
世界的にはiPhoneよりも出荷台数が多いと言われる「Galaxyシリーズ」。
「S9シリーズ」や後継機種の「S10シリーズ」もマシンスペックの高さには定評がありましたが、2020年3月発売の最新機種の「S20シリーズ」でさらに進化を遂げました。
そんなハイスペックなマシンにありがちなのがバッテリーの持ちの悪さ。
しかし、バッテリーの寿命は工夫次第で延ばすことができます。
こちらの記事では、「Galaxyシリーズ」のスマホのバッテリーについて、長持ちさせる方法や交換修理の際の注意点などを紹介していきます。
バッテリーの寿命

「Galaxy」の最新機種には、「Galaxy S20」「Galaxy S20+」「A41」などがあります。
過去の「Sシリーズ」は、その機能性の高さゆえにバッテリーの持ちの悪さが指摘されていました。
今回の最新機種では、画面表示の美しさなど、その機能性には満足しているものの、電池消費の激しいゲームではすぐに充電が必要になってしまうとのクチコミもあります。
バッテリー自体の容量は増えてはいるものの、それがバッテリーの寿命にどう影響していくかは今のところ未知数です。
一般的にはバッテリーの寿命は2年前後、もしくは新規購入時の半分程度の使用時間になった頃がバッテリー交換の時期と言われています。
バッテリーは使えば使うほど劣化する消耗品ですから、Galaxyスマホのパワーユーザーであるなら、それだけバッテリーの寿命は短くなってしまうと予想されます。
ただし、使い方によってはバッテリーを長持ちさせることも可能なため、バッテリーの寿命を延ばしたい場合は以下の方法を試してみてください。
バッテリーを長持ちさせる方法

バッテリーは消耗品と説明しましたが、寿命を短くするのも長持ちさせるのもユーザーの使い方によるところが大きいと言えます。
バッテリーの消費について
たとえば、Galaxyスマホを通話やメールなどの連絡をメインとして使う人と、さまざまなアプリをダウンロードしてマルチに使う人とではそもそもバッテリー消費量が格段に違います。
そもそも電話機能を主に使うならガラケーでも十分で、多機能なスマホを持つ意味がありません。
スマホで動画を見たり、オンラインゲームを楽しんだり、カーナビとして使ったりした分だけ、ディスプレイは点灯し続けることになります。
大きな液晶画面で高画質の画像などを明るく表示し続けることで、電池残量の減りは早くなるのです。
また、ミュージックアプリで音楽を聴くだけでもそれなりに電力は必要ですし、実際に起動していないアプリがバックグラウンドで動いていることでも少なからず電力を消費します。
GPS、Wi-Fi、Bluetoothなどを常にオンにしていると、機能を使っていないときでもスマホは通信しようとしています。
バッテリーの消耗を抑えできるだけ長持ちさせるには、まずはこれらのバックグラウンドで動くアプリの設定を見直すことです。
アプリ設定の見直し
使用していないアプリがどのように動いてどの程度の電力を消費しているのかは、Galaxyのアプリフォルダから、アプリごとのバッテリー使用量を見ることでチェックすることができます(Galaxy S10 SC-03L、Android 9向けの場合)。
どのアプリがバッテリーを多く使っているか確認して、最適化したり省電力モードなどに切り替えることにより、電池残量の減少を抑制することができます。
あまり使わないアプリが多くの電力を消費しているようなら、アンインストールするか、アプリを無効化すると良いでしょう。
また、パワーモードを省電力モードにすることでもバッテリー消費の節約になります。
このように、充電の持ちを良くすることがバッテリーの劣化を防ぐ予防策と言えます。
マルチに使うのをやめてみる
徹底してパッテリー消費を抑えたいのであれば、あえてGalaxyスマホをマルチに使うのをやめてみることも効果的です。
音楽を聴きたいなら携帯ミュージックプレイヤーを使う、テレビ番組を見たいなら自宅のテレビで見る、ゲームは専用のゲーム機を使うなどです。
つまり、さまざまな機能をスマホ1台で賄うことをやめて、場所や環境に応じてスマホの機能を分散し、専用のツールを使用することで、結果的にバッテリーの寿命を長持ちさせることができるのです。
ただし、それではGalaxyスマホにした意味がないと感じる人もいるでしょう。
せっかく高機能のGalaxyスマホを選んだからには、充電器やケーブルを携帯してコンセントから充電するか、モバイルバッテリーなどで適宜充電をしながら使いたい気持ちもわかります。
「急速充電」には注意が必要
もうひとつ、気をつけたいのは「急速充電」です。
短時間でフル充電になる急速充電は急ぐときにはとても便利な反面、過大な電圧がバッテリーに加わるためバッテリーの寿命を縮める原因にもなるのです。
就寝時の充電など特に急ぐ必要のないときは、できるだけ正規品の充電器で通常の方法で充電しましょう。
バッテリーは熱に弱いため、高温になる場所での使用や充電、また充電しながら使用したりすることも、バッテリーの劣化の原因になります。
バッテリーが極端に劣化してしまった場合は、フル充電してもわずかな時間しか使えません。
長時間の外出では心もとないですし、待ち合わせなどで肝心なときに連絡手段が絶たれてしまっては相手にも迷惑をかけてしまうことになります。
このような不便が生じたときは、早めに修理に出してバッテリーの交換をしてもらうことをおすすめします。
バッテリー交換する際の注意点

バッテリー交換をする前には、必ず本体データのバックアップを取っておくことをおすすめします。
特に、契約しているキャリアの窓口を通してメーカーに正式に修理依頼する場合は、Galaxy本体の初期化を行わないと修理を受け付けてもらえないことがほとんどです。
初期化とは、工場出荷時と同様、本体に何のデータも記録されていない状態を指します。
つまり、キャリアのショップやメーカーに預ける際には個人情報の流出などを防ぐために、本体のデータを消去する必要があるのです。
Galaxyの修理後は、空になっている本体にバックアップデータを復元する作業を行わなければ、以前と同じようには使えません。
つまり、修理前は本体データのバックアップ、修理後はバックアップデータの復元の両方の作業が必要になるわけです。
うっかりデータを本体に残したまま修理に出してしまうと、修理を受け付けてもらえずにそのままの状態で返却されることがあるため要注意です。
メーカーでの修理

Galaxyブランドの日本の旗艦店でもある「Galaxy Harajuku」では店頭修理を受け付けています。
ハードウェアの修理ならタイミング次第で60分程度で終了するとのこと。
故障原因によっては、本体の初期化をせずに済む場合もあるようです。
しかし、東京・渋谷区の原宿まで気軽に出向ける場合は良いですが、遠方だと交通費がかかってしまいます。
多くの場合は、契約しているキャリアの窓口に預けて修理を申し込むことになるでしょう。
Galaxyスマホの契約時に、通信事業者の安心プランなど、修理の補償サービスに加入していればバッテリー交換は割引などで安く対応してもらえます。
しかし、加入していない場合は正規の修理料金がかかってしまうため、街の修理店に依頼するよりも割高になり日数もかかることがほとんどです。
修理店での修理

街のスマホの修理を行っているお店でもGalaxyスマホのバッテリー交換が可能です。
メーカー公式のお店とは異なり非正規店にはなりますが、即日修理対応可能で費用も安いことから多くのユーザーに利用されています。
特に、総務省に届け出のある登録修理業者なら技術的にも安心して任せられるでしょう。
メリット
スマホ修理店で修理をするメリットは、その場でスピーディーに安く修理してもらえることです。
修理時間の目安と概算の修理代金をwebで公開しているお店が多く、他店のクチコミなどと比較して気に入った修理店を選ぶことができます。
また、メーカー修理と異なる大きな特徴が、修理店では本体を初期化していなくても対応してもらえることです。
前述の通り、メーカー修理の場合は事前に全部のデータのバックアップをし、Galaxy本体を初期化し、修理が終わればバックアップデータを本体に戻す作業が必要です。
修理店ではこれらの作業の手間をかけずに済むことも大きなメリットです。
近くに修理店が見つからない場合は、郵送で修理を受け付けているところもあります。
郵送なら地域に関係なく全国から気に入った修理店を探せるため、修理代金の見積もりと送料をプラスして比較してみると良いでしょう。
修理代金によっては、送料が無料になるところもあります。
デメリット
公式サポート以外の修理店で修理をするデメリットは、一度非正規店で修理をすると、それ以降は公式の正規店で修理対応をしてもらえない可能性があることです。
一度でも非正規店で修理をすると本体の改造と捉えられ、修理保証対象外となることがあるからです。
キャリアの修理サポートサービスなどに加入している場合は、規約をよく確認したうえで検討することをおすすめします。
また、非正規店の中には、いわゆる悪徳業者が紛れていることもあるため注意が必要です。
極端に安い修理料金を宣伝しておきながら、あとから部品代や手数料など高額な料金を加算して請求するといった手口があります。
また、高額の修理料金がかかるとうたって、新規機種の契約を迫られたという話も聞きます。
修理料金の安さだけで選ぶのではなく、修理の保証期間が設けられているか、見積もり料金の明細を提示してくれるか、店員の対応は丁寧か、などの情報をしっかり確認して比較検討すると良いでしょう。
実際に利用したユーザーのクチコミなども決め手になるかもしれません。
おすすめ修理店(修理費目安)
Galaxy S8のバッテリー交換の修理費は、最安料金が約14,000円~、Galaxy S9だと約11,000円~というところも見られます。
あくまでも最低料金ですので、それ以上の料金が発生する可能性があります。
保証期間やアクセスの良さ、営業時間などを総合的に比較するのがおすすめです。
最安修理ドットコムなら、全国規模でスマホ修理の正規店や非正規店を探すことが可能です。
また、総務省の登録修理業者制度に届け出て認可された修理店も簡単に探せます。
登録修理業者なら、修理技術はもちろんのこと、個人情報の取り扱いなども総務省で規定された厳しい基準が設けられているため安心です。
ただし、登録修理業者以外の非正規店が違法というわけではありません。
バッテリー交換だけなら近くに良心的な修理店があれば、まずは見積もりを出してもらい、対応やクチコミ評判などを確認して判断してみてはいかがでしょうか。
自分に合った修理店を探せる「最安修理ドットコム」

「スマートフォンを修理したい」「修理にかかる費用相場を知りたい」という方は、最安修理ドットコムにて自分に合った修理店を探してみましょう。
最安修理ドットコムでは、日本全国にある20,000店以上の修理店を掲載。GPSで現在地から近い業者を探せるので、急なトラブルでも安心です。
実際に修理店を利用したユーザーの口コミが230,000件以上あるのも特徴の1つ。機種や修理内容で絞り込むと、5段階の評価や修理費用相場も確認できます。
スマホ修理実績が150万台以上のスマホスピタル

全国対応&最短即日対応してくれるスマホ修理実績が150万台以上のスマホスピタル。
幅広いAndroidに対応できるだけでなく、最速15分で修理してくれます。保証が最大6か月ついてくるのもうれしいポイントです。
「出張修理」と「来店修理」の2種類から修理方法を選べ、WEBでの見積・問い合わせは24時間可能。都合のよいタイミングで相談してみましょう。
まとめ
Galaxyシリーズは世界的にも人気のブランドで、出荷台数が世界一とも言われています。
性能の良さが決め手でGalaxyを選んだユーザーも多く、できるだけバッテリーの劣化を防ぎ長く愛用したいと思われるでしょう。
バッテリーは消耗品のため、劣化したものを我慢して使っていると、Galaxy本体のパフォーマンスにも影響します。
そのままでは十分な性能が発揮できないため、なるべく早めのバッテリー交換をおすすめします。

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