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自動車に乗る方にとって、故障のリスクは常に考えておかなければいけません。故障と一言でいっても、様々なパーツの不具合が考えられます。どのようなことが原因で故障を起こしてしまうのでしょうか。
以下では、自動車の故障における症状別の原因を探ってみました。原因を把握して、事前に対策をとっておくことで故障のリスクが低くなるかもしれませんので確認しておきましょう。
INDEX
故障の症状には運転も関わってくる?
実は故障や不具合には、日々の運転の仕方が関わってくることもあるのです。どのような運転が故障につながるのかを確認しておき、日々気をつけることで故障のリスクは少なくなるでしょう。
急な操作は各所に負担をかける
運転が故障につながる原因として、最も大きいのは“急な動作”でしょう。急発進を行えば、エンジン内部のパーツには大きな負担がかかるものです。負担をかけないためにも、アクセルを踏む際は徐々に踏み込むようにしてください。
ブレーキに関しても同じことが言えます。急なブレーキは、ブレーキパッドの寿命は大きく減っていくでしょう。通常30000kmは持つと言われているものも、10000km程度でヘタってきてしまうかもしれません。
また、ブレーキパッドだけではなくタイヤの寿命にも関わってくるでしょう。法定速度を守り急なブレーキを掛けなくて済むような運転を心がけてください。
その他の急な動作
急ハンドル:サスペンションやタイヤの消耗に繋がる可能性があります。カーブが続くような道では、いつもよりも速度をおとして緩やかに曲がるようにしましょう。
バッテリーの無駄な使用
自動車内のバッテリーは、エンジンをかけることで発電機を動かして充電するようにできています。走行することで徐々に溜まっていくのが一般的ですが、発電する量よりも使用する電気量が大きければ蓄えてあった電力を徐々に使い潰す事になりますよね。
もちろん、エアコンなどを適切に使うのは問題ありませんが、夜間走行が多い・エアコンを常時使用している・ワイパーの使用頻度が高いなどの条件が重なってしまうとバッテリーを過剰に使うこととなってしまいます。寿命を縮める原因となってしまいますので、過剰な使用は控えるべきかもしれませんね。
もちろん、車内ランプのつけっぱなしなどによる「バッテリー上がり」などはもってのほかですよ!
自動車の故障原因?症状別?
各パーツによって、その故障原因はさまざまです。症状別に車の故障原因を探っていきましょう。
エンジン関連の故障
エンジンに関しては、シリンダーヘッドやブロックが故障したことにより冷却水やオイルが漏れることが故障に直結していると考えられます。
エンジンルームは普段余り見ることがないかもしれませんが、定期的に「冷却水」や「バッテリー液」「ブレーキ液」「エンジンオイル」「ウォッシャー液」等が漏れ出していないかを確認するべきです。通常時の状態を知ることで、極端に減っていることに気づく事ができるでしょう。
また、冷却水漏れの場合は車内のカーペットが濡れていたり甘い香りが漂うこともありますので、異常を感じたらすぐに走行を停止してい確認してみましょう。
その他エンジンの故障原因
エンジンが起動しない:バッテリーが上がってしまっている可能性があります。また、吸気バルブなどの内部パーツが破損している可能性も考えられるでしょう。
オイル漏れ:オイルポンプの破損が主な原因となるでしょう。
オーバーヒート:ラジエータ故障、ウォーターポンプの破損などが主な原因として考えられます。エンジン交換には多額な費用がかかりますので、事前に防げるように努めるべきでしょう。
バッテリー関係の故障
バッテリー故障といえば、“バッテリー上がり”が代表的ですよね。エンジンがかからず起動できないので、修理上に持っていこうにも持って行けず結局JAFなどのロードサービスを利用することとなります。JAF会員になっていないと、依頼にも費用がかかるため非常に厄介です。バッテリー上がりの主な原因としては、充電不足・放電過多・容量不足の3つが考えられます。
充電不足:充電不足は、あまり車を使用しない方に多く見られる症状です。車内バッテリーは、エンジンを起動して走行することで徐々に充電していくものです。そのため、車を使用していない状態が続くとバッテリー内の電力は徐々に減っていきます。
久しぶりに車を動かしたら、バッテリー上がりを起こしている時は自然放電が原因でしょう。また、一度に乗る距離が少ない場合も十分な受電が施されていませんので充電不足となり、そのうちバッテリー上がりを起こしてしまうかもしれませんね。
放電過多:充電している電気量よりも多くの電力を使用してしまうと、バッテリーは上がってしまいます。電力を使用しやすいシチェーションとしては、「雨や雪で常時ワイパーを起動している時」「いつもエアコンをガンガンにかけている」「オーディオ機器を大量に搭載している」「夜間の走行」といったことが挙げられます。
充電量にも限界がありますので、これらのシチェーションに当てはまる方は注意するべきでしょう。
容量不足:純正のバッテリーを使用している場合は問題ありませんが、交換により必要量よりも容量が少ないバッテリーを載せてしまうと直ぐに電気量が足りなくなり、バッテリー上がりを起こすでしょう。もしも交換する場合は、車に対応する容量のバッテリーを搭載するようにしてくださいね。
また、バッテリーの寿命により電気容量が少なくなっている可能性もあります。「バッテリー液が減っている」「バッテリーが熱を持っている」「充電しても電気がたまらない(比重が上がらない)」などの症状が出た場合には、早めに交換するようにしてくださいね。
タイヤ周りの故障
タイヤまわりの故障は、衝突などの物理的な破損以外に各パーツの消耗が考えられます。ブレーキが利かないという場合は、ブレーキパッドの消耗が原因だと思われます。症状としては、通常のブレーキ時に“キュキュ”といったような高音が聞こえると言うものです。
ブレーキパッドが消耗していると、上手くブレーキが効かずに衝突事故を起こしてしまう可能性もあります。目安としては20000km~30000kmが、交換時期だと言われていますので意識しておきましょう。(ブレーキパッドが5mm以下になる時期が交換時期です)
また、タイヤの消耗がブレーキの効きを悪くしているかもしれませんね。見た目で判断する方法としては、「スリップサインが出ているかどうか」を基準にしましょう。タイヤの溝がなくなっている状態ですので、スリップの危険性もあります。4つのタイヤのうち、1つでもスリップサインが出ていると車検には通りませんので早めに交換を行ってください。
タイヤの寿命を長くするには、「ローテーション」を行なうといいでしょう。ローテーションとは、前後左右のタイヤを定期的に交換する作業です。タイヤは部位によって消耗加減が異なりますので、定位的に位置を変えて消耗具合を一定にすることで一箇所のみ消耗するというような自体は免れるでしょう。
参考:【検証】自動車のタイヤはいつ頃交換するべき?かかる費用は?
マフラー関係の故障
マフラーから聞こえる排気音が大きいといった症状は、マフラーの穴空や劣化によるものでしょう。通常空いていないはずの部分に穴が空くことで、普段よりも音が大きく聞こえてしまうことがあるのです。直ちに修復しなくて危険はないと考えるかも知れませんが、車検には通らなくなりますのでいずれ修復が必要です。
放置しておくことで、劣化がすすみパーツごと交換する必要が出てくるかも知れません。故障のサインを察知したら、なるべく早いうちに修理依頼を行ってください。
日々の日常点検で気づける症状が多い
これら故障症状は、日常点検を行なうことで簡単に気づくことができます。毎回全箇所を検査するのは難しいかもしれませんが、最低でも1ヶ月に一回程度は日常点検を行い、大事になる前に症状を察知するべきでしょう。
日常点検は、車内・エンジンルーム・外装部の3箇所を確認することが推奨されています。一日でも長く愛車に乗れるように、定期的に行なってくださいね。
一般の修理工場に修理依頼する
一般の修理工場に修理依頼を検討する場合は、当サイト最安修理ドットコムをのぞいてみてください。こちらには全国各地のあらゆる修理店が集っており、車専門業者も掲載しています。業者について調べたいときに参考になるでしょう。また、郵送修理も受け付けているので、郵送できる部品などを修理・交換してほしい方は検討してみましょう。
まとめ
自動車の故障・不調の原因を、症状別に見てきました。ご自身の車に当てはまる症状はなかったでしょうか?もしも1つでも該当することがある場合は、直ちに検査に出すべきです。上記を参考にして、ご自身の車の状況を随時把握しておきましょう。
事前予防のためにも、車検・法定検査の時期以外も定期的な日常点検を行うようにしてくださいね。
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