
ロッカーの鍵は使う機会が多い分、紛失するなどして開けられなくなってしまうことも珍しくありません。
今回は、ロッカーの鍵トラブルの対処法として、開け方や注意点などをご紹介しますね。
この記事で分かること
また、ロッカー以外の鍵開け方法についても紹介している記事もあるので、参考にしてくださいね。
INDEX
ロッカーの鍵を紛失したときにまずやること
ロッカーの鍵は、会社や学校、コインロッカー、ジムなどで使う機会が多いです。紛失してしまったときは、焦らず適切に対処しましょう。
ここでは、ロッカーの鍵を紛失したときにまずやっておきたいことを解説します。
心当たりのある場所を探す
鍵を紛失したときは、冷静に鍵が見つかりそうな場所を探してみましょう。紛失したと思っていても、意外と身近な場所から見つかる可能性があります。
まずは、衣服のポケットやカバンの中を探してみてください。特に普段使わないポケットなどは念入りに探しましょう。意外な場所に入っている場合があります。
最後に使った場所に心当たりのある場合は、会社や学校内を探してみましょう。警備員や管理者などに落とし物がないか聞いてみると、届いているかもしれません。
会社や学校以外の屋外で紛失した場合は、交番に赴いて遺失物として届いていないか確認しましょう。ネットでも警視庁や各県警の落とし物検索システムから探せます。
会社や管理者に報告する
身近な場所を探しても見つからなかったときは、ロッカーの鍵を紛失した旨を担当者に報告しましょう。
自分のものではないロッカーの場合、適切な報告を怠るをトラブルになってしまいます。
ロッカーの所有者ごとに、報告先をまとめました。
- 会社のロッカー
→ 上司や備品管理の担当者 - 学校のロッカー
→ 高校の担任教諭や大学の教務課 - ジムなど施設のロッカー
→ 施設のスタッフ - コインロッカーなど貸しロッカー
→ 管理会社
報告すると、すぐに対応して以降の行動を指示してくれます。指示に従って落ち着いて行動しましょう。
会社のロッカーの鍵をなくしてしまった場合、「クビになるのでは」「弁償させられる?」と不安になる方も多いはずです。
しかし、迅速に報告して対処すれば、解雇されるようなことはありません。鍵交換費用は一部弁償代として支払う場合もありますが、全額弁償になる可能性は低いです。
ロッカーの鍵の開け方3つ
ロッカーの鍵を紛失した場合、鍵を開けられるでしょうか。
ここからは、ロッカーの鍵を紛失した場合に対応する方法や鍵の開け方を紹介します。緊急でロッカーを開けなければならない可能性もあるので、参考にしてください。
1.マスターキーを使う
マスターキーは、1つの鍵で複数の錠前を開けられる仕組みです。ほとんどは管理会社が保持しているので、管理者に事情を説明することで、マスターキーを持って現場へ来てくれる可能性があります。
また、自分が所有しているロッカーであれば、マスターキーを作成可能です。
2.合鍵を使う
最も簡単な解決策は、合鍵を使用することです。
ロッカーを使用する際は、2本以上の鍵を渡されるもしくは準備できるので、1本の鍵を紛失した場合はもう1本の鍵を使用しましょう。
しかし、合鍵を持っていないということもあるかもしれません。ここでは、合鍵の作成方法を紹介します。
鍵業者に合鍵の作成を依頼する
1つ目の方法は、鍵業者に複製を依頼する方法です。複製にはなるべく純正キーを持っていきましょう。
純正キーの見分け方は、メーカー名と鍵番号がついているかどうかです。合鍵から合鍵を作ることも可能ですが、精度が低くなるため、あまりおすすめはできません。
合鍵作成の費用相場は、持ち込みなら1,000円程度です。鍵穴からの作成だと10,000円近くかかるので注意しましょう。
合鍵作成の値段相場や作成時間についてはこちらの記事でも解説しているので、併せてチェックしてみてくださいね。
メーカーに依頼する方法
鍵やロッカーのメーカーに、鍵の再発行を依頼できます。メーカーからの取り寄せとなるため、数日がかかるものの、確実に純正キーが届くため合鍵しかもっていない方にもおすすめです。
費用相場は2,000円以内です。
主なロッカーメーカーの問い合わせ先を下記にまとめたので参考にしてくださいね。
3.破壊して開錠する
ロッカーの中のものをどうしても取り出さなければならない時、鍵やロッカーを破壊して開錠するのも1つの手です。
しかし、鍵や扉を破壊すると修復はほぼ不可能であり、それ相応の修理代が必要です。必ず管理者に許可をもらいましょう。
ちなみに、破壊せずとも業者に鍵開けを依頼することも可能です。鍵開けの料金相場を解説している記事もあるので、参考にしてくださいね。
自分でロッカーの鍵を開けるリスクと注意点
先ほども説明したとおり、会社などのロッカーは施設の所有者が管理しています。 そのため、自分でロッカーを開けるにはリスクがあります。 ここでは、自分でロッカーの鍵を開けるリスクとその注意点を解説します。鍵が壊れたり怪我をする危険性がある
自分で無理に開けようとすると、鍵が壊れてしまったり、怪我をする危険性があります。
鍵を紛失しただけであれば合鍵を作るだけで解決しますが、壊してしまうと鍵自体の交換が必要になるなど、より大きなトラブルへ発展しかねません。
また、力任せに開けようとすると、工具などで手をけがしてしまうリスクがあります。
ロッカーの鍵開けは難易度が高いため、無理に自分で行わないようにしましょう。
高額な費用を請求されたり重い処分を受ける可能性がある
ロッカーの鍵を自分で開けようとして壊してしまった場合、管理者から高額な修理費用を請求される場合があります。
鍵の修理や交換は、合鍵作成に比べて高額な費用がかかります。そのため、自分で開けようとした結果、かえって修理費用が高くなってしまうおそれがあります。
また、会社などセキュリティ上重要なロッカーの鍵は、報告せずに合鍵作成すると「隠蔽しようとした」と判断され重い処分を受ける可能性があります。
ロッカーの鍵トラブルは自分で対処せず、すぐに管理者へ報告して指示をあおぎましょう。
ピッキングは難しく違法になるおそれがある
緊急で鍵を開錠しなければならない時、ピッキングを考えてしまう方もいるでしょう。映画や漫画では針金やヘアピンを使ってピッキングをしていることがありますが、残念ながらそれはフィクションです。
実際にピッキングをしようとすると、専門のピッキングツールが必要になります。しかし、ピッキングツールは許可証がないと所持できません。
そのため、鍵業者でない一般人はピッキングツールを所持すること自体が違法です。
鍵の内部を傷つけて壊した挙句、業者を呼ぶことになってより高額な費用かかることもあります。
素人がピッキングをしてロッカーのカギを開けるのはかなり難しいです。ロッカーのカギを開けたいなら、業者に依頼しましょう。
ロッカーの鍵開けやスペアキー作成なら【カギ110番】がおすすめ

出典:カギ110番
ロッカーの鍵トラブルは、カギ110番に相談してみましょう。
最短5分で駆けつけてくれるので、緊急の際も安心して依頼できますよ。カギ110番のおすすめポイントも紹介するので、チェックしてください。
カギ110番の3つのおすすめポイント
カギ110番の主なポイントを3つ紹介します。
全国どこでも対応
カギ110番は全国各エリアに多数の加盟店があるため、日本中に店舗があります。都心部の鍵業者に依頼できないような方も安心ですよ。
24時間対応
鍵110番は全ての加盟店が24時間365日対応しています。深夜や早朝の緊急時でもすぐに駆けつけてくれますよ。
元鍵がなくても合鍵作成できる
カギ110番は、鍵開けだけでなく合鍵作成にも対応しています。メーカーで再発行ができないような鍵でも、元鍵なしで鍵穴から作成できるので安心です。
鍵開け・鍵作成の料金目安
カギ110番に鍵開け・鍵作成を依頼した場合、料金目安は以下の通りです。
ロッカーのトラブル | 金額(税込) |
---|---|
鍵開け | 8,800円~ |
鍵作成 | 8,800円~ |
鍵修理 | 8,800円~ |
鍵交換 | 8,800円~ |
正式な見積もり後、追加料金が請求されることはありません。上記は、出張費+作業費+部材費すべて込みの価格なので、「見積りと請求価格が違う」ということもなく安心です。
鍵開け・鍵作成サービスの流れ
カギ110番の口コミ・評判についても紹介している記事もあります。ぜひ参考にしてください。
ロッカーの鍵はあるのに開かない原因と対策
「ロッカーの鍵はあるのに回せない」「鍵を差し込めない」といった場合は、どのようにすればよいのでしょうか。原因と対策をしっかりとチェックしておきましょう。
鍵穴にゴミやホコリがたまっている
ロッカーの多くはシリンダーと呼ばれる鍵穴に、鍵を差し込むことで施解錠できます。しかし、鍵穴部分にゴミやホコリがたまってしまうと、鍵穴と鍵の位置がずれて開けられません。
こういったことが起きてしまった時は、掃除機やエアダスターを使いましょう。また、鍵穴専用の潤滑剤を使うのも有効です。
鍵自体が変形してしまった
当たり前ですが、鍵が変形すると鍵穴と形が揃わないので開きません。通常範囲の使用しかしていなくても、経年劣化によって歯がかけていくことはあります。
一般的に鍵の寿命は10~15年と言われているので、長く使っている鍵は経年劣化を疑いがあります。
鍵穴自体に問題はないので、スペアキーを使うか、鍵を再発行するなどの対処をしましょう。
ロッカーの扉が歪んだ
ロッカーに物を詰めすぎたり、強い衝撃が加わったりすると扉が歪んでしまいます。ロッカーの鍵は玄関の鍵ほど強固に作られていないので、扉が変形するとその影響を受ける可能性があるのです。
この場合、鍵というよりシリンダーが変形してしまっているので、鍵交換をするしかありません。
ロッカーの鍵交換をする方法は、以下の記事で解説しています。こちらも参考にしてください。
ロッカーの鍵に関するQ&A
ロッカーの鍵に関して、よくある質問とそれに対する答えを以下にまとめました。参考にしてください。
ロッカーの鍵はどうやって保管する?
ロッカーのカギは小さく、落としても気づきにくいです。そのため、ロッカーの鍵は決まった場所に保管するなどの習慣をつけましょう。
もし鞄に入れる際には、無造作に中に放り込んでいると探しにくく紛失もしやすくなります。
「ジッパー付きの内ポケット」「バッグインバッグ」「キーホルダー」などを利用して、ほかのものと区別して保管することをおすすめします。
ロッカーの鍵を無くす前にできる対策は?
事前の対策としてとくにおすすめしたいのが「ロッカーの鍵の写真」を撮っておくことです。鍵を無くしたときに警察に遺失届を出すにしても、上司や管理会社に報告するにしても、メーカーや鍵の番号が分かっていると手続きがスムーズに進みます。
画像に残しておくことで、ロッカーの場所を忘れないためのメモ代わりにもなるので、事前に写真を撮っておきましょう。
ダイヤル式のロッカーの鍵が開かなくなったらどうすればいい?
ダイヤル式ロッカーの暗証番号を忘れてしまった場合は、管理者へ報告してリセットしてもらいましょう。
会社や学校の場合は、上司や担任、担当課など、ロッカーの管理担当者へ連絡してください。
コインロッカーの場合、ロッカー本体や周囲の変壁などに管理会社の連絡先が記載されています。管理会社に連絡して、事情を説明しましょう。
コインロッカーの場合、開錠して荷物を受取るときに身分証の提示が必要です。
ロッカーの鍵を無くしたらまずは報告!業者依頼を検討しよう
ロッカーの鍵を紛失するとつい慌ててしまいがちですが、慌てる必要はありません。状況によって、鍵をメーカーで再発行するか、合鍵作成を依頼するかを選びましょう。
またもし急ぎでロッカーを開けなければならないときも、自分で無理やり行うのではなく、必ず専門の業者に依頼するようにしてください。有事の際のために、あらかじめカギ110番のような鍵業者をリサーチをしておくと安心ですよ。
以下の記事では、鍵業者の選び方を紹介しています。おすすめの業者を知りたい方は、本記事と合わせてお読みください。