iPhoneのバックパネル修理や交換は違法?商標法に抵触するらしい

iPhoneのバックパネル修理や交換は違法?商標法に抵触するらしい

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Apple社の公式WEBサイトの中には、iPhoneのバックパネル交換に関する違法性について言及しているページが存在します。落下などで壊れることも多いバックパネルは、多くの人がその修理先に悩む傾向のある存在です。

近頃では、iPhoneの修理パーツを格安で販売する業者も増えているため、「安い部品を買って自分で修理をしてみようか」と考える方々も多く見受けられます。では、自分自身で行う修理や専門業者への依頼は、合法・違法どちらになるのでしょうか。

今回は、バックパネルが割れたiPhoneの修理先選定に悩む皆さんと一緒に、法律的な角度から理想の修理方法を考えていきます。

無断でiPhoneをいじるのは違法となる

液晶画面割れやキズなどの損傷が多いスマホ。iPhoneもこれに当てはまります。割れやすい一方、修理代が高くついてしまうとなれば、少しでも安く抑えたいために自分で修理をしたり、とにかく安い修理屋さんに修理依頼をしようと考える方も少なくはないでしょう。

しかし、実はこれらの方法でiPhoneを修理すると、違法となってしまう可能性があるのです。

iPhoneのバックパネル修理・交換が違法である理由

違法となるのは、非登録修理業者によるiPhone修理と自分で修理する2つの方法です。登録修理業者に該当しない修理専門店やユーザ自身がiPhoneのバックパネル修理や交換を行うのは、下記2つの理由で違法と考えられます。

部品の問題

オークションや通販サイトなどで販売されている部品には、商標法違反の可能性が高い問題があります。2014年には、中国から仕入れたニセのバックパネルを販売する業者の店長は、千葉県警に現行犯逮捕されています。

また純正品以外の部品を装着すれば、当然メーカーや携帯キャリア会社の補償対象外となりますので、正しい方法で修理ができなくなることを考えると、こういった部品を使ったiPhone修理は避けるべきと言えるでしょう。

交換業者の問題

総務大臣による認定を受けていない業者が「iPhoneの改造」を行うと、電波法の基準を満たした証である技適マークを取り外す必要が出てきます。この作業が難しい場合は、業者に50万円の罰金が課せられるだけでなく、使用者であるユーザも電波法違反に問われることになるのです。

何の認定も持たないユーザ自身がバックパネル修理を行った場合も違反対象となりますので、「純正部品を調達できれば問題がないだろう」といった考えは捨てるようにしてください。

参考:iPhoneの液晶画面割れを自分で修理するのは違法?電波法違反なの?

バックパネル交換が合法となるiPhone修理業者の種類と特徴

バックパネルを含めたiPhone修理を電波法に則って行えるのは、下記4種類に該当する業者だけです。

Apple Store

Apple直営の技術サポート拠点となるApple Storeは、事前予約によって当日のバックパネル修理が可能なお店です。このショップには、「その場で純正部品に交換してもらえる」というメリットがある反面、2016年時点で全国に8拠点しかないため、地方都市に住む人にとっては少し利用が難しい存在となっています。

参考:予約に必須!アップルストアの電話番号・メールなどお問い合わせ先

携帯電話キャリア会社

ドコモ、au、SoftBankといった携帯キャリア会社では、1週間~10日ほどで預かり修理の対応を行っています。ただ各キャリア会社は修理自体は行っておらず、実際の修理先はApple工場となるので、場合によっては「Apple Storeへ行ってください」と言われる可能性もあります。

各会社の補償サービスに加入していれば、安い価格で対応してもらえることもありますので、修理依頼と同時に確認してみましょう。

参考:【au・docomo】AppleCareと携帯キャリアのiPhone保証サービスを比較【SoftBank】

Apple正規サービスプロバイダ

ヨドバシカメラやビッグカメラなどの家電量販店や、クイックガレージ、AND marketなどの修理専門店を利用すれば、Apple社認定の正規修理サービスを受けられます。

このような業者のサイトを見てみると、「保証と料金内容の了承」や「バックアップ」「iPhoneを探す機能をオフ」といったさまざまな準備や注意事項が書かれていますので、スムーズに修理の受付を行うためにも各社のホームページをしっかり見て事前予約を行うようにしてください。

参考:非正規修理店「クイックガレージ」のiPhone修理料金は高い?

登録修理業者

2015年に始まった登録修理業者制度により、総務大臣の登録を受けたショップに限って、バックパネルなどの外装交換や内臓バッテリー交換といった「電波特性の技術適合基準を変えない修理」を行えるようになりました。この業者が行った修理であれば、iPhone使用ユーザ自身も電波法違反に問われることはありません。

登録修理業者制度とは

前述の登録修理業者は、国が推奨する非正規業者の新カテゴリです。ここからは意外と使い勝手の良い登録修理業者について、少し詳しくご紹介していきます。

登録修理業者制度って一体何?

登録修理業者制度とは、総務大臣の認定を受けた修理業者であれば、スマートフォン端末、コードレス電話端末、携帯電話端末、PHS端末、無線アクセス端末の修理や改造を行っても、電波法の基準を満たす証となる技適マークを外す必要のない法律の総称です。

認定業者が修理を行なえば、ショップ・ユーザ双方に電波法違反による罰金などは課せられません。

登録修理業者なら何でも修理できる?

登録修理業者が修理できるのは、ディスプレイ、バックパネル、フレーム、スピーカー、マイク、操作ボタン、カメラ、コネクタ、バイブレータ、差込口といった「電波の質に影響を与えないパーツのみ」です。これ以外の部分に損傷が生じている場合は、Apple Storeや携帯キャリア会社、Apple正規サービスプロバイダといった従来の正規店に修理依頼をするしかありません。

登録修理業者は非常に少ない

制度の開始から1年しか経っていない現在では、2016年1月時点でアシュリオン・ジャパン、クレア(スマートドクタープロの一部店舗)、モバイルケアテクノロジーズの3業者しか登録修理業者の登録がありません。

しかしiPhone修理業者の中には、前述のとおりApple正規サービスプロバイダとして活動しているところも多く見受けられますので、Apple Storeと携帯キャリア会社以外の修理先についても意外とたくさんあると捉えて良いでしょう。

メーカー保証が無効になる

電波法に基づきiPhone修理を行う登録修理業者は、Apple社や携帯キャリア会社とは全く無関係な存在です。このような業者で修理をしてもらうと、万が一のために加入していた補償サービスを受けられなくなります。

また落下などの強い衝撃によりバックパネルが損傷した場合は、内部基板にも支障が出ているケースも考えられますので、パネル操作などの動作面で問題が生じた時には、先ほど紹介した登録修理業者以外の3専門店に持ち込むのが理想と言えるでしょう。

数あるスマホ修理店の中から登録修理業者を探す

スマホ修理店は全国に非常に多くあることから、スマホ修理店1店舗ごとに登録修理業者か否かを探すのは大変です。簡単に登録修理業者を探すなら当サイト最安修理ドットコムをのぞいてみてください。

こちらには全国各地のスマホ修理店が集っているだけでなく、登録修理業者は一目でわかるようになっています。国の認可を受けたスマホ修理店となれば、安心してiPhone修理を依頼できますね。

故障してしまったら買取サイトへ

間違った方法で修理に出すよりも、故障してジャンクスマホになってしまったら買取してもらうのもいいかもしれません。

壊れたiPhoneの買取を行っている業者の買取価格を比較している記事がありますので、是非参考にしてみてください。

まとめ

商標法と電波法という2つの法律が関わるiPhoneバックパネルの修理や交換は、ユーザ自身が行ったり、間違った業者選定をすると違法行為と考えられます。この法律を無視して自己流の修理を行うと、iPhoneユーザ自身も罪に問われることもありますので、方法の検討や業者選定は慎重に行うべきと言えるでしょう。

もしバックパネルの修理で緊急性を要する場合は、クイックガレージやAND marketなどのApple正規サービスプロバイダも多く登録されている当サイト・最安修理ドットコムも参考にしてみてください。

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こちらの記事では、アイサポの口コミ・評判についてまとめています。併せてご覧ください。

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