
自動車の重要な部分である、ライトやウィンカー。ここが壊れてしまうと、夜間走行はおろか通常の運転もできなくなってしまいます。もしも修理を依頼するとなったら、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
以下では、自動車のライト・ウィンカー故障時の修理費用に関して詳しく見ていきたいと思います。
ライト、ウィンカーの故障症状
まずは、ライトやウィンカーの故障にどのような種類があるのか見ていきましょう。自分の車に出ている症状と照らし合わせて、原因を把握しておくと料金の目安がわかると思いますよ。
ウィンカーリレーの故障
ウィンカーが故障する原因の1つに、「ウィンカーリレー」の故障が挙げられます。最近の車はコンピューターで制御しているものも多く、あまり耳にしないかもしれませんが古い車や年代物の車はウィンカー点滅の際にウィンカーリレーを利用しています。
仕組みとしては、電磁石とバネの力を利用する単純なものですが長年使用しているとハンダにクラックが入り上手く電気を通さなくなってしまうようです。修理方法として、クラック部分を溶かして通常通りに溶接すればOK。パーツ本体も5,000円程度で販売されていますので、さほど費用はかからないでしょう。
ライトのレンズ割れ
接触事故や衝突事故によってライトがつかなくなる場合、ライトが物理的に割れている可能性が非常に高いです。こうなってくると、パーツ交換が必須となってきます。部品の値段は車種により大きく異なりますが、一体型タイプのものだと(ウィンカーやヘッドライトがセットのもの)全てを交換することとなりますので、料金もそれなりに高くつくでしょう。
ランプ切れ
搭載しているランプの寿命が来て、光らなくなっていることも考えられます。この場合、家の電球を取り替えるように中の電球を交換するのみで済みますので費用もさほどかかりません。ハロゲンランプか白熱球ランプかによって値段が変わりますが、数千円の負担で済むことがほとんどでしょう。
ランプの種類
交換するランプにも様々なものがあります。種類を把握しておき、自分が必要な修理・交換箇所を事前に申告できるとスムーズな作業につながるでしょう。
例
ヘッドランプ(ハイビーム、ロービーム)
ターンシグナルランプ
ポジション球
フォグランプ
ハイマウントストップランプ
テール&ストップランプ
バックランプ&ターンシグナルランプ
クリアランスランプ
ライセンスプレートランプ
ライト交換にかかる費用
ライト交換は、変えるランプの質などによって大きく変化してきます。レンズ割れから、ランプ交換にいたるまでそれぞれの作業でかかる費用の目安について見ていきましょう。
レンズ割れは数万円の予算を覚悟すべき
物理的な衝撃によって発生するレンズ割れを修復するには、最低でも数万円の予算がかかってきます。料金は部品1つごとにかかってきて、片側のレンズ割れを直すだけでも20,000~50,000円の予算が必須。左右どちらも壊れている場合、修理に100,000円近くかかることも珍しくないのです。
また、先にも述べたように一体型のレンズを使用していると一気に交換することとなりますので全体交換の値段がかかることを覚悟しなくてはいけません。
単純なランプ交換
ランプ交換に関しては、交換するランプの質によって値段が大きく変わってきます。最も安いのは「白熱球ランプ」で、1,000円程度での交換が可能です。ハロゲンランプは2,000円程度と少々高いですが、そこまで大きな負担にはならないでしょう。(ランプの部位によって使用できる物が変わってきます)
ブレーキランプ、ウィンカーランプの交換
ランプの交換で値段が高いのは「ブレーキランプ」「ウィンカーランプ」です。使用しているのが“HIDランプ”と呼ばれる高輝度放電灯なので、単純に値段が上がってきます。交換には20,000円程度の費用がかかるでしょう。
HIDランプは、使用していく毎に明るさが低下していきます。約2,000時間が交換の目安と言われていますので、「最近暗くなってきたな」と感じたら、完全に電球が切れてしまう前に交換してください。走行中の急なランプ切れは大事故につながりかねません。大事にならないうちに、気づいたら変えるくらいの気持ちでいたほうが良いかもしれませんね。
ポジション球の交換
クルマ好きの方がこだわるカスタムポイントとして、「ポジション球の色変え」があります。ヘッドライトが白なのにもかかわらず、ポジション球が黄色っぽく光っていいる車は“こだわり”が強い人に取っては許せないのでしょう。そんな方が行なうカスタマイズが、ポジション球のLED化です。ヘッドライトと同じ色に変えることで、夜間走行中でも色の違いが目立たず迫力のあるライト感を味わえます。費用はおおよそ5,000円程度ですので、比較的お手軽なカスタマイズだといえるかもしれませんね。
ライト、ウィンカーの修理交換にかかる時間
最後に、ライト周りの修理や交換にどれくらいの時間がかかるのかについてみていきましょう。
多くの作業が当日中に終わると考えられる
ライト周りの修理・交換作業はそれほど多くの時間を要しません。特に、ランプ交換にかんしては故障ではありませんので、数十分で終了してしまうでしょう。早いところだと5~10分程度で作業してくれるショップもあるようですよ。
ただし、当日の混雑状況によっては数時間待たされる可能性もありますので、事前に予約をしてから店舗に向かったほうが良いかもしれませんね。
レンズ割れ
レンズ割れなどの物理的な故障になってくると、まずパーツの供給から考えなくてはなりません。専門店やディーラーのもとに、対応するパーツが有るのであれば1日で終わってしまうことも考えられます。しかし、対応パーツの取り寄せから始めるとなれば、1週間程度の作業工程を考えなくてはいけないかもしれませんね。光軸調整など専門的な部分までしっかり行う必要があるので、ある程度時間に余裕がある時に依頼する方がいいでしょう。
ディーラーも専門店も工賃そのものはさほど変わらない
車の修理やメンテナンスでは、オートバックスやイエローハットのような車用品専門店やディーラーに依頼することが多いと思います。「ディーラーに頼むと費用が高くなる」といった声をよく耳にしますが、ライト周りの交換修理に関しては工賃がさほど変わりません。差が出てくるとすれば、「修理に使用するパーツ代金」でしょう。
参考:自動車修理の工賃はいくらが相場?修理メニュー別にまとめてみた
パーツ代金に差が出る理由
ディーラーは、できるだけ純正品と同じものを取り寄せて交換しようとするためパーツ代金や取り寄せにかかる費用などがかかってしまうのです。現在使用しているライトなどと全く同じクオリティーを求めるのであれば、少々高くてもディーラーに依頼することをオススメします。
専門店の場合、自分の店舗で用意しているオプションの中から選ばせる場所が多いですので費用が安くなってくるのです。<専門店を調べてみたいときは当サイト最安修理ドットコムをのぞいてみてください。
GooPitでライト・ウィンカー修理に強い業者を探せる
ライト・ウィンカー修理を依頼する業者探しなら、GooPitがおすすめ。「ライト・ウィンカー類修理・整備」のように、目的別や地域別に業者を絞っていくことができるので、近場で信頼できる業者が簡単にみつかります。業者紹介ページでは、実際の作業実績やユーザーのレビューなど、リアルな情報が載っているのでイメージしやすいのが特徴です。お得なクーポンが掲載されていることもあるので、ぜひチェックしてみましょう。

まとめ
ウィンカーやライト周りの修理・パーツ交換の代金などについて紹介してきました。さほど費用がかからない部分ではありますが、走行においては非常に大切なパーツです。ライトが切れると夜間走行中の大事故に発展しかねません。明るさが弱まってきたと感じたら、ランプの寿命が原因となっている可能性もあるので、速やかに交換を依頼しましょう。
修理を依頼したいときは当サイト最安修理ドットコムで業者を調べてみてください。全国各地の修理店が集っているこちらには、車専門業者も掲載しています。パーツ交換や修理などの郵送でも対応できるものは郵送修理で簡単に依頼できるので、ぜひ試してみてくださいね。
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