
フィアット自動車は、イタリア最大の企業グループである自動車会社です。自動車の他に、航空機やトラクターも取り扱っており、同企業グループ内には新聞社までもあるという非常に大きな企業グループとなっています。
フィアット自動車は、アニメ「ルパン三世」でも、主人公のルパン三世が所有する車として有名で、日本でも非常に人気のあるブランドとなっています。
今回は、そんなフィアット自動車の修理費用の相場やメーカー保証についてまとめてみました。

Fiat / Rajan Manickavasagam
INDEX
フィアット自動車の修理
フィアットでは、「最高のイタリアンライフは、ハートのあるお付き合いから生まれる」をモットーに、正規ディーラーでの修理に自信を持っているメーカーとなっています。
フィアット自動車を修理に出す場合、正規ディーラーでは、ただ修理と整備を行うだけの場所ではなく、フィアット自動車を知り尽くした熟練の職人さんが、専用の設備を使用して、純正パーツで修理を行います。そのため、フィアットの正規ディーラーで修理を行った場合の品質は、高い状態が維持されているといえます。
保証期間は無償で修理
フィアット自動車を新車で購入した場合には、3年間のフィアットメーカー基本保証がついています。この保証期間内であれば、純正部品の原因によって発生した故障などのトラブルの際には、その保証の範囲内であれば、無償で修理を行ってもらうことも可能となっています。
また、このプログラムには最長2年間の延長保証を追加するプログラムも用意されていますので、それらに加入しておくことで、安心したドライビングライフを楽しむ事ができます。
有償修理となるケース
フィアット自動車は、フィアットメーカー基本保証がついているため、純正部品の原因による故障の場合は、フィアットの正規ディーラーに持ち込むことで、保証の範囲内について、無償で修理を行ってもらうことができます。
しかし、フィアットメーカー基本保証やエクステンデッド ワランティーというメーカー基本保証の延長保証の期間を超えて発生した故障や、純正部品の原因によらない故障の場合は、有償での修理となってしまいます。
有償で修理を行う場合、フィアットの正規ディーラーに持ち込み、修理を依頼するのもいいのですが、その場合は料金が高いというデメリットも存在します。そのため、正規ディーラーではなく、自動車修理工場等にもちこみ、修理を依頼するという方法も考えられます。
フィアット自動車の修理費用の相場
ここでは、一般の修理工場に持ち込んだ場合の技術料の相場をまとめてみました。実際には、これに部品代が上乗せされた修理料金が発生することとなります。
・サスペンションの交換 30,000円程度
・フロントトーインの調整 4,000円程度
・ブレーキフルードの取替 6,000円程度
・エアコンフィルター交換 4,000円程度
・パーキングブレーキの調整 3,500円程度
参考:自動車修理の工賃はいくらが相場?修理メニュー別にまとめてみた
フィアット自動車のメーカー保証
フィアット自動車のメーカー保証は、フィアットメーカー基本保証として、新車登録から3年間、もしくは走行距離が10万kmまでのいずれか早い方までを期限として、純正部品の原因による故障などの不具合が発生した場合に、保証書に示されている条件に従って無償で修理を行うサービスとなっています。
消耗部品や油脂類、ボディ内外装品(塗装、錆を含む)、別の保証書が用意されている部品については、フィアットメーカー基本保証を利用することはできません。
また、フィアット自動車では、メーカー保証と同様に3年間、24時間365日利用することができるロードサービスも付帯しています。このロードサービスを使用することで、万が一ドライブ中に故障によって走行不能となった場合であっても、24時間365日、オペレータに電話サポートを行ってもらう事ができます。
なお、故障によっては電話サポートの後に車の応急処置、車両の牽引、ドライバーの方の移動について、一定の条件内で費用の負担なしにサービスを置けることができます。
さらに、メーカー保証の期間を延長する「エクステンデッド ワランティー」も用意されています。
エクステンデッド ワランティー
フィアットでは、通常3年間のフィアットメーカー基本保証を、最長2年間延長することができる「エクステンデッド ワランティー」という延長保証のサービスが用意されています。
「エクステンデッド ワランティー」では、フィアットメーカー基本保証と同様の保証期間を1年間、もしくは2年間延長する事ができるサービスとなっています。
この「エクステンデッド ワランティー」に加入することで、フィアットメーカー基本保証に付帯されているロードサービスについても、同様に1年間もしくは2年間、自動的に延長されることとなります。
エクステンデッド ワランティー加入条件
「エクステンデッド ワランティー」に加入するには、初回の車検時までに申し込みを行う必要がありますが、その時点で走行距離が10万kmを超えている場合は、申し込むことができなくなっています。なお、新車登録から3ヶ月以内に申し込むことによって、保証料金が大幅に減額されるプランも用意されています。
エクステンデッド ワランティー加入料金
加入するための料金は、1年延長プランの場合、500、500C、500S、Pandaをご利用の場合は74,520円、500Xをご利用の場合は93,960円となります。
新車購入後3ヶ月以内に加入する場合は、500、500C、500S、Pandaをご利用の場合は56,160円、500Xをご利用の場合は60,480円となります。
また、2年延長プランの場合、500、500C、500S、Pandaをご利用の場合は150,120円、500Xをご利用の場合は162,000円となります。なお、新車購入後3ヶ月以内に加入する場合は、500、500C、500S、Pandaをご利用の場合は101,520円、500Xをご利用の場合は102,600円となります。
フィアットメーカー基本保証での、保証限度額は保証期間内の修理費用の累計が車両本体価格の70%までとなっています。それを超える修理を行った場合は、その時点でエクステンデッド ワランティーは失効し、超過した分については有償での修理となります。
イージーケア イージーケアプラス
フィアット自動車では、メーカー保証の他に、カーライフに安心をもたらすための独自のプログラムであるイージーケア、イージーケアプラスという2つのプログラムが用意されています。
イージーケアでは、12ヶ月、24ヶ月の法定点検の工賃、さらに12ヶ月点検の際のエンジンオイル交換、オイルフィルター交換、24ヶ月点検の際のエンジンオイル交換、オイルフィルター交換、ボーレンフィルター、ブレーキフルード交換、初回車検時のエンジンオイル交換、オイルフィルター交換までがセットになったサービスで、それぞれを別々で申し込むよりも、およそ27%オトクなプログラムとなっています。
イージーケアプラスでは、イージーケアの内容に加えて、さらに42ヶ月目のFIAT CHECKの工賃、48ヶ月の法定点検の工賃、54ヶ月目のFIAT CHECKの工賃、さらに4年目~5年目の2年間で、エンジンオイルの交換、オイルフィルター交換が2回まで、ウォッシャー液の補充が期間中、何回でも受けることができます。
イージーケアプラスは、それぞれを別々で申し込むよりも約14%オトクなプログラムとなっています。
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