PSEマークがないのは違法!?iPhoneのバッテリーにPSEマークはある?

PSEマークがないのは違法!?iPhoneのバッテリーにPSEマークはある?

電気製品に記載されている「PESマーク」は、電気製品を安全に使用できるかどうかを示すマークです。経済産業省が発火などの事故を防ぐために管理しており、iPhoneのバッテリーなどにも使用されています。

そこで今回は、PESマークとは何か、PESマークがないとどうなるかを、主にスマホのモバイルバッテリーに関連付けながら解説します。

電気用品安全法とは

私たちはiPhoneなどのスマートフォンをはじめ、テレビやエアコンなど、様々な電気製品があふれています。このような電気製品は「電気用品」と呼ばれ、「電気用品安全法(PSE)」という法律により、経済産業省が厳格に管理しているのです。

電気用品安全法(PSE)は、発火や感電などによる火事などの事故を防ぐことが目的としており、私たちの安全を守ってくれています。

PSEマークとは

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出典:国民生活センター

PESマーク」とは、電気用品安全法の基準を満たすことを示したマークのことです。

コンセントやACアダプターなど、高い安全性が要求される品目(特定電気用品)には図2の菱形のPSEマークが、それ以外の電気用品には丸型のPSEマークが付与されているので、ご自宅の電気用品を確認してみてください。

対象商品にPESマークを付けずに製造・輸入・販売すると違法となり、法人は1億円以下、個人は100万円以下の罰金が発生します。

経済産業省も注意喚起!モバイルバッテーリーには要注意

平成30年2月1日付で、経済産業省はモバイルバッテリーを電気用品安全法の規制対象としました。これによりPSEマークの無いモバイルバッテリーは販売禁止なとっています。

ただし、いまだにAmazonなどの各ECサイトでは、PSEマークのないモバイルバッテリーが見つかることがあります。PESマークの無いモバイルバッテリーは、発火による火事などの事故が起こりやすくなるため危険です。

PSEマークがない等の電気用品の安全性に対する疑念が発生した場合は、消費生活センターに相談しましょう。対象の業者・企業には立ち入り検査や指導通告ができ、自主回収や修理などの改善命令が下されます。

ちなみにiPhoneの場合、正規バッテリーにひし形のPESマークがついているため、安心して使用できますよ。

モバイルバッテリーのチェックポイント

発火などのトラブルが多いことから、政府認定の登録検査機関での認証が必須となったモバイルバッテリー。どうせ購入するなら、安心できる商品を選びたいものです。

モバイルバッテリーを選ぶなら、下記を確認しましょう。

モバイルバッテリーの選び方
  • 「PSEマーク」がついているか確認する
  • メーカーの正規品を選ぶ
  • 安すぎる商品は買わない
  • 家電量販店などの売れ筋商品を購入する
  • 口コミをよく確認する

モバイルバッテリーを購入する際は、価格や持ちの良さなどのコスパだけでなく安全性も重要な項目です。AmazonなどのECサイトだと模造品も数多く出品されているため、注意してください。

安すぎる商品や聞いたことのないメーカーの商品を避けるだけでも、トラブルをさけることができます。口コミなどもチェックしながら、自分に合った商品を探しましょう。

迷ったらこれ!おすすめモバイルバッテリー

ここでは、PSEマークを取得したおすすめのモバイルバッテリーを紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

コスパの良さなら「エレコム」

安全性が高いうえ長く使えるといわれる「バッテリーセル」を採用したおすすめのモバイルバッテリーです。iPhoneだけでなくandroidなど様々なスマホに対応しています。

「まとめて充電」機能に対応しており、電源に接続すれば本体とスマホを同時に充電できるのも魅力です。自宅で充電する際には、電源ステーションのような使い方ができますよ。

コンパクトかつ急速充電したいなら「アンカー・ジャパン」

ポケットに入れられるコンパクトタイプから20,000mAhを超える大容量モデルまで、様々な用途に対応するアンカージャパンのモバイルバッテリー。スマホやノートパソコンを急速充電することが可能な独自技術「PowerIQ」「VoltageBoost」が搭載されており、「軽くて速い」を実現できます。

本商品もクレジットカードの大きさ、卵3つ分の重さというコンパクトさなので、出張や旅行にもおすすめです。

まとめ

PSEマークは、安全性を担保する重要なマークです。経済産業省からも「高い安全性が要求される品目」として指定されているのは、それだけ事故があったことを意味します。

使い勝手の良さやコスパだけでなく、安全なモバイルバッテリーを選ぶためにも、必ずひし形のPSEマークがついているかを確認するようにしましょう。

また、モバイルバッテリーで充電してもうまく充電できないという場合は、スマートフォンのバッテリー交換が必要かもしれません。iPhoneのバッテリー交換の目安や交換料金などの詳細は、下記の記事でも詳しく解説しています。

あわせて参考にしてみてくださいね。

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