
iPhoneやスマホの修理は、お金を出せばどんなものでも修理できるわけではありません。場合によっては修理できないこともあります。
そこで今回は、どのような場合に修理不可・修理不能といわれるのか、また修理不可となったらどう対処すればいいのかを解説します。
INDEX
iPhoneの「修理不可」「修理不能」の違い
iPhoneを修理したいと依頼したときに、修理できないと断られてしまうことを「修理不可」「修理不能」と言います。「修理不可」「修理不能」の2つの単語には、大きな違いはありません。
業者やメーカーによって表現が異なるだけなので、特に気にする必要はないでしょう。
iPhoneが修理不可・修理不能になる理由
iPhoneが修理不可・修理不能となる多くの原因は、主に以下の2点です。
- 起動不能などでiPhoneが復旧できない
- 顧客の希望条件で修理できない
水没やリンゴループによりiPhoneの復旧ができない場合は、修理よりも本体交換になることが多いです。また、故障の内容によっては顧客の修理条件を修理者側がかなえられない場合も、修理不可・修理不能となることが多くなります。
iPhoneが修理不可・修理不能になる5つのケース
iPhoneなどのスマホが修理できない場合とは、どのようなケースなのでしょうか。ここでは主な5つのケースを紹介します。
リンゴループしている
iPhoneを起動する際に出てくるリンゴのマークが点灯し続ける状況を「リンゴループ」と呼ぶことがあります。このリンゴループが続くと、最終的に電池切れとなり起動しなくなるのです。
故障の状況が深刻だと、修理不能と判断されることがあります。
iPhoneのリンゴループが起きる原因については、以下の記事でも解説しています。あわせてチェックしてみてください。
iPhoneを改造している
改造したiPhoneはApple正規店で修理をしてもらえません。改造はiPhoneの規約違反となり、たとえ多少の故障であっても公式修理はできないので注意しましょう。
一方、改造iPhoneでも一般のスマホ修理店では修理してもらえる可能性があります。そのため改造iPhoneは、Apple正規店ではなく一般修理店に修理を依頼してください。
ただし、改造に失敗した場合、iPhone修理店でも修復不可能となってしまう場合もあります。「iPhoneが使えなくなると困る」という方は改造をやめましょう。
非正規修理の痕跡がある
非正規修理の痕跡が見つかった場合は、AppleやApple正規サービスプロバイダや各キャリアでの修理ができなくなる可能性があるので注意が必要です。
このような場合は、たとえ保証に加入していたとしても修理を受け付けてもらえないため、正規修理にこだわる方はAppleなどの正規修理にのみ依頼するようにしましょう。
水没後に起動しなくなった
防水機能付きのiPhoneも万能ではありません。プロセッサーと呼ばれる「CPU」や既往装置の「NANDメモリ」の破損が確認されれば、修理不能になることがあります。
水没で故障した部品を交換・修理すれば問題ないケースもありますが、状況が深刻な場合は修理を断られることもあるので覚えておきましょう。
生体認証できない
パスコー殿解除やパスワード情報の記憶などに利用する「TouchID」や「FaceID」といった生体認証ができない場合も、修理不能・修理不可になることがあります。
クレジットカード情報など、機密性の高い情報を記憶している場合などは特に難しいため、本体交換となることが多いです。
正規修理で修理不可・修理不能と言われたら?
もしAppleやApple正規サービスプロバイダ、各キャリアへの修理依頼で、修理不可・修理不能の回答が返ってきた場合は、本体交換や機種変更が必要になります。
ただし、本体交換や機種変更をする場合、データは保存できません。データのバックアップを取っておらずデータを保存したいなら、iPhoneの非正規修理店への依頼を検討しましょう。
Appleなどの正規修理店とiPhone非正規修理店の違い
Appleなどの正規修理店とiPhone非正規修理店の違いの大きな違いは、修理費用や修理スピードです。どちらに依頼するべきかは、以下を確認しながら検討しましょう。
保証に加入しているなら正規修理
AppleやApple正規サービスプロバイダ、各キャリアには正規保証があr未明日。例えば、購入後1年間の通常製品保証サービス「Apple製品1年限定保証」が利用できます。これは無償修理ができ、仮に全損であっても、交換修理を勧められることが多いようです。
また、この保証を2年延長できる有料サービス「AppleCare+ for iPhone」もあります。この保証は月々の料金に加え、自然故障以外は一定の修理代が必要ですが、非常に安く修理してもらえます。
そのため、保証に加入しているなら正規修理がおすすめです。
純正パーツにこだわるなら正規修理
iPhoneのっ正規修理店では、Appleの純正パーツを使用します。一方で非正規修理店では、修理費用が安い代わりに安価なパーツを使用するため、純正パーツでないことがほとんどです。
そのため、純正パーツにこだわりたい方は正規修理を利用しましょう。
修理スピードを重視するなら非正規修理
Appleの正規修理店は、修理スピードが遅くなることがあります。Apple Storeは全国に数店舗しかなく、いつも混んでいて予約なしでは入れません。
またAppleの郵送修理は1週間~10日ほど時間がかかります。AppleCare+ for iPhonに加入している場合は、代替スマホを貸してもらえるエクスプレス交換サービスが利用できますが、それでも自分のスマホが手元に届くには時間がかかります。
一方、非正規修理店は全国に多数の店舗があり、即日修理できることが多いです。そのため急ぎで修理したい場合は非正規修理店に依頼しましょう。
ただし、非正規修理店は業者によってサービスや修理技術に差があります。必ず口コミなどを確認してから修理依頼してください。
またカメラのキタムラなどのApple正規サービスプロバイダでは即日修理を行っている場合もあります。保証に加入している方は正規サービスプロバイダに問い合わせてみましょう。
データを残したいなら非正規修理
Appleの正規修理店は、正規サービスプロバイダや各キャリアであっても、基本的にデータは消去されます。バックアップが取れていない場合は、データが丸ごとなくなるため注意が必要です。
一方で、非正規修理店はデータを残しながら修理してくれることが多いため、データを残したい方は非正規修理店への依頼がおすすめです。
非正規修理店選びに困ったら、ここに依頼しよう
保証対象外の場合、正規修理の値段はかなり高額になります。
素早く安く修理・バッテリー交換をしたいのであれば、「アイサポ」「iCracked」「スマホスピタル」がおすすめです。ここでは、各業者の特徴について説明します。
アイサポ

出典:アイサポ
「アイサポ」は、総務省登録修理業者に認定されているiPhone修理業者です。最短30分で修理してくれるので、お急ぎの方は連絡してみてください。
高い技術力でスピーディーに修理してくれるため、スピード満足度と顧客満足度ではNo.1を獲得した実績があります。
価格もお手頃で人気があるため、価格満足度でもNo.1を獲得するなど、実績も申し分ありません。
宅配修理にも対応しているので、遠方からでもサービスを利用できますよ。料金の目安は下記の通りです。
機種 | 修理・バッテリー交換の費用 |
---|---|
iPhone 12 | 7,980円 |
iPhone XR | 6,980円 |
iPhone 7 | 5,480円 |
iCracked

出典:iCracked
iCrackedは、総務省にも登録されているシリコンバレー創業のiPhone修理業者です。
厳しいトレーニングと認定試験に合格した修理スタッフ「iTech(アイテック)」が常駐しており、対面で修理してくれるので安心して依頼できます。
高品質なパーツを使用し、データを保護した上で最短30分で修理してくれるのもうれしいポイントです。修理後も3ヵ月の保証期間があるなど、アフターサポートも充実しています。
店頭・郵送修理に対応しており、電話かWEBで事前予約可能です。営業時間や定休日は店舗によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
料金目安は下記の通りです。
機種 | 修理・バッテリー交換の費用 |
---|---|
iPhone 12 | 7,480円 |
iPhone XR | 7,480円 |
iPhone 7 | 5,280円 |
スマホスピタル

スマホスピタルとは、データを残したまま修理できるiPhone修理業者です。急にiPhoneが故障しても安心ですね。
スマホスピタルは、業界最高峰の技術を用いて修理してくれます。そのため、他店では断られるような難しい修理にも対応可能です。
もちろん、総務省登録修理店なので、安心して依頼できますよ。安全な部品を使っているだけではなく、個人情報の管理も徹底しています。
最短15分で修理・バッテリー交換してくれるのもスマホスピタルの強みですよ。料金の目安は下記の通りです。
機種 | 修理・バッテリー交換の費用 |
---|---|
iPhone 12 | 7,580円 |
iPhone XR | 5,580円 |
iPhone 7 | 2,940円 |
スマホを買い換えるなら古いiPhoneを売るのも手段のひとつ
スマホを買い替える際には、スマホやiPhoneの買取をしてもらうのも手段のひとつです。
買取申し込みの際には、買取価格比較サイトを活用しましょう。予めブックオフやゲオなど買取業者のどこで、いくらで売れるのか調べることができます。
キャリアで下取りしてもらうなどよりも、最高買取価格で売ることができるはずです。壊れたジャンク品のiPhoneも売ることができます。部品として修理時に再利用できたり、なんとか修理して再販できる可能性があるためです。
画面割れのiPhoneの買取をしている業者の買取価格比較をしている記事もあるので、あわせてチェックしてみてください。
まとめ
iPhoneにも修理不可能な場合があります。主要パーツ交換修理以外の基板修理は推奨していないようです。そのため、新品や新品と同等の製品との交換修理を行ったほうが迅速で故障再発の心配もありません。AppleCare+への加入は、頻繁に全損や水没するような人のみが利用すべきです。通常は一年保証で間に合うでしょう。
一般スマホ修理店を探すときは当サイト最安修理ドットコムをのぞいてみてください。こちらには全国各地のあらゆる修理店が集っており、たくさんあるスマホ修理店も簡単に探すことができます。
また、お住いの近くに良い修理店がなかったり、iPhoneを店頭まで持っていく手間を省きたいときは郵送修理も検討してみましょう。

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