カメラのレンズにホコリ・キズがある悲劇的な場合の修理と対処法

カメラのレンズにホコリ・キズがある悲劇的な場合の修理と対処法

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最近はカメラもデジタル化し性能もさらに進化していますが、カメラレンズにホコリがついたりキズがつくことはよくあることです。その原因は一体何なのでしょうか。

今回はカメラレンズのホコリ・キズ対策や修理について解説していきます。

デジカメだからこそ、問題になるレンズのホコリやキズ

フィルムカメラではあまり問題にならなかったホコリやキズですが、デジタル一眼レフでは大きな問題となっています。カメラレンズにゴミや傷があり被写体に影響が出ている場合、とても困りますよね。

特に、カメラをよく使う方や使用する直前にホコリや傷を発見すると、「この程度なら自分で何とかなるかも」と自力で対処したくなるでしょう。

しかし、自分でカメラレンズに触れたことでレンズを余計傷つけてしまい、使い物にならなくなってしまう可能性も少なくありません。そうなってしまう前に、カメラレンズにゴミや傷がついてしまったときの対処法を知っておきましょう。

カメラレンズにゴミがついている場合

まずは、カメラレンズのゴミについてです。微細なゴミは、シャッターユニットや跳ね上げミラーから出る可能性があります。また、外部のゴミもわずかながら開いている隙間から混入することもあるようです。

こうしたゴミが撮像素子やフィルム表面に付着し、影となって写真に写ってしまうというわけです。また、デジカメは撮像素子にゴミが溜まり続けるので、一度ついたゴミを取り除く必要があります。

参考:カメラのファインダーにゴミ・カビが付いている場合の修理法

自動クリーニングや自分でクリーニングを行う方法

カメラレンズにゴミがついたりキズがついたりすることは、よく起こるトラブルです。そこで最新機種では、自動クリーニング機構が備わっており、超音波で振動させゴミを振るい落とすことができます。

振動を採用しているのは、ブラシで掃くと余計に傷が入ってしまうからです。また静電気もあるので、除電してから振動させ、ゴミを落とすような仕組みになっています。自分で清掃する場合はミクロン単位のゴミを見分け、専用道具で何度も清掃する必要があるので非常に根気が必要な作業になります。

参考:カメラレンズにゴミやカビが付いている時の修理方法

レンズ内のゴミ清掃はプロにお任せする

レンズの汚れが気になるときは、レンズ内のゴミ清掃はメーカーやカメラ修理店に依頼してみることをおすすめします。メーカー修理やカメラ専門店修理では、レンズ内のゴミ清掃料金は7,000円~14,000円程度で済むところが多いです。

少し割高に感じる方もいるかもしれませんが、クリーンな写りを望むならお金をかけるべきなのかもしれません。また、下手に自分でレンズに触ることで汚れや傷が増える可能性もあるので、不安な方はプロにお任せするといいでしょう。

カメラレンズに傷がついている場合

次に、カメラレンズに傷がついている場合についてです。思わぬ事故でレンズをどこかにぶつけてしまったり落としてしまった場合も、自分で修理をするよりもプロに任せて修理依頼することをおすすめします。特に、傷は単なるホコリとは違って、他の部品の破損やレンズに傷が入っていることもあるからです。

参考:デジカメのレンズが故障した時の修理・メーカー保証情報

自力での対処をおすすめできない理由

カメラレンズに傷がついている場合は、自力で傷を修理することはおすすめできません。研磨剤などを使ってレンズを磨けば傷が消える、という話を聞くこともありますが、それは大きな間違いです。

仮にそのように自分で磨きカメラレンズの傷が消えたとしても、それは傷が見えなくなっただけで「いざ写真を撮ったら被写体に影響が出ていた」ということもあります。

酸化セリウムなどの研磨剤でレンズを磨く効果

「カメラレンズの傷は酸化セリウムで磨くと消える」という話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。たしかに、カメラレンズの傷が小さければ研磨剤で磨いたら傷が消えたように見えるかもしれません。

ただ、それは傷を消しているのではなく、傷の深さまで他の部分を削っているだけであり、それによって傷ついていない部分のコーティングを剥がしてしまったり、光の屈折率を変えてしまったりしているのです。

カメラレンズの傷を直すのは自力では不可能

以上のように、市販の研磨剤でカメラレンズの傷を磨けば直るというのは、表面上そう見えるだけで、実は光の屈折率を変に変えてしまい最悪の場合被写体に影響が出てしまいます。

カメラレンズの傷を自力で直す方法を調べてみても、対処法としてよく挙げられているのは研磨剤で磨く方法です。そのため、カメラレンズの傷は自力では直さず、プロにお任せするしかないと考えていいでしょう。

とはいえ、光の屈折率やレンズのカーブなど、計算づくされた上で製造されたカメラレンズは、たとえプロであろうと元通りにするのは至難の技です。カメラレンズに傷がついてしまった時点で、計算されたレンズの構造が少なからず崩れてしまっているわけですので、性能が落ちるという点は理解しておく必要があるでしょう。

それでも、修理のプロは素人が傷を治すよりもずっときれいに仕上げてくれます。 街のカメラ修理店に修理依頼することを考えている人は、当サイト最安修理ドットコムをのぞいてみてください。こちらには全国各地の修理点が集っており、カメラ修理店にはどんなお店があるのか簡単に調べることができます。

参考:【料金表掲載】カメラ修理の相場は要チェック!メーカー修理と修理屋さんを比較しよう

まとめ

カメラレンズにホコリやキズがついている場合、撮影した画像に影が写ってしまいます。デジカメは特に撮像素子にゴミが溜まりやすく、自動クリーニング機構でゴミを落とす方法が有効です。また、専用道具を使い自分でクリーニングする方法もあります。確実にホコリやキズを落としたいなら、レンズ内のゴミ清掃をプロにお任せしたほうがいいでしょう。

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