
「iPhoneが充電できない」という症状が起きた時、設定を見直せば改善する可能性がありますよ。
この記事では、充電できない時に確認すべき設定や修理する方法も解説します。
この記事で分かること
iPhoneが充電できないときは設定を確認
設定を確認することで、iPhoneが充電できない症状が解消する場合があります。
以下で紹介する項目を確認してみてください。
まずは低電力モードに変更
設定を確認する前に、低電力モードに変更しましょう。低電力モードにしておくことで、この後の作業をする際にバッテリー切れするのを防げますよ。
低電力モードにするには、充電が残り20%の時に表示される通知から変更するか、設定アプリから「バッテリー」の項目で変更する方法があります。
iOS11以降だと事前に「カスタマイズ」から設定しておけば、コントロールセンターから低電力モードに変更できますよ。
iOSの状態を確認する
iPhoneのiOSが最新のバージョンになっているかを確認しましょう。なぜなら、古いバージョンのままだとうまく充電できないケースがあるためです。
自動アップデート機能がオンになっていれば、夜間に自動でアップデートしてくれます。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順で進めば、手動でもアップデート可能ですよ。
必要な容量が足りずアップデートできないこともあるため、その場合はアプリを削除しましょう。
設定から最大バッテリー容量を調べる
充電できない症状が起きた場合、バッテリーの状況を把握しておきましょう。
以下の手順で進めば、バッテリー状況を確認できます。
- 設定アプリに入る
- 「バッテリー」をクリック
- 「バッテリーの状態」をクリック
- 「最大容量」の欄を確認
新品のiPhoneだとバッテリーの最大容量は100%ですが、使用していると徐々に減ってきます。
例えば、最大容量が90%になっている場合、iPhoneをフル充電しても90%分までしか充電できないことになります。
Appleの公式サイトには、以下のような記載があります。
通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。
引用元:Apple
バッテリーの最大容量が80%を下回ると、バッテリーが劣化して「充電できない」といった不具合が起きることもあります。
「最適化されたバッテリー充電機能」を確認
充電が80%で止まる場合は、「最適化されたバッテリー充電」が原因かもしれません。
最適化されたバッテリー充電機能はiOS13から追加された機能で、過放電を防ぐ効果があります。
以下の手順でこの機能はオフにできますよ。
- 設定アプリに入る
- 「バッテリー」をクリック
- 「バッテリーの状態」をクリック
- 「最適化されたバッテリー充電」をクリック
設定が原因でなければケーブルを確認
紹介した設定を確認しても症状が直らなければ、次にケーブルを確認してみましょう。
充電ケーブルに不具合がなければ、iPhone本体に異常がある可能性がありますよ。
他の充電ケーブルで充電できないか確認
今使用している充電ケーブルとは他のケーブルを試しに使ってみましょう。
もし正常に充電できる場合は、元のケーブルが故障している可能性がありますよ。
本体が故障しているわけではないので、使っている充電ケーブルを新しいものに変えましょう。
水分はコネクタに入り込んでいないか
iPhoneを洗面所や浴室等に持ち込んだ場合、水分がiPhone本体内に入ってしまう場合があります。
もし水分が入ってしまった場合、「充電はできません」または「Lightning コネクタで液体が検出されました」と表示されます。
まずは、コネクタ部分を下向きにして優しくたたき水分を取るか、風通しのよい場所で30分ほど自然乾燥させましょう。
故障の原因になるので、ドライヤーで乾かしたり、綿棒をコネクタに挿入したりしないようにしてください。
乾燥させた後も警告が表示されたり充電できない症状が続いたりする場合は、iPhone自体が故障しているかもしれません。
それでも充電できなければ本体が故障しているかも
iPhoneの設定やケーブル・コネクタを確認しても充電できない症状が改善しない場合、本体が故障している可能性があります。
iPhoneのバッテリーを交換することで充電できるようになる可能性もあれば、それでも直らなければ故障の原因を探る必要がありますよ。
修理経験のない人がiPhoneの分解をしても、より症状を悪化させてしまい、最悪の場合修理不可になる可能性も。
iPhoneの故障している可能性があるなら、すぐに修理対応してくれる店舗・業者に相談・修理依頼しましょう。
充電できないiPhoneを修理してくれる場所
バッテリー交換やiPhone修理が可能な場所として、以下の4つが挙げられます。
それぞれ特徴が異なるため、どこに依頼するのが一番いいのか、自分に合った方法を検討してみましょう。
Apple
iPhoneの製造元であるAppleでは、「Apple Storeに持ち込む」「配送修理を依頼する」の2つの修理方法があります。
現在、日本にあるApple Storeは以下の10店舗です。スムーズに対応してほしい場合は、事前に公式サイトから予約しておくのがオススメです。
- 東京都
→丸の内・銀座・表参道・渋谷・新宿 - 神奈川県
- 大阪府
- 京都府
- 愛知県
- 福岡県
Apple Storeにある「Genius Bar」にて、バッテリー交換であれば当日対応してくれます。ただし、症状によっては1週間程度お預かりとなる場合もあるので注意しましょう。
購入から1年ついている製品保証や保証サービス「AppleCare+」に加入していれば、無料または通常より安価に修理してもらえます。
保証期間内・対象内の人はAppleに修理依頼するのがオススメですよ。
Appleといった正規店でiPhoneバッテリー交換にかかる費用相場も参考にしてください。
また、Apple Storeについて詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみましょう。
正規サービスプロバイダ
Apple公認の修理業者として、「正規サービスプロバイダ」というものがあります。
ビックカメラやカメラのキタムラなどが該当し、Appleと同様のサポートを受けられますよ。
もちろん保証も適用されるので、「近くにApple Storeがないけど直接相談したい」という方には正規サービスプロバイダに依頼しましょう。
ただし、店舗によって金額が異なることもあることに加え、即日対応ができないケースもあるようです。事前に店舗に確認しておくのがおすすめですよ。
について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみましょう。
キャリアショップ
ソフトバンクやauといった大手キャリアショップでも、バッテリー交換・iPhone修理を依頼できます。
ただし、iPhoneを購入したキャリアのショップのみ対応してくれるので注意しましょう。
Appleの保証に加え、各キャリアショップの保証サービスも使えます。保証への加入状況を踏まえて検討してみましょう。
当日修理が可能な店舗や修理取次のみ対応している店舗さまざまなので、事前に確認しておきましょう。
iPhone修理業者
正規の修理ではありませんが、iPhone修理業者に依頼する方法もあります。
修理業者の主な強みは、「対応の早さ」と「安さ」の2点。
修理対応は他の修理方法よりも早く、最短15~30分程度で対応してくれる業者が多いです。駅前といったアクセスのよい場所に店舗がある場合もあるので、仕事帰りにふらっと立ち寄り修理してもらうことができます。
また、必要な箇所のみ部分的に修理してくれるため、Appleに依頼するよりも修理費用は安価ですよ。
ただし、iPhone修理業者への依頼にも注意点があります。それは悪徳業者の存在です。
修理の質が低く症状がより悪化してしまったり、修理費用をぼったくられてしまうケースも起こっています。業者選びには注意しましょう。
また一度修理業者に依頼してしまうと、その後Appleに修理を依頼できなくなります。保証の適当がなく、早く&安く修理してほしい人にオススメです。
最短即日で修理してくれるオススメ修理業者
iPhoneの修理業者は、対応が早く費用も安いというメリットもあります。一方で、悪徳業者による被害を受けてしまう可能性も。
信頼できる業者を選ぶ際には、「料金体系が明確か」「アフターサービスが整っているか」「見積りをもらえるか」などを確認するようにしましょう。
「修理業者を探す手間を省きたい」「信頼できる業者を知りたい」という人向けに、安心して依頼できるオススメ業者を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
アイサポ

出典:アイサポ
「アイサポ」は、全国に300店舗を構えるiPhone修理業者です。
部品単位の修理により、メーカーと比べ最大70%OFFの値段で対応してくれます。保証期間外・対象外の人も安く修理できますよ。
もし対応後に不具合が出てしまっても、メーカー保証の2倍にあたる6ヶ月の保証期間があるので安心!
最短30分で修理してくれるだけでなく、データもしっかり保護してくれます。
電話だけでなくWEB予約も可能ですし、飛び込みで持ち込んで修理を依頼することも可能。都合のよいタイミングで一度相談してみてくださいね。
iCracked

出典:iCracked
iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しています。対面で修理してくれるので「iPhoneが充電できない」などのトラブルも安心して依頼できますよ。
高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれるのもうれしいポイントです。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートも充実しています。
店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約可能です。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
スマホスピタル

iPhone・Androidの修理実績が150万台以上もある「スマホスピタル」。
総務省の登録修理業者として登録されており、最大6ヶ月の保証もついてくるので安心です。
バッテリー交換も最短15分で対応可能。「出張修理」と「来店修理」の2種類が選べて、WEBでの見積・問い合わせは24時間可能なので、気軽に一度相談してみましょう。
充電できなければ設定をチェックしよう
ここまで、iPhoneが充電できないときに確認したい設定や対処法を紹介しました。
まずは低電力モードをオンにした上で、設定を1つ1つ確認してみましょう。
設定に問題がないようでしたら、充電ケーブルに故障がないか確認してください。水分が入り込んでしまっている場合は、ドライヤーなどで乾かそうとせず、30分ほど自然乾燥しましょう。
充電ケーブルにも問題なければ、iPhone本体が故障している疑いがあります。Appleや修理業者に相談し、必要に応じて修理を依頼しましょう。

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