【故障時】イヤホンのメーカー保証情報・修理費用まとめ

【故障時】イヤホンのメーカー保証情報・修理費用まとめ

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最近のイヤホンはカナル型のイヤホンが主流になり、耳にしっかりフィットする分、非常に音質が高まってきました。また、スマートフォンでの利用を考慮し、マイクが付いているタイプのイヤホンも数多く発売されています。さらに、これまでの有線イヤホンだけでなく、Bluetoothを利用した無線のイヤホンも多数発売されており、デザインや音質だけでなく、その機能という選択肢も増えたイヤホンですが、構造が変化した分、故障の原因も変化しています。ただし、それらのイヤホンは比較的安価なものがおおく、修理よりも買い替えたほうが安いというようなものが多々あります。

しかし、中には10万円程度のイヤホンもあり、そちらは容易に買い替えることができません。そのため、今回は、そんなイヤホンの修理情報についてご説明します。


Earphones / matsuyuki

イヤホンの保証期間は?

多くの場合、イヤホンのメーカー保証期間は1年間となっています。イヤホンについても家電量販店の延長保証に加入することは可能です。しかし、イヤホンの価格幅は非常に大きく、安価なイヤホンであれば数百円で購入できますが、高額なイヤホンになれば、10万円弱というイヤホンまで存在します。安価なイヤホンであれば、故障の際には新しいものに買い替えればいいと割り切ることができますが、高額なイヤホンであれば、故障時には修理してでも使い続けたいと考えると思います。そのため、故障の際に買い替えるのか、修理するのかを検討し、修理してでも使い続けるのであれば、延長保証を活用するという選択肢もあり得ます。

イヤホンの寿命は、ものによって大きく差があります。一般的には安価なものほどケーブルが断線しやすくなります。100均で購入できる程度のイヤホンの場合、2か月程度で断線することもあるようですので、こういうイヤホンの場合は、消耗品と割り切って買い替えることとなります。しかし、10万円もするイヤホンが、普通に使用していて2か月程度で断線したというケースはほとんど聞いたことがありません(稀に初期不良でそういうケースもあるようですが、その場合は保証期間内ですので、無償で交換という対応が多いようです)。

イヤホンの故障

イヤホンの故障で最もおおいのは、ケーブルの断線です。片側だけが大きく聞こえる、片側は全く聞こえない、片側の音量が一定ではないという症状であれば、ほとんどの場合、ケーブルが断線しているか、断線しかかっています。

他には、Bluetoothの接続がうまくできないといったBluetoothイヤホン独特の故障や、マイク機能が使えなくなったというような故障もあります。これらについても、ケーブルの断線の可能性がありますが、その機能を有した部分が故障している可能性も考えられます。またBluetoothの製品の場合、バッテリーの故障というケースも考えられます。

断線したケーブルの修理について

一言で断線と言っても、ケーブルの中ほどで断線するケースとプラグ部分で断線するケース、イヤホン部分で断線するケースというように場所によって修理方法が異なります。

このうちの、プラグ付近の断線については、個人でも容易に修理することが可能です。

プラグ付近で断線したケーブルを修理するためには、新しいプラグとハンダごて、ハンダが必要になります。新しいプラグは、だいたい300円程度で購入することができますし、ハンダごてやハンダは、最近では100均で購入することが可能です。ただし、ここで説明する修理方法は、音質にこだわった修理方法ではありません。そのため、安価なイヤホンを修理して使い続けるという場合には、実施を検討していただきたい内容になりますが、高価なイヤホンで行ってしまうと、音質が著しく低下する可能性がありますので、実施しないようにしてください。

では、修理の方法ですが、はじめに、プラグをニッパー等で切断します。この古いプラグは使用しません。次に、ケーブルのゴムの部分のみを少し切断し、ケーブルの中から3本の同線を取り出します。これを新しいプラグの電極に巻き付けますが、この時点では仮止めにとどめておきます。この状態でしっかりと音が出ることを確認します。確認の方法は、プラグから同線が外れないように注意しながら、スマホやオーディオ機器にイヤホンを接続し、実際に音楽等をかけて、その音が正しく聞こえることを確認します。音がしっかりでることが確認できたら、プラグに付属していたパーツを、先にケーブルに通しておいて、その後、電極とケーブルをハンダ付けして固定します。先にケーブルとプラグをハンダ付けしてしまうと、サイズの関係上、必要なパーツをケーブルに通すことができなくなりますので、必ず先に通しておくという点に注意してください。最後に、ハンダ付けしたプラグとケーブルの上から、プラグの部品を接続すれば完成となります。

このように、イヤホンの修理として、プラグの取り換え(プラグ周辺の断線やプラグの故障)については、比較的簡単に修理することが可能です。

その他の症状の修理について

プラグ周りの修理は簡単に行うことができますが、断線個所を特定できないような場合では、ケーブル全体を取り換える可能性もあるため、容易に行うことができません。そのため、ケーブル全体を取り換えるような断線の場合は、修理業者に依頼することとなりますが、その場合は、部品代に加えて、技術料として5,000円程度がかかります。また、メーカーに修理依頼を行った場合は、多くの場合、有償で新品への交換ということになります。

また、プラグ周りの修理については、上記で説明しましたが、高価なイヤホンであればあるほど、修理にも最新の注意を払わなければなりません。あくまで素人が可能な修理として紹介しています。素人の修理によって音質が低下するという可能性が非常に高くなりますので、高価なイヤホンについては、メーカーや修理業者での修理をおすすめします。

しかし、純正の部品は製品の発売から概ね6年程度で製造中止となることがあります。プラグの変更についても例外ではなく、6年以上経過したイヤホンを修理する場合、同じ色、同じデザインのプラグを使用することができないケースもあり得ますので、その点については注意が必要です。

まとめ

イヤホンは一般的には非常に安価なイメージがあるオーディオ機器ですが、大型家電量販店などでは、非常に高価なイヤホンも販売されています。それらの高額なイヤホンは、値段に見合った音質が楽しめることで、利用している方も一定数いらっしゃいます。

そんな高額なイヤホンが故障してしまった場合、他の安価なイヤホンのようにあきらめて次のイヤホンを買うというようなことが容易にはできませんので、必ず修理が検討材料に含まれることとなります。

しかし、イヤホンの保証期間は一般的に1年間で、それ以上は家電量販店の長期保証等を活用しなければなりません。また、イヤホンで最も多い断線による故障は、使用中の不注意であること(無理な力で引っ張ってしまった、接続していたスマートフォンやオーディオ機器を落としてしまいイヤホンに負荷がかかったなど)から、100%無償の保証を受けることができない可能性もあります。そのため、長期保証を依頼するのであれば、せっかく長期保証にはいったにも関わらず、修理の際に使えないといったことが無いように、その補償内容と補償を受けるための要件をしっかりと確認しておく必要があります。

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