ドローンの故障パターン別修理代まとめ|おすすめ国内ドローン修理店も

ドローンの故障パターン別修理代まとめ|おすすめ国内ドローン修理店も

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無人航空機ドローンにはさまざまな製品があり、空撮だけでなく、ドローンを使った新しいビジネスも生まれています。
そういった背景から商業用の本格的なドローンだけでなく、個人がラジコンのように楽しめるホビータイプのドローンも多くあります。

ドローンを利用していれば、操作中の墜落や事故によって故障してしまうこともあります。
ドローンを快適に長く使用するために、故障のパターンや費用の目安、修理の流れ、保険の加入について知っておきましょう。
また、おすすめのドローン修理店もご紹介します。

ドローンの故障パターン別に修理代の目安をまとめてみた

電卓で計算する男性

精密機械であるドローンは、突然の異常動作による墜落などニュースになるような事故も起きています。
ドローンの各パーツは消耗品ですので、車やバイクのように定期的なメンテナンスが重要です。

自分で点検する際はドローンの故障が起きやすい箇所を知っておくと役に立ちます。
また、故障したときの修理代の目安も把握しておきましょう。

ドローンの故障について

ドローンは故障の内容によっては自分で解決できる場合もあります。
例えば、アプリ画面が真っ暗になったら、カメラの詳細設定の「ISO感度」や「シャッタースピード」を確認してみましょう。
一方で、自分で解決できないドローンの故障の症状は次のようなものです。

モーター故障

ドローンを飛ばす動力となるモーターは重要な部分で、一定の耐久度が必要です。
下部のモーターが高速回転するため、耐久性が低いと操作中に突然機能がストップし、そのまま墜落することもあります。
リーズナブルなドローンを購入したい場合でも、モーター部分は、必要最小限の耐久度と安定した機能性があるかを重視しましょう。

バッテリー故障・老朽化

ドローンはラジコンと同じく、搭載したバッテリーの電力で作動します。
一般家庭向けに販売されているドローンは、飛行時間が20分程度のバッテリー容量しかありません。
バッテリー切れによる飛行トラブルを防ぐために、使用前には必ず充電しましょう。

また、バッテリー電池には充電回数の限度があります。
長期間使用していると劣化が避けられませんので、バッテリーの耐用期間を考えて、交換する必要があります。

アンプ故障

モーターに電流を流すアンプも故障が起きやすい箇所です。
もし、安価なアンプが使われていれば、長持ちせず破損してしまうリスクがあります。

ドローンの飛行中にアンプが破損すると、モーターが止まり、墜落してしまいます。
アンプも定期的な確認とメンテナンスが欠かせません。

通信部分の故障

ドローンには自動制御で飛行できるタイプもありますが、一般家庭向けのタイプの大半はラジコン操作のように、コントローラーで操縦します。
電波を飛ばす通信機能が大事になりますが、通信帯域は無料Wi-Fiも使用されていることに注意してください。

コントローラーが正常に操作できなくなると、通信環境の混線などで、通信が途切れて墜落するリスクが高いです。
通信ロストにならないように、動作確認とメンテナンスを忘れないようにしましょう。

修理・メンテナンス代金の目安

飛行中に墜落して大破してしまうと、新しく買い替えることになってしまいます。
そのような事態を避けるためには、やはり定期的なメンテナンスがポイントになります。

精密機械のドローンは自分でメンテナンスするのは難しいので、業者に代行してもらうのが一番です。
ドローン修理業者の多くは定期的なメンテナンスも有償で行っています。

ドローン修理の費用は業者によって変わりますが、一般的にモデルが新しくなるほど、修理やメンテナンスの費用は高い傾向にあります。
例えば「PHANTOM2」の旧型モデルは、調整やアップデートなどメンテナンス費用の相場は約1万円です。
「PHANTOM3」や「INSPIRE1」になるとメンテナンス費用は倍になり、約2万円が相場になります。

プロの空撮に使用される「S800」や「S900」、「S1000」モデルのメンテナンス費用はさらに高く、約4万円が相場です。
故障箇所が見つかれば、別途パーツの修理・交換費用が発生し、故障部位によって料金が変わります。

DJIドローンの修理の流れは?

腕を組む工事現場の監督

ドローンのモデルで人気なのは、”ドローン界のアップル”と呼ばれる、「DJI社」の「PHANTOM」シリーズで、ユーザーもたくさんいます。
そこでDJI社のPHANTOMを例にして、ドローン修理の流れをご紹介します。

購入先によってドローン修理の申請が異なる

DJI社のドローンはどこで購入したかによって、修理依頼の窓口が異なります。
主な購入先はDJIストアの公式HP、販売代理店、家電量販店などですが、公式HP以外の購入先の場合は購入店舗、またはカスタマーサポートに連絡します。

ただし、故障の程度にもよりますが、最終的なドローン修理の依頼先はDJI社になるはずです。
多少の故障であれば、販売代理店で対応できる場合もあります。

1.アフターサービスセンターにドローン修理を依頼

DJIストアの公式HPから購入した場合は、アフターサービスセンターのメールアドレスからドローン修理を依頼します。
カスタマーサポートに連絡すると二度手間になるので注意しましょう。
モデルごとの点検費用や修理を受ける注意点などが記載されたメールが返信されるので内容を確認します。

2.DJIの工場へドローンを発送

点検費用と修理サポートについて確認したら、修理するドローン機材と有償サポート依頼書を同封して、DJI社の指定先へ発送します。
ドローンを購入したときの箱が残っていれば、利用するとよいでしょう。

ただし、ドローンに多く使われている、リチウムイオン電池のバッテリーは危険物扱いのため、航空便で発送することができません。
船便のみの発送となるので、時間がかかる点を考慮しておきましょう。

3.ドローン修理費用を確認

点検費用と修理箇所がプラスされた修理費用の明細が届くので、内容を確認します。
よく修理されるパーツの価格は、DJI社の公式サイトで調べられます。
修理費用に納得できたら、了承の旨を伝え、その段階で修理がスタートします。
尚、ドローン修理をキャンセルする場合は、見積もり費用に応じてキャンセル費用が発生します。

参考:修理パーツ価格検索

4.修理後のドローンを代引きで受け取る

修理の程度や混み具合にもよりますが、早ければ1週間以内に修理が完了し、発送の連絡メールが届きます。
修理費用は、代引きでドローンの受け取りと同時に支払います。
カード払いはできず、現金支払いのみなので注意してください。

ドローンを使うなら保険加入がおすすめ

空を舞うドローン

趣味でドローンを使用していても、不注意で墜落させたり、強風や鳥の衝突などでバランスを崩して、機体が事故を起こしたりすることはあります。
人身事故になれば多額の賠償金を請求されることも。

そこで、万が一の事故に備えて保険に加入することをおすすめします。
様々な保険商品がありますが、大きく分けると機体保険と賠償責任保険の2種類があります。
ここでは代表的なドローン保険「DJI」を紹介します。

DJI機体保険

機体そのものにかける保険で、DJI社のドローンユーザーが利用できます。
操作ミスや強風による墜落で破損した場合の修理費用はもちろん、機体が行方不明になったときの捜索・回収費用として交通費や宿泊費の支払いも可能です。

保管中の水濡れや火災、盗難などによる損害も補償してもらえます。
高額なドローン機材は、損害額も大きいので機体保険に加入しておくと安心です。

DJI賠償責任保険

ドローンの使用中に人や建築物などに損害を与えた場合に補償する保険で、DJI社のドローンユーザーが利用できます。
歩行者に接触してケガをさせた場合の対人補償、よその家の壁や車両にぶつかり、損傷させた場合の対物補償の他、空撮によるプライバシー侵害の損害賠償にも対応しています。
年間12,000円の保険料で最大1億円補償する、リーズナブルなプランもあり、1年間は無償で加入できるのでおすすめです。

東京以外にもある!おすすめの国内ドローン修理店5選

夕焼けとドローン

ドローンを快適に利用するには、メンテナンスや修理が必要なときに対応してくれる業者を確保しておく必要があります。

ドローン修理店は東京以外にもあり、オンラインで修理依頼ができるショップもあります。
メンテナンスなどで定期的に利用すれば、2回目以降を割引してくれる修理店もあるので、サービス内容を比較して、自分に合った修理店を見つけましょう。
今回は当サイトがおすすめするドローン修理業者をご紹介します。

SEKIDO

DJI社のドローンを中心に販売している代理店で、アウトレットやリユース、在庫処分品も扱っているため、ドローンを安く購入することが可能で、下取りサービスにも対応しています。
点検・アフターサービスも力を入れており、DJI社のドローンの精密点検が受けられるサービスや、機体が破損した際に特別価格で本体交換ができるサポートなどがあります。
DJI社のドローン操縦士を育成する人気セミナーや資格講習会も実施中です。

参考:SEKIDOオンライン

UK-mobile

「UK-mobile」はSIMフリーやタブレットなどの買取販売で知られますが、「DJI社」や「Parrot社」のドローン修理、パーツ販売にも対応しています。
機種はある程度限られますが、純正パーツをそろえているので、自分で修理に挑戦したい場合は活用できるショップです。

修理費用はモデルや故障ランクにより6,000円からで、郵送でのドローン修理も対応可能。
店頭持ち込みなら最短で当日修理もできるので、店舗が近ければ使いやすいショップです。

参考:UK-mobileオンライン

そら工房ドットコム

ドローンやRCヘリコプターなどのラジコンを取り扱い、主にネット販売を行っています。
DJI社のドローンのアップデートや調整などメンテナンスも積極的に行っており、そら工房ドットコム以外で購入されていても、ドローン修理の対応は可能です。
また、ドローンの空撮映像の動画編集サポートも行っています。
特にドローン初心者には使い勝手がよい業者と言えます。

参考:そら工房ドットコム

SYSTEM5(旧・大須ホビー)

旧・大須ホビーが統合した「SYSTEM5」は、プロ用映像音響機器ECサイトです。
ドローン本体、周辺機器、パーツ・アクセサリーなどの販売、点検・交換・保証プランを用意し、中古ドローンの取り扱いもあり、産業用ドローンもそろえています。
DJI正規一次代理店で、DJI認定の点検プランが各種用意されており、無償付帯保険の申し込みなど、DJI社のドローンユーザーには充実のサービスです。

 

参考:SYSTEM5オンライン

DRONE START

DJI社のドローン専門のオンラインショップで、修理・点検はメーカー対応で受け付けています。
修理・点検の見積もりは有料です。
購入から故障修理のサポートまで対応しているので、ドローン修理業者が近くにない場合はまとめて任せることもできます。

参考:DRONE START

まとめ

祈る女性

ドローン修理の費用は高額で、最新モデルになるほど費用負担が大きくなります。
故障を防ぐには定期的なメンテナンスが必要です。
修理業者を探すのが面倒であれば、購入店舗に依頼する方法もあります。
その場合は購入するときから、点検や修理のアフターサービスが可能かどうかを見越して購入先を選ぶことをおすすめします。

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