
電源は入っているのに、ipadの画面が真っ暗で操作できないと困りますよね。
この記事では、ipadの画面がつかない原因と対処方法について解説します。
iPadの画面がつかなくなる原因
iPadの画面が真っ暗になってしまう原因の多くは充電不足が考えられます。
しかし、充電があるのに画面が真っ暗になる場合は、以下の3つが考えられます。
- iPad本体の故障
- ソフトウェア(iPadOS)の問題
- ディスプレイケーブルのトラブル
iPad本体の故障
iPadの落下や液晶画面の破損、水没や水漏れによる故障などが原因として考えられます。
また、湾曲したiPadは正常に動作しないことがあり、少しの衝撃でも「ブラックアウト」を起こしやすい状態です。
iPadの画面割れの修理などは、業者に修理を依頼する用にしましょう。
ソフトウェア(iPadOS)の問題
iPadは、常に最新のバージョンにアップデートして使用することを推奨されています。
iOSのバージョンを古いままにしていると、iPadにさまざまなトラブルが生じる可能性があります。
「電源はついてるのに、画面が真っ暗」というのも、よくあるソフトウェアのトラブルのひとつ。
自動アップデートを行う設定にしていない方は、このケースが該当するかもしれません。
ディスプレイケーブルのトラブル
iPadの内部には、ディスプレイを映すためのケーブルがあります。
電源が入っているのに画面が真っ暗なときは、何らかの理由でこのケーブルが断線・故障している可能性があります。
ディスプレイケーブルの接触不良や故障は、iPadの落下や衝撃によって症状が出ているケースがほとんどです。
iPadの画面がつかないときの対処法
ここからは、iPadの画面がつかないときの対処法を3つご紹介します。
- 充電して電源を入れ直す
- ソフトウエアのアップデート
- iPadを再起動または初期化する
充電して電源を入れ直す
iPadの画面が突然、真っ暗になってしまったときは、まず音が鳴るか確認してください。
音が鳴らない、タッチしても電源ボタンを長押ししてもiPadが起動しない場合は電池切れの可能性があります。
iPadを充電器に接続して「空の電池マーク」が出てきたら、デバイスに問題はないのでそのまま充電を続けましょう。
iPadの起動に十分な充電が行われれば自動的に電源がつきます。
ソフトウエアのアップデート
はじめにiOSのバージョンを確かめましょう。
iOSをアップデートすると、画面が真っ暗になってしまう「ブラックアウト」という症状を改善できる場合があります。
ただ、iOSアップデートの作業を行う中で、「復元」を選択してしまうと初期化されてしまうので注意が必要です。
ここからは、iOSのバージョンを確認・アップデートする方法を紹介します。
- 設定
- 一般
- ソフトウェア・アップデート
iPadを再起動または初期化する
iPadの電源を入れ直しても画面が真っ暗なままのときは、再起動してみましょう。
再起動の方法は以下の手順です。
- トップボタンといずれか片方の音量ボタンを同時に長押し
- 電源オフスライダが表示されたら離す
- スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで30秒ほど待つ
- デバイスがフリーズする場合や反応しない場合は、デバイスを強制的に再起動
- デバイスの電源を再び入れるには、トップボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し
- トップボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押し
- スライダをドラッグし、デバイスの電源が切れるまで 30 秒ほど待つ
- デバイスがフリーズする場合や反応しない場合は、デバイスを強制的に再起動
- デバイスの電源を再び入れるには、トップボタンをAppleロゴが表示されるまで長押し
それでも画面がつかないなら修理を依頼しよう
さまざまな対処法を試しても画面がつかない場合は、iPadを修理に出すことを検討してみてください。
「画面が真っ暗なのにiPadからは音がする」「Appleのロゴマークで止まる」といった場合も、修理依頼したほうがいい可能性があります。
iPadの修理は、Apple・正規サービスプロバイダ・iPad修理業者で対応してくれます。ここからは、それぞれの特徴をまとめて紹介していきますよ。
Apple Store
iPadには「Apple製品1年保証」がついており、購入から1年以内の故障であれば無償で修理交換を行ってくれるので安心です。
また、Apple StoreでiPadを修理する場合、修理ではなく新しいiPadに交換することとなります。
購入から1年が経過してもAppleの保証サポートである「AppleCare+」に加入している場合、iPadの修理料金は全モデルにおいて4,400円(税込)となります。
メリット
Apple Storeは公式サービスのため、技術力の高い正規の修理サービスを受けることができ、安心して依頼ができます。
- Appleの技術者が修理を行うため、技術力が高く安心
- 「AppleCare+」に加入していると修理費が無料、もしくは4,400円
デメリット
Apple Storeの店舗は、2023年の時点で全国に10店舗しかありません。
修理依頼には予約が必要で、店舗に持ち込むか、郵送する必要があり、修理完了までに時間がかかります。
また、Appleの修理では本体交換や初期化されてしまう可能性もあるで、必ずバックアップを取りましょう。
- 店舗が少ない
- 予約が必要
- 修理完了まで時間がかかる
- データが保護するためバックアップ必須
正規サービスプロバイダ
正規サービスプロバイダはAppleが公認するiPhone修理業者のことを言います。
ビックカメラ・カメラのキタムラやクイックガレージが挙げられます。
Appleが認定している純正の部品を使用し、Apple Storeと同等のサービスを受けることが可能です。
本体交換」という方法で対応してくれます。
メリット
Apple公認の修理業者なのは大きなメリットです。
技術者のクオリティーが変わらない上、店舗数も多いため、Appleの弱点を補っています。
- Appleと変わらない修理サービスが受けられる
- Appleのトレーニングを受けた技術者が在籍している
- Apple Storeより店舗数が多い
- AppleCare+などの保証を適用できる
デメリット
正規サービスプロバイダでのデメリットは、「予約が必須」「修理に時間がかかる」「データが消える」と、Apple Store同様です。
- 予約が必要で当日対応が難しい
- 修理完了まで時間がかかる
- データが消えるためバックアップ必須
- Apple Storeよりも拠点は多いものの、地方には少ない
iPad修理業者
iPad修理業者の場合、壊れた箇所のみを修理する「部品交換」での対応です。
そのため、データが消えることはありません。
また、修理にかかる費用も本体交換ではなく部品交換なので、比較的安く済むケースが多いです。
メリット
店舗数の多さ・安さ・修理の速さが魅力的ですが、注目は「データの消去」です。
Appleの正規サービスでは、データのバックアップと初期化をセットで求められることがありますが、非正規の修理店ならそのまま修理が可能になります。
- 店舗が多いので行きやすい
- 修理代金が安めになる傾向がある
- データを消さずに修理できる場合がある
- 配送修理に対応している店舗もある
デメリット
iPad修理業者は、Apple・正規サービスプロバイダにはないメリットがある反面、デメリットもあります。
- Appleの保証が使えなくなる
- AppleCare+が適用されない
- スタッフの修理技術にバラつきがある
iPadの画面を最短40分で修理できるiCracked

出典:iCracked
総務省にも登録されているiCrackedは、シリコンバレー創業の修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が、対面にてiPad修理してくれます。初めて修理を依頼する人でも安心ですね。
複雑なモデルでも、最短60分で修理してくれますよ。そのため、買い物の前に修理を依頼しておけば、買い物終わりには修理が完了しているiPadを受け取れるでしょう。
もちろん料金も安く、メーカー修理の半額に近い値段で画面を直してくれます。「早い&安く修理したい」という願望を叶えたい人はiCrackedに相談してみてください。
高品質なパーツを使用し、即日修理も可能。データもしっかり保護してくれることに加え、90日間の保証が無料でつくのもiCrackedの強みです。
iPadの画面修理費用
iCrackedでipadの画面を修理をする場合、ipad (第9世代) で22,880円(税込)になります。
修理費用が高いと感じる方もいるでしょう。しかし、AppleCare+に加入していない場合のiPad (第9世代)の修理費用は39,800円かかります。
修理費用が抑えられることがわかりますよね。
機種 | 画面修理費用 |
---|---|
iPad mini 4 | 21,780円 |
iPad Air 4 | 29,480円 |
iPad 9 | 22,880円 |
修理料金は、店舗によって異なる場合があります。詳細は、店舗の料金表を確認してください。
iPadの画面修理を依頼する流れ
以下は、iCrackedでipadの画面を修理する場合の流れなります。
- こちらからipadの画面修理の予約
- 事前の動作チェック
- 修理
- 修理後の動作チェック
- お引渡し
画面修理の前にバックアップを取っておこう
最後に、iPadを修理に出す前にバックアップをとておきましょう。大事なデータを失くさないためにも、常にバックアップを取っておくことが大切です。
方法としては、「iCloudでバックアップを作成する」「他のパソコンからiTunesに入りバックアップを作成する」の2つがあります。iPadがちゃんと修理されるのが理想ですが、「もしも」の場合に備えておくことが大切です。
- デバイスを Wi-Fi ネットワークに接続
- 「設定」>「[ユーザ名]」の順に選択し、「iCloud」をタップ
- 「iCloud バックアップ」をタップ
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ
- パソコンのiTunesを起動
- パソコンとipadをUSBケーブルで接続
- ipadを接続後、メニューバーの下に表示された「ipadのマーク 」をクリック。
- 「今すぐバックアップ」をクリック。
まとめ
この記事では、iPadの画面がつかない原因や以下の対処法についてご紹介しました。
- 充電して電源を入れ直す
- ソフトウエアのアップデート
- iPadを再起動または初期化する
しかし、色々試したけど改善されないというときもあります。そんなときは、修理に出すことを検討してみてください。
iPadを修理する際、Appleに依頼すれば安心なのは言うまでもありませんが、一方でiPad修理店ならではのメリットも存在します。
故障した際の状況や予算、緊急度などに合った業者を選ぶと良いでしょう。
Apple公式の保証サービスのAppleCare+に加入していない、購入から1年が過ぎてしまったという方にはipad修理業者がおすすめです。

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