Androidスマホの初期化方法と注意点まとめ

Androidスマホの初期化方法と注意点まとめ

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「Android(アンドロイド)に不具合が出たから、今まで使ってきたスマホを売りたい」「スマホの不具合を直したい」と、不具合の修理や売却を検討している方も多いのではないでしょうか。

メーカー修理ではスマホの初期化が必要ですし、売却の場合でも個人情報の観点からデータを消去しておきたいところです。

しかし、スマホの初期化を行うと、アプリや連絡先などのデータがリセットされるため、注意して行わなければなりません。

そこで今回は、Androidスマホの初期化方法を紹介し、バックアップや復元方法について解説します。

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初期化とは

初期化とは

初期化とは、いわゆる「リセット」のことで、保存されているデータが消去されて工場から出荷されたばかりの状態に戻ります。

もちろん、端末にダウンロードされているアプリケーションや音楽、記録されている連絡先、動画データなどもすべて消去されます。

ただし、タブレットやPCなど、他のデバイスと共有されているLINEやInstagramのようなSNSのアカウント情報が消去されることはありません。

また、 Googleドライブにクラウド保存されているデータや、SDカードに保存してあるデータも初期化による影響は受けません。

あくまで消去されるのは端末内に記録されているデータのみがリセットされます。

不具合を解消するための初期化、売却するための初期化

一般的に初期化が必要になるのは「不具合が生じているとき」と 「スマホを手放すとき」です。

例えば、ウイルスが原因でAndroidにどうしても元に戻せない不具合が生じた場合は、最終手段として初期化を行い、不具合が生じる前の状態に戻します。

また、新しいスマホに切り替える際に、今まで使用していたスマホを下取りや売りに出すことがあります。

その場合は、個人情報を守るためにも、売却前に初期化をして端末内のデータを消去する必要があります。

バックアップをとる

バックアップをとる

初期化をすると端末内のデータが消えてしまうため、通常は事前にデータのバックアップをとります。

ただし、Android OSには、Googleアカウントとの連携によって簡単にバックアップをとれるシステムが搭載されています。

そのため、購入時に初期設定でGoogleアカウントを設定し、「バックアップ」を[ON]に変更している場合は、バックアップの対象となっているテータがクラウドに自動保存されているので改めてバックアップをとる必要はありません。

Googleアカウントでバックアップ可能なデータ

バックアップ可能なデータは設定画面で見ることができ、標準アプリ(連絡帳・Googleカレンダー)や各種設定(Wi-Fiのパスワード、ディスプレイ設定)、SMS、Gmailなどがあります

また、写真と動画は、Googleフォトライブラリに保存可能です。

ただし、ゲームのセーブデータなどは対象外です。

Googleアカウントを使ったバックアップ手順

Android OSはオープンソースであるため、自由度が高く、メーカーによってインタフェースがカスタマイズされています。

そのため、[今すぐバックアップ]を見つけるまでの手順が端末によって異なります。

ただし、共通の基幹システムを使用しているので基本的な手順は大きく変わりません。

ここでは手動でデータのバックアップをとる方法を紹介します。

  1. [設定]アプリを開きます。
  2. [システム][Googleアカウント][データのバックアップ]の順にタップします。
  3. [今すぐバックアップ][次へ]をタップして、バックアップを開始します。

※その他、データを保存する必要があるアプリは個別にバックアップをとっておきましょう。

Googleフォトへのバックアップは、[Googleフォト]を開き、[左上の三本線のアイコン]、[設定]の順にタップします。次に[バックアップと同期]をタップして[ON]に変更すれば完了です。

その他Androidスマホのバックアップの方法については、以下の関連記事に詳しいので、ご一読をおすすめします。

関連記事▶Androidスマホのバックアップの方法まとめ

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初期化する方法

初期化する方法

バックアップを終えたらAndroidの初期化の準備を整えてから、実行に移します。

初期化の表示は[リセット][フォーマット][ハードリセット]などと端末によって違いますが、バックアップと同様、大筋は変わりません。

スマホの表示に従って初期化をしましょう。

初期化前の注意点

初期化では、かなりのバッテリーを消費します。

初期化中に電源が切れてしまうと故障してしまう場合があるため、途中で電源が切れることがないようにバッテリー残量が十分あることを確認しましょう。

充電しながら行うとより安心です。

また、Android端末はGoogleアカウントの情報が紐付けされているため、初期化前に紐付けを解除しておく必要もあります。

Googleアカウントの削除は、[設定]アプリの[アカウント]を開き、[Google のアカウント名]をタップし、[アカウントを削除]を選択します。

不具合を解消する際の初期化方法

初期化に必要な準備を終えてから、[設定]アプリを開いて初期化を行います。[設定]アプリを開き、[システム][リセット][データの初期化]の順にタップし、警告が表れたあとに[すべて削除]をタップします。

端末の機種やAndroidのバージョンによって、表示が違う場合があります。

この操作の途中で画面ロック解除用のパスワード入力が必要になる場合は、表示に従ってパスワードを入力してください。

操作が終わると初期化がスタートします。

しかし、上記の初期化方法では、読み込みができないだけでデータが完全に消去されていない可能性があります。

端末内のデータを復元されてしまうリスクが残るので、Androidスマホを手放すときの初期化には適していません。

売却する際の初期化方法

売却など他人が自分のスマホを使用する前提で初期化をする場合、データを復元できないように配慮する必要があります。

端末内にデータが残ったとしても第三者に読み取れないようにするためには、[Googleアカウントの削除]と[データの暗号化]を行ってから初期化を始めます。

暗号化は、データのバックアップなど初期化の準備が終わったタイミングで行いましょう。

暗号化は[設定]アプリの[セキュリティと現地情報][暗号化と認証情報]からできます。

[暗号化と認証情報]内の[暗号化]を確認、[スマートフォンを暗号化]をタップすると暗号化が始まります。

暗号化には数十分かかるので、充電しながら行うか、充電が充分ある状態で始めましょう。

暗号化が完了すると[端末を暗号化]の画面に「暗号化されています」と表示されます。

なお、「Nexus」や「Xperia」など、一部の機種では初めからデータが暗号化されています。

「暗号化されています」と初めから表示されている場合は、暗号化の必要はありません。

初期化の方法は前述の手順と同じです。

さらにおサイフケータイを使用している場合は、初期化とは別に残高の移行、データの削除を行う必要があります。

関連記事▶サポート終了前に覚えておきたいnexusのスマホを初期化する方法

関連記事▶【保存版】arrowsスマホの初期化の方法まとめ

リカバリーモードを使用しての初期化も可能

ここまで紹介した初期化の方法のほか、Androidスマホには「リカバリーモード」を利用して強制的に初期化する方法(ハードウェアリセット)があります。

しかしこの方法は、以前はGoogleのサポートサイトで紹介されていたのですが、現在は紹介されなくなっています。

詳しいやり方は下記関連記事をご参照ください。

関連記事▶NEXUSが不調でトラブルが発生した時に初期化する方法

強制的なスマホの初期化は、本体が起動しないなど、そもそも初期化の画面まで辿り着けないときには有効な方法と思われます。

一方で、公式サポートサイトで紹介されていないということは、あまり推奨される方法ではないということでしょう。

そのような状況になったときには、通信事業者モデルをご使用の方は各キャリアショップへ問い合わせるか、後述する修理ショップに相談してみることをおすすめします。

復元

復元

初期化が終わった後、引き続きスマホを使う前にデータを復元します。

データの復元手順は、まず初期化後のAndroid端末の電源を入れて[データのコピー]を選びます。

次に[クラウドからバックアップ]を選び、 Google アカウントにログインしてください。

最後に[復元したいバックアップ]をタップし、復元するデータにチェックを入れてから[復元]をタップすると、データが復元されて設定画面に進みます。

このようにバックアップを取っておけば、簡単な手順でデータを復元できます。

初期化ができない・初期化しても不具合がある場合

初期化ができない・初期化しても不具合がある場合

多くの場合、初期化をするとAndroidスマホの不安定さが解消され、スムーズに操作できるようになります。

初期化をしても不具合が改善しない場合、または初期化すらできない場合は、端末の故障が考えられます。

端末が故障しているときは、メーカーや修理店などに修理を依頼しましょう。

メーカーでの修理

メーカーでの修理

Androidスマホが故障した場合、メーカーに修理を依頼するケースが多いでしょう。

特にドコモやKDDIなど大手キャリアの補償サービスに入っている人は、比較的安くメーカーの修理サービスを利用できます。

ただし、ショップに壊れた端末を持ち込んでから戻ってくるまでには、数日から1週間以上かかることも珍しくありません。

また、補償サービスに入っていても取り扱い不良による故障が補償の適用外であったり、補償に入っておらず全額負担を強いられたりすると、金銭的負担は大きくなります。

保証される回数に上限があるプランもあるので、保証を使用するタイミングはよく考える必要があります。

修理店での修理

修理店での修理

Androidスマホは、メーカーだけでなく非正規の修理業者に修理を依頼することもできます。

ここでは修理店のメリットとデメリット、おすすめ修理店の修理費の目安を紹介します。

メリット

街の修理店は、メーカーよりも料金を安く設定している場合が多く、補償サービスに入っていなくても低価格で修理ができます。

不具合の内容にもよりますが、大抵は即日対応をしてもらえるので、すぐにスマホが使えます。

また、データ削除を請け負っている修理店もあります。

特にデータ削除後や修理後の保証がついている修理店であれば、安心して修理を依頼できるでしょう。

デメリット

毎月サービス料を払ってスマホの補償サービスに入っていると、修理店での修理よりもメーカー修理の方が安い場合があります。

また、指定の修理店以外で修理をするとメーカー補償が無効になるので、補償サービス期間中の修理には注意が必要です。

他にも修理店によってサービスや価格が大きく異なります。

より安く修理をするためには、口コミサイトや料金比較サイトを参考にして店舗を選ぶようにしましょう。

おすすめ修理店(修理費目安)

最安修理ドットコム」に掲載されている東京都のおすすめ修理店を参考に、修理費の目安を紹介します。

例えば、データの初期化ができない可能性がある起動不能修理や水没修理のおすすめ修理店は「iPhone修理ジャパン 渋谷店」です。

Android OSのXperia Z5の修理を5,400円~で請け負っています。

しかも、こちらの店舗は総務省の登録修理業者で、なおかつ5段階評価の口コミで4.94と高い評価を獲得しています。


起動不能修理や水没修理の相場は10,000~20,000円で、起動不能修理で最高値をつけている「モバイアス 町田駅前店」は2,9800円で対応しています。

ドコモの修理料金を見るとハイスペックモデルの例で32,100円、修理上限額が89,000円と記載されており、修理店の方が安く修理できることがわかります。

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実際に修理店を利用したユーザーの口コミが230,000件以上あるのも特徴の1つ。機種や修理内容で絞り込むと、5段階の評価や修理費用相場も確認できます。

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まとめ

Androidスマホの「初期化」は、端末に問題が起きたときや個人情報を守るために役立ちます。

しかし、確実に端末内のデータを消去したい場合や、初期化をしても不具合が解消されない場合は一人で解決しようとせず、専門家のいる修理店への依頼をおすすめします。

また、サービスや格安で修理をしてもらえる修理店を探す際は、「最安修理ドットコム」などのWebサイトに掲載されている料金やユーザーの口コミを比較しましょう。

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