討サイトを活用すると便利

1つの業者の見積りだけではその料金が適正なのか判断しかねます。
同じ修理内容ならもっと安くできるところはないか、別の業者と比べたい人は多いでしょう。

しかし1件ごとに業者にメールを送り見積りを出してもらうのも面倒です。
そんなときは、複数の業者を比較検討できるサイトの利用をおすすめします。

希望地域や修理したい品物などいくつか条件を入れるだけで、業者ごとのおおまかな予算や修理形式(郵送か持ち込みか)などがリストアップされます。
複数のサイトをそれぞれ見比べることなく、ひと目で比較検討できるのでたいへん便利です。

ただし表示されている費用はあくまで相場です。
製品の種類や劣化の程度により実際の費用は決まるので、詳しくは現物を見て業者と相談してください。

トゥミのファスナー破損や傷修復は宅配クリーニングの「リナビス」へ

リナビス

「リナビス」は、創業60年を超える宅配クリーニング専門店です。
ブランドバッグや財布、靴など皮革製品のクリーニングを行う専門店ですが、バッグの糸のほつれ、持ち手の擦れ・剥げの修正や、色補正も対応可能。

「バッグ・鞄コース」「靴コース」「財布・小物コース」など、各コースごとに分かれている料金設定は、送料無料でわかりやすいのが特徴です。
オールインパックでクリーニングと補正などを対応してくれます。

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宅配クリーニングを依頼

リナビスをおすすめする5つの理由

リナビスをおすすめしたい理由は5つあります。
詳しく説明していきます。

  • 創業60年以上の確かな技術力
  • クリーニング不可の皮革製品・ブランド品の95%が取り扱い可能
  • 送料無料の宅配クリーニングだから思い立ったらすぐ依頼できる
  • クリーニングコースの料金がわかりやすい
  • 有料オプションでカラーチェンジも可能

1.創業60年以上で安心のクオリティ

「クリーニングに出したら色落ちした」「補正された箇所に問題があった」など、お気に入りの皮革製品クリーニングに出してみて失敗した経験をした方も多いのでは?

ブランドのバッグや靴、財布など思い入れのあるものほどクリーニングに出して大切に使い続けたいですよね。
修復やメンテナンスは熟練された職人が一つ一つ手作業で丁寧に対応してくれます。
創業60年以上を誇る確かなクオリティは安心してクリーニングをお願いできますね。

2.クリーニング不可の95%が取り扱い可能

リナビスで取り扱い可能な種類は、バッグ(鞄)、革靴・ブーツ・スニーカー、革ジャンや毛皮などの衣類、財布・小物などです。

素材は、皮革やムートン、スウェードやクロコを含む爬虫類製品、キャンバス生地、ナイロン生地など、ほとんどのブランド品のクリーニング&メンテナンスが可能。
そのため、クリーニング不可の表示があっても95%のものはお手入れできます。

シミや汚れ、色移りのクリーニング、ひっかきキズや劣化による剥げ、1cm程度のほつれに金具やファスナーの破損の修復にも対応しています。

“おせっかい”がモットーの同サービスは、1~2cm程度のものであれば追加料金無しで修復してくれます。

3.宅配だから思ったときに注文できる

リナビスは、宅配クリーニングなので日本全国に対応。
さらに自宅から出ることなく、思い立ったときにネットからクリーニングの注文ができます。
突然夜中に始まった掃除ででてきたクリーニングしたいものもすぐに注文OK。
クリーニングにありがちな「後で出そうと思っていたのに、出すのを忘れた」が防げますね。

4.料金がわかりやすい

料金コースは「バッグ・鞄コース」「靴コース」「衣類コース」「財布・小物コース」の4種類。
すべて送料無料でわかりやすい料金体系です。
衣類コース以外のコースは基本的なクリーニング・キズや擦れの修正・色補正・仕上げまでが全てセットになっています。
※衣類コースの色補正は別途料金が発生します。

  • バッグ・鞄コース:料金26,400円/1個
  • 靴コース:料金17,600円/1足
  • 衣類コース:料金15,400円/1着
  • 財布・小物コース:料金17,600円/1個

※品物の状態や希望などにより料金が変更になることもあります

5.有料オプションでカラーチェンジも叶う

バッグ・鞄コースでは、1品につき+8,250円で品物のカラーを変更することができます。

「色に飽きてしまった」「気に入っているけれど年齢に合わない色になってしまった」など、バッグの色を変えて使い続けたい方は、有料のオプションで買い換えるよりもお手頃にカラーチェンジが叶います。

濃色から薄い色のカラーチェンジはできないようなので、事前に無料相談しても良いですね。

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バッグクリーニングコースを注文

注文からクリーニング完了まで簡単4ステップ

リナビスは注文からクリーニング完了&お届けまでたった4つの工程です。

まずはネットで注文し、集荷キットが届いたら品物を詰めて送付。
リビナスから見積もりが届いたら、承認してクリーニング開始。
クリーニング検品後は指定日に商品が自宅に届きます。

自宅に居ながら簡単4ステップで、少し面倒な皮革製品のお手入れが叶いますよ。

  1. ネットで注文(24時間・日本全国対応)
  2. 集荷キットへ品物を入れて送付
  3. 見積もり確認
  4. クリーニング完了後、指定日に自宅へ届く
\1,000円分ポイントプレゼント/

宅配クリーニングを依頼

出典:リナビス

まとめ

「TUMI」のバッグや財布は機能性が高く丈夫なので、持ち手やファスナーが壊れたぐらいで買いなおしは不要です。
この記事ではバッグや財布の修理内容を紹介しました。
意外とどんな状態でも修理が可能なことが分かっていただけたでしょう。

TUMI以外のブランド品の修理は、「ブランド別にご紹介!壊れたブランド品を修理する方法」の記事をご覧ください。

修理業者選びには、料金を比較するためにもはじめに見積もり依頼するのがおすすめです。
実際に修理をご検討の際は、ぜひこのページを参考にしてください。

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