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「iPodを復元」と言うと、次の2つの意味が連想されます。1つはバックアップしたデータから「iPodを復元する」という意味。もう1つが、「iPodを工場出荷時の状態に戻す」という意味での「iPodを復元する」です。後者は「初期化」と同義です。紛らわしいので「初期化」を使えばよいのですが、どちらも英語の“restore”なので、「復元」で間違いではありません。
いずれにしても、この両者はまったく違う行動を示していることに注意です。ここでは、この2つの意味におけるiPodの「復元」の方法を調べてみました。
INDEX
携帯音楽プレーヤーiPodシリーズの現在
さて、「復元」について調べる前に、Appleの携帯音楽プレーヤーであるiPodシリーズの現状を確認しておきましょう。
2018年3月現在、iPodの名がつく製品は、iPhoneと同様のiOSが組み込まれた、iPod touchのみという状態です。大容量のHDDを擁する「元祖iPod」ipod classicや、軽くて手頃な ipod nano、そしてシャフル機能のみのiPod shuffleは、すでに生産が終了しています。<そして、現行モデルのiPod touchは、データのバックアップとその復元作業にも非常に便利な、Appleが提供するクラウドサービスであるiCloudを使用できます。
しかし、iPod classicをはじめとするその他の機種や、同じiPod touchでも初期の販売モデル(第1世代と第2世代)はiCloudを使用できませんから、データのバックアップとその復元作業はiTunesを利用する方法に限られることになります。以降はこのことを前提として、「iPodの復元」について説明していきます。
iCloudバックアップをiPodに復元する
ここで言う「復元」とは、iCloudにバックアップされたデータをiPodに戻してあげることで、以前の使用時の環境に戻すという意味での「復元」です。バックアップされたデータにはiPodの設定などが含まれており、このデータを修理のために初期化されたり、新しく買い替えたりしたiPodに入れてあげると、設定などをし直すことなく使用できることになります。
第3世代以降のモデルが対象
そして、前述のようにiPod touchはiCloudを使用できるので、iTunesを使用せず単体でバックアップ→復元の作業をすることができます。ただし、この作業が可能なのは、iCloudのアカウントを作成できる第3世代のiPod touch(2009年9月発売)以降のモデルのみです。
使用しているiPod touch のモデルを調べるには、こちら(iPod のモデルの調べ方)をご覧ください。また、iCloudでのバックアップの取り方は、下記関連記事をご確認ください。
(関連記事:【保存版】iPodシリーズのバックアップの方法まとめ)
復元方法
iCloudのバックアップデータを新しいiPod touch、あるいは初期化されたiPod touchに復元する方法は、Appleの公式サポートのこちらのページに詳しく記載されています。
データが空の状態のiPod touchを立ち上げ、「App とデータ」画面が表示されるまで案内にそって進み、「iCloud バックアップから復元」をタップします。次にApple ID で iCloud にサインインし、適切なバックアップデータを選択します。これでバックアップがスタートです。
後は必要に応じてApple ID アカウントにサインインし、アプリや購入済みのコンテンツを復元するなど、画面の指示に従って行えば問題ありません。作業が終了するまで、Wi-Fi環境から離れないよう注意しましょう。
iTunesバックアップをiPodに復元する
次に、iTunesを使ってパソコンのストレージに保存されているバックアップデータをiPodに復元する方法です。iPod touch以外のほとんどのiPodシリーズの機種に該当する方法となります。なお、iTunesを使用してiPodのバックアップをとる方法は、やはり下記関連記事をご覧ください。
(関連記事:【保存版】iPodシリーズのバックアップの方法まとめ)
そしてiTunesで作成されたバックアップデータを新しいiPod touch、あるいは初期化されたiPod touchに復元する方法も、先に紹介したこちらのページに記載されています。
基本的にはバックアップデータを保存しているPCのiTunesを開き、初期化されてデータの入っていないiPodをUSBケーブルでPCにつなぎます。そして、iTunesにつないだiPod touchが表示されたらそれを選択し、後は画面の表示に従ってバックアップデータの復元を選択すればOKです。
不明な点があれば、先のAppleの公式サポートページにその対処法も書かれているので、こちらをみながら進めるのがもっともわかりやすいと思われます。
iPodを復元する=初期化する
次に、iPod自体を復元する=初期化する=工場出荷時の状態に戻すという意味での「復元」について説明していきましょう。
この「初期化」という作業によってiPod 上の設定やデータがすべて消去され、最新バージョンの iOS または iPod ソフトウェアがインストールされることになります。初期化をするとiPodのデータが全て消去され、デバイスがクリーンな状態に「復元」されるので、iPodに不具合が生じて動作がおかしくなった際に、デバイスを修復する最後の手段としてとられる方法です。従ってこれを行う際には、事前にデータのバックアップをしておく必要があります。
iPodを初期化するには、iTunesを使用する方法と、iPodシリーズ本体のみで初期化する方法の2つの選択肢があります。そのやり方は、下記関連記事に詳しく説明されているので、こちらをご一読ください。
(関連記事:【保存版】iPodを自分で初期化する方法)
「リセット」と「復元」は違う
電子デバイスを使用していると、様々な用語が出てきて混乱することがあります。ここで注意したいのが、「リセット」と「復元(restore)」の用語の違いです。どちらも、iPodに不具合が生じた際の手段として用いられ、同じような意味としてとってしまうこともあるので、ここで確認しておきましょう。
リセットとは…
「リセット」とは、強制再起動のことです。デバイスがフリーズしたりボタンを押しても反応しなくなった際に、最初にとる手段と言われます。リセット=セットし直すということですから、データはそのままで保持されます。なので、iPodの挙動がおかしいときには、まずこの再起動=リセットを行います。データは保持されるので安心してリセットしてください。
復元とは…
一方、前述のように「復元」は、「最初に状態に戻す」という意味です。「iPodを復元する」ということは、最初の状態に戻す=初期化をするということなので、保存していたデータは一掃されます。だからこそ最後の手段と言われます。両者の言葉の意味の違いに注意してください。
リセットしても復元してもiPodが直らなければ修理に
iPodを復元してみても不具合が改善しない場合、デバイスの故障が疑われるので、修理に出すことになると思われます。バックアップデータの復元を試みた際に、なかなかうまくいかないという場合も同様です。
修理方法は2つ
iPodシリーズに故障が疑われた際には、Apple Storeを含むAppleの公式サポートや、公式に準じた修理サービスが受けられる「正規サービスプロバイダ」に修理を依頼するか、街の修理ショップに修理を依頼するか、どちらかの選択肢があります。
しかし、公式サポートは一部のiPodシリーズの修理サポートを終えており、修理自体を受け付けてもらえないケースも考えられます。
(関連記事:まだまだ人気のある ipod classicの修理の方法まとめ)
修理ショップのメリット
そこでおすすめしたいのが、街の修理ショップの利用です。iPhoneの修理を行う街の修理ショップの中には、iPodシリーズの修理も受け付けているお店が多数あります。
修理対応機種に関しても、機種の新旧に関係なく修理を受け付けてくれるでしょう。さらにはデータ復旧サービスを修理メニューに加えているショップも多く、データを失うことなく修理してもらえるかもしれません。修理サポートの終了した製品のユーザーにとっては、多くのメリットがあると思われます。
iPodシリーズの修理ショップを探す方法
iPodシリーズの修理業者を探す際に非常に便利なのが、当サイト、最安修理ドットコムです。iPodシリーズの修理業者は、こちらから探すことができます。各業者の口コミや評価、保証期間も掲載しており、地域を限定すればお近くの修理業者の特徴を比較することもできます。
忙しい方には「郵送修理」もおすすめ
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「郵送修理」とは、郵送で全国から修理予約を受け付けるサービスのこと。店頭に持ち込むことなく修理を受け付けてもらえるので、忙しくて修理ショップに行く暇がないという方には特におすすめです。ぜひ最安修理ドットコムで、自分のライフスタイルに合ったショップや修理依頼の方法を選んでみてはいかがでしょうか。
iPodをもっと快適に使うために、ワイヤレスイヤホンにしてみるものいいですね。
こちらは充電ボックス付きで使いやすそうですよ。
自分に合った修理店を探せる「最安修理ドットコム」
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まとめ
ここまで、「iPodを復元」という言葉が持つ2つの意味と、その方法について説明してきました。
1つは「バックアップしたデータをiPodに復元する」ということで、別の場所(パソコンやiCloud)に保存したデータ(バックアップしたデータ)をまっさらな状態のiPodに戻してあげることです。そしてもう1つが、「iPodを最初の状態に戻す」ということを意味し、「初期化」と同じことを意味します。2つの意味の違いを確認のうえで、その措置を実施しましょう。
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