
ドリームキャストは、セガから発売された家庭用ゲーム機です。ドリームキャストの画期的な点は、当時では珍しいオンラインプレイにも対応していた点でした。これが、現在のオンラインゲームに影響を与えたことは間違いありません。
また、3D処理能力にも特化し、美しいグラフィックが注目されていました。また、当時ではCD-ROMが主流でしたが、ドリームキャストではGD-ROMを用いたため大容量を提供した点も特徴的でした。
しかし、初期出荷の不足やプレーステーション2の発売の発表により、売り上げは伸び悩みました。その結果、ドリームキャストを発売してから3年後に、家庭用ゲーム機からセガは撤退したのです。
格闘ゲームプレイヤーには根強く愛されたドリームキャストだったため、今なお使用している人もいると言われています。そこで、今回は、ドリームキャストの修理方法をご紹介します。

Sega Dreamcast / Quagmire’s Photos
ドリームキャストを修理に出す前に知っておくべき注意点
ドリームキャストが故障した際には、修理を考えられると思います。しかし、ドリームキャストが発売されてからすでに16年の年月が経っています。その年月のために、多々注意点があるので、そこをまず確認してから、修理に出すべきか否かを決めなければなりません。 下記でご紹介するので、参考にしてみください。
メーカーの修理受け付けは終了してしまっている
電気機器が故障した際は、まずはメーカーに出そうと考えますよね。しかし、ドリームキャストは古いゲーム機であるために、メーカーはすでに修理の受け付けを終了してしまっています。
メーカーも故障品の修理に使う部品が、確保できなくなった背景があるのでしょう。
故障の時に頼れるメーカーが使えないとなると、修理をしたい場合はどうすればいいのでしょうか?他に修理を請け負ってくれるところを探すほかありません。
専門店ではまだ修理してくれるところがある
メーカーに頼れない場合は、ドリームキャストの修理専門店に依頼するほかありません。しかし、レトロゲームであるドリームキャストは、修理専門店があるとはいえ、数はそこまで多いわけではないことは事前に知っておかなければなりません。
しかし、レトロゲームの愛好家たちは意外にも多く存在しているので、それに比例して修理専門店も生き残っています。
修理専門店でも受け付けてもらえない場合は自分で直すしかない
修理専門店でも修理をしてもらえない場合は、もうプロの手に頼ることはできません。そうなると、残る手段としては“自分で直す”方法になります。
自分では直せないと思ってしまいがちですが、レトロゲームなどは自分で直す人が多いです。また、初めて直す人向けの修理ブログなども存在しているので、それらを参考に修理を行えば、直る可能性は高くなります。
どうしても直したい人は、一度トライしてみてもいいのではないでしょうか?
修理専門店に出す際のチェックポイント
ドリームキャストの修理専門店の数は少ないといえども、いくつか存在しています。複数修理店がある場合は、どこに出すか選ばなければならないので、比較しなければなりません。
では、どのような基準をもとに比較するといいのでしょうか?
アフターサービスの有無を確認する
修理専門店によっては、修理した部位に関して、保証期間を設けてくれるところもあります。概ね1ヶ月~3ヶ月の修理専門店が多いです。しかし、なかにはアフターサービスを設けていないところもあるので、確認しておきましょう。
アフターサービス期間中は、基本的に無料で再度修理を行ってくれます。しかし、ドリームキャストを送る料金などは、自己負担になるケースが多いので、注意しましょう。
修理依頼の方法
修理専門店に依頼する際は、2つの方法が大方用意されています。
【来店方式】
ひとつは、来店方式です。お店を構えている場合は、来店で受け付けをしてくれます。来店の場合は、直接持って行けて、どれくらい修理代金がかかるのか知ることができますし、当日中に修理が完了する時もあります。
とにかくすぐに直してもらい方は、来店型の修理専門店がおススメになります。しかし、お店が遠方にある場合は、往復だけでもかなりの労力とお金を使うことになるので、郵送の方がいいかもしれません。
【郵送方式】
2つ目は、郵送です。修理専門店は、店を構えていない業者もあるので、郵送しか選択肢が用意されていない場合もあります。郵送の場合は、送料や査定などが来店方式と少し異なりますので、しっかり確認しておきましょう。
郵送の場合は、通常1週間前後で修理が完了すると言われています。
修理代金
修理代金が一番修理専門店ごとに異なるでしょう。部品を多く所有していれば、比較的安価かもしれませんが、部品が少ない場合は、その分料金が上がる可能性があります。
また他では修理できない内容である際も、料金が上乗せされて計算される可能性が考えられるので、依頼する前にどれくらいかかるのか目安は聞いておいた方がいいでしょう。
また、追加料金がかかる際に、その都度連絡をくれる業者は安心して修理を依頼できますので、その点もうかがっておく必要があるといえるでしょう。
ドリームキャストの修理を請け負ってくれる業者
それでは、実際にドリームキャストの修理を請け負ってくれる業者をご紹介します。ここに紹介する業者は、あくまで一例なので、自分でも探してみてください。
ドリームキャスト修理・販売
メーカーの修理受け付けは終了した今でも、修理をしてくれます。
修理依頼の手順は、フォームに故障状態を詳しく書き、その後、仮見積もりが記載されたメールを送ってきてくれます。見積もりで納得した場合は、ドリームキャストと案件番号、住所、連絡先を書き込んだメモを同封します。到着次第、最終的な見積もりを教えてくれるので、それに納得できれば、その旨を伝えます。
この業者は、入金が先のため、先に支払いをしなければなりません。振り込みかクレジットカードで入金ができるので選んでください。 入金確認後、修理が行われます。入金当日、もしくは翌日に返送されるので、かなり早い修理が見込めるでしょう。
ドリームキャストにかかる修理代金
この業者では、大まかな修理代金も公表しています。下記が修理代金になっています。
ディスクが読み込めない:2,430円~2,802円
コントローラーが動かない、内蔵時計がバックアップされない:2,030円~2,538円
情報の消去:1,345円
こちらの料金は、技術料と工賃が含まれています。
修理ができないドリームキャストを買い取ってくれる業者もある
修理専門店でも、自分でも直せなかった場合は、もう捨てるほかないと考えがちですが、最終手段として買い取ってもらう方法もあります。 故障したものを買い取ってもらえるのかと疑問に思うかもしれませんが、レトロゲームは故障品でも買い取ってくれる業者があるのです。
部品として使えれば買い取ってもらえる
ドリームキャストを修理するためには、必要な部品を集めなければなりません。そのためには、故障していても使える部品があるのであれば、買い取るのです。その部品を使って、新たに動くドリームキャストを作り、販売します。このようなメカニズムのため、故障品でも値段が付く可能性があるのです。
ゲーム機修理ならスマホスピタル

全国に76店舗以上構える修理専門店「スマホスピタル」。ニンテンドースイッチ・プレイステーション・DSなど、幅広いゲーム機対応可能です。
メーカー修理だと10日以上かかるところ、30分程度で修理してくれます。修理完了日から最大6か月もの保証もつくので安心。
郵送修理も可能なので、都合のよい方法で修理を依頼できますよ。無料で事前見積可能なので、一度相談してみましょう。
まとめ
ドリームキャストは、販売から18年以上年月が経ちました。メーカーでも修理を受け付けていないため、修理に出すときは、修理専門店に出す必要があるのです。ドリームキャストは古いゲーム機とはいえ、レトロゲームとして未だ根強い人気があります。そのため、専門店も生き残っているので、修理してもらえる可能性は高いと言えます。
また、修理しても動く見込みのないドリームキャストは、捨てる前にまず査定に出してみましょう。故障したドリームキャストでも買い取ってくれる業者が存在しています。
レトロゲームは、部品として利用価値がある場合は、買い取ってもらえます。そこまで、大きな額になることはありませんが、他のゲーム機を買う際にお金の足しにしましょう。

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