【検証】事故車は修理と買い替えどちらがお得?

【検証】事故車は修理と買い替えどちらがお得?

事故を起こしてしまった時、基本的には修理を依頼することとなりますよね。もう1つ、車を買い換えるという選択肢もありますが、修理とどちらがお得になってくるのでしょうか。以下では、事故の際の修理と買い替えについて詳しく見ていきたいと思います。

事故をおこしてしまった方、また車の買い替えを検討している方は参考にしてみてくださいね。


Car trouble / Doug Orleans

事故の際にかかる修理金額は?

事故の際には、修理費用としてどれくらいの金額がかかるのでしょう。その金額次第で、買い替えも検討することになりますよね。以下で、事故の際にかかる諸費用に関して詳しく見ていきましょう。

故障箇所によって変わる費用

事故と言っても、その種類や破損具合によっても様々です。バンパーの破損などで数万円かかったからといって、わざわざ買い替えを検討する方はいませんよね。キズやヘコみ程度であれば、修復してそのまま乗り続けるべきでしょう。

エンジンの破損は高額な費用がかかる

しかし、エンジン部分の故障に関してはかなり高額な修復費用となります。そもそも、エンジン故障時には修理ではなくエンジンごと交換になりますのでパーツ費用がかかるでしょう。エンジンは非常に高額なパーツですので1,000,000円を超えるような請求が課されることだって考えられるのです。こうなってくると、新しい車に買い換えるという選択肢も出てくるでしょう。

もしも車を売って新しいものに買い換える場合

もし、事故を起こした車を売却して新車購入の足しにしようとするのであれば「事故車」の扱いについて知っておくべきです。「事故を起こした車=事故車」ではありません。以下で確認してみてください。

事故車とは修復歴車のこと

事故を起こしたからと言って、すべての車が事故車扱いになるわけではありません。事故車は「修復歴車」と呼ばれるもので、自動車のメイン部分でもある特定の部位を修理交換した場合にのみ付けられる言葉です。修復歴車になってしまう修理対象部分は以下の通りとなります。

・フレーム(サイドメンバー)
・クロスメンバー
・インサイドパネル
・ピラー
・ダッシュパネル
・ルーフパネル
・フロア
・トランクフロア
・ラジエータコアサポート

バンパー等の修理は事故車扱いにならない

上記の表を見てお気づきになった方もいるかもしれませんが、実はバンパーなどの修理・交換に関しては“事故車扱いにはならない”のです。基本となるのは上記の9点ですので、他の部分が故障したとしても問題ではないといえるでしょう(水没など一部例外もあります)

事故車でない場合は売却で高値になるかも

ご自身の車が事故車でないのなら、売却金額はがつく取り引きとなるでしょう。車を売却する際は、一括査定サイトなどを利用して複数業者に査定を依頼してみてください。業者によって値段の付け方が違うため、売却金額は数万円?数十万円変わることも考えられますよ。

事故車の場合

事故車の場合は、通常の車買取店では取扱がないことも考えられます。お金にしたいと考えるのであれば、事故車専門の買取業者への売却、もしくは廃車工場への依頼で原材料として買い取ってもらうかの2択でしょう。

事故車専門の買取店舗も意外に多く存在するので、インターネットなどで検索の上依頼してみては良いかもしれませんね。確実にお金になるのは、廃車工場での原材料買取です。車としての価値や見た目ではなく、パーツなどの部品単位、また鉄などの原材料として金額をつけてくれるので事故車であっても十分買い取ってくれるでしょう。

廃車工場に依頼する場合は、「許認可があるかどうか」を基準にして業者を選ぶといいでしょう。廃車は、許認可のある工場が行わなくてはならないので、もしも許認可のない工場に依頼してしまうと最終的に他の工場に頼むための手数料がかかります。

その影響で買取金額が少なくなってしまう可能性があるのです。少しでも高く売りたいのであれば、許認可のある廃車工場へ依頼するといいでしょう。

保険でおりた修理費用を新車購入に使ってもいいの?

新車買い換えを考える方にとっては、「事故によって発生する金額を購入資金にあてて良いのか」という点も気になりますよね。

保険会社によって規定が違うので確認を

結論から言うと、保険会社によって規定が異なりますのでその都度確認が必要です。基本的には、車両保険を修理費用という形でもらってその金額を新車の購入に当てても問題がないはずですが、許可なく行なうことは大変危険です。規定違反となり、全額返済を求められる可能性もあります。

もしも修理費用をもらって、そのお金を新車の購入に使いたいのであれば事前に保険会社に許諾を取ってからにしましょう。

修理費用の算出は?

では、修理費用にかかる見積もりはどのようにして把握すれば良いのでしょうか。基本的には、保険会社と契約している修理業者があなたの車を点検しに来て修理費用を算出する形となりますが、ご自身でも調べる必要があるでしょう。特に、保険でおりたお金を新車購入にあてたい考えるのなら、安く見積もりを出されてしまっては困ります。

ご自身でも個人的に見積もりをとり、保険会社が提示してきた見積もりと差異がないかを確認してください。もしも大幅な離れがあるのなら、「どのようにして算出したのか」を尋ねるべきでしょう。

修理時に保険を使うかどうかも大きなポイント

また、「修理を行なうか」「新車を購入するか」の判断はご自身が加入されている自動車保険を使用して代金を支払うかどうかによっても変わってくるでしょう。以下では、車両保険の等級について見ていきます。

保険には等級(ランク)がある

保険にはそれぞれランク(等級)があります。個人が保険会社とどのような契約を交わすかによって保険料は変化しますが、基本的には1?20の等級に分けられており、加入時には6、7等級から始まるのが一般的です。数字が上がればあがるほど保険の割引率が高くなりますので、最高の20等級を目指して無事故をを心がけるのが一般的でしょう。(1年間保険使用した事故を起こさなければ1等級ずつ上がっていきます)

事故を起こして保険を使うとランクが下る

事故を起こすとランクが「3等級ダウン」となりますが。(基本的にはほとんどが3等級ダウンですが竜巻などの自然災害など例外もあり1等級ダウンで済むこともあります)

また、同じランクでも「事故あり等級」と「事故なし」にも分けられるのが一般的な保険会社のシステム。同じ9等級でも「無事故9等級」と、「有事故の9等級」では圧倒的に前者の方が安い保険料になるでしょう。(無事故等級に戻すには、3年間の歳月がかかりますので単純に計算しても3年間は通常の保険料よりも高い金額を支払うこととなります)

保険を使用するかどうかで負担費用が変わってくる

このように、保険を使用するかしないかでは長期的に見た費用負担額が変わってきます。一般的には10万円以下の修理には保険を使わないというのが定説ですが、ご自身の経済面との折り合いがつかなければ保険を使用して修理するという選択肢も考えられるでしょう。

もしも、新しい車に買い換えるのであれば、修理は行いませんので等級は下がらないままです。ただし、修理していない車を買い取ってくれる業者はほぼありません。その場合は、新車購入の元手を得るために廃車にして、いくらかのお金を受け取ったほうがお得になるのではないでしょうか。

事故車を修理するか買い換えるかは本人次第

買い替えの目安となるのは、その車が修理後に何年位走れるかという所が大きく関わってくるでしょう。10数年乗っていて、走行距離数的にも限界が近づいている車に対してわざわざ高い金額を支払ってまで修復して乗り続けようとは思いませんよね。逆に、事故を起こしたとしてもまだ買って半年くらいの物を廃車にしてまで新車に乗り換える方も少ないでしょう。

事故の具合に加えて、「その車の寿命がどれくらいなのか」を考えて、修理をして乗り続けるのか、新車を買うのかを考えるべきだと言えるのです。

ローンを支払っている場合

また、車のローンを支払っている場合にはまた事情が変わってきます。ローンを支払っていると、その車の所有権ディーラーやローン会社にあるのが一般的。自分のものでありながら、手続き上は自分が好きに売ったり廃車にしたりはできないのです。

もしも事故車がローン支払い中であり、廃車や売却を考えるのであればまず所有権に関する手続きをローン会社やディーラー側と行わなくてはいけません。

参考:いくらの修理代から自損事故時に車両保険は使うべきか?

事故車を修理する場合

事故車を修理して乗り続ける選択をした場合、修理費用をどれだけ安くできるかが大きなポイントとなってくるでしょう。

多くの業者に見積もりを出してもらい安いところを探す

保険を使う場合、保険会社が推奨している提携業者で見積もりを取ってそのまま修理することも可能です。手続き上は一番簡単ですので、多くの方は何も考えずにこの方法をとるかもしれませんが、最も安い修理代金になるかどうかはわかりません。

なるべく安い修理代金を望むのであれば、多少の手間はかかってもご自身で整備工場、ディーラーなどに赴き見積もりを取ってもらうといいでしょう。そして、最も見積金額の安かった業者に最終的な修理を依頼することで負担金額も最小限に抑えられます。

参考:事故車の修理費用はいくらが目安?事故の度合い別に徹底解説

【徹底調査】自損事故の修理費用はいくらが目安?

まとめ

事故を起こした時に、車を買い換えるか修理に出すかは個人の裁量と車の寿命によって変わってきます。修理すればまだまだその車に乗れる上に、寿命もしばらく来ないのであれば見積もりを出してもらいましょう。見積もりを出してもらう必要もないくらい大破したもの、走行距離・使用年数がかなり経っているものは廃車にして新しい車の購入を検討してみるといいのではないでしょうか。

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