
たくさんの方が愛用されているGショック(G-SHOCK)は、初めに発売されたのが1983年でした。最初のモデルDW-5000Cが発売されてから、すでに33年が経過しています。そんなGショックは、2010年に全世界で累計出荷数が5000万本を突破し、誰からも愛される時計となっています。
また、2012年には新しいモデルGW-A1000が誕生し、現在でも進化し続けています。そんな、非常に優れている機能が付いたG-SHOCKですが、何年も使用していると、どうしても故障してしまう事もあります。色々な、環境下での使用でも耐えうる強さを持ち合わせている時計ですが、機械なのでどうしても修理が必要になることもあります。そこでG-SHOCKの故障時に知りたい情報について、ご説明させていただきます。

G-Shock GW-200CF Frogman ‘Addict / // Pesh //
Gショックが故障してしまったら
Gショックが故障してしまったら、販売元であるカシオのお客様サポートへ修理の依頼を行います。プレミアムブランドと、それ以外の製品では、受付窓口が異なるため、ご依頼になるGショックをご確認の上、該当の受付窓口に連絡する必要がありますので注意が必要です。
また、修理品を直接カシオへ送付または、持ち込みする受付窓口と、パソコンで腕時計の引き取り修理を申し込める受付窓口があります。引き取り修理の場合は、回収キットが送られてくるので、そのキットを使って返送してください。
Gショックを購入した際にカシオメンバーズに登録しておくと、所有されている製品の修理や電池交換の際、簡単にWEBからお申し込みいただけます。また、修理が必要になった際には、WEB修理受付サービスに、事前に製品名や症状・お客様情報・メールアドレスなどを登録すると、メールで修理状況を知ることができます。さらに、申込時に名前や住所などを登録しているので、面倒な修理依頼書は書く必要がありません。
カシオ以外の修理専門店に依頼すると、Gショックのモデルによって値段は異なりますが、電池交換のみで2,000円から受け付けてくれます。しかし、店舗によってはカシオテクノ以外で修理をしている場合は、受け付けてくれない所もありますので事前に店舗へ確認が必要となります。
カシオの腕時計の修理費用が知りたい方は カシオ腕時計 故障時の修理料金はいくら?Gショックの修理費も解説の記事で紹介しています。
保証期間と保証の範囲・無償保証の条件
一般的なカシオの製品の保障期間は、購入した日より1年間となっていますが、製品によっては、3年間の物もあります。保証の対象となる物は、時計の本体そのもので、電池やバンドなどの消耗品は対象外となりますので、ご注意下さい。また、保証期間内に改造や、間違った使い方をせず、取り扱い書通りに使用していて、故障してしまった場合は、無料で保証をしてくれます。カシオで、無償保証を受けるためには、カシオ保証書の原本が必要となります。コピーでは、無償保証は受けることができません。
ただし、カシオの保証書に記載されている保障期間内であっても無料保証の対象とならない場合があります。この場合でも、依頼すれば有償修理サービスの条件に従って有料で修理を依頼できます。
時計を買った店舗が独自に設けている保証書や、そのほかのカシオ保証書以外の保証書では、カシオのメーカーによる無償保証は受けることができませんので、お間違えの無いようご注意下さい。修理品を受付窓口に直接持って行く場合の交通費は、自己負担になります。また、郵送される場合の送料も、自己負担になります。
保証期間内でも有料の修理となる場合
保証期間内であっても、修理が有料になる場合があります。それは、以下の通りです。
購入後の移動の時や、輸送の時に取り扱いが悪いために起きた、故障や損傷
A誤った使い方や、取り扱いが悪いために落下した時の故障や損傷
B不当な修理や改造による故障や損傷
C天災地変による故障や損傷
D使用している時に生じるキズなどの外観の変化
E保証書の提示がない場合や保証書に購入日・名前・販売店名がない場合・書き換えられた場合
以上の場合には、有料になります。 保証期間内に無償の保証を受けるためには保証書の原本が必要となります。コピーでは無償の保証を受けることができません。また、保証書の再発行も行ってもらうことができませんので、必ず原本を保管しておく必要があります。
プレミアムブランド専用修理サービス
Gショックは、発売以来たくさんのモデルを販売してきました。なかでもプレミアムブランドと呼ばれるOCEANUS・MR-G・PRO TREK MANASL U・MTG-S/MTG-Gといった山形カシオプレミアムプロダクトラインの生産モデルは、専用のアフターサービス体制サービスメニューといったプレミアムブランド専用修理サービスがあります。一般モデルとは違った特別な修理ラインで修理・点検をし、各検査の中で、より細かく試験や点検をしてもらえます。インターネットからも申し込めるサービスで、サービス料として、回収キット+往復配送料の1,296円が、別途必要となります。
全ての試験や作業には、国家資格の時計技能検定を取得した、専門の技術者が、クリーンルームと同じ空気清浄度の環境で行います。また、専用サービスメニューとして、時計内部の点検や外装の洗浄などを行う「あんしん点検パック」があります。作業料金は25,000円+税と、高額にはなりますが、より多くの点検項目で時計の内部の状態を確認してもらえます。また、ケースや裏蓋、ボタンなどすべてキレイに洗浄してもらえます。点検結果から、時計内部の修理が発生した場合でも料金はかかりません。作業料金に含まれています。しかし、外装部品の交換が必要な場合には、部品代がかかります。その場合は希望があれば、外装の部品交換も行ってもらえます。修理と一緒に洗浄をされたい方は、あんしんパックに申し込むのがお得だと思います。
まとめ
カシオのGショックは、タフさがウリで落としても壊れない時計を作るという考えからスタートし、防水や3つの重力加速度に耐える強化構造など、常に進化し続けてきました。どんな環境下にも耐えうるタフさを持ち合わせていますが、長年使っていくとやはり外装や、内部に水が入ってしまったり、予期せぬ故障が発生してしまったりということもあり得ます。
改造や乱暴な取り扱いをしていないにも関わらず、年以内、製品によっては3年以内に、故障が生じた際にはカシオの無料保証を利用することができます。その際は、WEB受付修理サービスをご利用いただくと、よりスムーズに早く修理をしてもらえます。また、引き取り受付窓口を利用すると、別途1,296円が必要ですが、回収キットが送られてくるので、梱包も簡単いでき、集荷かコンビニや郵便局へ持ち込みか、発送方法も選べます。そして、修理品の引き取りから、届くまで最短で5日で修理ができます。修理代金もクレジットカードか、代引きが選べるので家に居ながらすべての事ができるので、お店に引き取りにいく時間がないなど、忙しい方にはおすすめの方法です。カシオ以外の時計店などに修理に出すと、大体外注になります。また専門店でも仕上がりまでに2週間かかるところが多いのです。信頼できるお店があるのならカシオ以外でも問題ありませんが、やはり販売元のカシオだとどなたでも安心して修理をお任せすることができると思います。

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