自動車の点検をガソリンスタンドでしてもらう方法・費用の目安

自動車の点検をガソリンスタンドでしてもらう方法・費用の目安

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自動車の所有者は、定期的に点検を行い安全確認することが義務付けられています。しかし、自分での点検だけだと不安になるものですよね。

実は、ガソリンスタンドや車用品専門店でも自動車点検を行なってくれる場所があるんです。

ここでは、自動車の点検をガソリンスタンドでして貰う方法や費用の目安について詳しく紹介していきます。

日常点検が大切

ガソリンスタンドや、ディーラー、車用品専門店で行われる点検ももちろん大切ですが、最も大事なのがユーザー自ら行う日常点検。これを行わないと、自分の車の状況を把握できずに大きな故障につながってしまう可能性もあるのです。

道路運送車両法で定められたユーザーの義務

日常点検は、「道路運送車両法」によって法定検査(12ヶ月点検・24ヶ月点検)と同じ並びで定められている非常に大切な義務です。実施しなかったことによる罰則はありませんが、自分の安全・周囲の安全を守るためには必ず実施するべきでしょう。

もしも日常点検をサボってしまうと、気づくはずの故障にも気づけないまま放置することとなります。軽度の故障であれば、パーツ交換で済んだかもしれないのに、放置したことで“廃車”になってしまえばいたたまれないでしょう。

以下では、日常点検で確認すべき点検項目を紹介していきますので、参考にしてみてください。

車外部の点検

日常点検で、確認すべき点としてまず挙げられるのが車外部の状態です。タイヤやライト周りなどに不具合がないかどうかを、細かく見ていきましょう。

タイヤの確認項目
  • 適正な空気圧が入ってるか
  • 損傷がないか
  • 亀裂が入っていないか
  • ひび割れがないか
  • スリップサインが出ていないかどうか
ライトの確認項目
  • ランプ切れを起こしていないか
  • 正常な明るさで光っているか
  • パネルが割れていないか

エンジンルームの点検

普段車に乗る上で、あまり見る機会のないエンジンルーム。素人にとっては、開けるという作業そのものに抵抗があるかもしれません。しかしエンジンルーム内の点検を行うことで、廃車につながるような大規模な故障やトラブルを防ぐことができるのも事実。点検であれば危険はありませんので、手順とチェック項目だけ覚えて確認していきましょう。

基本的には、液体類が正常値を保っているかどうかを確認していきます。

確認事項
  • バッテリー液
  • 冷却水
  • ブレーキ液
  • ウォッシャー液
  • エンジンオイル

これらの液体類が、正常な時にどれくらいの量入っているかを把握しておき、もしも極端に減っている時は直ぐ様修理業者に確認をお願いしましょう。また、これらの液体は消耗品ですので、少なくなってきた場合も業者に依頼してオイルなどの交換を行いましょう。

<参考>
自動車エンジンの取り付け費用・流れ・注意点
自動車のエンジンオイル交換の流れ・費用まとめ

運転席でできる日常点検

車外の点検が終わったら、運転席で操作部分を確認しましょう。普段運転で使用している場所に不具合がないかを一つ一つ見ていきます。

確認項目
  • ブレーキ(ブレーキレバー)の作動状況
  • ワイパーの作動状況
  • エンジンの起動音(かかり具合)
  • ウィンドウォッシャーの状態
  • クラクションの作動状況
  • 加速度
  • ウィンドウの開閉

普段使用する部分はなるべく全て確認しておくことで、安全な運転につながるでしょう。

<参考>
自動車のメンテナンス・日常点検は必要なのか?

ガソリンスタンドでしてもらえる点検について

では、ガソリンスタンドで実施している点検はどのようなものなのでしょうか。点検の内容にも幾つかの種類があるようなので、確認しておきましょう。

無料点検

無料点検は、ガソリン給油中などにスタッフからオススメされることのあるものです。名前の通り、点検そのものには一切お金はかからないので依頼してみても良いかもしれませんね。

法定点検

12ヶ月点検・24ヶ月点検の「法定点検」に関しても、認証を受けているガソリンスタンドであれば受付を行っていることがあります。費用に関しては場所によって異なりますが、一般の軽自動車であれば10,000円程度で済むことがほとんどでしょう。

車検

車検に関しても代行を行なうガソリンスタンドがあります。ディーラーに依頼するよりも安い費用で車検を請け負ってくれますので、利用する方も多いのではないでしょうか。

<参考>
自動車をガソリンスタンドで洗車してもらう方法・費用の目安
自動車のバッテリー充電をガソリンスタンドでしてもらう方法・費用の目安
自動車のパンクをガソリンスタンドで直す方法・費用の目安

ガソリンスタンドでの点検時に注意すること

ガソリンスタンドで点検を受ける際には、心得ておくべきことがあります。これを知らないと、無料点検でああっても高い費用がかかる可能性もあります。

無料点検で言われることを鵜呑みにしない

「無料点検をさせてください」と言って、エンジンルームなどをみるガソリンスタンドのスタッフは意外にも多いです。ユーザーとしては無料であれば大して問題はないと思うかもしれませんが、点検後に「?が汚れています。すぐに交換しましょう」「?をそのままにしておくと故障してしまいます」というようなウリ文句でパーツ交換やオイル交換を勧めてくることが多々あります。

もちろん本当のことを言っているスタッフもいますが、利益のために対して交換する必要のないものを変えさせようとしている悪質なスタッフがいるのも事実です。交換したばかりのオイルに対して「汚れている」と言われるようなことも、しばしば起きているのだとか。

ガソリンスタンドのスタッフが全員プロの技術者ではない

ガソリンスタンドの店員でも、高い技術を持っている方が大勢います。しかし、全員が資格を持っているわけではありませんよね。中にはアルバイトスタッフも混ざっていますが、そういった方々に点検をしてもらうのは怖いと感じる方も多いのではないでしょうか。ガソリンスタンドでの点検を受ける際は、スタッフの技術力があるかどうかが非常に大切な問題となってくるのです。

法定点検でも同じことが言える

車検や法定点検でも同じことがいえます。確かに、費用は安いですが車に精通しているプロ以外の方が自分の愛車の内部を触る可能性があるのです。どうしてもお金がなくてガソリンスタンドに依頼するという方がいるかもしれませんが、同じ車に長く乗り続けたいと考えるのであればディーラーへ依頼して確かな技術者に点検・修理してもらったほうが良いかもしれませんね。

ガソリンスタンドでの点検時は自分でも状態を把握しておく必要がある

もしもガソリンスタンドで無料点検を受けるのであれば、ご自身の車の状態についてあらかじめ把握しておくことが大切です。無料点検で調べてくれる内容は、日常点検時に確認していることがほとんどです。

そのため、大体の状態は自分で把握しておき「足りない部分だけガソリンスタンドのスタッフに見てもらう」といったスタンスでいることが大事だといえるかもしれません。そうしておけば、不当にオイル交換を勧められたり、パーツ交換を強要されてもしっかりと断ることができるでしょう。

<参考>
自動車の車検の期間はいつまで?車検切れの時はどうなる?

車検・点検ならGooPitで人気の業者を探そう

ガソリンスタンドで点検してもらったときに気になったことは、専門の業者でしっかり点検してもらいたいですよね。GooPitは、全国にある整備業者の中から、「車検・点検」などの項目ごとに業者検索できるサイト。エリアごとに絞っていくこともできるので、日常的に点検してもらいやすい近場の業者がすぐにみつかります。実際の作業実績やクチコミもチェックできるので、ぜひ確認してみてくださいね。

GooPit公式サイト

まとめ

ガソリンスタンドであれば、給油のついでに点検を受けることができるので便利ですよね。しかし、無料点検の内容は日常点検でご自身が確認できることの延長上に過ぎません。

もしスタッフに、オイル交換やパーツ交換を勧められた時に、それが本当に正しいかどうかを判断できるようにするためにも、ご自身の車の状態はご自身で把握しておく必要があるでしょう。不当な申し入れであれば、しっかりと断ることも必要ですよ。

車検や法定点検に関しても、ガソリンスタンドのスタッフ全てがプロフェッショナルではに事を理解した上で依頼するようにしましょう。

車検費用の相場については、こちらの記事で詳しく解説されています。こちらも参考にしてください。

参考:車検費用の平均相場はいくら?費用の内訳や安くする方法マネーFix

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