【保存版】オートバイ車検時の費用相場まとめ

【保存版】オートバイ車検時の費用相場まとめ

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オートバイも一定の大きさのもの以上については車検が必要です。オートバイの車検は、排気量によって決められており、250cc超のものについて、車検が必要と定められています。そのため、原付バイクを含め、250ccまでのオートバイについては車検の必要がありません。

オートバイの車検について

オートバイの車検は、車と同様に、初回登録直後は3年間、それ以降は2年毎に受ける必要があります。

オートバイの車検にかかる費用は、最低限かかる費用として「法定費用」があります。所有者であるユーザー自身が行うユーザー車検であれば、修理等の必要がなければ法定費用以上はかかりませんが、大半の方はバイク整備工場等にご依頼されるかと思います。その場合は、バイク整備工場等に支払う車検代行手数料や車両整備費用が必要となります。

法定費用

法定費用には、24ヶ月分の自賠責保険、重量税、印紙代の3つがあります。この費用については、ユーザー車検を行ったとしても、バイク整備工場等で車検を依頼したとしても、全く同じ額が必要となります。

24ヶ月分の自賠責保険

車検が必要となる250cc超のオートバイは、24ヶ月で一律13,640円が必要となります。全国的に、ほとんどがこの価格となっていますが、一部地域においては、これよりも安価に設定されている地域もあります。

その地域の自賠責保険に入るためには、その地域で車検を行う必要はありませんが、その地域のナンバープレートを取り付けている必要があります。つまり、その地域の陸運局に届け出を行っているオートバイのみが、その価格で自賠責保険に加入できるということになります。

A重量税

車検が必要となる250cc超のオートバイは、重量税として3,800円が必要となります。こちらも、自賠責保険と同様に、一部地域では値段が異なる場合があります。

B印紙代

オートバイの車検においては、自賠責保険と重量税の他に、1,700円の印紙代が発生します。これは、国の印紙に加えて、自動車検査独立行政法人の証紙として必要になります。

C合計

以上、3点の合計である19,140円が、オートバイの車検時に必要な最低限の金額として必要となります。

車検代行手数料・車両整備費用

法定費用とはことなり、ユーザー車検を行う場合は不要となるバイク整備工場等に依頼した場合は、車検代行手数料や車両整備費用といった費用が加算されます。もちろん、バイク整備工場においても、法定費用では儲けはありませんので、これら車検代行手数料や車両整備費用によって利益を出しています。

つまり、修理の有無を除いては、この金額が車検の金額を左右するとも言えます。

車検代行手数料

車検代行手数料として掲げている場合は、大半が「法定24ヶ月点検」と言われる基本的な62項目の点検のみを行うプランとなっています。単純に車検を通すだけでしたら、このプランで問題ありませんが、オートバイを動かすために必要最低限の点検しかありませんので、車検後すぐにオートバイが故障してしまう可能性も十分に考えられます。

そのため、このプランを選択する場合は、走行距離が少ない状態の、初回の車検時をオススメします。

必要最小限の点検のみしか行わないプランですので、価格は最もリーズナブルとなっています。このプランであれば、概ね、法定費用を含めて30,000円以下で行ってもらう事ができます。

A車両整備費用(法定点検項目のみ)

車両整備費用として掲げている場合は、殆どが点検だけでなく整備も行ってもらえるプランとなっています(バイク整備工場等によって異なりますので、必ずお問い合わせの上、ご判断ください)。こちらは、車検代行手数料の場合とことなり、点検だけでなく整備も行ってもらえるため、車検後に安心して乗ることができます。

しかし、整備項目はあくまで法定点検が必要な62項目に限定されていますので、それに該当しない部分が故障する可能性も十分に考えることができます。

このプランの場合は、安価な業者であれば40,000円程度、通常であれば50,000円前後で行ってもらうことができます。

オートバイの車検費用としては、この50,000円前後というのが、一般的な相場と言われています。

B車両整備費用(法典点検項目+α)

せっかく定期的に車検を行うのであれば、その機会にメンテナンスできる部分についてはしっかりメンテナンスしておきたいと考えておられるかた向けのプランです。このプランについては、どこまでの範囲を点検・整備してもらうかによって、値段が大きく異なります。

一例を上げると、とある業者においては、法定点検項目以外について、ブレーキキャリバーメンテナンス、ホイールシャフトメンテナンス、チェーン清掃・給油、アクセル・クラッチワイヤー注油、ブレーキ・クラッチレバー清掃・給油、サイドスタンド清掃・給油をセットにして、Aの法定点検項目から+5,000円という業者もあります。

もちろん、これにとどまらず、コーティングを追加するなど、様々なプランが用意されており、その業者の最高額としては、法定費用を含めて85,000円弱という金額になっています。

Cパーツ交換費用

車検時に何も問題がなければ、かからない費用ですが、長年乗っているオートバイであるほど、色々なパーツが劣化し、交換しなければならないというケースがあります。ここでは、一般的に交換することが多いパーツについて、その交換費用の目安をまとめます。なお、特別に記載がない場合は、ここに記載する料金は、工賃のみで、部品代は別途必要となります。

1)ブレーキパッド
ブレーキパッドが劣化していた場合、1,500円~2,000円程度の工賃が発生します。

2)ブレーキシュー
ブレーキシューを交換しなければならない場合は、4,000円~5,000円程度の工賃が必要となります。

3)ブレーキ液の交換
ブレーキ液を交換する場合は2,000円程度の工賃が必要となります。この費用には、ブレーキ液の価格も含まれています。

4)プラグ交換
プラグの交換は、1つあたり500円~800円となります。ただし、取り付けに特別な工具が必要な場合は割高になる可能性があります。

5)バッテリー交換
オートバイのバッテリー交換は、500円程度の工賃で行ってもらうことができます。

6)タイヤ交換
車検時に最も多い交換です。タイヤ交換は1本5,000円~8,000円程度の工賃が必要となります。

改造車の車検

基本的に違法改造車は車検を通すことができません。違法改造車を車検で通す場合には、ノーマルに戻す必要があります。違法改造に該当するオートバイの一例は以下のとおりです。

マフラー

近接排気騒音が基準値を超えている。

Aハンドル

高さと幅が基準範囲を超えている。

Bヘッドライト

常時点灯していない。

Cウィンカー

一個のランプが15W以下、もしくは、電球で取付位置が基準値を超えている。

Dミラー

左右後方が確認できない。

Eその他

他にも、法令で定められている基準を満たしていないなど、様々なケースが該当します。

これらに該当するオートバイは、必ずノーマルに戻す必要がありますので、車検時においては、通常の車検費用に加えて、ノーマルに戻すための費用も発生します。その金額については、改造の状態によって大きく異なりますので、特に相場はありません。

参考:【保存版】オートバイ車検の時に必要な書類

オートバイの修理費用はいくらが相場?故障メニュー別にまとめ

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