性能の高いiPhoneでも、長年使っているとバッテリーは劣化していきます。このような場合はバッテリー交換が必要です。
Apple Storeは予約制のため、即日バッテリー交換はできません。即日バッテリー交換をしたいなら、iPhone修理業者に依頼しましょう。
今回は、Apple Storeで修理依頼をする時の費用相場や依頼方法、バッテリー交換するために必要なことなどを紹介します。ぜひ参考にしてください。
INDEX
iPhoneのバッテリー交換を即日でできる場所・値段
ここでは、iPhoneのバッテリー交換をできる場所について解説しますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
依頼方法 | 費用 | 即日対応時間 |
---|---|---|
Apple Store | 無料~15,800円 | 1~2時間(要予約) |
正規サービスプロバイダ | 無料~15,800円 | 1~2時間 |
キャリアショップ | 無料~15,800円 | 1~2時間(要予約) |
iPhone修理業者 | 5,000~12,000円程度 | 30分程度 |
自分で交換 | バッテリーと工具費用のみ | 個人による |
基本的には全て即日交換できる場所を紹介していますが、機種の在庫状況によっては預かりで1週間程度かかることもあります。
Apple Store
Apple StoreはApple社直営店であり、各種デバイスの販売や修理などを行っています。
もちろん、iPhoneの修理やバッテリー交換も行ってくれますよ。ただし店舗数が少ないこともあり、事前予約が必須です。
もし近くに店舗がない場合は配送修理も可能ですよ。しかし配送修理の場合は、即日でバッテリー交換はできないので注意しましょう。
費用は下記の通りです。
機種名 | 交換費用 |
---|---|
iPhone14 | 無料~15,800円 |
iPhone11~13 | 無料~14,500円 |
iPhoneSE | 無料~11,200円 |
出典:Apple
なお、通常使用によるバッテリーの劣化はAppleの製品保証の対象外です。
ただし、バッテリー蓄電容量が本来の80%未満の場合は、無償交換してもらえますよ。
正規サービスプロバイダ
機種名 | 交換費用 |
---|---|
iPhone14 | 無料~15,800円 |
iPhone11~13 | 無料~14,500円 |
iPhoneSE | 無料~11,200円 |
出典:カメラのキタムラ
正規サービスプロバイダとは、Apple製品のメンテナンスにおいてApple社によって認定された業者のことです。
Apple指定の部品やツールを使用して修理を行うため、Appleの品質基準に準拠することになります。
店舗数は全国に100店舗以上とかなり多いです。近くにApple Storeがない方はこちらを利用するといいでしょう。
店舗の場所はApple公式サイトから探せますよ。
Appleのサービスに準拠しているため、費用等はApple Storeと変わりません。
キャリアショップ
大手携帯キャリア会社でも、iPhoneのバッテリー交換や修理を受け付けています。ただし、即日修理ができる店舗はかなり限られているので注意してください。
またキャリアショップで修理する場合は、自分で端末を購入したキャリアでしかiPhoneの修理できません。
機種名 | 交換費用 |
---|---|
iPhone14 | 無料~15,800円 |
iPhone11~13 | 無料~14,500円 |
iPhoneSE | 無料~11,200円 |
出典:docomo
価格はAppleの正規サービスとに準拠しており、価格はApple Storeや正規サービスプロバイダと変わりません。予約状況によっては即日修理も可能です。
ただし、ほぼすべての店舗が預かり修理対応となっているため、即日修理をしたい場合は必ず問い合わせをしましょう。
iPhone修理専門業者
iPhone修理業者とは、街中にあるスマートフォンやiPhoneの修理専門業者です。修理専門業者の最大の特徴は安さと素早さですよ。
修理業者によって料金は異なりますが、相場は下記の通りです。
機種名 | 交換費用 |
---|---|
iPhone11~13 | 10,000円以下 |
iPhone14 | 10,000円程度 |
iPhoneSE | 7,000円程度 |
基本的にバッテリー交換費用は、iPhoneでも1万円以下で正規店より4割ほど安い値段で修理できます。またほとんどの店舗で、バッテリーの即日交換が可能となっています。
交換時間も正規店の半分程度です。ただし、店舗によってサービスの質は大きく変わるので注意しましょう。
またApple社の製品は、一度でも正規サービス以外の修理を受けると公式での修理ができなくなることも覚えておきましょう。
自分でバッテリー交換する
日頃から電子機器の取り扱いに慣れている人は、自分でバッテリー交換をする選択肢もあるかもしれません。他のスマートフォンに比べると、iPhoneのバッテリー交換は難易度が高いですが、素人でも可能です。
自分で交換する場合は、バッテリーと工具代だけで済むので大幅に費用を浮かせられます。工具やバッテリーはインターネットで購入できますよ。
ただし成功する保証はないので、余程自信がある方以外は控えましょう。
- 新しいバッテリー
- 星型トルクドライバー
- 吸盤
- ヘラ
- マイクロドライバー
Apple Storeでバッテリー交換するに準備すること
ここからは、実際にApple Storeへバッテリー交換する流れを詳しく解説します。依頼前にいくつか準備しておくべきことがあるため、事前に確認しておきましょう。
Apple IDの確認
Appleの修理サービスを受けるためには、必ずAppleIDのログインが必要です。普段アプリのダウンロード等で使用しているはずですが、パスワードを忘れずに確認しておきましょう。
AppleIDは設定ページを開くと一番上に出てきます。パスワードを忘れてしまった方は、あらかじめ再設定しておきましょう。
本人確認書類の準備
Apple Storeの修理では予約が必須です。予約した本人か確認するために本人確認書類が必要になるので、忘れずに準備しましょう。
本人確認書類は運転免許証やパスポートが推奨されていますが、顔写真が必要とは記載されていません。保険証などでも問題ないでしょう。
保証内容の確認
iPhoneには、購入から1年のメーカー保証と最大2年間の有料保証サービスAppleCare+があります。
保証期間で、なおかつ保証の適用範囲内であれば無償でバッテリー交換ができますよ。
ただしAppleCare+は、iPhone本体購入から30日以内しか加入できないので注意しましょう。
- 設定を開く
- 「一般」を選択
- 「情報」を選択
- AppleCare+の情報を確認
バッテリー状態の確認
iPhoneでは、現在のバッテリーの最大容量などの状態を確認できます。依頼をする前に本当にバッテリーが劣化しているのか、調べておきましょう。
- 設定を開く
- 「バッテリー」を選択
- 「バッテリーの状態と充電」を選択
- 最大容量を確認
ちなみに最大容量が80%以下だとAppleCareの保証範囲内になります。
機種、製品番号の確認
iPhoneのバッテリー交換は、機種ごとに料金が異なります。あらかじめ自分がどの機種なのかは把握しておきましょう。
またそれに伴い、モデル番号やシリアルナンバーも控えておくといいでしょう。
- 設定を開く
- 「一般」を選択
- 「情報」を選択
- 機種名・モデル名・シリアルナンバーを確認
Apple Storeでバッテリー交換を依頼する流れ
ここからは、バッテリー交換を依頼する流れについて解説します。
1.店舗を選ぶ
まずは、交換を依頼する店舗を探しましょう。Apple Storeは日本全国に下記の10店舗しかありません。
- 銀座(東京都)
- 丸の内(東京都)
- 新宿(東京都)
- 渋谷(東京都)
- 表参道(東京都)
- 川崎(神奈川県)
- 名古屋栄(愛知県)
- 心斎橋(大阪府)
- 京都(京都府)
- 福岡(福岡県)
自分が直接出向けるApple Storeを探しましょう。即日修理でなくていいならオンラインで依頼できます。
2.予約を取る
Apple Storeでの修理は予約制となっています。予約をせずに店舗へ行っても、数時間待たされる可能性があります。
確実に予約を取ってからいきましょう。公式サイトの持ち込み修理ページから、近隣のApple Storeの空き時間が確認できます。
予約時間は5分単位で設定されていますので、開いている日程の中で都合の良い時間を選びましょう。
お近くにApple Storeがない方は、Apple正規サービスプロバイダへ修理依頼する手もあります。こちらは、Appleから認可を受けた修理店のため、修理に使用する部品も純正品なのでApple同様の修理対応を受けられます。
3.本人確認とデバイスの確認
予約した日時にApple Storeに行き、デバイスとバッテリーの状態を確認します。
また、デバイスを持ち込んだ人物が本人であることを確認するため、身分証明書を提示する場合があります。
4.デバイスを預ける
デバイスを預け、修理が終わるまで待ちます。修理期間はデバイスや修理内容によって異なりますが、バッテリー交換の場合は1~2時間程度です。
5.修理されたデバイスを受け取る
修理内容を説明してもらい、動作確認が目の前でされます。修理内容を確認したら、修理代金を支払いデバイスが返却されます。
Apple Storeに依頼する際の注意点
Apple Storeへ依頼する際にはいくつかの注意点があります。あらかじめ確認しておきましょう。
予約が取りにくい
Apple Storeは店舗数が少ないこともあり、平日でも非常に混雑していることが予想されます。当日では予約が取れないということもしばしばですので、早めの予約を心がけたほうが良いでしょう。
予約の空き状況は常に更新されているので、頻繁にアクセスしていればキャンセル枠などで当日予約ができるかもしれません。
保証範囲をよく確認する
費用は、故障の原因や保証期間かどうかによって大きく異なります。新品のiPhoneは1年間のメーカー保証がついていますが、事故・過失により故障は保証対象外となるので注意しましょう。
AppleCare+という2年間保証への期間延長プランの場合、事故・過失でも最大2回まで安値での端末修理が可能となります。
しかし、AppleCare+でもバッテリー交換の対象となるのは、最大容量が80%以下の場合なので注意しましょう。
iPhoneのバッテリー交換前にすべきこと
iPhoneのバッテリー交換前にすべきことがいくつかありますよ。こちらも確認しておきましょう。
バックアップを取る
Apple Storeで修理する場合、デバイスは初期化されます。データのバックアップは確実に取っておきましょう。
一般の修理業者に頼むとしても、修理の際に不具合でデータが消えてしまう可能性があるので、バックアップを取るのがおすすめです。
iPhoneはiCloudやiTunesを使用することで、簡単にバックアップを取れますよ。
バッテリー残量を30%に以下にしておく
Appleの公式ページには
とあります。iPhone のバッテリーの修理が必要な場合は、できるだけ、バッテリー残量を 30 % 以下にしてからお持ち込みください。修理の所要時間を短縮できます。
引用元:Apple
これはキャリブレーションを素早く行うためです。キャリブレーションとは、バッテリーの充電残量表示を正確にするために必要な調整作業のことです
バッテリー交換後は、新しいバッテリーが最大容量まで充電されるまで何度か充放電を繰り返す必要があります。
この充放電を行う際に、バッテリー残量が30%以下であると充放電の範囲が広がり正確なキャリブレーションが行われやすくなります。
iPhoneをバッテリー交換する目安
iPhoneのバッテリー交換をする目安をいくつか紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
バッテリーの最大容量が減っている場合
iPhoneの設定からバッテリー容量を確認できます。バッテリー容量が低下している場合は、バッテリーの交換を検討する必要があるでしょう。
ただし保証を適用する場合は、最大容量が80%以下でないといけないので注意してください。
iPhoneが急にシャットダウンする場合
バッテリーが劣化すると、残量があるのに急にシャットダウンする場合があります。特に低温時や充電残量が少ない場合に起こりやすいです。
iPhoneが急にシャットダウンする場合は、かなりバッテリーが劣化しています。早急にバッテリー交換をしましょう。
充電が急速に減る
最大容量はほとんど減っていないのに、急速に充電が減ってしまう場合があります。こちらの場合も、バッテリーが劣化をしています。
早急に交換を検討しましょう。
安く速く修理したいならこちら!おすすめiPhone修理業者3選
上記のように即日修理ができる場所はいくつかあります。iPhoneの修理時間と価格を重視する方には、修理業者に依頼するのがいいでしょう。
ここでは、おすすめの業者を3つ紹介しますよ。
1.アイサポ
出典:アイサポ
「アイサポ」はiPhone修理満足度No.1を獲得しているiPhone修理業者です。全国に300店舗以上ある上に、24時間修理受け付けしていますよ。
もちろん、バッテリーの即日交換にも対応しています。
また、メーカー比較で最大70%OFFの修理価格に加えて、メーカー保証の2倍の保証期間があります。
さらに、修理時に無料で内部をクリーニングしてくれるサービスも。
しっかりとしたアフターフォローを求める方や、しっかりとした実績がある業者にお願いしたい方は、アイサポに修理を依頼をしましょう。
機種名 | 交換費用 |
---|---|
iPhone11・iPhone12 | 7,980円 |
iPhone13 | 9,980円 |
iPhone14 | 要問い合わせ |
iPhoneSE(第3世代) | 要問い合わせ |
iPhoneSE(第2世代) | 5,880円 |
iPhoneSE | 4,980円 |
以下に当てはまる人はアイサポがオススメです。
- アフターフォローを重視する人
- 顧客満足度が高い業者にお願いしたい人
こちらの記事では、アイサポの口コミ・評判についてまとめています。併せてご覧ください。
2.iCracked
出典:iCracked
iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しており、対面で対応してくれるので安心して依頼できますよ。
高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれるのもうれしいポイントです。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートも充実しています。
店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約可能です。営業時間や定休日、バッテリーの在庫については店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
機種 | 交換・修理料金 |
---|---|
iPhone 12 mini | 7,480円 |
iPhone 12 Pro Max | 8,580円 |
iPhone 11 Pro | 8,580円 |
iPhone XR | 7,480円 |
iPhone SE2 | 5,280円 |
iCrackedは以下のような人におすすめです。
- 対面で修理してほしい人
- 安く速く修理することを重視する人
3.スマホスピタル
スマホスピタルは修理実績が150万台以上あるiPhone修理業者です。
幅広い機種に対応可能で、最短15分で修理してくれます。最大6か月の保証もついているのもおすすめ。
また郵送修理にも対応してので、お近くに修理店舗がない人も安心ですよ。
機種名 | 交換費用 |
---|---|
iPhone12 | 6,580円 |
iPhone12 | 7,580円 |
iPhone13 | 9,980円 |
iPhone14 | 要問い合わせ |
iPhoneSE(第3世代) | 要問い合わせ |
iPhoneSE(第2世代) | 4,700円 |
iPhoneSE | 2,300円 |
スマホスピタルはおすすめなのは、以下のような人です。
- 最短15分で修理したい人
- 提携企業の多さを重視したい人
即日でiPhoneのバッテリー交換する方法まとめ
即日でiPhoneのバッテリー交換をできる方法はApple Store、正規サービスプロバイダ、iPhone修理業者、キャリアショップ、自分で交換の5つです。
保証の適用範囲内ならApple Storeや正規サービスプロバイダ、キャリアショップなどがいいでしょう。有償修理の場合は、修理業者のほうが安くバッテリー交換ができますよ。
それぞれにメリットやデメリットがあるのでしっかりと確認しておきましょう。
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