iPhoneでリンゴループが起きる原因は?対処法・修理できる場所や費用について

iPhoneでリンゴループが起きる原因は?対処法・修理できる場所や費用について

突然の「リンゴループ」でiPhoneが使えないと困りますよね。

この記事では、リンゴループが起きる原因・対処法・修理できる場所についてご紹介します。

Appleのマークが出続けるiPhoneのリンゴループとは?

「リンゴループ」とは、iPhoneを起動したときや再起動したときなどに、Appleのロゴであるリンゴマークがついたり消えたりする症状です。

画面に浮かび上がったロゴが消えず、いつまでたってもホーム画面に移動しないため、初めてこの現象に直面するユーザーだと「iPhoneが壊れてしまった」と不安になる方もいるかもしれません。

iPhoneのリンゴループが起きる原因

ここからは、リンゴループが起きる原因についてご紹介します。

  • iPhoneのストレージ容量不足
  • iOSアップデートの失敗
  • iPhoneの基板故障
  • iPhoneのパーツ故障

iPhoneのストレージ容量不足

iPhoneは、購入時にストレージを選びます。例えばiPhone 14では、128GBから512GBで選ぶことが可能です。

写真やアプリのデータなどを保存する容量を指しますが、容量に空きがない状態が続くとリンゴループが起きやすくなります。

「ストレージの空き容量がありません」「iPhoneのストレージがいっぱいです」といった表示が出る場合や、iPhoneの動作が重い場合はiPhoneの容量が不足している可能性がありますよ。

不要な写真・動画・アプリは、普段から整理しておくようにしておきましょう。

iOSアップデートの失敗

iOSとは、iPhoneに搭載されているシステムのことを言います。

iOSの新しいバージョンが発表された場合、通常はアップデートを行います。

このアップデートが、「途中でバッテリーが切れる」「Wi-Fiの回線が切れる」といった理由で中断されてしまうと、リンゴループが発生する可能性があります。

そのため、アップデートが中断されないよう注意が必要です。

iPhoneの基板故障

iPhoneには、心臓のような役割を果たす「基板」と呼ばれる部品が内蔵されています。

基板は「落下などの強い衝撃」や「水没」に弱いです

基板が故障することでiPhoneの起動中にエラーが発生し、リンゴループとなるケースも多く見られます。

iPhoneが水没したり落としたりした後にリンゴループが起きる場合、基盤の故障を疑いましょう。

iPhoneのパーツ故障

カメラ部品やディスプレイ部品といったパーツの故障で、リンゴループになることもあります。

特に、iPhone 8以前の機種ではTouch IDに関連するホームボタン、iPhone X以降の機種ではFace IDに関連する部品・ディスプレイやバッテリーの故障でリンゴループになることが多いです。

iPhoneのリンゴループの対処方法

リンゴループを直す方法としては、大きく分けて5つあります。

  • iPhoneを再起動する
  • iPhoneを放電する
  • パソコンでiTunesにつなぐ
  • SIMカードを抜いた状態で起動してみる
  • PCに接続してリカバリモードでアップデート

iPhoneを再起動する

最も簡単に試せる対処法は、iPhoneを再起動です。

リンゴループの状態ではiPhoneの電源を切れないため、強制再起動を試してみましょう。

iPhone 4〜6sを強制再起動する手順
  1. [ホームボタン]と「スリープボタン」を同時に長押し
  2. Appleのロゴが表示されたら、
    指をボタンから離す
iPhone 7を強制再起動する手順
  1. [音量を低くするボタン]と[電源ボタン]を同時に長押し
  2. Appleのロゴが表示されたら、
    指をボタンから離す
iPhone 8移行を強制再起動する手順
  1. [音量を高くするボタン]を押して離す
  2. [音量を低くするボタン]を押して離す
  3. 電源ボタンを長押しし、Appleのロゴが表示されたら
    指をボタンから離す

iPhoneを放電する

iPhoneの充電を完全に使い切ることによって、症状が解消するケースも。ただし、バッテリーの劣化を早めてしまう可能性があるので注意しましょう。

まずリンゴループが発生したら、そのまま放置をしてバッテリーを使い切ります。赤いアイコンが表示されたら充電を始めましょう。

起動時にリンゴループが改善されていれば、その後も問題なく使用できるケースが多いです。

もし改善しない場合、iPhoneのバッテリー交換でも症状が改善する可能性がありますよ。

パソコンでiTunesにつなぐ

USBケーブルでiPhoneをパソコンにつなぎ、パソコン側でiTunesを操作することにより、リンゴループが解消するケースがあります。

同期するだけで症状が改善する可能性もあり、手軽に試せる方法なので試してみましょう。

それでも改善しなければ、iTunesからiPhoneをアップデートします。もしリンゴループが続く場合は、iPhoneを復元する必要があります。

ただし、事前にバックアップを取っていなければ初期化されてしまうため、注意しましょう。

SIMカードを抜いた状態で起動してみる

SIMカード自体や通信環境に不具合がある場合は、SIMカードを抜いた状態でiPhoneを起動してみましょう。

iPhoneの電源を切った後、iPhoneの側面からSIMカードを取り出します。SIMカードが入っている箇所にある小さな穴に、SIMピンを挿しこむことで取り出せますよ。

もし正常に起動できた場合は、SIMカード自体に問題がある可能性があります。再度入れても機能しない場合は、交換を検討しましょう。

PCに接続してリカバリモードでアップデート

リカバリーモードとは、内部の不具合やデータ破損などによりiPhoneが起動しなかった際に、iPhoneの初期化を強制し、再び起動できるようにする機能のことです。

強制再起動でリンゴループが直らない場合は、PCに接続してソフトウェアアップデートを実施することで直る可能性があります。

特にこの方法では、iOSアップデートの失敗が原因でリンゴループになったiPhoneを復旧できる可能性が高いです

iPhoneを「復元」する

iPhoneを「復元」することで、ストレージ容量不足やiOSアップデートの失敗など「ソフトウェア」が原因のリンゴループから高い確率で抜け出すことができます。

ただし、iPhoneを復元すると写真・動画やアプリなどを含めたすべてのデータが消えてしまいます。事前にデータのバックアップを取っておきましょう。

どうしてもリンゴループが直らなければ修理も検討

いくつか対処法を試してもリンゴループが出続ける場合は、修理の依頼も検討しましょう。

ここからはリンゴループを直せる場所をご紹介します。

リンゴループを直してくれる場所と費用

リンゴループの修理は、「Apple」「正規サービスプロバイダ」「iPhone修理業者」で行っています。

依頼先持ち込み郵送出張
Apple×
正規サービスプロバイダ××
iPhone修理業者

「Apple」「正規サービスプロバイダ」は修理完了まで1~2週間程度かかることもありますが、保証の期間内・対象内の場合は無償で修理できる可能性がありますよ。

「iPhoneをすぐに修理してほしい」「データがそのままの状態で受け取りたい」という場合はiPhone修理業者がオススメです。

Apple

iPhoneには「Apple製品1年保証」がついており、購入から1年以内の故障であれば無償で修理交換を行ってくれるので安心です。

Apple StoreでiPhoneのリンゴループを修理する場合、修理ではなく「本体交換」といってiPhoneを新しい物に交換することがあるようです。

保証サービス「AppleCare+」に加入している場合、製品保証期間を過ぎても保証を受けられます。保証対象の範囲も広くなるので、加入している方はまずAppleに相談してみましょう。

保証サービス「AppleCare+」に加入していれば、12,900円で修理サービスを受けることが可能です。

正規サービスプロバイダ

正規サービスプロバイダはAppleが公認するiPhone修理業者を指します。

ビックカメラ・カメラのキタムラやクイックガレージが挙げられます。

Appleが認定している純正の部品を使用し、Apple Storeと同等のサービスを受けられます。

費用もApple同様に、「AppleCare+」に加入していると費用は12,900円です。

依頼先Apple・正規サービスプロバイダ
(保証あり)
Apple
(保証なし)
正規サービスプロバイダ
(保証なし)
iPhone1412,900円83,800円83,800円
iPhone1212,900円68,800円68,800円
iPhoneX12,900円83,800円83,800円
iPhone712,900円42,800円42,800円

iPhone修理業者

iPhone修理業者の主なメリットは、即日修理が可能なことに加え、データを消さずに済む点です。

事前予約がいらないお店が多いため、急にリンゴループが起きても飛び込みで修理依頼できます。

また、安く修理できるのも魅力で「購入から1年以上経過している」「AppleCare+に加入していなかった」「少しでも安くリンゴループを直したい」という方におすすめです。

依頼先費用修理時間
iPhone修理業者7,000円~即日

即日で修理してほしいなら修理店依頼がおすすめ

保証に加入していればよいですが、すでに期間を過ぎている人が正規修理を依頼すると、想定以上に高額な修理費用がかかる可能性があります。

また、データも削除されてしまう可能性が高いため、早く・安く・データを保護した修理をしてほしい方はiPhone修理業者への依頼も検討してみましょう。

ここからは、信頼できる修理業者を3社を紹介します。

アイサポ

アイサポ iphone修理

出典:アイサポ

全国に300店舗を構える「アイサポ」の強みは、メーカーと比べ最大70%OFFの値段で対応してくれることです。

部品単位での修理をしてくれるので、最短30分で対応してくれます。仮に対応後に不具合が起きても、6ヶ月の保証期間があるので安心ですよ。

データもしっかり保護してくれるので、修理後すぐに使用できるのもうれしいポイント。

電話だけでなくWEB予約も可能なので、都合のよいタイミングで一度相談してみてくださいね。

\最短30分のスピード修理/

アイサポでiPhone修理

iCracked

icracked_iPhone修理

出典:iCracked

iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。

厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐。対面で修理してくれるので、「リンゴループを解決したい」という要望も丁寧に聞いてもらえます。

高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれます。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートが充実しているのもポイントです。

店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約できます。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

\近くの店舗を簡単予約/

iCrackedで即日修理

スマホスピタル

スマホスピタル

総務省の登録修理業者として登録されているスマホスピタルは、iPhone・Androidの修理実績が150万台以上ある業者です。

幅広い機種の対応も可能であるのに加え、最大6ヶ月の保証もついています。

バッテリー交換も最短15分で対応可能。「出張修理」「来店修理」の2種類が選べ、WEBでの見積・問い合わせは24時間可能です。気軽に一度相談してみてくださいね。

\無料で相談・見積可能/

050-5530-3335

リンゴループを防ぐために予防策

ここからは、リンゴループを防ぐ予防策をご紹介します。

  • iPhoneのストレージ容量に余裕を作る
  • iOSを安定した環境でアップデートする
  • こまめにバックアップを取る
  • 落下や水没対策

iPhoneのストレージ容量に余裕を作る

iPhoneのストレージ不足が原因で、リンゴループが起きてしまうケースは多いです。

日頃から写真や動画を整理したり、使用していないアプリを消去したりしておくことで対策できます。

iPhoneのストレージは設定画面から確認できますし、「ストレージの空き容量がありません」といった表示が出ることもあるので、確認するようにしましょう。

iOSを安定した環境でアップデートする

iOSのアップデートが失敗することによって、リンゴループが起こるケースがあります。

アップデートを行う際に通信環境が安定していれば、途中で失敗してしまう可能性を低くなりますよ

フリーのWi-Fiなどを使用するのではなく、安定した通信環境でアップデートするようにしましょう。

こまめにバックアップを取る

iPhoneを初期化せざるを得ない場合、データも同時に消えてしまいます。

事前にバックアップを取っていれば、リンゴループが起きてしまい初期化が必要でもデータを復元できますよ。

大切なデータを守るためにも、こまめなバックアップは心掛けておきましょう。

「iCloudでバックアップを作成する」「他のパソコンからiTunesに入りバックアップを作成する」の2つの方法をご紹介します。

iCloudでバックアップを作成する方法
  1. デバイスを Wi-Fi ネットワークに接続
  2. 「設定」>「[ユーザ名]」の順に選択し、
    「iCloud」をタップ
  3. 「iCloud バックアップ」をタップ
  4. 「今すぐバックアップを作成」
    をタップ
他のパソコンからiTunesに入りバックアップを作成する方法
  1. パソコンのiTunesを起動
  2. パソコンとiPhoneをUSBケーブルで接続
  3. iPhoneを接続後、メニューバーの下に表示された「iPhoneのマーク 」をクリック
  4. 「今すぐバックアップ」をクリック

落下や水没対策

落下や水没により、iPhoneの基盤やパーツの故障しリンゴループの症状が出る場合もあります。

「保護フィルムを貼っておく」「水場にはできるだけ持っていかない」など対策をしておきましょう。

まとめ

この記事では、リンゴループが起きる原因・対処法・修理できる場所について解説しました。

リンゴループが起きたら、以下の5つを試してみましょう。

  • iPhoneを再起動する
  • iPhoneを放電する
  • パソコンでiTunesにつなぐ
  • SIMカードを抜いた状態で起動してみる
  • PCに接続してリカバリモードでアップデート

それでも改善されない場合は、修理を検討しましょう。

「Apple」「正規サービスプロバイダ」は、保証の期間内・対象内であれば無償で修理できる可能性があります。

しかし、「保証の期間が過ぎた」「iPhoneをすぐに修理してほしい」「データがそのままの状態で受け取りたい」という場合はiPhone修理業者がオススメです。

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