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内部電池に充電をすることで使用する携帯用ゲーム機にとって、「充電できない」というトラブルは致命傷に等しいトラブルと言えましょう。ただし、その原因には充電池=バッテリーの劣化によるものなのか、ケーブルが断線しているために充電できないのか、はたまた本体側のコネクターの破損等によるものなのかなど、様々な理由が考えられます。
これらゲーム機の充電に関するトラブルにおける、原因とその対処方法をまとめました。

Charging for trip / Joi
INDEX
充電できないことに気がついたら、まずは「故障前診断」
「充電できない」というトラブルでありがちなのが、充電状況が整っていないこと。すなわち、ACアダプタがコンセント正しくささっていなかったり、充電用のドックに正しく設置されていなかったり、延長コードの先がコンセントにつながっていなかったといった初歩的なミステイクです。まずはコードが正しくつながっているのか(ドックに正しく設置されているのか)を確認したら、故障の発見に大変便利な「故障前診断」です。
ニンテンドーやソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)両社のサポートサイトにある「故障前診断」の項目を読むと、以下のようなチェック項目が出てきます。
故障前診断のチェック項目
<ニンテンドー3DSの故障前診断の項目(抜粋)>
- ●3DS用ACアダプターを使用していますか?
- ●周囲温度が5?35℃の場所で充電していますか?
- ●バッテリーパックを正しく接続していますか?
<PS Vitaの故障前診断の項目(抜粋)>
- ●延長コード / タップを使っていませんか?
- ●AC アダプターは正しく接続されていますか?
チェック項目解説
メーカーは純正コードの使用を推奨しますが、可能であればサードパーティでもいいので、別のコードを使用して充電できれば、コードそのものが断線して充電できなかったことが判明します。周囲温度の項目は、気温が極端に低かったり高かったりといった環境下では充電できないケースがあるそうです。
3DSのバッテリーパックは裏蓋を開ける必要がありますが、確かに正しくつながっていなければ充電できないので、チェックする必要はあるでしょう。延長コードやタップの項目は、延長コードやタップ自体の故障の可能性があるので直接つなげてみてほしいという意味です。
このほかにも、ドックで充電できなければ直接コードをつないでみる(ドックが故障の可能性)、その逆をやってみることもありです。こうしていろいろな手段を試してみることで、「なぜ充電できなくなっているのか」ということがある程度判明するはずです。
充電できない原因が本体側にあれば修理を依頼することに
そして、充電できない原因として考えられる「充電ケーブルの断線」については、断線していないケーブルを使えば問題解決です。ネットショップはもちろん、量販店等でも購入することができるので、修理に出すまでもありません。
しかし、本体側に原因がある場合には、修理に出さなくてはなりません。あるいはニンテンドー3DS等の充電用ドックに故障がある場合は、充電用ドックを修理に出すか買い替えるか、思い切って捨ててしまうか(充電は直接コードをつなぐ)といった選択肢があるでしょう。
加えて、バッテリー劣化が原因で充電ができなくなっているということもあります。ニンテンドー3DSシリーズとSIEのPSPに関しては、バッテリー交換は簡単にできます。こちらもネットショップや量販店等で購入できる新しいバッテリーに交換すれば問題解決。やはり修理に出す必要はないでしょう。しかし、PS Vitaやニンテンドースイッチといった最新の機種に関しては、バッテリー劣化が原因であったとしても、やはりなんらかの形で修理に出す必要があると思われます。
(関連記事:各種ゲーム機の電池は交換できるのか?ゲーム機電池交換の方法まとめ)
メーカーの公式サポートに修理の相談をしてみる
「なぜだか充電できない」あるいは「コネクターが変形・破損してしまってコードをつなぐことができずに充電できない」といった、ゲーム機の不具合の原因究明と修理、あるいは破損部修理・交換は、メーカー各社のサポート窓口からお願いすることができます。特にメーカー保証期間内(おおむね購入時から1年間)であれば、無料での修理となる可能性があり、保証期間が過ぎていたとしても、規定の料金を支払うことで修理をすることができます。
ニンテンドーやソニーの場合、オンラインでの修理受付サービスが便利です。ニンテンドーの「オンライン修理受付」サービスは割引特典(修理代金5%割引)が用意されていてお得です。一方、SIEの修理受付はオンライン修理受付のみとなっているようです。
サポート期間に注意
なおメーカーサポートは、一定の時期が過ぎるとサービスを終えてしまいます。たとえ同じ名前のゲーム機であっても、発売年によって修理を受け付けてもらえない場合があるのですう。従って、古めのゲーム機を修理してもらいたいという場合は注意が必要。
SIEでいえば旧タイプのPSP(PSP-1000やPSP-2000)や、ニンテンドーならDS Liteなどはすでにサポートが終了しており、修理を受け付けてもらえません。サポートサービスを実施している機種かどうかは、やはり上記のサービスサイトより確認してください。
(関連記事:PSP(プレイステーション・ポータブル)ドッグ故障時の修理費用相場)
メーカーサポートのデメリットは時間がかかること
ところで、メーカーサポートに修理を依頼する最大のメリットは、メーカーが直接行うサポートですから、動作的にも安全・安心ということでしょう。故障の内容によっては、代替用に用意された同製品とまるごと交換というケースもあります。
ただし、両社ともに修理拠点に到着してから1週間前後の日数を必要としており、それだけの時間がかかってしまうことは避けられません。また、修理を受け付ける際には必ずゲーム機の初期化が求められます。つまり、データバックアップをとることができなければ、ゲームをまた最初からやり直さなくてはならなくなる可能性もあります。メーカーサポートに修理を依頼する際には、ユーザー側にもある程度の我慢が必要なのです。
(関連記事:PSVITAが故障!修理時の注意点・料金相場・おすすめ修理店まとめ)
(関連記事:ニンテンドースイッチ故障時の費用相場・メーカー保証は?)
販売店(購入店舗)に相談してみる
量販店などでゲーム機を購入した場合、お店によっては修理カウンターを設けているショップもあり、修理を受け付けてもらえます。ただお店に修理を依頼したとしても、結局はメーカーの修理拠点に持ち込まれるので、内容的にはメーカーに直接お願いするのと変わりません。
しかしながら、購入時にお店が独自に設定している保証制度などに加入しているのでしたら、その期間内にあれば修理料金が安く済む場合もあるので、購入店舗に保証書とともに持って行くことをおすすめします。お店の方と相談しつつ修理依頼ができるのは、ユーザーにとっても安心感があります。
ネックとなるのは、メーカーサポートに直接お願いするよりも、さらに修理期間が長くなりがちなところでしょうか。それでもこの方法なら送料もかかりませんので、販売店の長期保証制度を利用されていた場合は、ぜひ利用すべきだと思われます。
街の修理ショップに依頼する
最近増えてきた、スマホやタブレットデバイスの修理を行う街の修理ショップには、各種ゲーム機器の修理を受け付けているところが多数あります。修理費用もおおむね公式サポートより安い価格に設定していることが多く、さらにはほぼ即日返却という短時間での修理を特徴としています。メーカーサポートが終了した旧タイプのゲーム機修理を受け付けているところも多く、ユーザーにとっては心強い限りです。
ただし、街の修理屋さんで一度でも修理すると、通常はその後の公式サポートの修理を受けることができなくなります。その点は十分確認・注意をするようお願いします。一方で修理ショップ独自の保証がつく場合もあるので、ご自身のメリット・デメリットをよく考えてご利用ください。
また、修理ショップで受け付けているゲーム機種は、主に3DSやPSPといったゲーム機が主体です。最新のニンテンドースイッチやPS Vitaに関しては、修理内容によっては受け付けられないケースもあるようなので、ご利用の際には事前に確認したほうがよいでしょう。
ゲーム機器の修理ショップを探すには
さて、数ある街の修理ショップの中から自分のニーズに合ったゲーム機の修理ショップを見つけるには、当サイト、最安修理ドットコムが便利です。各業者の口コミや評価、保証期間も詳しく掲載しており、修理業者の比較・検討が容易にできます。ゲーム機修理を実施している修理ショップは、こちらより探すことができます。
修理ショップのバッテリー交換費用一例
たとえば、全国にスマホ修理とゲーム機修理を実施する修理ショップを展開する「ゲームホスピタル(スマホスピタル)」では、3DSとPSPの修理を主に受け付けています。こちらのチェーンでは、「充電できない」という不具合に対する修理として、電池(バッテリー)交換かコネクタの損傷(充電の際の差込口)を挙げています。バッテリー交換は当該機種であれば素人でも可能ですが、コネクタの交換は修理ショップにお任せすべき修理です。
その修理料金は、3DSシリーズであれば3,800円、PSPですと6,800円に設定されています(いずれもアプリ割適用料金)。充電ができない原因がこれだけとは限らないので、必ずしもこの料金で済むとは限りませんが、同じ修理内容であればメーカーの修理参考料金よりも安く、想定時間も60分に設定されているので、持ち込み修理が可能なら、メーカー修理に比べて圧倒的に短い時間で、安く修理をしてもらえることになります。
(関連記事:PSP故障時に知りたい!メーカー保証期間・非正規店の修理代相場・注意点まとめ)
修理ショップに行く時間がない方には「郵送修理」もおすすめ
ちなみに、お近くに良い修理業者が見つからない、店頭に持っていく時間がないという忙しい人には、「郵送修理」をおすすめします。
「郵送修理」とは、郵送で全国から修理予約を受け付けるサービスのことで、ゲーム機の修理も受け付けています。このように最安修理ドットコムでは、自分のライフスタイルに合う、最適なショップや修理依頼の方法を選ぶことができます。
スマホ修理実績が150万台以上のスマホスピタル

全国対応&最短即日対応してくれるスマホ修理実績が150万台以上のスマホスピタル。
幅広いAndroidに対応できるだけでなく、最速15分で修理してくれます。保証が最大6か月ついてくるのもうれしいポイントです。
「出張修理」と「来店修理」の2種類から修理方法を選べ、WEBでの見積・問い合わせは24時間可能。都合のよいタイミングで相談してみましょう。
まとめ
ここまで、携帯ゲーム機が「充電できない」ことになったときに、その対処方法を説明してきました。コネクタが破損、あるいは内部で断線が起きていた場合などを除き、充電できないというトラブルは、案外と容易に解決できるケースが多いようです。「故障か!?」と疑う前に、まずは充電環境を整理してみてください。
特にケーブルやアダプタの不具合は交換すれば直るので、新しいものを用意することをためらう必要はありません。いつも快適にゲーム機を使用するためにも、ちゃんと充電できるケーブルを使用するよう心がけましょう。
ゲーム機によっては交換依頼が必要
PSPや3DSシリーズであれば、劣化したバッテリー交換も容易に行うことができます。上記で紹介した関連記事でも述べているように、バッテリーは消耗品であり、ゲーム機を使用していなくても劣化し、充電できなくなります。ですので、バッテリーを新品に交換すれば問題は解決することになります。
ただ、ニンテンドースイッチやPS VITAのバッテリー交換は、メーカーに依頼するか、街の修理ショップに依頼するかのどちらかを選択することをおすすめします。もちろん、コネクタ部分の破損などの本体側に原因がある場合も同様です。メーカーサポートと修理ショップのどちらを選ぶかは、それぞれのメリットを考えつつ、ご自身の考え方でお選びいただければよいでしょう。
自分に合った修理先を見つけよう
なお、高い技術力を持つ修理ショップは多数存在します。お近くになくても、郵送修理を受け付けているショップもあるので、利用してみる価値は高いと思われます。ぜひ最安修理ドットコムをご利用のうえで、自分に合ったゲーム機の修理ショップを探してみてください。
修理価格サイトのご紹介全国の修理店をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
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