
iPhoneは、その形状からしてさほど頑丈ではないことに加え、常に持ち歩くことから落としたり水に濡れてしまうこともないとは言えません。日常のちょっとした行動で、壊れてしまう可能性が多々あります。
多少の傷程度ならそのまま使い続ける方も多いですが、破損の度合いによっては急に発火するなどということも起きる可能性があるので油断は禁物です。
本来は破損したり故障した時には速やかに修理するべきなのですが、修理代金は安いわけではないため、気が乗らないiPhone利用者の人もいるでしょう。そこで、各社取り揃えているiPhone保証サービス制度ですが、どのサ−ビスがお得なのか、加入して本当にお得なのか、それについて紹介していきます。
転ばぬ先の杖−保証制度:AppleCare
iPhoneなどのApple製品は購入から1年間は標準でAppleの保証サービス「Apple製品1年限定保証」を利用できます。保証内容はユーザーが原因でない故障や初期不良、部品の耐久性不足の判断がされると無償でサポートを受けられるというものです。
またユーザーが原因の故障について対応するAppleCare+という保証サービスもあります。こちらは有料の保証サービスですが、画面割れや水没などの故障でも保証が適用されます。
参考:iPhoneの初期1年保証、AppleCare+、非正規修理はどう違うか
転ばぬ先の杖−保証制度:au、docomo、SoftBankの場合
上記でご紹介したAppleの保証サービスとは別に、各キャリア会社では独自で保証サービスを設定しています。Appleよりも手厚いサービスが特徴ですので、どの保証サービスに加入しようか迷われている方は参考にしてみてください。
docomoの保証サービス
ドコモはiPhone向けに月額550円~1,100円で、独自の補償サービスを提供しています。初回申込時は31日間無料で、利用期間の限定はなく加入し続ける限り補償を受けられます。
補償内容はAppleCare+に似ており、対象は水濡れ、全損、紛失、盗難、破損、故障、購入から1年を超えた自然故障(1年以内は標準保証内)で、1回5,500円もしくは3,300円で最大2回まで修理や交換などのサービスが受けられます。
モデルによって料金が異なりますので、確認してみてください。AppleCare+に比べると、1回のサービス料金が若干安く、AppleCare+では受け付けていない紛失や盗難にも適用されることが違いです。
2021年4月からは、修理の際に4,950円を追加で支払うとデータを残したまま修理を行うオプションサービスも。ただし、修理拠点で「データを残せる修理」と判断された場合のみ実施可能なので、修理内容によってはデータを残せないこともあります。
参考:iPhoneの故障時に要注意!docomoの修理保証内容とは?
auの保証サービス
auの保証サービスもdocomoと同じような内容となっていますが、AppleCare+だけですと2年間の保証のところ、au独自の保証に加入することで4年間も保証が適用されるようになります。
月額707円~1,190円とiPhoneのモデルによって料金は変わりますが、スマホでよくやりがちな液晶画面割れも4年間3,400円で受付けてくれるので、落としてしまっても安心です。
また紛失や盗難に遭っても電話をすれば新品同等のiPhoneを提供いてくれます。
参考:iPhoneの故障時に要注意!auの修理保証サービスとは?
SoftBankの保証サービス
ソフトバンクは「あんしん保証パック(i)」(サービス案内)というサービスを提供していましたが、こちらは2015年に受付を終了し、現在は「あんしん保証パック with AppleCare Services 」を開始しています。
以前のサービス料金は月額500円でしたが、2018年4月現在はiPhoneの最新機種であるiPhone Xが月額1,160円、その他のiPhoneモデルが月額830円という料金です。故障(破損、水濡れ、電池消耗など)に対して、au・docomo同様Appleの保証内容が適用されます。
また修理料金もauと同じくApple保証の料金ですので、加入している限り画面割れ修理を3,400円で受け付けてもらえます。さらに修理料金はTポイントカードで還元されるのでTカードユーザーによって嬉しいポイントです。
参考:iPhoneの故障時に要チェック!ソフトバンクの修理保証内容とは?
AppleCareとキャリア保証どちらがいいのか
修理や紛失時のメリットなど、各社色々なサービスが展開されていますが、各社比較しても水濡れなどの全損扱いとなる修理や紛失・盗難以外でのサポートでない限り、さほどコストパフォーマンスはよくないと感じられます。
何故なら、故障しなくても毎月お金を払う必要があるからです。 壊れたらその時に修理店に持って行くことで十分足りえるのではないかと思いますし、修理代も高額ですから公式修理でなくとも非正規店での修理でかなりコストを抑えられます。
2年経てばスマホを買い換えるという方は、AppleCare+の2年間保証で十分でしょう。AppleCare+はAppleへ直接申し込むことで加入できます。
非正規・一般スマホ修理店の修理料金
どの保証にも入らなくても、一般のスマホ修理店でいつでも安く修理してもらえます。逆に、保証加入中のiPhoneを非正規のスマホ修理店で修理してもらうと、後から正規店への修理依頼ができなくなってしまうので注意しましょう。
一般修理店へ修理依頼するときは調べておくべきポイントがいくつかありますので、事前に確認することをおすすめします。当サイト最安修理ドットコムには全国各地のスマホ修理店が集っているので、参考にしてみてください。
参考:【注意点解説】iPhoneの修理を非正規修理屋に頼む場合に保証はどうなるのか
6ヶ月の保証期間で安心「アイサポ」

出典:アイサポ
全国300店舗を展開するiPhone修理のプロフェッショナル「アイサポ」。
最短30分で修理してくれるだけでなく、データも保護してくれる技術を持っています。修理満足度も5年連続で3冠を受賞するほど。
修理費用も部品単位で修理してくれるので、メーカーと比較すると最大70%OFFの値段で修理してくれますよ。万が一対応後に不具合が出ても、メーカー保証の2倍もの保証期間があるので安心ですね。
電話だけでなくWEB予約でも予約可能なので、都合のよいタイミング・場所で修理を依頼できるのも強みです。
こちらの記事では、アイサポの口コミ・評判についてまとめています。併せてご覧ください。
修理のプロが最短30分で対応してくれる「iCracked」

出典:iCracked
iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しており、対面で修理してくれます。初めて依頼をする方でも安心ですね。
高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれます。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートが充実しているのもポイントです。
店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約できます。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
まとめ
仮に水没・全損・紛失しても、発売から時間が経っていれば、マーケットの値崩れも起きているでしょうから、買いかえればいいのであって、わざわざ保証制度に入っておく必要もないでしょう。そのためには、まずは購入してから1年間くらいは全損しないように、大事にiPhoneをお使いになるよう心がけましょう。
一般の修理店へ修理依頼を検討するときは当サイトを参考にしてみてください。

日本最大級の修理店情報サイト「最安修理ドットコム」に掲載しませんか?
最安修理ドットコムには以下の強みがあります!
- 掲載店舗数約2万店舗
- 修理サポート記事1,600本
- クチコミ数23万件超え
iPhoneをはじめとしたスマホやパソコン、車や時計、鍵や水まわり等あらゆる修理店情報を掲載しています。
掲載ご希望の修理店様はまずはお気軽にお問い合わせください。