
DS liteが故障してしまったら、できるだけ修理費用をかけずに直したいと誰でも思うはずです。しかし、DS Liteのメーカー修理はすでに終了しています。ではDS liteを自分で修理することはできるのでしょうか。
自分で修理するとどのぐらいの費用がかかり、部品はどうやって手にいれて修理をおこなうかなど、DS liteの修理にまつわるすべての疑問や方法について説明します。これから自分で修理をするのを検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。
DS liteの修理に関する部品はどうやって手にいれるの?
DS liteを自分で修理する場合、必要な部品と一緒に工具も揃えなくてはいけません。
- 白光…内蔵センサーを含んだ温度制御機能もあるはんだこて。マイナス300度から480度まで調整でき、細かな作業にも適しています。
- ピンセット
- カッター
- +ドライバー
- Yドライバー
上記の工具は最低でも必要になりますので、必ず事前に用意しておきましょう。専門的なものでなければ100円ショップなどでも手にいれることができますよ。
DS liteの修理用の部品に関しては楽天やamazonなどの通販サイトでかんたんに購入することができます。純正品だけでなく中古品もあり、値段をおさえたいのであれば重宝します。
なかには品切れになってしまう部品もあるので、できるだけはやく部品を用意しておくのを忘れないようにしてください。部品自体は簡単に手に入るので、修理方法を間違えずにおこなうことができれば問題ありません。
DS liteの修理方法とは?
部位によって修理方法が異なるので、あなたがどの部分を修理したいのかで選んでください。難易度が上がる部位もありますので、一つ一つ丁寧におこなうようにしましょうね。
ヒンジ故障
ヒンジとは蝶番(ちょうつがい)のことで、DSの上下を継ぎ止めている部品のことです。
ヒンジが故障すると、DSの開閉がゆるくなったり、開きづらくなったりします。
- まずは裏のバッテリーを外します。外し方は+ドライバーを使えば簡単です。
- 次にDS lite裏側のゴムの部分を外します。左右に2箇所ありますので、カッターで傷をつけないよう慎重に外すようにしてください。
- 次にDS liteのケースの底についているネジを外します。外側から見えるので簡単に外せるはずです。
- バッテリーの2箇所のネジも外していきます。
- ケースが外れるとDS liteの基盤となる本体がでてきます。
- Lボタン・Rボタンは鉄の棒で刺さっているだけなので、この状態を忘れないように写真を撮るのを忘れずに。
- ヒンジ交換時は下の画面と基盤は外さずにおこないます。フラットケーブルなどはいじらないようにしてそのまま進みます。
- 次に基盤をとめている左側のネジを外して、コネクターを外します。これでメイン基板が外れたのを確認できたと思います。
- ヒンジ部分の4箇所のネジを外し、左右についているゴムも取り外します。この時にフラットケーブルとアンテナやマイクテーブルなどを破損しないよう十分に注意してください。このケーブルはとても重要で、ダメージを受けるとDS liteが映らなくなり余計に修理が必要になってしまいます。
- すべての分解ができたらシェルを交換して終了です。同じ手順でもとの状態に戻していきます。
液晶画面の故障
画面が割れてしまったり、ノイズが出て見にくくなってしまう場合の修理方法です。
最初の分解の手順は上記と同じ方法になりますので、必要な手順に従っておこないます。ヒンジ分解のあとの作業から説明します。
- 上面液晶のフレキケーブルの状態を写真で撮影しておくのを忘れずに。
- 上部液晶の4つの隅にあるネジ隠しのゴム部分をカッターナイフを使い取り外していきます。外せたら今度は+ネジを外しましょう。
- ここまでの作業ができれば、ケースをスライドさせると簡単に外すことができます。
- 上部液晶画面は両面テープで固定していますので、ゆっくりと剥がしていきましょう。
- 次にごてを使ってスピーカーを古い液晶画面から外し、新しい液晶画面に取り付けます。
- ここまでできたら新しい液晶画面をケースに戻し、今までの手順でもとの状態に戻していきます。気を抜かず最後まで慎重におこなうようにしましょう。
- 修理をおこなったばかりでは上部液晶画面は正常に映らないこともあります。バッテリー箇所の青丸のなかにドライバーをいれて調整するようにしましょう。これで映れば完成です。
タッチパネル故障
こちらも上記の方法で分解をしましょう。
- 基盤にある液晶コネクター部分を90度起こしてロックを解除します。このロックは固いので慎重におこなうようにしてください。
- もともとついている枠に透明保護シールを用いて液晶画面を取り付けます。液晶画面のほうにも同様に。両面テープと保護シールを貼っておきましょう。
- タッチパネルの裏にある保護シールを剥がして液晶に載せていきます。この時に埃が入らないように十分に注意してください。
- 液晶画面を過度にあわせてゆっくりとはめ込んでいきましょう。黒のロックを持ち上げて差し込み固定します。最後に分解した部品を組み立てて完了です。
ここに紹介した修理方法はよくあるパターンのものです。分解方法を覚えてしまえばそこまで大変な作業などなく、DS liteの修理を自分でおこなうこともできるといえるでしょう。
ただし、自分が思っていた箇所と実は違う場所が壊れていることもあり、その場合は何度も修理が必要になってしまいます。
DS liteを自分で修理する時に注意したいこと
DS liteを自分で修理する人もいますが、それだけリスクがあることも忘れてはいけません。というのも、もし自分で修理をして故障してしまうとあなたの責任になるため、新しく新品を購入することになり余計に高額なお金がかかってしまいます。
作業は中断できない
また、一度修理をスタートしたら途中で一時中断することはできません。最初から最後まで一気におこなうことが大切ですので、必要な部品はもちろん、時間がたっぷりと取れる時に修理をおこなうようにしてくださいね。
焦れば焦るほど修理はうまくいきません。自分で修理をする時は必要なものが揃っていることをまず確認してから始めましょう。
アフターサービスは終了
ニンテンドーによる修理受付は、2017年4月30日(日)で終了しています。
公式のアフターサービスを受けられないので、自分で修理して直せなかった場合、お持ちのDS Liteは二度と使えなくなるかもしれません。
不安な方は修理ショップに行こう
自分で修理を行うと、主に部品代だけで修理を完了できるので価格を安く抑えることができます。しかし、慣れていない方にとっては、故障を悪化させてしまったり、かえって部品代が高くついてしまうこともあるようです。そのため、DSlightをどうしても直したい方は専門の修理ショップで修理を行うことをオススメします。
ゲームホスピタルがおすすめ
DSの修理に対応しているショップはたくさんありますが、その中でもゲームホスピタル(https://gamehospital.jp/)は丁寧でスピーディな修理をしてくれると評判のお店です。
こちらは全国に店舗を展開しているので、お近くの店舗も探しやすいのではないでしょうか。さらに郵送修理にも対応しているので、店舗に行く時間がない方でも気軽に修理依頼ができます。3ヶ月の保証サービスも適用されるので、万が一の時でも安心ですね。
ゲーム機修理ならスマホスピタル

全国に76店舗以上構える修理専門店「スマホスピタル」。ニンテンドースイッチ・プレイステーション・DSなど、幅広いゲーム機対応可能です。
メーカー修理だと10日以上かかるところ、30分程度で修理してくれます。修理完了日から最大6か月もの保証もつくので安心。
郵送修理も可能なので、都合のよい方法で修理を依頼できますよ。無料で事前見積可能なので、一度相談してみましょう。
まとめ
DS liteの修理方法はインターネットを調べるとたくさん載っていますので、他の機種に比べると修理しやすいと感じました。
ただし、修理時にちょっとした間違いがあるともとに戻らなくなってしまったり、修理ができなくなる可能性もあるので、できるだけ慎重におこないトラブルなく修理が完了できるようにしてくださいね。
ニンテンドーDSの故障時にメーカー修理が不可?対処法を調べてみたの記事では、メーカー修理不可である機種の修理方法について記載しています。あわせてご覧ください。

日本最大級の修理店情報サイト「最安修理ドットコム」に掲載しませんか?
最安修理ドットコムには以下の強みがあります!
- 掲載店舗数約2万店舗
- 修理サポート記事1,600本
- クチコミ数23万件超え
iPhoneをはじめとしたスマホやパソコン、車や時計、鍵や水まわり等あらゆる修理店情報を掲載しています。
掲載ご希望の修理店様はまずはお気軽にお問い合わせください。