何らかの不具合でiPhoneの画面が操作できなくなる場合があります。突然iPhoneがフリーズしたら、困りますよね。
しかし、iPhoneの画面が操作できなくなる原因はある程度決まっています。今回は、その原因と試したい対処方法をセットで紹介しますね。
INDEX
iPhoneの画面を操作できない原因
iPhoneの画面を操作できない原因は、保護フィルムの干渉やバッテリーの消耗などが考えられます。
ソフトウェアの不具合やメモリ不足なども考えられますね。ここでは、各原因の詳細を説明します。
保護フィルムが干渉している
iPhoneと保護フィルムの相性が悪いと、タッチパネルが指を認識してくれません。誤タッチが起こりやすくもなるので、注意しましょう。
バッテリーが消耗している
iPhoneのバッテリーは消耗品です。長く使っていると、段々劣化してきます。バッテリーの劣化によって、画面が反応しないのかもしれません。
AppleはiPhoneの寿命を3年に設定しています。3年以上使い続けている人は、一度バッテリーの状態を確認しましょう。確認方法は以下の通りです。
- iPhoneの[設定]をタップする
- [バッテリー]→[バッテリーの状態と充電]の順でタップする
- [最大容量]が80%未満であれば、バッテリーは劣化していると判断する
ソフトウェアに問題がある
ソフトウェアとは、iPhoneを動かすために必要なシステムのことです。そのため、ソフトウェアに不具合が生じていると、操作できなくなる場合があります。
ソフトウェアを長らくアップデートしていない人は、ソフトウェアの不具合を疑いましょう。
メモリが不足している
iPhoneには、快適に操作できるキャパシティの上限があります。
上限に近い状態で使い続けていると、操作できなくなる場合があるので注意しましょう。以下の行為をしている人は、メモリ不足を疑ってみてください。
- 容量の大きいアプリやファイルを開いている
- オンラインゲームを長時間行っている
- iPhoneに入っているアプリや写真・動画の数が多い
端末に水分が入り込んでいる
iPhoneは以下のように少しのできごとでも水没する場合があります。
- 濡れた手でiPhoneを操作した
- 台所で使っていて水滴が飛んだ
- 浴室の蒸気がついた
iPhoneの内部に水が入り込むと、基盤のトラブルが発生します。
これによって、画面が操作できないのかもしれません。水回りで使う機会が多い人は、iPhoneの水没を疑いましょう。
iPhoneの画面を操作できない場合の対処方法
iPhoneの画面を操作できない場合は、指を保湿したり保護フィルムを剥がしたりしましょう。
強制再起動をしたりTouch IDを再設定したりするのもおすすめですよ。ここでは、各対処方法の詳細を説明します。
指を保湿する
iPhoneの画面を操作できない場合は、指を保湿してみましょう。iPhoneのタッチパネルは、指の静電気を読み取って反応するからです。
指が乾燥していると、静電気が通電せず反応しづらくなります。とくに冬場は十分注意しましょう。
保護フィルムを剥がす
最近保護フィルムを貼り替えた人は、一度そのフィルムを剥がしてみましょう。それで操作できるか試してみてください。
操作できる場合は、保護フィルムが干渉していたと判断できます。安い保護フィルムはタッチの感度が悪くなりやすいと言われています。
そのiPhoneを長く使うのであれば、少し高い保護フィルムを選ぶようにしましょう。
タッチペンを利用する
現在は、iPhoneに特化したタッチパネルも販売されています。指で操作すると反応しづらい人はタッチペンを使ってみましょう。
タッチペンは、操作性が向上するだけではありません。指の汚れがつかなくなるので、iPhoneの画面をきれいに保てます。
強制再起動をする
iPhoneがフリーズしているため、操作できない場合は強制再起動を行いましょう。
しかし強制再起動をすると、ソフトウェアやファイルが破損したりデータが保存されなかったりします。
データが消去されると困る場合は、まず以下の手順でデータのバックアップを取りましょう。
- パソコンとiPhoneをケーブルで接続
- iTunesを開く
- パソコンの画面に[このコンピュータを信頼しますか]と表示された場合、画面に従って操作をする
- iTunesでiPhoneを選び、[今すぐバックアップを作成]をクリック
- バックアップ成功
データのバックアップを取ったら、以下の手順で強制再起動を行なってください。
- [ホームボタン]と「スリープボタン」を同時に長押し
- Appleのロゴが表示されたら、指をボタンから離す
- [音量を低くするボタン]と[電源ボタン]を同時に長押し
- Appleのロゴが表示されたら、指をボタンから離す
- [音量を高くするボタン]を押して離す
- [音量を低くするボタン]を押して離す
- 電源ボタンを長押しし、Appleのロゴが表示されたら指をボタンから離す
Touch IDを設定し直す
iPhoneの反応は、Touch IDを再設定することで改善する場合があります。以下の手順でTouch IDを再設定しましょう。
- [設定]→[Touch IDとパスコード]の順でタップ
- 画面のロックを解除する際に使っているパスコードを入力
- [指紋を追加]をタップし、画面の指示に従う
- Touch IDの再設定完了
それでも画面操作できない場合の対処方法
今回紹介した5つの対処方法を試しても、画面操作できない人もいるでしょう。その場合は、iPhone内部の故障が疑われます。
内部を個人で直すのはほぼ不可能です。そのため、プロの業者に見てもらいましょう。iPhoneの修理を受けつけている場所を3つ紹介します。
Appleに修理を依頼する
Appleでの修理の特徴は、保証を使えば無償または格安で修理をしてくれること。
まずは、購入時から1年間付与される製品保証と保証サービス「AppleCare+」が使えるか確認してみてください。
純正品を使って修理をしてくれるのもAppleの特徴です。基準を満たした安全なパーツのみを使用するので、安心して修理を任せられますね。
デメリットは、個人情報の漏洩を防ぐためにiPhoneのデータを消去されることです。大切なデータがある場合は、修理を依頼する前にバックアップを取っておきましょう。
正規サービスプロバイダに修理を依頼する
正規サービスプロバイダとは、Appleに認められた修理業者のことです。特徴は、店舗数が多いこと。
そのため、Appleよりも修理の予約が取りやすいと言えるでしょう。当日修理に対応しているのも正規サービスプロバイダの特徴です。
例えば「カメラのキタムラ」では、18時までにiPhoneを持ち込めば当日中に修理してくれますよ。
デメリットは、保証が使えないと修理料金が高いこと。100,000円を超える機種も存在するので、注意しましょう。
出典:カメラのキタムラ
iPhone修理業者に依頼する
iPhone修理業者とは、街の修理屋さんのことです。主な特徴は、保証が使えなくても安く修理をしてくれること。
メーカー修理の半額以下で対応してくれる業者も存在します。即日修理に対応しているのもiPhone修理業者の特徴です。
業者によっては、最短数十分で操作できないトラブルを直してくれますよ。
一方でデメリットは、店舗によって技術力の高さが異なることです。そのため、業者選びはしっかり行いましょう。
画面操作ができないiPhoneを修理してくれるおすすめ業者
iPhone修理業者に依頼するのであれば、安心・信頼できる場所に相談することが大切です。
数ある業者の中でおすすめできるのは、「アイサポ」「iCracked」「スマホスピタル」の3社です。各業者の特徴を紹介しますね。
アイサポ
出典:アイサポ
アイサポとは、修理満足度調査で3冠を獲得した実績があるiPhone修理業者です。特徴は、安く修理をしてくれること。
モデルによっては、メーカーサービス料金の70%OFFで修理をしてくれます。24時間受付なのも、うれしいポイントです。
自分の都合に合わせてiPhoneの修理を依頼できますね。iPhone修理料金の目安は以下の通りです。
機種 | 修理費用 |
---|---|
iPhone 14 Pro Max | 95,980円 |
iPhone 11 | 9,980円 |
iPhone 8 Plus | 5,980円 |
iCracked
出典:iCracked
iCrackedとは、100万台以上の修理実績がある世界最大級のiPhone修理事業者です。特徴は、“安心感がある”こと。
対面カウンターで修理を行なったり高品質なパーツのみを使用したりと、お客さんを不安にさせない努力を怠りません。
修理後、90日間の保証がつくのもうれしいポイントです。万が一、修理後に再度不具合が発生しても安心ですね。iPhone修理料金の目安は以下の通りです。
機種 | 修理費用 |
---|---|
iPhone 12 mini | 10,780円 |
iPhone SE | 9,680円 |
iPhone 7 | 8,580円 |
スマホスピタル
スマホスピタルとは、150万台以上のスマホ修理実績があるiPhone修理業者です。特徴は、データを残したまま修理をしてくれること。
そのため、バックアップが取れない状態でも安心して修理を任せられます。即日修理に対応しているのもスマホスピタルの特徴でしょう。
早ければ、45分程度でトラブルを直してくれますよ。iPhone修理料金の目安は以下にまとめました。
機種 | 修理費用 |
---|---|
iPhone 13 Pro | 67,250円 |
iPhone XR | 6,330円 |
iPhone 6s | 2,130円 |
画面操作ができない場合はまず簡単な対処法を試そう
- 画面操作ができない原因は、保護フィルム干渉やメモリ不足など
- 指を保湿したりタッチペンを使用したりして対処しよう
- 強制再起動やTouch IDの再設定もおすすめ
- 解決しない場合は、AppleやiPhone修理業者に見てもらおう
今回は、iPhoneの画面を操作できない原因と対処方法を紹介しました。原因は、バッテリーの消耗やソフトウェアの不具合などが考えられます。
指を保湿したり保護フィルムを剥がしたりと、まずは簡単な対処方法から試してみてください。内部が故障していると、簡単な対処方法では直りません。
その場合は、一度AppleやiPhone修理業者に見てもらいましょう。保証が使える人はApple、保証が使えない人はiPhone修理業者に依頼することをおすすめします。
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