iPhoneの画面割れ修理代は安い？自分で修理できる？アップルケアなど保証も紹介

今やスマホやiPhoneは現代人の必需品！壊れたり無くしたりすると、日常生活に支障をきたしてしまいます。

そこで今回は、iPhoneの故障パターンと修理代金の相場をまとめます。iPhoneの修理はAppleや契約キャリアより、巷のiPhone修理業者に依頼する方がずっとリーズナブルで簡単に済みますよ。

iPhone画面割れの修理費用はいくらかかる？

まずは、画面割れしたiPhoneの修理依頼先を比較しましょう。

費用・修理スピード・データの3つの要素で比較できるので、ぜひ参考にしてください。

業者名	費用	修理スピード	データ
メーカー修理 （保証なし）	28,800円	1～5日程度	初期化
メーカー修理 （AppleCareあり）	3,700円	1～5日程度	初期化
アイサポ	12,380円	40分～	そのまま
iCracked	16,500円	30分	そのまま

上記はiPhone 11の修理費用を元に作成しています。iPhoneの画面修理にかかる費用について詳しく紹介している記事もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

iPhone画面割れ修理はどこに依頼する？

iPhoneの画面修理依頼先は主に以下の3つです。ライフスタイルに合わせて、自分に合った依頼先を探しましょう。

アップルストアのGenius Bar

iPhoneの故障などが原因でGenius Barに予約できない場合は、直接来店することも可能です。しかし常に混雑しているため、急な来店の場合は、キャンセル待ちとなります。

場合によっては何時間も待たされたり、待っても修理できなかったりすることもあるかもしれません。

Apple Storeは全国的にも店舗が少ないため、来店が難しいという方もいるでしょう。そのような場合は、下記のような対処法を検討してください。

ただし、修理には時間がかかるため、急いで修理したい方には向きません。また、データは初期化されるので、バックアップは必須です。

修理申し込みはAppleの公式サイトからできます。

アップルストアのGenius Barについての詳細は下記でもまとめているのでチェックしておきましょう。

Appleの正規サービスプロバイダ

Appleの正規サービスプロバイダである「カメラのキタムラ」や「ビックカメラ」での修理も視野に入れましょう。

Appleの厳しい審査をクリアした技術者が修理してくれるので、Appleへの修理と同等のサービスを受けられます。

ただし、修理完了までには1週間以上時間がかかるため、即日修理を希望する方は依頼を避けたほうが無難です。データは初期化されるので、事前にバックアップしておきましょう。

Appleの正規サービスプロバイダについては下記を参考にしましょう。

iPhone専門の修理業者

「修理に時間がかかると困る」「正規修理の費用が高すぎた」「正規修理できる場所が近所にない」などの場合は、iPhone専門の修理業者への依頼も検討してみてください。

iPhone専門の修理業者は、パーツの在庫さえあれば多くの場合即日修理できます。純正パーツを使用しないので修理費用も格安です。

データを保持した状態での修理や、データの復元もできます。バックアップが取れないまま修理しなくてはならないという方は、街の修理業者に依頼しましょう。

ただし、一度依頼すると正規保証の対象外になる可能性があります。正規保証に加入していない、対象外だったという方におすすめです。

おすすめのiPhone修理業者については、下記の記事でも紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

iPhoneの画面割れは保証加入で安くなる

iPhoneの画面割れ修理は、保証に加入していると無料もしくはかなり安く修理ができます。そこでここではiPhoneの2つの保証について紹介します。

また、iPhoneの画面割れについては、下記の記事でも紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

iPhoneのハードウェア保証

まずは、新品購入したiPhoneに必ずついてくる「ハードウェア保証」に関して紹介します。

1年間の保証期間

Appleのハードウェア保証は、新品購入からちょうど1年間となっています。通常の使用範囲内で起きた故障に関して、無償で修理・交換・返金いずれかの対応を行なってくれます。

ちなみに、この保証期間内に無償で修理してくれるのは、ほとんどの場合初期不良だけだということを覚えておきましょう。

出典：Apple

自責の故障は保証の対象外

保証対象範囲は「通常の使用範囲内」ですので、事故や過失による故障は保証対象外となりユーザー全額負担での修理となります。

つまりこのハードウェア保証では、画面割れの保証は一切ありません。やはり、初期不良の対応をしてくれるサービスだと考えてよいでしょう。

付属品にも同様の保証が適応

また、購入時についてきたケーブルやイヤホンなどの付属品も、端末と同様1年間のハードウェア保証が適応されます。

新品で購入しても数千円ですが無償で交換してくれるので、まずはApple Store内のGenius Barに相談してみるとよいでしょう。

断線しにくさを重視するなら、L字型のケーブルがおすすめです。

独自保証「AppleCare＋ for iPhone」

通常のハードウェア保証に加えて、Appleの独自保証「AppleCare＋ for iPhone」も存在します。こちらは画面割れも保証の対象内です。

保証期間が延長できる

「AppleCare＋ for iPhone」は、通常のハードウェア保証に追加して保証を手厚くするサービスです。

保証期間は月払いと2年一括払いで異なります。月払いの場合は保証料を払っている間ずっと、2年一括の場合は2年間（更新すればまた2年延長）です。

「AppleCare＋ for iPhone」の保証料

加入料金は機種によって異なります。「AppleCare＋ for iPhone」には2つのプランがあり、以下は「AppleCare+」の料金です。

「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」の場合は、月払いだと約+200円、2年一括払いだと約+3,000円程度高くなります。

機種	月払い	2年間
iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max	1,580円	31,800円
iPhone 15 Plus iPhone 14 Plus	1,380円	28,800円
iPhone 15 iPhone 14 iPhone 13	1,180円	23,800円
iPhone SE （第3世代）	580円	11,800円

出典：Apple

事故・過失による損傷も3,700円で修理可能

「AppleCare＋ for iPhone」が通常のハードウェア保証と異なる部分は、保証期間中は利用回数の制限なく格安で修理を受けられる点です。

画面割れの修理料金は機種に関係なく、3,700円で修理を受けられます。

出典：Apple

各キャリアの保証はどんなものがある？

docomoやソフトバンク、auの大手3キャリアにも独自の保証が存在します。各キャリアの保証に加入している場合は、下記のような保証が受けられますよ。

docomo

docomoは2022年夏に新しい保証サービスが提供されており、購入時期により保証サービスが異なります。

2022年8月31日以前に発売の機種を購入した方が対象の「ケータイ補償サービス」と、2022年9月15日に提供が開始された「smartあんしん補償」の2つです。

iPhoneの場合、「ケータイ補償サービス」は月額550～1,100円で、「smartあんしん補償」は月額330～1,100円で加入できます。スマートフォンやタブレットなどの故障・水濡れ・盗難・紛失など、もしものときのトラブルをサポートしてくれますよ。

SoftBank

ソフトバンクの保証サービスは「あんしん保証パック with AppleCare Services」です。

基本的な内容は「AppleCare＋ for iPhone」と同じですが、以下の違いがあります。

「あんしん保証パック with AppleCare Services」は、iPhone 6 以降が対象となります。加入料金は機種によって異なり、月額740～1,740円です。

au

auの保証サービスには「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」があります。「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」の加入料金は1,270～1,870円です。

また、2023年9月22日以降の申し込みかつ2024年2月26日以前に購入している場合は、「故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+」が対象となります。「故障紛失サポート ワイド with AppleCare Services & iCloud+」の加入料金は1,189～1,740円です。

こちらも基本的な内容は「AppleCare＋ for iPhone」と同じですが、こちらは「iCloud+ 50GBストレージ」が付いています。

iPhoneの画面割れは自分で修理できる？

iPhoneの画面割れは自分で修理することはできません。自分で修理するのは難易度が高すぎるからです。

もし画面が割れてしまったら、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダ、各キャリアや一般の修理業者に依頼する必要があります。

ただし、スマホのガラスコーティングなら、自分で対応できる場合があります。スマホのガラスコーティングを自分で行う方法やおすすめの業者は、以下の記事で紹介しています。併せてチェックしてみてください。

保証未加入or対象外だった場合は業者に依頼しよう

補償対象外の場合、正規修理の値段はかなり高額になります。

素早く安く修理・バッテリー交換をしたいのであれば、「アイサポ」「iCracked」「スマホスピタル」がおすすめです。ここでは、各業者の特徴について説明します。

アイサポ

出典：アイサポ

「アイサポ」は、総務省登録修理業者に認定されているiPhone修理業者です。最短30分で修理してくれるので、お急ぎの方は連絡してみてください。

高い技術力でスピーディーに修理してくれるため、スピード満足度と顧客満足度ではNo.1を獲得した実績があります。

価格もお手頃で人気があるため、価格満足度でもNo.1を獲得するなど、実績も申し分ありません。

宅配修理にも対応しているので、遠方からでもサービスを利用できますよ。料金の目安は下記の通りです。

機種	修理・バッテリー交換の費用
iPhone 12	7,980円
iPhone XR	6,980円
iPhone 7	5,480円

iCracked

出典：iCracked

iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。

厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech（アイテック）」が常駐しており、対面で修理してくれるので安心して依頼できます。

高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれるのもうれしいポイントです。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートも充実しています。

店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約可能です。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

料金目安は下記の通りです。

機種	修理・バッテリー交換の費用
iPhone 12	7,480円
iPhone XR	7,480円
iPhone 7	5,280円

スマホスピタル

スマホスピタルとは、データを残したまま修理できるiPhone修理業者です。急にiPhoneが故障しても安心ですね。

スマホスピタルは、業界最高峰の技術を用いて修理してくれます。そのため、他店では断られるような難しい修理にも対応可能です。

もちろん、総務省登録修理店なので、安心して依頼できますよ。安全な部品を使っているだけではなく、個人情報の管理も徹底しています。

最短15分で修理・バッテリー交換してくれるのもスマホスピタルの強みですよ。料金の目安は下記の通りです。

機種	修理・バッテリー交換の費用
iPhone 12	7,580円
iPhone XR	5,580円
iPhone 7	2,940円

保証未加入なら安い＆保証範囲が広い「モバイル保険」がおすすめ

AppleCare+以外で提供されているスマートフォン保険サービスとして有名なのが、モバイル保険です。

モバイル保険は、iPhoneに限らず多様な通信端末が補償対象に含まれています。

Android、タブレット端末、Apple Watch、AirPods、携帯ゲーム機、ノートパソコン、ワイヤレスイヤフォンなど、1契約で最大3台に保険をかけられます。

モバイル保険のポイント

モバイル保険は、月額700円の料金のみで最大3台の端末に保険をかけられ、年間最大10万円の補償が受けられます。

最短2日で審査完了するため、手続きが苦手な人や忙しい方にも便利ですよ。

また、修理依頼先は幅広く、メーカー・通信キャリアやiPhone修理店舗へ持ち込みも自由です。

モバイル保険は、特定の修理店舗と提携して、「キャッシュレス修理」というサービスも提供しています。

一度、修理費用を支払ってから保険金請求をして補償金を受け取る手間をかけずに修理を完了させられます。

加入する流れ

ここからは、モバイル保険に加入する流れをご紹介します。

おすすめのスマホ保険について詳しく紹介している記事もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

今回はiPhoneの画面割れにかかる費用や保証の内容を紹介しました。

保証に加入している場合は、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダ、各キャリアに修理を依頼しましょう。無料または格安で修理が可能です。

保証未加入・保証対象外の場合は、街の修理業者に依頼する方が安くはやく修理が可能です。ぜひ自分に合った依頼先を探してみてくださいね。