
MacBookといえば、Appleが誇る人気のラップトップシリーズです。iPhoneの防水性が高いこともあり、MacBookも水に強いと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
「飲み物をこぼしてしまった」「鞄の中でペットボトルが液漏れしていた」などの要因で壊れてしまうこともあります。
そこで今回は、MacBookが水没・水濡れしてしまった時の正しい対処法を紹介しますよ。
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INDEX
MacBookが水没・水濡れした時に生じる症状と要因は?
MacBookが水没してしまった時は、下記のような症状が出ます。
- モニターに異常が出る(映らない、色がおかしくなるなど)
- キーボードが反応しなくなる
- 起動しなくなる
- 音が途切れる、出なくなる
- 反応が遅くなる
- 本体が熱くなる
- 外部デバイスを認識しなくなる
これらの症状は、水没後すぐに出る場合としばらくした後に出る場合があります。
Mac本体に入ってしまった水分が、徐々にMac本体深部の基盤やチップを侵食してしまっているためです。
水没した後すぐに症状が出なかったからといって、安心しないようにしましょう。
水没部分はMacBookの表面だけではないことが多い
一見、表面だけの水分を拭き取って何事がなかったかのように見えても、通気孔・キーボードの隙間・USBポートなど、さまざまなところから水分は浸透してしまいます。
むしろ表面部分は水が付着していてもそこまで問題はないため、目では見えない部分に入ってしまった方が危険ということを覚えておきましょう。
内部に入ってしまった水分が取り除かれるには時間がかかる
表面の水分はタオルなどでふけばすぐに取ることができますが、内側に入ってしまった水分を拭き取るのは難しいです。
蒸発するのを待つにしても、内側は風通しも悪いので時間がかかります。
内部に水分が残るとマザーボードや基盤などが腐食してしまう
内部に入ってしまっても蒸発してくれた場合はいいのですが、最悪の場合内部の基盤を腐食させてしまいます。特に水と違い、不純物が多いジュースなどだと腐食がより早く進行します。
腐食がマザーボードなどの重要な基盤に達していると、起動することすらできなくなってしまうので注意してください。
MacBookが水没・水濡れしてしまった時の対処法
MacBookが水没してしまうと、焦って行うべきことがわからなくなるかもしれません。具体的な対処法をまとめているので、参考にしてくださいね。
MacBookが水没・水濡れしてしまった時の対処法
1.電源をすぐに切る
電源が入っている時に水をこぼしてしまった場合には、すぐに電源を切ってください。
Macが濡れたままの状態で通電を行うと、回路がショートしてしまい故障の原因になります。
電源が入るか確かめたいところですが、できれば1日ほど放置しながら乾燥させ、それから電源を入れるようにしましょう。
2.電源ケーブルや外部のデバイスを外す
水がこぼれてしまった際には、今つないでるケーブルや外部デバイスはすべて取り外しましょう。
水漏れしているのに接続されたままの状態が続くと、ショートの原因になりMacBookが故障してしまうことがあります。
3.水分をよく拭き取り乾燥させる
素早く水分を拭き取りダメージを最小限にしましょう。早く水分を取ることが大事ですが、もし余裕があればなるべく乾いた布等でふきとってください。
ティッシュペーパーなどは水分を含みすぎると溶けてしまうためです。
また通気口やキーボードの小さい隙間部分に水が残りやすいので、軽く押し当てながら拭き取っていくのがおすすめです。
4.よく乾燥させる
表面が拭き取れたと判断しても、Macの中まで水分が浸透して残ってしまう事もあります。内部の水分を取り除くために風通しのいい場所で乾燥させましょう。
その際キーボード部分を下に向けておくと、水分が隙間から抜けやすいです。濡れ具合にもよりますが、最低でも半日程度は風通しのいい場所に置きましょう。
水がパソコン内部に残ってしまうと、パーツや基盤が腐食してしまいます。あまりに多くの水が入ってしまった場合は、手遅れになる前に修理に出す方がいいかもしれません。
5.電源がつく場合はバックアップを取る
十分に乾燥ができたら電源がつくか確認しましょう。起動することができたら、すぐにデータのバックアップを取ってください。
いつも通りに起動ができたとしても、数時間後や数日後に電源がつかない等のトラブルが後々で出てくることもあります。
自分でまた乾燥させるにしろ修理に出すにせよ、バックアップはとっておいたほうが安心です。
そもそも電源がつかない場合はもう少し乾燥させてみて、それでもだめなら修理に出しましょう。
MacBookが水没・水濡れした時にやってはいけないこと
水没時にやってはいけないことがいくつかあります。二度とパソコンが使えなくなってしまう場合もあるので、必ずこちらも確認しましょう。
MacBookが水没・水濡れした時にやってはいけないこと
電源をすぐには入れない
前述したように通電している状態で水が入ってしまうと、ショートを起こす可能性があります。
電源が入るかどうか確かめたいとは思いますが、悪化させてしまうもあるので時間を空けてからにしましょう。
水は数分や数時間や蒸発しません。万全を期すなら、1日以上は空けるようにしましょう。
濡れたままで放置しない
こぼれてしまった液体は隙間からどんどん内部へ浸透していきます。そのため、内部に到達する前にどれだけ十分にふけるかが勝負です。
特に水以外の液体のほうが腐食が早いため、ジュースなどをこぼしてしまった際にはより念入りに拭きましょう。
日光やドライヤーで乾かすのは絶対に避ける
パソコンは精密機器のため、温度変化に強いわけではありません。日光の熱を受け過ぎると悪化させてしまう可能性もあります。
また、濡れたものを乾かすのに便利なドライヤーですが、MacBookにドライヤーを使用するのは絶対にやめてください。
すぐに本体が熱くなってしまい故障の原因になる上に、風によってパソコン内に入った水分が更に奥へと入ってしまうことも考えられます。
風通しのいい場所で乾燥させるのは大事ですが、強風を送り込むのは避けましょう。
水没・水濡れしたMacBookは修理可能?
実際、水没したMacが修理に出せるのか気になりますよね。保証や費用について触れていきます。
MacBookが水没・水濡れした時にやってはいけないこと
修理にかかる費用はいくら?
一口に水没と言っても、1台1台状況が違います。そのため、製品の状態や状況によって修理費用は異なるのです。
数万円の出費は覚悟しておいたほうが良いでしょう。損傷箇所が広いと十万円以上の出費になることもあります。
一番正確な修理費用を把握する方法として、見積りの取得が有効です。
なおApple社の場合、見積りを出すまでは基本的に無料でみてくれますので、一度どのくらいの費用が必要なのか、Apple Storeに持ち込んでみてもらうことをおすすめします。
もちろん外部の修理業者を利用する場合も、まずは見積りを取ることが大切です。
下記の記事では、MacBookの安いおすすめ修理業者をまとめているので、こちらもぜひ参考にしてください。
Genius Barの予約方法
AppleStoreには、「Genius Bar(ジーニアスバー)」と呼ばれる公式の修理サポートの窓口があります。MacBookに限らず、あらゆるApple製品の相談に載ってくれますよ。
Genius Barの予約する場合、アプリから簡単に行うことが可能です。アプリを開き下部にある「ストア」をタップして「Genuis Bar」を選択します。
画面が切り替わったら、「予約する」をクリックして予約手続きを済ませましょう。
Genius Barに見せたからといって、その場でApple社に修理に出すかどうか結論付けなくても大丈夫です。
「持ち帰ってじっくり検討したい」と申し出れば、問題なく水没したMacを持って帰宅できますよ。
「外部の修理業者にするのか」「買い替えにするのか」を踏まえて対応を決めると良いでしょう。
水没・水濡れは保証対象外
MacBookには、購入日から1年間のメーカー保証が付いています。期間内の保証範囲内の修理であれば基本的に無料で対応してくれますが、残念ながら水没は保証範囲外となります。
有料の保証プランである、AppleCare for Macでも水没は保証対象外なので注意しましょう。
コンピューターだけでなく、アクセサリが液体によって損傷した場合も保証対象外扱いです。修理にはお金がかかることを理解しておきましょう。
出典:Apple
水没後のデータは復旧する?
水没時に一番困ることは、データが失われてしまうことです。普段からバックアップを取っておいていないと、データを取り戻すことが難しくなりますよ。
水没後のデータが復旧するかどうかはケースバイケースですが、極めて困難と言えます。
もし、修理業者などを利用してデータが復旧したとしても、一度水没していることを考慮して早めにバックアップをとっておきましょう。
修理先は比較検討して慎重に決める
MacBookは人気のある製品なので、外部の修理業者で修理を受け付けているお店も多いです。
お店によって費用やサービス内容に違いがあるので、どこにするか決める段階でよく比較することを推奨します。目安として、2~3社くらいは見積りを取って比較してみると良いでしょう。
MacBookの修理を依頼する業者を決める時は、値段だけでなくサービス内容や担当者の態度などを総合的に考慮して判断することがポイントです。レビューも参考になります。
可能ならば、過去の水没修理事例を見ておくとなお良いでしょう。近年ではHPなどで過去の事例を紹介しているお店が増えています。
似たような事例に対応した経験があるなら、安心して任せられる可能性が高いです。
こちらの記事では、MacBookのおすすめ修理先について紹介しています。併せてご覧ください。
MacBookの水没・水濡れトラブルはプロに相談

出典:PCホスピタル
MacBookが水没・水濡れしてしまったときは、パソコントラブルのプロに相談してみましょう。
PCホスピタルは、年中無休で対応し、訪問サポート年間約14万件と実績がある業界最大手の修理業者です。
持込修理・出張修理・宅配修理に対応しており、最短即日修理も可能です。無料で事前見積りができ、見積り後の追加請求はないので、まずは相談してみましょう。
修理依頼の流れ
PCホスピタルの口コミ
PCホスピタルの口コミを3つ紹介します。
- その日のうちに復旧してもらえたので満足です。マイナス面もはっきり伝えてもらえたので逆に信頼できると思いました。
- ネット異常のほかにもいくつか問題点が発見されたのですが、すべて親切丁寧に解決くださいました。作業自体も迷いなく迅速で、また作業員の方の気さくな人柄もあってとても安心してお願いできました。
- 修理完了までの時間も早く、連絡もきっちりしていました。何より息子が安全に使えるよう配慮してくれている感じに好感がもてました。
出典:みん評
PCホスピタルの口コミ・評判や料金体系はこちらでも紹介しています。参考にしてくださいね。
MacBookの買い替えという選択肢もある
修理費用があまり高額になるなら、いっそ買い替えをする方法も有効です。一般的に新しいモデルほど性能が良くなっています。
Macも最新機種の方がより使いやすく改良されている可能性が高いので、修理費用の見積りを比較する時に、新品に買い替えた場合はどうなるかのシュミレーションも加えてみましょう。
もし、買い替えたほうがお得だと判断できるなら、修理ではなく買い替え選択することも賢いやり方です。ただし買い替えの場合は、当然データが引き継げるわけではありません。
パソコンの修理・買い替えに悩んでいる方は、そのタイミングなどについて解説している記事もあるので、参考にしてください。
MacBookの水没・水濡れを防ぐための予防策
一度水没してしまうと、Macに相当な負荷を与えることになります。なるべくなら、水没は避けたいですよね。
普段からできる限り予防策を講じておくことは効果的です。
MacBookの水没・水濡れを防ぐための予防策
キーボードをカバーする
まず、キーボードにカバーをしておくと良いでしょう。うっかり飲み物などをこぼしてしまったとしても、深刻なダメージになるのを防げる可能性が高いです。
カバーはリーズナブルな価格で販売されていますし、キーボードの上に置くだけなので設置も簡単です。
近くに飲み物を置かない
また、水気のあるものはMacの近くに置かないことも重要です。
なるべく離れた場所に置くなど対策を講じておくことで、万が一のリスクを軽減することができます。
保証が効かない上に修理費用は高額になってしまうので気を付けましょう。
スタンドを利用する
スタンドを利用する方法もありますよ。Apple社の公式サイトでMacアクセサリとしてスタンドが販売されています。
うっかり液体をこぼしてしまったとしても、スタンドを使っていれば濡れるリスクを回避できる場合もあるので利用してみても良いでしょう。
使うことで目線が高くなり、体への負担を軽減できることもありますよ。
なお、合わないスタンドを使うと落下の危険性が増したり、逆に体に負担をかけてしまったりすることがあるので、キチンと自分の使用状況や体の使い方に合ったスタンドを選びましょう。
保険に入っておく
基本的に水濡れや水没による障害は、メーカー保証の対象外です。
Appleもその例にもれず、有料保証プランのAppleCareに加入していたとしても、水没事故の場合は高額の修理費がかかるので注意が必要です。
最近では「モバイル保険」などのようにノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末などが水漏れで全損や故障をした時に全額対応してくれる保険も登場しています。
こういった個別の保険に加入するのも手といえるでしょう。
月額700円で年間10万円の保証「モバイル保険」がオススメ

出典:モバイル保険
MacBookの水没・水濡れ修理に高額な費用を払いたくないという方は、「モバイル保険」がおすすめです。
モバイル保険とは、月額700円で年間最大10万円の保証を受けられる、シェアNo.1のモバイル通信機器専用の保険です。
MacBookの主端末以外にも、スマホやタブレットなどのWi-FiやBluetoothにつながる機器全般を副端末として+2台まで登録ができます。
画面割れや水濡れ、盗難といったトラブル全般に幅広く対応しているので安心してMacBookを使用できるでしょう。
【簡単6ステップ】「モバイル保険」保険金請求の流れ
保険金の請求は、WEBで簡単に申請ができます。
請求も支払いも簡単・スピーディーなので、いざという時に安心です。
- 損害状況が分かる、端末全体の写真を撮影
- 近くの修理業者で修理を行う
- 領収書と修理内容が明記された「リペアレポート」を取得
- 公式サイトのマイページより、事故発生時の状況や原因を入力
- 「リペアレポート」「端末全体の写真」「領収書またはレシート」をアップロード
- 申請完了、最短5営業日で保険金が支払われる
MacBookが水没・水濡れしたときの修理方法・修理代は?まとめ
水没や水漏れによる被害はいつ誰に起こるかわかりません。万が一Macが水没してしまった時は、まず一番に水分を拭き取ることを優先しましょう。
少しでも早く水分を取り除くことでダメージを最小限に抑えることができます。それでも故障が発生してしまった場合は、メーカーでは保証範囲外のため、修理費用が発生します。
Appleでのメーカー修理となるとかなり高額になるため、安くてすぐに修理に出せるお店を調べておくと安心ですよ。
パソコンに水をこぼした時の対処法については、こちらの記事でも紹介しています。
冷静かつ早急に対応できるよう、ぜひ参考にしてくださいね。

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