レンズが故障してピントが合わない時の対処法

レンズが故障してピントが合わない時の対処法

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カメラユーザーは、状況に合わせてレンズを使いこなしますよね。上級者やプロのカメラマンはあらゆるレンズを保持しており、維持費もかなりかかっているそうです。もしもレンズが不調をきたした時、修理に出す前にご自身で対処する方法を覚えておくことで修理費用を浮かすこともできます。ここでは、レンズが故障してピントが合わない時の対処法を紹介していきます。


I BROKE MY LENS 🙁 / Hamdan Mesfer Al Amimi

レンズのピントが合わなくなった時に行なうべき操作

それでは、ピントが合わなくなった時にご自身でできる対処法をいくつか紹介していきます。故障と決めつける前に、まずはあらゆる可能性を探ってみましょう。

カメラとレンズの接点を確認

カメラとレンズを接続する“接点”に異常があると、上手くピントが合わないだけではなくシャッターが切れない可能性も出てきます。一番多いのが、接点の汚れ。ホコリや小さなゴミが挟まっていてピントが合わないのはよくある症状の1つです。そんな時は一度レンズを外して、柔らかい布で拭き上げてみましょう。また、電子的な接点部分をエタノールなどで磨くのも効果的ですので試してみてくださいね。

参考:カメラのレンズにホコリ・キズがある悲劇的な場合の修理と対処法

カメラのシャッターが下りなくなった場合の修理・対処法

視度調節ダイヤルの問題

実際にピントが合っていないのではなく、視度調節のダイヤルがずれてしまっているのかもしれません。視度調節機能は、目が悪い方でもファインダーが除きやすいようにする眼鏡のような機能です。ダイヤルを調節することによって、その人の視力に合わせてファインダーを見やすくしてくれます。他人にカメラを貸して、帰ってきた時にピントが合わない時は視度調節の問題である可能性が高いです。そもそもこの機能を知らない初心者の方は、一様にピントが合わないと思ってしまうでしょう。各メーカーごとに調節の方法が異なりますので、説明書をよく読み調節してみてくださいね。

被写体の問題

もしかしたら、レンズではなく被写体に問題があるのかもしれません。オートフォーカスで単色の壁や、よく晴れた空などを取ろうとすればなかなかピントが合いません。オートフォーカスが適していない被写体も確実に存在しますので、そういった際はマニュアルで操作してみて下さい。

また、被写体が近すぎる場合も上手くピントが合わない可能性があります。レンズには「最短撮影距離」が決まっており、それ以下の距離で撮影しようとすればピントがブレることもあるのです。レンズごとの特性を把握して、適した設定・距離で撮影を行ってみてください。

ピントが合わないときはこの理由が多く、カメラ本体もレンズも故障していなかったということがよくあります。ピントの合わない被写体以外を試しに撮って、他の被写体ではピントが合うのか確認してみましょう。

参考:カメラのオートフォーカスやピントが合わないときの対処法・修理

手ブレの可能性

単に手ブレが発生している可能性もあります。シャッタースピードを遅く設定していると、その分手ブレが発生しやすくなりますのでシャッタースピードを上げてみて下さい。また、三脚を使うことで手ブレが原因かどうかを確認することができます。三脚をお持ちの方は、一度三脚を使っての撮影を試してみてみるといいでしょう。

参考:カメラのシャッターやメーターの動きが悪かったり異音がする時の修理方法

レンズの曇り

お使いのレンズは汚れていないでしょうか。レンズが曇っていることで、ピントは合わなくなっていくものです。一度レンズを綺麗に磨いてみましょう。柔らかい布で、傷をつけないように慎重に行なって下さいね。

レンズを拭いても曇りが取れないという場合は、内部のレンズに問題があるかもしれません。寒い場所から急に暖かい場所へと移動すると、内部が曇ってしまう恐れもあります。自分で内部の汚れを取り除くのは難しいですが、曇りなら時間が経てば解消する可能性もあります。少し時間を置いてから再び撮影してみて下さい。

これでだめなら修理依頼を

これらの対処法をためしてみて、それでもピントが合わないというときにはレンズやカメラの故障を疑ったほうが良いかもしれません。

メーカーへの修理依頼

お使いのカメラ・レンズのメーカーへ連絡を取り、修理依頼してみるのが最も簡単な解決法です。ホームページ上には「修理時の連絡先」が書かれていますので、それに従って修理依頼を行いましょう。費用は故障原因や故障箇所によって変わってきます。大体の相場が書かれていることもありますが、上下することがほとんどですので見積もりが出るのを待ちましょう。

参考:【料金表掲載】カメラ修理の相場は要チェック!メーカー修理と修理屋さんを比較しよう

修理業者への依頼

また、中古カメラを取り扱っているショップの中には修理を受け付けている場所もあります。中古ショップは、自社でメンテナンス・修理を行いますので大体のトラブルには対応してくれるでしょう。

費用はメーカー修理と異なり、ショップが独自に定めています。なるべく安く修理するためには業者の比較を行う必要があるでしょう。ただし、修理費用だけで依頼先を決定してはいけません。保証期間がどれくらいなのか、技術力は優れているのかなど総合的な判断で選ぶようにしましょう。

当サイト最安修理ドットコムにはいくつかのカメラ修理店を掲載しているので、参考にのぞいてみてください。また、郵送修理を全国から受け付けていますので、店頭まで持参する手間が省けて便利ですよ。

まとめ

以上のように、レンズのピントが合わない場合は故障を疑う前にまずは各種設定を自分で行ってみてください。上記で紹介した対処法以外にも、ピントが合わない原因があるかもしれません。一番簡単なのは、近くにいるカメラ玄人の方にアドバイスを求めることです。一度カメラの状態を確認してもらいましょう。

それでも直らなかった場合は、修理依頼するようにしましょう。良いショップを見つけるために、あらゆる業者を比較して見てくださいね。

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