iPhoneドックコネクター修理方法は?故障原因や保証内容を解説

iPhoneドックコネクター修理方法は?故障原因や保証内容を解説

iPhoneの充電ケーブルを接続する「ドックコネクター」は、毎日の使用で消耗しやすく、「コネクタキャップ」のないモデルでは外部の埃や湿気などにも晒され、不具合や故障が起きやすい部分です。
それだけに、ドックコネクターの修理・保証の内容をよく知ることは、iPhoneユーザーにとっては重要です。

今回は、端末の充電がうまくいかず、ドックコネクターの不具合が疑われる際に、Apple正規店や非正規店舗が行う修理内容や保証サービスなどを中心に解説します。

Apple認定の修理サービスを利用するパターン

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まず、Apple認定の修理サービス内容をみていきましょう。
Apple StoreおよびApple正規サービスプロバイダでは、Appleの純正パーツを使用するため、良質で信頼性の高いサービスを受けられることがメリットです。

保証期間と故障原因によって修理代金が変わる

Apple社では、過去にいくつかの端末で製造上の欠陥や不具合が報告されています。
Apple製品にデフォルトで付いている「Apple製品1年限定保証」により、そうしたいわゆるリコール品に対し、無料で修理や交換をしてもらうことが可能です。

限定保証を2年まで延長した「AppleCare+ for iPhone」では、過失や事故による損傷も保証され、保証対象内と診断されれば、1回につき12,980円で修理や交換ができます。

なお、「AppleCare+ for iPhone」は任意保証ですが、購入時または購入後30日以内に加入する必要があります。
未加入の場合は保証が適用されず、数万円前後の高い修理料金が発生するので注意しましょう。

参考:AppleStoreのジーニアスバーって何?iPhoneの故障やApple製品のことで困ったらココ!

故障箇所全ての修理

Apple正規店では修理の際、「オーバーホール」のように全ての箇所をチェックし、不具合があればパーツ交換を行い、完了時には新品同様の形で戻ってくることが多いようです。
「AppleCare+ for iPhone」適用時の料金で行える修理は2回までですが、1回の修理で手持ちのiPhoneが新品のように生まれ変わるお得なサービスといえるでしょう。

修理期間

Apple Storeは店舗数が限られているため、常時混雑していますが、事前に予約してスムーズに対応してもらえば、即日で修理できるケースもあります。
しかし、全ての不具合をチェックする過程で、その場で完了できずにAppleリペアセンターへ端末を送らなければならない場合は、修理期間に1週間前後を要します。

一般の修理店に依頼するパターン

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次は、Apple認定ではない、いわゆる一般の修理店で受ける非正規の修理サービスについてご説明します。
最安修理ドットコム」内では、登録修理業者をはじめ、多くの非正規修理店の情報を詳しく調べられるのでチェックしてみてください。

部分的な修理

Apple認定の正規修理店では、端末のデータは全て消去されますが、非正規の修理店では、データを残したまま故障箇所のみを部分的に修理してもらえる可能性があります。

修理・交換代金

ドックコネクターの修理・交換料金は、各モデルによっておおむね数千円~10,000円前後と、業者によって価格の差がみられます。
極端に価格の低い店舗は粗悪な部品を使っている可能性もあるので注意しましょう。
また、キャンペーンなどで通常料金よりも割安価格になる場合もあるので、詳細は店舗に問い合わせてみてください。

修理期間

Apple認定のサポートがなく、個々の修理スタッフの技量に頼る部分が大きい非正規業者では、即日や短時間などでのスピーディーな修理に対応している店舗が多いようです。
例えば出張先のホテルで、充電できなくなったiPhoneを急遽近くの修理店に持ち込み、サクッと修理してもらうといったことも可能です。

依頼先を探す

非正規店舗では、純正パーツよりも品質が劣るとされる互換パーツを使用するため、信頼性が低いとみる向きもありますが、近年の非正規店舗では、総務省による基準をクリアした優良な登録修理業者もたくさんあります。
そのなかには全国で店舗を展開している業者もあるので、公式ウェブサイトで詳細な情報をチェックしてみてください。

修理店に依頼する際の注意点

注意

Apple認定の修理サービスと、非正規店舗での修理サービスは、お互いに相反する性質を持っています。
非正規店舗では迅速な対応がメリットである反面、以下に述べるように、いくつかの注意点があるので確認しておきましょう。

公式サポートから外れるので注意

先述のように、Appleの公式サポートを受けていない非正規店舗では、「AppleCare+」などの公式保証が適用されません。
また、非正規店舗で修理すると、再度Apple正規店で修理してもらうことはできますが、「AppleCare+」加入期間中でもサービス料金が適用されなくなるので注意しましょう。

それぞれの保証期間を確認

Apple公式保証の代わりに、非正規店舗ではそれぞれ独自の保証を設けていますが、おおむね3~6ヶ月の短期間となっています。
修理サービスの内容も、正規店に比べると一時的な処理対応にとどまる傾向が強いので、故障箇所が自分で分からず不明瞭な場合などは、日数がかかってもApple認定の修理サービスを利用するのがベターだといえるでしょう。

日頃からデータバックアップを取っておく

Apple認定の修理サービスでは、端末の内部データが全て消去されます。
非正規店舗ではデータを残したまま修理できることもありますが、不測の事態によりデータが消えないとは限らないので、やはり日頃からこまめにバックアップを取っておくのがよいでしょう。

参考:スマホのバックアップは自分で出来る?方法を徹底解説

携帯ショップでも対応してもらえる?

携帯ショップ

各キャリアショップでも、修理や保証サービスを受け付けていますが、修理できる対象はそれぞれの回線を契約した端末のみとなるので注意しましょう。

NTTドコモ

NTTドコモは、「ドコモショップ丸の内店」「ドコモスマートフォンラウンジ名古屋」の2店舗のみで店頭修理が可能です。
預かり修理は、全国各地のいくつかの店舗で受け付けていますが、Apple認定の修理センターへの取次修理となり、預かり期間はおおむね1週間~10日前後です。

適用される保証は「AppleCare+ for iPhone」の他、上限5,000円まで修理代金をサポートする「ケータイ補償サービス」があります。

au

auでは、同日修理窓口(iPhoneリペアセンター)を設けているショップが7店舗あります。
預かり修理は、全国各地のいくつかの店舗で受け付けており、修理期間の目安は約1週間です。

適用される保証は、「AppleCare+」の製品保証が4年間続く「故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloudストレージ」。
また、auスマートパスやauスマートパスプレミアム会員向けに、1回あたり上限10,000円まで補償されるサービス「修理代金サポート」があります。

Sofbank

SoftBankでは、5店舗で店頭修理が可能です。
預かり修理(修理取次)は、全国各地のいくつかの店舗で受け付けており、預かり期間はおおむね1週間~10日前後です。

適用される保証は、期間中に電池消耗など自然故障の修理サービスが無償で受けられる「あんしん保証パック with AppleCare Services」です。

自分でドックコネクターを直す方法はある?

考える男性

iPhone修理店とは別に、修理パーツやカスタムパーツを取り扱う卸販売専門店があるのをご存じでしょうか。
このような専門店では、純正パーツを含めた各部品を販売しており、各自で購入して自分で端末を分解し、修理する方法もあります。

ドックコネクターの修理方法

ドックコネクターのおおまかな修理方法は、電源をOFFにしてカバーとバッテリーを取り外したあと、コネクターやケーブル、固定ねじを外して対象部品を交換するという流れになります。
詳しい手順を説明した動画もアップされているので、見てみるとよいでしょう。
ただ、細かい部品のため、特に微細なねじなどは止める場所や個数をしっかり把握しておかないと、紛失した時などに修理が進まなくなってしまいます。

非正規店舗のウェブサイトなどでも修理方法が紹介されていますが、自分で分解して修理する際は、当然ながらApple認定の保証は適用されません。
修理に失敗して端末が使えなくなっても自己責任となるので、スキルや経験のない人が自分でパーツを集めて修理にチャレンジするのは避けたほうが無難かもしれません。

充電コネクター以外の故障も疑ってみよう

iPhoneのドックコネクターに接続するケーブルは、スピーカー、マイク、アンテナ、イヤホンジャックなど、他のさまざまな箇所にも関わる複合パーツとなっています。
充電に不具合が生じた際は、ドックコネクターだけでなくその周囲の部分にも故障が生じている可能性があるので、覚えておきましょう。

また、購入後年数を経た端末であれば、バッテリーそのものが経年劣化で寿命を迎えているケースもあり、その際はバッテリーを交換することになります。
バッテリーやドックコネクター関連パーツを交換しても症状が治らない場合は、基板の異常が考えられるため、その際は本体を交換することが多いようです。

買取サイトで査定申込

電話する女性

前項で述べたように、ドックコネクター関連パーツの故障は、いくつかの箇所でも異常を生じる可能性があります。
もし非正規店舗では修理に対応しきれず、さらにApple認定の修理サービスに出そうにも、限られた店舗へ出向く時間や修理の日数がない場合は、思い切って買取の査定に出し、その代金を新しい端末の購入資金に充てる方法もあります。

登録修理業者には、故障したiPhoneをその場で現金で買い取ってくれる店舗もあります。
また、TSUTAYAやGEOなどの業者でも買取を行っていますが、店舗によっては故障端末を受け付けていない場合があるので、ウェブサイトなどで事前に確認しておきましょう。

6ヶ月の保証期間で安心「アイサポ」

アイサポ iphone修理

出典:アイサポ

全国300店舗を展開するiPhone修理のプロフェッショナル「アイサポ」。

最短30分で修理してくれるだけでなく、データも保護してくれる技術を持っています。修理満足度も5年連続で3冠を受賞するほど。

修理費用も部品単位で修理してくれるので、メーカーと比較すると最大70%OFFの値段で修理してくれますよ。万が一対応後に不具合が出ても、メーカー保証の2倍もの保証期間があるので安心ですね。

電話だけでなくWEB予約でも予約可能なので、都合のよいタイミング・場所で修理を依頼できるのも強みです。

\最短30分のスピード修理/

アイサポでiPhone修理

こちらの記事では、アイサポの口コミ・評判についてまとめています。併せてご覧ください。

修理のプロが最短30分で対応してくれる「iCracked」

icracked_iPhone修理

出典:iCracked

iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。

厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しており、対面で修理してくれます。初めて依頼をする方でも安心ですね。

高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれます。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートが充実しているのもポイントです。

店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約できます。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

\近くの店舗を簡単予約/

iCrackedで即日修理

まとめ

iphone

毎日の充電などで頻繁に使用するドックコネクターは、汚れや摩耗、損傷などで故障が生じるリスクが高いパーツです。
またドックコネクターのみならず、他の部分でも不具合が生じている可能性もあります。

そうした損傷箇所を全て新品同様の状態に戻すには、Apple認定の修理サービスを利用するのがベストですが、非正規でも優良な店舗が修理や買取などに対応してくれることもあるため、実際には取るべき方法はさまざまです。

自身のiPhoneの利用スタイルや使用状況を考慮しが上で、最適な保証や修理店舗、修理方法を選ぶのがよいでしょう。

修理価格サイトのご紹介

全国の修理店をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

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